大人のやり直し英語!大人になってからの最適な学習法とは?

start over

大人の多くが、中学校と高校の教育の中で6年間英語を学んできたと思います。また、人によっては大学4年間英語を学んだ方もいるでしょう。

しかし、学校を卒業して以来、英語に触れる機会がほとんどなくなったということをよく耳にします。と同時に 「国際社会に生きる大人として英語はできるようになっておきたい」 という理由で英語をやり直したいという声もよく聞きます。

大人になってから英語をやり直そうと思ったときに、英語に触れないまま長い月日が経過しているため、基本的なことをかなり忘れてしまっていたり、何から手をつけて良いのかわからない方も多いでしょう。

そこで今回は、大人のやり直し英語にぴったりの学習法をご紹介したいと思います!

大人のやり直し英語

これから英語をやり直そうと思っている方の中には 「大人になってからの英語学習は遅くないのか」 という疑問や心配がある方もいるでしょう。

そこで、ここでは大人になってからの英語学習の特徴を掴んだ上で、どのような学習法が適しているのかをご説明します。

大人になってからの英語学習は遅くないのか

結論から言うと、大人になってから英語学習をしても全く遅くはありません。

実際に、大人になってから英語をやり始めて英語が話せるようになる人は多くいますし、私Bobも真面目に英語をやり始めたのは23歳あたりからで、およそ4年ほどのブランクがありました。

もちろん幼少期からずっと英語教育を受けてきた人たちと比べるとハンデはありますが、遅すぎて意味がないということは全くありません。

目標や目的があれば リーディング
ライティング
リスニング
スピーキング
どのスキルも伸ばせます。

また、私たち日本人は普段から外来語をカタカナで使うことが多いですが、その中の多くは英語から来ている言葉です。

大人になると、子供のときよりも多くの外来語を知っているので、実はスムーズに英語学習を始めることができます。

子供の場合、視覚や聴覚を使って感覚的に学ぶことに優れており、大人が同じレベルで感覚的に英語を習得していくということは確かに難しいかもしれません。

しかし、大人の脳は子供のときに比べて理論的に理解ができるので、体系的に効率良く学べるというメリットもあります。

どのような学習法がやり直し英語には良いのか

子供は、まず聞き取れるようになり、次に話せるようになります。そして、読み書きを学ぶのは会話ができるようになってからです。

しかし、大人が英語をやり直すにあたってまず知っておくべきことは、「子供のように言葉のシャワーを浴びても、聞き取れるようになったり、話せるようになることはない」ということです。

まず、子供が第一言語を習得していく過程で浴びる言葉のシャワーの量と大人のそれでは全く異なります。

大人の英語学習者が、日本国内で同じような量の英語のシャワーを浴びようとすることは全く現実的ではありません。

つまり、自然と聞き取れるようになったり、話せるようになるほど英語に触れるということは難しいということになります。

加えて、子供は音や見た目などを通して感覚的に吸収していくことができますが、大人になればなるほど同じように学習していくことが難しくなります。

「子供のときはもっと飲み込みが速かったのに、大人になったらなかなか覚えられないし、すぐに忘れてしまう」という方も多いと思います。

逆に、大人になると理論的に学ぶことが得意になります。そのため、文字ベースで理論を理解していくのが効率の良い学習法となります。

そのため、子供とは逆の 「まずは読み書きができるようになる」 というところが最初の関門と言えます。

では、読み書きができるようになるために理解すべき理論とは何か。

それは「中学3年間で学ぶ基礎英文法」です。

まず、基礎文法がわからないと正しい英語の語順ルールがわからないため、スムーズに読んだり書いたりすることができません。

逆を言えば、基礎英文法さえしっかり理解しておけば、学んだ理論に基づいた英語の読み書きができるようになり、さらに応用もきくようになるので、どんどんレベルの高いものに挑戦していくことができます。

また、読み書きができるようになった後のリスニングとスピーキングも、頭の中でしっかり考えながら文章を組み立てることができるようになるので、文法的に正しく、きれいな英語を話せるようになるのもメリットです。

大人にとっては、基本的なことを理解していないまま、むやみやたらに英語を話しても効果的ではありません。それだとなかなか身につかないため、無駄に時間を費やしてしまうという可能性もあります。

そのため、まずはしっかりと基礎文法を理解し、まずは一般的な公立高校受験レベルの問題が解けるようなレベルを目指すことをおすすめします。


ここで少し余談!

下記記事では、「オンライン英会話は英語初心者には難しい」という説について、その理由と対策法をご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

nativecamp.net


「やり直し」に関する英語表現

大人のやり直し英語について色々わかったところで、ここではついでに「やり直し」に関する英語表現もついでに学んでおきましょう!

「やり直し」って英語でなんて言う?

ここでは「やり直す」という動詞をいくつかご紹介したいと思います。

start over

「start over」は、「初めからもう一度やり直す」というニュアンスの表現です。

例文

I was editing a video and my laptop suddenly froze. I didn’t save it so I had to start over.

ビデオを編集していたところ、ラップトップが突然フリーズしました。保存しなかったため、最初からやり直す必要がありました。

I think you put in too much salt. It’s too late so you should start over.

塩を入れすぎたようです。手遅れなので、最初からやり直してください。

Actually, you didn’t have to start over because the save data is automatically uploaded on the cloud storage.

実際、セーブデータはクラウドストレージに自動的にアップロードされるため、最初からやり直す必要はありませんでした。

A lot of bad things happened to me last year. I was so devastated, but I wanted to start over. That’s the reason why I came here.

昨年、たくさんの悪いことが起こりました。私はとても憔悴していましたが、やり直したいと思いました。それが私がここに来た理由です。

動詞 + again

「again」は「再び」という意味の単語なので、文章によっては動詞と組み合わせることで「〜をやり直す」というニュアンスで使うこともできます。

例文

I was writing some description for my Instagram post and the app suddenly crashed, so I had do that again.

Instagramの投稿の説明を書いていたところ、アプリが突然クラッシュしたので、もう一度やり直しました。

I started learning English again because I’ve been working from home and have more time to study.

家で仕事をしていて、勉強する時間があるので、再び英語を学び始めました。

What do you want me to fix? It took me 5 hours to make this document. I don’t want to do that again.

何を修正して欲しいのですか?このドキュメントを作成するのに5時間かかりました。もうやり直しはしたくありません。

redo

「redo」は、「start over」のように「最初から」というニュアンスまでは含みませんが、「やり直す」という意味で使える動詞です。

例文

I totally misunderstood about the homework and my teacher told me to redo it.

私は宿題について完全に誤解してて、先生は私にそれをやり直すように言いました。

I don’t think this design is good. I think we should redo it.

私にはこのデザインが良いとは思えません。私たちはやり直すべきだと思います。

I need to click the “redo” button to fix this part, but I can’t find it.

この部分を修正するには「やり直し」ボタンをクリックする必要がありますが、見つかりません。

ちなみに、他にも別れた恋人同士がやり直すという意味の「get back together」などもあります。

アメリカ人人気シンガーソングライターのテイラースウィフトさんの「We Are Never Ever Getting Back Together(私たちはヨリを戻したりはしない)」というフレーズを聞いたことがある方も多いでしょう。

なお、「英語をやり直す」を英語にするには、「やり直す」の部分は考える必要はなく、単純に「start learning English」で良いと思います。


ここでまた少し余談!

下記記事では、オンライン英会話のレベル学習法をご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

nativecamp.net


まとめ

では今回の記事のまとめです!

・大人になってからでも英語学習は遅くない

・大人の脳は感覚的に学べる子供の脳と異なり、文法を理論的に学んだほうが効率良く学習できる

・「やり直す」は英語で「start over」「動詞+again」「redo」

いかがでしたでしょうか?これから英語を始めようと思っている大人の方は、ぜひ今回の内容を参考にしていただければと思います。

基礎文法からやるのが効率良いと述べましたが、もちろん現時点での英語レベルにもよります。

学生時代に習った文法くらいは覚えていて、中学生レベルの文章であれば読めるという方であれば、会話の練習から入ったり、高校英語から入るなど、一歩上のステップから始めたほうが効率が良いでしょう。

もし自分がどれくらいのレベルなのかや、具体的にどこから始めれば良いのか判断がつかない場合は、ぜひオンライン英会話ネイティブキャンプのレッスンを活用しながら見極めてみてくださいね!