レジで使える英会話表現ご紹介!これでお会計もバッチリ♪♪

register

私達の普段の生活にはないものやカラフルな商品がたくさん並んでいる海外のスーパーは、足を踏み入れただけでなんだかワクワクしませんか?

観光地にある旅行客向けのショップよりも安価でお土産を購入できるのもスーパーの魅力ですよね。そこで必要になるのが英会話です。

観光地なら日本語が通じることもありますが、現地のローカルスーパーの店員は外国人でも容赦なくナチュラルスピードでどんどん話します。最初は緊張しますが、安心してください。

レジでの会計で使われる英語フレーズはほぼ決まっているので、ポイントさえ押さえておけばバッチリです。

今回の記事はそんなレジでの会話や、接客英語に関する表現をご紹介します。アメリカのスーパーでの会計をイメージした例文やフレーズ集を作成しました。

レジを英語でなんていう?

そもそも、「レジ」ってなんでしょう?レジでの英語対応について紹介する前に、この点について理解を進めましょう。

レジの語源は英語の「register」ですが、これは「登録する」という意味です。日本語のレジに近い英語表現にあたるものは「cash register」といいます。接客の英会話でこのレジを表す表現はぜひ抑えましょう。

他にも、ホテルでの支払いを済ませてからチェックアウトすることが会計を意味するようになった、「Check-out」や「Check-out counter」などもよく耳にする表現です。

また、レジ係のことを「Cashier」と言います。そのため、レジ係がいる会計カウンターには「Cashier」というサインボードがあります。これもあわせて覚えておくと便利です。

Cashier

Cashier

Cash register

Check-out counter

まとめると、この3つが代表的な「レジ」を意味する英語表現です。

海外で初めて行くスーパーやデパートで、レジの場所が分からない時は「Where is the cashier ? 」と近くにいる人に聞いてみるか、店内で「Cashier」のサインボードを探してみましょう。お客の立場でも「Hi, Can you tell me where…」と丁寧に聞くことをおすすめします。

「レジ」という言葉は和製英語であるため、それだけでは英語圏では意味が通じません。

上記のいずれかを覚えてどんどん使うのが、接客に関する英語上達のコツです。

レジで使える英語フレーズ

つづいて、レジで使える簡単な英語フレーズを実際の会話の流れに沿ってご紹介します。海外の買い物先でレジに行く場面をイメージしながら、一緒に練習してみてくださいね。また外国にもコンビニがあり、お店のレジでやりとりする英会話としても参考にしてください。

筆者が実際に体験した、海外のスーパーでの会計時のやりとりを再現した基本表現と接客フレーズを集めました。

レジを探す

Where is the cashier ? -レジはどこですか?

Where is the checkout ? -支払いはどこですか?

会話の基本は知っている単語やフレーズを何度も使うこと。

中学英語で習った「Where is ~?(〜はどこですか?/〜はどこにありますか?)」はすぐに使える重要フレーズです。

レジでの挨拶フレーズ

Hi -こんにちは

How are you ? -こんにちは

日本語の「いらっしゃいませ」にあたるような接客英語の代わりに、現地では気軽な挨拶が一般的です。レジで交わされる英語は接客係と顧客というより、人と人との会話そのものという感覚です。

会員カードの確認

Do you have a member card ? -会員カードは持っていますか?

Are you a member ? -会員ですか?

レジ会計の英語では商品をスキャンしながら、会員カードがあるかどうかをたずねられることもあります。

日本だと無料のポイントカードが一般的ですが、海外ではコストコのような有料会員カードで優待を受けるスーパーやデパートが多いです。

こちらは明らかに観光客なのになんで聞いてくるんだろう、と疑問をもってしまいますが、それが現地スーパーのレジなんですよね。英語で一言「No」とサラッとレジに伝えればOKです。

会計の合計金額を伝える

The total is 87.65 -合計で87.65です。

That’ll be 87.65 -合計で87.65です。

87.65 -87.65です。

金額を英語で言う時は、数字だけを並べるのが一般的です。この場合の発音は「Eighty seven point sixty five」または「Eighty seven point six five」です。

レジでの会話でいちばん気をつけたいのが、この合計金額に関することです。

普段の日本円と違って、慣れない外貨の取り扱いは難しいもの。お釣りを確認するのも面倒だし、万が一お釣りが間違っているとその場ですぐに伝えないといけません。

このような支払いトラブルを避けるために、海外のレジでの支払いはクレジットカードをおすすめします。

支払い方法を確認する

Would you like to pay by cash or credit card ? -お支払い方法は現金ですか、クレジットカードですか?

Cash or Card ? -現金ですか、カードですか?

Pay by ? -支払いはどうしますか?

日本でもキャッシュレスが普及してきましたが、海外ではクレジットカードでの支払いが一般的です。

自動販売機やコンビニでも数百円での買い物でも、お釣りを間違える心配もなく、カードでサッと払えて便利です。

「I’ll pay by my card」またはもっと簡単に「By card」だけ伝えれば十分です。この時にカードをレジ係に差し出せば、カードでの支払いだということが分かります。

一括か分割か確認する

How would you like to pay? -どのように支払いますか?

Would you like to pay in full or in installments? -お支払いは一括払いか分割払いのどちらにしますか?

クレジットカードを差し出してレジ係からなにか聞かれた時は、一括払いか分割払いかをたずねられています。

「full」なら一括払い、「installments」なら分割払いという意味です。

I would like to pay in full. -一括払いでお願いします。

I would like to pay in installments. -分割払いでお願いします。

という答え方がありますが、もっと簡単に「Full」「installments」 だけでも大丈夫です。

レジでの会話はすべての文章を正しい順番で言わなくても、必要な単語を一言言うだけで済ませることが多いです。日本語でも「カードで」と、一言で短く伝えるのと同じ感覚です。

ただし海外での買い物の場合、日本国内と異なり自動的に一括払いになることがほとんどです。ご参考までに紹介しました。

おつりを受け取る場合

Here’s your change. -おつりをどうぞ。

Your change is 12.35 dollar. -おつりは12.35ドルです。

「change」はおつりのこと。支払いや会計で大事な単語なので、ぜひ覚えておいてください。

レジ係が特に何も言わず、直接お釣りを手渡ししてくることもよくあります。

日本のきめ細やかな接客対応に比べると、おおざっぱだなあという印象を受けるかもしれませんが、ローカルスタイルだとそれが普通なので気にしないでください。

おつりをチップとして渡したいとき

Keep the change. -おつりはとっておいてください

レジでの会計をはじめ、タクシーやレストランでの支払いでも、チップ文化がある国なら必須フレーズがこちらです。

チップの金額は明確に決まっているわけではないので難しいところですが、支払総額の5%から10%が基準です。

レジ係の接客が丁寧で優しかったりフレンドリーで好印象だなと感じたときは、このフレーズを使ってチップを渡してみましょう。

レジ袋に関する英語フレーズ

Do you need a plastic bag ? -レジ袋はいりますか?

Need a bag ? -袋はいりますか?

日本でもレジ袋有料化が始まりましたが、海外でもレジ袋は基本的に有料で、マイバッグ持参の人も多いです。

レジ袋に関して質問されないこともありますので、その時はこちらから「Please give me a plastic bag. (レジ袋をください)」と一言お願いすれば袋詰め用のレジ袋をくれます。

包装に関する英語フレーズ

Could you gift wrap this , please ? -ギフトラッピングをお願いできますか?

Can I have this gift wrap , please ? -ギフトラッピングをお願いできますか?

お土産を贈り物用に包装してもらいたいときに使えるこのフレーズ。スーパーのレジやデパートではこのようなギフト包装があります。

ギフト包装と言っても、日本の百貨店のような包装紙や飾りとはちょっと違っていて、ギフト用の大きな袋に入れてリボンでギュッとしめるシンプルなもので、有料であることが多いです。

会計後の挨拶フレーズ

Thank you -ありがとうございます

Have a nice day! -良い1日をお過ごしください

「Thank you. You,too.(ありがとう、あなたも良い日を)」という風に、短く返すのがネイティブスタイル。

支払い後に限らず、別れ際の挨拶としてどこでも使える便利なフレーズです。


ここで少し余談!

下記に、日本語だとよく使うのに、英語になるとあまり分からない。という英語表現をまとめた記事をピックアップしました!ぜひ参考にしてください♪♪


レジで使える英会話 まとめ

接客の流れを見ながらレジで使える英語の表現を紹介しました。ご紹介したレジでの会話を、オンライン英会話でネイティブ講師とすぐに実践してみませんか?

今回学んだフレーズを使って実際に会話をしてみたい方は、ネイティブキャンプ7日間無料トライアルがおすすめです。

まずは講師がレジ係、あなたがお客さんの役割でロールプレイングをしてみましょう。その次に役割を交代してレジ係のフレーズを覚えれば、そこから接客英語のボキャブラリーをどんどん広げることができます。

レジでの支払い時の会話をはじめ、接客英語や海外旅行でのシチュエーション別会話など、好きなトピックを選んで、今すぐ覚えたいジャンルの英会話レッスンを受けることができます。

接客英語は、自分が海外に行った時はもちろん、日本国内でも外国人へのおもてなしとして使える場面はたくさんあります。

日本での接客サービスの質の高さは世界的にも有名です。これまでの接客経験に加えて、接客英語ができるようになれば、日本でも世界でも仕事の幅がぐっと広がります。

買い物にまつわる会話は私たちの生活に欠かせない必須フレーズばかりで、覚えたら使う場面がたくさんあります。

日常生活のなかで「これって英語でなんて言うんだろう?」というきっかけから、オンライン英会話を活用して生きた英語を学んでみませんか?