鏡開きを英語で説明してみよう!鏡餅を使ったレシピもご紹介

鏡開きを英語で、お餅の使い方を英語で、ネイティブキャンプ

日本ではお正月になると、家に門松・しめ縄・鏡餅を飾る風習があります。

英会話レッスンを受けているとお正月の話をする機会があると思います。

そこで今回は、鏡餅を飾り終わった後に行う
鏡開きにまつわる英語表現を紹介します。

鏡開きの由来など、意外と知らない人も多いかもしれません。

この機会に鏡開きについて学び、英語でも話せるようになると英語での会話がもっと楽しくなると思います!

1.鏡開きは英語で何といえば良い?

鏡開きは日本の風習なので、 “Kagami Biraki”
“Opening the mirror”
と言っても通じません。

日本語に対応する英語が存在しないときは、どのように乗り切れば良いかを考えましょう。

まずは日本語で鏡開きとは何かを整理したいと思います。

(1)鏡開きとは?

鏡開きとは、お正月に飾った鏡餅をおろして食べることを言います。

しかしこれを単に英語に訳すだけでは相手に伝わらないでしょう。

鏡餅とは何か、なぜそれを飾るのかという説明も必要になると思います。

そこで鏡餅とは何?から遡ることにしましょう。

(2)鏡餅とは?

鏡餅とは丸く平たい大小二つの餅を重ねたもので、お正月の間年神様を家に迎えてもてなすためにお供えします。

年神様の居場所となるのが鏡餅であり、鏡餅を作る風習は平安時代から続いていると言われています。

(3)鏡開きの時期は?

お正月が終わると年神様を見送るために鏡開きを行います。

お正月飾りを片付ける時期は地域によって異なり、
関東では1月7日、関西では1月15日とされています。

鏡開きはお正月飾りを片付けるのが
7日の地域は11日に、15日の地方は15日に行われます。

(4)鏡開きという呼び名の由来

鏡開きは江戸時代に武家から始まった行事なのですが、鏡餅に刃物を当てると切腹を連想させるために避けられ、代わりに木づちなどで叩いて割るようになりました。

けれども割るという表現は縁起が悪いということで、開くという言葉を使うようになったそうです。

(5)鏡という言葉を使う由来

もう一つの疑問、丸い二つの重ねた餅をなぜ鏡餅というのか、鏡の意味を紐解きましょう。

昔、鏡は丸い形をした銅鏡でした。

鏡は太陽の光を反射して光ることから、
神様が宿る神聖な物とされてきました。

鏡に見立てた鏡餅を、お正月にお迎えする年神様の居場所としているのです。

(6)鏡餅を食べる意味は?

お正月の間、年神様の居所となっていた鏡餅には年神様の魂が宿っていると考えられています。

家族がその年一年間幸せに過ごせるよう願って、
神の魂が宿った鏡餅をいただくのです。

実は私は日本人でありながら、こんなに詳しく鏡餅や鏡開きの事を知りませんでしたし、調べようとも思ったこともありませんでした。

これではいくら英語が話せたとしても、鏡開きのことを英語で説明することなどできませんね。

しっかりと日本語で鏡開きのことを調べた後は、できるだけ易しい英語を使って説明してみましょう。


ここで少し余談!

お正月に関連して…お正月といえば、おせち料理!そんなおせち料理に関する記事を載せておきますので、気になる方はぜひ合わせて読んでみてください!

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2.鏡開きを英語で説明するには?

英会話の中で鏡開きって何ですか?
と聞かれた場面を想定して、先ほど調べた内容を整理して鏡開きを英語で説明してみましょう。

鏡開きは日本文化なので、海外の人にはできるだけシンプルに、わかりやすい説明をするのが良いでしょう。

(1)初めはざっくり説明する

まずは鏡開きで何をするのかを端的に表現してみましょう。

鏡開きとはお正月が終わった後に飾っていた餅を食べて、一年間家族が幸せに過ごせることを願う行事でした。

初めから細かく説明するよりも、ざっくりと説明したほうが見たことのない外国の文化についてイメージしやすいと思います。

"Kagami Biraki" is the event of eating "Kagami Mochi" at the end of the New Year.
鏡開きとは、お正月の終わりに鏡餅を食べる行事です。

(2)各用語を説明する

次に説明が必要な言葉を順に説明していきましょう。

まずは鏡餅の形など、簡単なことから始めると説明しやすいと思います。

"Kagami Mochi" is two-round piled up rice cakes.
鏡餅は二段重ねの丸い餅です。

It's a Japanese tradition to decorate "Kagami Mochi" in our house in the new year.
お正月に鏡餅を家に飾るのは、日本の伝統です。

日本では、お正月になると年神様を家に迎え入れるという風習があることを説明する必要があります。

鏡餅が普通の餅とは違うことも、説明できると良いですね。

We welcome the gods to stay in our house during the new year.
お正月には年神様を家に迎え入れます。

We offer "Kagami Mochi" to the god.
年神様に鏡餅をお供えします。

It is believed that the god stays in the "Kagami Mochi" during the new year.
お正月の間、鏡餅が年神様の居場所になると信じられています。

お正月が終わると年神様を見送り、神様の魂が宿ると信じられている鏡餅を食べて一年の幸せを願う風習があることは重要なので、上手く伝えたいところです。

At the end of the new year, we eat the "Kagami Mochi", which is believed to have the god's spirit exists to wish good health and happiness of the family.
お正月の終わりには家族の健康と幸福を願うために、神の霊が存在すると信じられている「鏡餅」を食べます。

"Kagami Mochi" is big and hard so we need to cut it into small pieces before eating. We call this event, the way of cutting and eating, "Kagami Biraki"
鏡餅は大きくて硬いので、食べる前に小さく切らなくてはなりません。このように切ったり食べたりする行事を鏡開きと読んでいます。

(3)鏡餅や鏡開きという呼び名の由来も説明する

鏡餅はただMochiまたはRice cakeというだけではなく、鏡餅の名前の由来について説明すると、もっと話しが膨らみそうです。

The mirror (kagami in Japanese) reflects the sun and glows like the sun. Ancient people believed the mirror was a sacred thing. Long-time ago, a copper mirror was shaped round, so they made mochi shaped round and made it looked like a sacred mirror. This is the origin of the name "Kagami Mochi".
鏡は太陽を反射し、太陽のように光ります。 古代の人々は、鏡は神聖なものだと信じていました。 昔、銅の鏡は丸い形をしていたので、餅を丸くして神聖な鏡のように見せました。これが鏡餅という名前の由来です。

鏡の意味を説明したら、次は餅を割ることをなぜ「開き」と呼ぶのかも説明したいですね。

When you translate "Kagami Biraki" into English literally, it would be "opening the mirror".
「鏡開き」を文字通り翻訳すると、「鏡を開く」となります。

"Kagami Biraki" started from the samurai class. Usually, we cut mochi into small pieces by a knife. However, for samurai, cutting mochi using a knife made them remind of harakiri (a form of ritual suicide). They avoided using a knife to cut "Kagami Mochi", instead of using it, they used a wooden hammer.
「鏡開き」は武家から始まりました。 通常は、ナイフで餅を細かく切ります。 しかし、侍にとって、ナイフで餅を切ることは、切腹(儀式的な自殺の一種)を思い出させました。それで「鏡餅」を切るのにナイフを使うことを避け、代わりに木製のハンマーを使ったのです。

We break "Kagami Mochi" into small pieces by hitting with a wooden hammer. We say "waru" in Japanese to say "break" but "waru" is also a direful word. Therefore, it became to say "open" instead of "break" for believing in good fortune.
木製のハンマーで叩いて「鏡餅」を細かく砕きます。しかし、「break」(割る)も演技が悪い言葉なので、幸運のために「break」(割る)ではなく「open」(開く)と言うようになりました。


またまた少し余談!

お正月といえば、1年の幸せを願うために「初詣」へ行く方が多いのではないでしょうか。

そこで「初詣」に関する記事も載せておきます!気になる方はぜひ合わせて読んでみてくださいね。

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3.鏡餅を使ったレシピ

鏡餅はおしるこにして食べることが多いですが、実際食べるとなると、おしるこばかりでは飽きるので、違うレシピも紹介したいですね。

簡単にできるレシピを英語でも説明できるようにしましょう。

(1)おしるこ Sweet red-bean soup with mochi

1)Put the same amount of water and sweetened boiled red bean into the saucepan.
同量の水と甘くゆでた小豆を鍋に入れる。

2)Season with salt.
塩で味を調える。

3)Put bite-sized mochi into the saucepan and boil until it is softened.
一口サイズの餅を鍋に入れて、柔らかくなるまで煮る。

(2)かき餅 Fried mochi

1)Cut mochi into bite-size pieces.
餅を一口大に切る。

2)Deep fry the mochi in the oil around 160℃.
160度くらいの油で餅を揚げる。

3)Sprinkle with salt or soy sauce on the fried mochi.
揚げた餅に塩や醤油を振る。

(3)餅入りスープ Soup with rice cake

1)Bake bite-sized mochi in the oven.
一口サイズの餅をオーブンで焼く

2)Put baked mochi in your favorite flavor soup.
好みの味のスープに、オーブンで焼いた餅を入れる。

4.海外で鏡開きと同じような文化のある国は?

海外で鏡開きと同じような文化のある国があるという話を聞いたことがないので、インターネットで検索してみましたが、見つかりませんでした。

日本が餅を飾り、その後硬くなった餅を食べる風習が海外では非常に珍しいという内容の情報は、多々見つかりました。

英会話で鏡開きの話をすると、日本の珍しい文化に驚かれると思います。

上手く説明できると、きっと楽しい会話になることでしょう。

5.日本独自の鏡開きを知って、英語で説明してみよう

海外の人と鏡開きの話題になると、不思議がられるかもしれませんね!

そういうことも想定して、私も鏡開きの事を英語で上手く説明できるようになりたいと思いました。

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