「残念」と言いたい時、英語でどのように表現するか知っていますか?
「今日の飲み会に行けなくて残念」
「欲しかった服が売り切れちゃって残念」
「残念ですが、今回は諦めましょう」
など、日本語では物事が期待通りに進まなかった場合に「残念」と言いますよね。
英語の場合、残念な気持ちを表すフレーズは複数あり、シーンやニュアンスによって使い分けをします。
今回の記事ではそんな残念な気持ちを表す英語フレーズを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
shame
「sheme」は「恥」という意味を持つ名詞ですが、日常会話ではよく「残念」という意味で使われます。
「残念だ」という意味で使う時は、「What a shame!(残念)」というように、”shame"の前に”a”をつけて表現するのがポイントです。
「It’s a shame that 〜」「What a shame that 〜」というように”that”を使うと、「〜なのは残念だ」と表現できます。
今夜のパーティーに行けないのが残念。
彼が来れなかったのが残念だった。
お気に入りの喫茶店が閉店しちゃって残念。
彼ら別れちゃったの?それは残念。
Oliver: What a shame! Maybe next time.
ごめん、今日は行けないや。
残念!また今度だね。
disappoint
何かに失望したり、ガッカリして「残念」と言いたい時に使える動詞が「disappoint」です。
「disappoint」には「〜をガッカリさせる・失望させる・裏切る」という意味があり、「be disappointed」で「がっかりした(がっかりさせられる)」と表せます。
期待通りに物事が進まなかった時や、誰かの言動にガッカリした時などに使える表現です。
「I’m disappointed in her.(彼女にがっかりしている)」と言うように、「disappointed」の後に前置詞”in”もしくは”with”をつけることで、「○○にガッカリしている」と表せます。
ライブが中止になって残念だ。
ガッカリ。
なんて残念なの!
この本はあまり面白くなかったよ。残念だった。
私に失望した?
彼の態度にはガッカリした。
上司は私のプレゼンテーションにガッカリした違いない。
unfortunate
「unfortunate」は、「運が悪かった」というニュアンスを含む「残念」を意味する形容詞です。「幸運な・運の良い」を表す形容詞「fortunate」に、否定の接頭詞「un」がつくことで「不運な・運の悪い」という意味になり、「運が悪くて残念だ」という気持ちを表します。
丁寧な言葉なので、ビジネスシーンなどでも使うことができます。
残念です。
彼女に会えなくて残念だったね。
残念なニュースがあります。
残念!
日本ではそのTシャツを買えないのが残念です。
Lucas:That restaurant isn’t open on Sunday.
Olivia:That's unfortunate.
あの駅の近くのレストランに行かない?
あのレストランは日曜定休なんだ。
それは残念。
残念な知らせをする時に前置きの言葉として使われることが多く、ビジネスシーンなどフォーマルなシーンで「残念ながら〜」と丁寧に断る時によく使われます。
残念なことに、彼女はあの会社を辞めてしまった。
残念だけど、やることが沢山あって出かけられないんだ。
残念ながら、あなたは間違えています。
残念ながら、今回の採用は見送らせていただきます。
残念ですが、そのゲームは売り切れです。
残念ですが、フライトはキャンセルされました。
pity
「哀れみ・同情」を表す名詞ですが、日常会話では「残念」という意味で使えます。「What a pity. / That’t a pity」で「それは残念だ」を表し、会話で相槌をうつ時などによく使われます。
「残念」を意味する時は必ず”a”をつけて単数形で表すのがポイントです。
あなたが一緒に来れなくて残念。
Mike:That’s a pity.
彼は今夜来れないって。
それは残念。
君がパーティーに来れなかったのは残念。
彼がチームを去らなければいけなかったのは残念だった。
彼女の引退は残念だ。
bummer
「bummer」は、軽い気持ちで「残念」と言いたい時に使えるカジュアルな表現です。残念な事や人、物、不運な出来事などに対して使えます。友達同士など親しい間柄で使われるスラング表現のため、ビジネスシーンや深刻な状況では使えないので注意しましょう。
「残念」の他にも、「最悪」「ガッカリ」と言いたい時にも使えます。
それは残念。あなたと旅行したかったのに。
なんて残念なの。
スマホをなくしちゃった!最悪!
明日は雨なんて残念。
パーティーに行けなくて残念!
あのパーティーにはガッカリしたよ。
sucks
「sucks」は友人など親しい間柄で使われるスラング表現です。海外ドラマや映画で耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
様々な意味を持つ表現で、「残念・最悪」と言った気持ちを表す時によく使われます。
スラング表現のため、職場やフォーマルな場面や身内の不幸など深刻な状況では使えないので注意しましょう。
試験に落ちちゃった。残念。
フライトが3時間も遅延したんだ。最悪だよ。
私たちのチームが負けて残念です。
最悪。また渋滞に引っかかったね。
Lisa:That sucks.
雨が降ってきた。出かけるのはやめておこう。
残念だね。
“suck”の詳しい使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、「残念」を表す英語表現を紹介しました。
・disappoint
・unfortunate
・pity
・bummer
・sucks
今回紹介した表現は日常会話で頻繁に登場するものばかりです。ぜひ覚えて使ってみてくださいね!
◇経歴
英語使用歴:6年
Webライターとして言語学習や海外生活に関する記事を執筆しています。
◇留学経験
メキシコシティでスペイン語留学
◇海外渡航経験
・英語圏含む30ヶ国以上への渡航経験あり
(アメリカ、カナダ、オーストラリアなど)
・海外在住歴:4年
◇自己紹介
海外旅行にハマり英語の必要性を実感したことをきっかけに、一念発起しNativeCampで英語学習をスタート。
オンラインレッスンを繰り返し英会話を身につけました。その後言語学習に興味を持ち、メキシコ国立自治大学が運営する語学学校CEPEでスペイン語を学習。
現在はメキシコシティで英語とスペイン語を使いながら生活しています。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.