ゴールドコーストの天気について!季節ごとの気候や服装を知って、快適な旅行や生活を!

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ゴールドコーストといえば、長く続く海岸線と海沿いに立ち並ぶ高層ビルのコントラストが印象的な、オーストラリアを代表する観光都市です。

ゴールドコーストは晴天が多いことでもよく知られており、「観光したかったけど、今日は天気が悪いかも…」なんてことになる心配はほとんどありません。

とはいえ、オーストラリアの冬にあたる8月と、春にあたる9月、そして夏にあたる12月では、朝晩の冷え込みなど天気や気温に違いがあることは確かです。

今回はゴールドコーストの天気について、また季節ごとの特徴や服装、快適な旅行に役立つ情報などをご紹介していきます。

ゴールドコーストの基本情報

ゴールドコーストは、オーストラリアの東海岸の中央部に位置するリゾート都市です。

人口は約60万人で、シドニーやメルボルンと比べると小規模な街になりますが、40km以上にわたって長く続くビーチとモダンな高層ビルの美しいコントラストや、オーストラリアらしいリラックスした雰囲気を楽しめることから、一年を通してたくさんの観光客が訪れています。

ゴールドコーストは亜熱帯気候に属しており、冬でも日中は20℃を越える日もあるほど、一年を通して温暖で過ごしやすい気候となっています。

日本からゴールドコーストへは成田国際空港と関西国際空港から直行便が運行しており、日本との時差は1時間です。例えば日本が正午のとき、ゴールドコーストでは午後1時となります。

周辺地域には熱帯雨林や国立公園の森といった豊かな自然が広がっており、シーワールドドリームワールドといったレジャー施設もあるなど、海、山、森、テーマパークといった多彩なアクティビティを楽しめる魅力的な都市です。

ゴールドコーストの年平均気温と気候

ゴールドコーストは亜熱帯性気候に属しており、年間を通じて温暖な気候となっています。年間の晴天日が多いことも特徴で、365日のうち晴れている日がなんと約300日以上といわれています。

オーストラリアは南半球に位置するため、北半球の国々とは四季が逆転します。日本が夏の時期、オーストラリアは冬となりますし、日本が冬の時期はオーストラリアは夏の時期となります。

ゴールドコーストの春(9~11月)、および秋(3~5月)の平均気温は18~25℃と過ごしやすく、夏に近い時期ではマリンアクティビティを楽しむことも可能です。ただ、朝晩は冷え込むこともありますので注意が必要です。

ゴールドコーストの夏(12~2月)は、平均気温が21~28℃と温暖で、海水浴のベストシーズンとなります。

ゴールドコーストの冬(6~8月)の平均気温は12~22℃となり、若干肌寒さを感じる日もあります。観光やランニングにはよいシーズンとなり、毎年7月にはゴールドコーストマラソンが開催されます。

ゴールドコーストの季節の服装

ゴールドコーストは年間を通じて温暖な気候であるため、一年を通じて半袖で過ごすという人も少なくないようです。

しかしゴールドコーストの冬(6~8月)の平均気温は12~22℃程度で、「半袖では寒い」と感じる方も多いでしょう。春や秋の時期でも朝晩は冷え込むこともありますので、温度調整のできる長袖の上着を持っていると安心です。

長袖を用意するのがおすすめとはいっても、ダウンやコートといった本格的な防寒着は不要です。パーカーや長袖のカットソー、薄手のカーディガンなど、寒いときにさっと羽織ることができ、脱ぎ着が簡単で、コンパクトに持ち運べるものを用意しておくといいでしょう。

また、ゴールドコーストは年間を通して降雨量が少ない地域ですが、夏に限っては熱帯性の暴風雨が起こることがあります。夏の滞在を計画している場合は、雨対策の雨具を用意することをおすすめします。

またオーストラリアは上空のオゾン層が薄いため、地表へ降り注ぐ紫外線の強さが日本の約5~6倍もあると言われています。

オーストラリア政府観光局(https://www.australia.com/ja-jp)からも、オーストラリアの日差しは非常に強いため日焼け対策をきちんと行うように、との勧告がされています。

特に夏場にビーチで過ごす予定のある方は、サングラスや日焼け止め、長袖のラッシュガードなど、紫外線対策を万全にするよう心がけ、脱水状態に陥らないようこまめに水分を補給して過ごすようにしてくださいね。

ゴールドコーストおすすめ観光地

ゴールドコーストは40km以上にわたる海岸線に面しており、オーストラリアを代表するビーチリゾートとして有名です。

しかし実はビーチ以外にも、世界遺産に指定されている熱帯雨林や、テーマパーク、ウォーターパークなど、観光で訪れたいスポットがたくさんあります。

ここからは、ゴールドコーストエリアでおすすめの観光地をご紹介します。

サーファーズパラダイス

サーファーズパラダイスは、真っ白な砂浜と美しい海が40km以上にも渡って広がっているビーチエリアです。

ビーチを散策するのはもちろん、サーフィンに挑戦したり、SUPを楽しんだりするのもおすすめです。

ホテルやショッピング街、ナイトライフスポットやおしゃれなバーレストラン、カフェなどもそろっているので、昼間はアクティブに遊び、夕方には水平線に沈む夕日を見ながらのんびり食事をしながらゴールドコーストを満喫するのもよいでしょう。

シーワールド

シーワールドはオーストラリアで最大級の海洋テーマパークで、たくさんの海の生き物に会えるだけでなく、イルカやアシカのショーや絶叫系のアトラクション、水上スキーによるスタントショーなど、水族館と遊園地を合わせたような楽しさいっぱいの観光スポットです。

サメ用の人工ラグーンではサメと一緒にシュノーケルやダイビングをすることもでき、日本ではなかなか味わえない体験をすることができます。

大人も子供も楽しめますが、子連れの方には特におすすめしたいスポットです。

ドリームワールド

ドリームワールドはオーストラリアで最大の広さをもつ遊園地です。

園内はテーマごとに分けられており、ワイルドライフ・エクスペリエンスというエリアでは、オーストラリアを代表する4つの自然環境が再現されています。カンガルーやコアラなど、オーストラリアを代表する動物を見て回ることができますので、オーストラリアの旅程のひとつに組み込むにはもってこいの場所だといえるでしょう。

ラミントン国立公園

ラミントン国立公園はオーストラリア最大の熱帯雨林で、世界遺産にも登録されています。

ゴールドコーストシティーからラミントン国立公園までは車で1時間ほどとアクセスもよく、20~30分でブッシュウォーキングを楽しめる散策コースなども整備されており、森林浴で癒やされながら日々の疲れをリフレッシュすることができます。

宿泊施設やキャンプ場も完備しているので、ゴールドコーストでビーチだけでなく山生活を楽しんでみたいという方におすすめです。

他都市の気候とベストシーズン

オーストラリアは日本の約20倍という広大な国土を持っており、地域によって気候的特徴に大きな違いがあります。そのため、オーストラリアの中でも行き先の都市によってベストシーズンが異なってくることもあります。

例えばケアンズやハミルトン島、ゴールドコーストを含むクイーンズランド州はオーストラリアの東側に位置しており、乾季にあたる春(9~11月)や秋(3~5月)がベストシーズンとなります。

一方でウルル(エアーズロック)のあるエリアでは、秋から冬にかけての5月~9月が滞在のおすすめシーズンとなります。

ここでは、ゴールドコースト以外で訪れる人の多い、いくつかの都市について、ベストシーズンをご紹介します。

シドニー

シドニーは温帯性気候のため四季があります。とはいえ日本に比べると冬の冷え込みは比較的穏やかであるため、年間を通して過ごしやすい気候であるといえます。

観光のベストシーズンは秋(3~5月)で、この時期には平均気温が15~22°Cと過ごしやすい気温となります。

ケアンズ

ケアンズは常夏のリゾート都市で、熱帯雨林気候のため四季はなく、雨季と乾季に分かれていることが気候的な特徴となります。

乾季は朝晩が涼しく過ごしやすい気候ですが、雨季になると雨の日が多くなり、降雨のために湿度が高くなります。

ケアンズのベストシーズンは春(10~11月)です。乾季の終盤にあたるこの時期には、快晴となる日が多く、風も穏やかで湿度も低く、快適に過ごせるシーズンとなります。

なお、グレートバリアリーフのベストシーズンも10~11月です。この時期には、波が比較的穏やかになり、水の濁りが少なくなるといわれています。

メルボルン

メルボルンは温帯の気候帯に位置しており、四季があります。メルボルンは「一日の中に四季がある」と言われるほど、天気が変わりやすいことで有名です。

観光のベストシーズンは春(9~11月)と秋(3~5月)となります。ただ、春は天気が変わりやすいため、折り畳み傘や雨具などを忘れずに持ち歩くようにしましょう。

まとめ

ゴールドコーストの天気を中心に、季節ごとの特徴や服装、旅行に役立つ情報などをお伝えしてきました。

ゴールドコーストは年間300日以上が晴天といわれており、一年中温暖な気候ではありますが、冬の時期や、春・秋の朝晩は冷え込むことも多いので、長袖を用意するなどの準備をしておくと快適にすごせるでしょう。

また、オーストラリアの日差しはとても強いので、日焼け止めやラッシュガードなどの対策も忘れずに行いたいものです。

日本とは異なるゴールドコーストやオーストラリアの気候について理解を深め、快適で楽しい滞在になるよう工夫してみてくださいね!

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