英語面接の流れと使えるフレーズについて!対策をして結果につなげよう!

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英語面接の流れ

今回は、就職・転職での英語面接に使えるフレーズを紹介していきます。

「英語の面接ってどんなことを聞かれるの?」

「英語面接ではどんな点に気を付けるべき?」

「具体的にどうやって答えればいいのかフレーズを知りたい」

そんな疑問を解決するために、英語面接で使える表現の例文と対策のポイントをまとめました。

英語面接の流れに沿って詳しく解説していくのでぜひ参考にしてみてください!

あいさつ

日本語での面接と同じように、英語面接もまずは挨拶から始まります。

第一印象で好印象を持ってもらえると、その後の面接本番で話しやすい雰囲気を作ることができます。まずは明るく笑顔で挨拶をしましょう。

Hello, my name is ◯◯ and I’m expected to be here today.

(こんにちは、◯◯です。今日ここに来られてとても嬉しいです。)

It’s a pleasure to meet you. My name is ◯◯.

(お会いできて嬉しいです。私の名前は◯◯です。)

Good morning, I’m ◯◯. Thank you for giving me the opportunity to interview today.

(おはようございます。◯◯と申します。今日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。)

面接に対する感謝の気持ちを伝えると好印象です。

面接の雰囲気に合わせて、挨拶と一緒に「I’ve been looking forward to this interview.(面接を楽しみにしていました。)」「I really like the new products from your company.(御社の新商品がとても気に入っています。)」といったことを伝えるのも良いでしょう。

自己紹介

挨拶をした後は自己紹介に入ります。

試験官から「Can you tell me about yourself?(あなたのことを話してもらえますか?)」と質問をされたら、今までの経歴を簡潔に伝えましょう。

自己紹介の時間は2〜3分程度が目安です。志望動機や自己アピールなどは後の質問で回答するため、特に指示がない場合は出身大学や専攻、今までの職歴など要点を絞って答えます。

I’m a graduate of ◯◯ university with a degree in economics.

(◯◯大学で経済の学位を取得しました。)

After graduating from ◯◯ university, I joined △△ company.

(◯◯大学を卒業した後、△△会社に入社しました。)

I’ve been working in the Marketing department for 5 years.

(5年間マーケティング部で勤務しています。)

I’ve been working in sales at a cosmetics company for 3 years.

(化粧品会社の営業部で3年間働いています。)

志望動機

次に、志望動機です。

自己紹介が終わった後、面接官は志望動機について以下のように質問をするでしょう。

Why did you choose to apply to our company?

(どうして当社に応募しようと思いましたか?)

Why are you interested in working for our company?

(当社で働きたいと思ったきっかけはなんですか?)

ここでのポイントは、ただ志望動機を伝えるのではなく、自己アピールも盛り込みながら回答することです。

具体的には以下の3つのポイントを意識した回答を用意しておくと他受験者との差別化ができ、印象に残りやすくなります。

①自分のスキルを活かせることを伝える

②自分の目標と結びつけて伝える

③企業とのエピソードや魅力を感じた点を伝える

順番に例文と一緒に解説していきますね。

①自分のスキルを活かせることを伝える

「今まで培ってきた自分の経験やスキルを会社で活かせると思った」と伝えることで、仕事に対する熱意と自分のスキルの両方をアピールできます。

今までの経歴や成果などを具体的に説明しながら、「自分を採用することでどのようなメリットがあるか」という点を盛り込んで伝えましょう。

With my experience in project management, I believe that I can make a valuable contribution to the team at your company.

(プロジェクトマネジメントの経験があるので、御社に貢献できると考えています。)

My background in marketing will help your company gain market share.

(私のマーケティングの経歴が、御社のシェア拡大に役立つでしょう。)

I am confident that my skills in communication can be applied to the needs of your clients.

(私のコミュニケーションスキルは、御社の顧客のニーズに適応できると自信を持っています。)

②自分の目標と結びつけて伝える

次に、「自分のキャリアゴールを達成するために会社で働きたい」と伝えるのも効果的です。

面接官は採用後に長期的に会社で働いてくれる人を求めているため、具体的に自分のキャリアプランを示し、経験を積みながら成長していきたいという意欲を伝えることで、好印象を残すことができます。

会社の成長に貢献しながら、自分も成長していきたいという点をアピールしましょう。

Your firm seemed the most suitable to achieve my goal.

(私の目標を達成するために、御社は最良の就職先だと考えています。)

My career goal is to become an expert in my field, and I believe that the opportunities for professional development and advancement at this company make it the perfect place for me to achieve that goal.

(私のキャリア目標は自分の分野で専門家になることであり、御社には専門家としての成長とキャリアアップの機会があり、私の目標達成にとって最適な場所だと考えています。)

③企業について調査してわかったことを伝える

最後に、企業のビジョンや価値観に共感したことを伝え、自分自身が会社に適した人材であることをアピールするのも効果的です。

その際は、会社のホームページやパンフレットなどに載っている情報のみを話すのではなく、実際に働いている人から聞いた話や、深く調べていないと分からない情報を交えることで、他の候補者との差別化ができます。

I was very inspired by the CEO’s comment to the employees.

(御社のCEOの社員に向けた言葉に感銘を受けました。)

I am impressed with the company’s commitment to social responsibility.

(御社の社会的責任を果たすための取り組みに感銘を受けました。)

長所と短所

志望動機の他に英語面接でよく聞かれる質問が、「長所と短所」です。

What are your strengths and weaknesses?

(あなたの長所と短所はなんですか?)

自己アピールにも繋がる質問なので、しっかり回答を準備をしておくのがポイントです。

Strengths(強み)

One of my biggest strengths is my ability to work well under pressure.

(私の最大の強みのひとつは、プレッシャーの下でもうまく働けることです。)

My strengths are interpersonal skills and flexibility.

(私の強みは対人スキルと柔軟性です。)

I’m a great communicator.

(私はコミュニケーションをとるのが得意です。)

I’m a quick learner and enjoy taking on new challenges.

(私は学習が早く、チャレンジすることがが好きです。)

上記のように「私の強みは◯◯です。」と伝えた後に、その強みを発揮して成功したエピソードや、強みを業務にどのように活かせるかを説明すると説得力が増します。

Weaknesses(弱み)

I tend to work too hard.

(私は仕事を頑張りすぎてしまう傾向があります。)

I tend to be a bit of a perfectionist and can sometimes get caught up in the details.

(私は完璧主義の傾向があり、細部にこだわりすぎてしまう時があります。)

I have a tendency to take on too much at once and sometimes struggle with time management.

(私は一度にやりすぎて、時間管理に苦労してしまうことが度々あります。)

「I tend to ◯◯ /I have a  tendency to ◯◯ (〜する傾向がある)」や「sometimes(時々)」と表現することで、「毎回ではないが、そういう時もある」というニュアンスで伝えることができます。

弱点を伝えた後はそこで終わるのではなく、その短所をどのように業務に活かせるのか等、短所でありながら長所でもあることをアピールしましょう。

短所が長所として発揮された具体的なエピソードや、短所をどのように克服しようとしているかも合わせて伝えると効果的です。

I’m sometimes too honest. However, it allows me to build trust and credibility with my colleagues and clients.

(私はたまに正直すぎる時があります。しかし、それによって同僚や顧客との信頼関係を築くことができます。)

I tend to work too hard. However, I’ve been working on setting priorities and delegating tasks to ensure.

(私は働きすぎてしまう傾向があります。しかし、優先順位を設定しながら、適切にタスクを委任しながら取り組むようにしています。)

逆質問

最後に、多くの企業面接では「何か質問はありますか?」と聞かれます。

Do you have any questions for us?

(質問はありますか?)

この質問を通して企業が知りたいのは、面接受験者が「企業のどこに興味を持っているか?」という点。企業への入社の意欲を示すためにも、2〜3個の質問を用意しておくのが効果的です。

企業について詳しく知るための質問や、入社後のイメージを掴むための質問などをして、アピールに繋げましょう。

What is the company culture like here?

(企業文化について教えてください。)

What plans does the organization have for future development?

(御社の将来のビジネスプランについて教えてください。)

What qualities do you think are most important for someone to be successful in this position?
(このポジションで成功するために最も大切な資質は何でしょうか?)

Could you tell me more about the team I would be working with?
(私が一緒に働くことになるチームについて詳しく教えていただけますか?)

What are some of the biggest challenges that someone in this role would face?

(この役割で働く人が直面する最大の課題は何でしょうか?)

また、面接の終盤では次のステップについて確認をしておきましょう。

What are the next steps in the hiring process?

(次のステップはなんですか?)

What is your timeline and what are the next steps?

(これからの予定と次のステップを教えてください。)

その他、企業や採用プロセスに関して事前に聞いておきたいことがあれば、ここで質問をしておくのがおすすめです。

英語面接を受けるときの対策

英語面接の成功は事前準備にかかっています。本番で落ち着いて受け答えができるよう、事前に質問を想定して回答を準備しておきましょう。

前項で解説した以外に面接でよく聞かれる質問として、以下のような例が挙げられます。

What can you contribute to this firm?

(弊社に対してどんな貢献ができますか?)

What interests you most about this position?

(このポジションの何に1番興味がありますか?)

Tell me about your company and the team you're on.

(あなたが今働いている会社やチームについて教えてください。)

Tell me the 3 most significant accomplishments of your career so far.

(今までのキャリアの中で最大の成果を3つ聞かせてください。)

What does “teamwork” mean to you?

(あなたにとって「チームワーク」は何ですか?)

What motivates you?

(あなたのモチベーションは何ですか?)

How do you work in a team?

(チームでの仕事ではどのように働きますか?)

回答を準備することは大切ですが、答えを丸暗記をするのではなくポイントを頭にいれておき、本番ではそれを「自分の言葉で喋る」ことが大切です。そうすることで、面接官にあなたの熱意や個性を伝えることができます。

まとめ

今回の記事では、英語面接で使えるフレーズとポイントについて解説をしました。

< 英語面接の流れ >

①挨拶

→明るく元気に

②自己紹介

→2〜3分程度で簡潔に伝える

③志望動機

→自己アピールも盛り込むのがポイント

・自分のスキルを活かせることを伝える

・自分の目標と結びつけて伝える

・企業とのエピソードや魅力を感じた点を伝える

④長所と短所

→具体的なエピソードや業務にどう活かせるかも伝える

⑤逆質問

2〜3個用意しておく。意欲的な姿勢をアピール!

日本語での面接同様、落ち着いて本番に臨むためには事前の準備が大切です。

ぜひ、今回紹介したフレーズを参考にしながら、面接本番であなたの良さや熱意が伝えられるよう対策をしてみてくださいね。

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