留学費用が安い国はどこ?ランキングや費用を抑えるポイントもご紹介!

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留学を考えている方にとって、学費や生活費などの費用は気になるポイントですよね。

高校生や大学生が留学する場合、長期にわたる留学になることも多く、費用が数百万円といった大きな額になってしまうこともしばしばです。

なるべく留学費用が安い国で、充実した留学生活を送れたらいいなぁ・・・と考えている方も多いのではないでしょうか。

渡航費や学費、生活費などの留学費用をゼロにすることはできませんが、できるだけ留学費用の安い国を選ぶ、留学費用を抑える工夫をする、といった方法でコストを下げることは可能です。

今回の記事では、留学費用が安い国、高い国のランキングや、留学費用を抑えるポイントなどについて詳しく解説していきます。

 

留学費用が安い国ランキング

留学メディアを運営しているスクールウィズ(東京都)は2024年8月、 主要な留学先8ヶ国(アメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド・ニュージーランド・オーストラリア・マルタ・フィリピン)について 2024年の各語学学校の料金表などをもとに1ヶ月あたりの国別留学費用を調査した結果を公開しました。

調査の結果、

留学費用が安い国TOP3

は、以下のとおりでした。

第1位 フィリピン (約42万円)

第2位 オーストラリア (約65万円)

第3位 ニュージーランド (約69万円)

第1位のフィリピンは第2位のオーストラリアに20万円以上の差をつけ、圧倒的な安さとなりました。

フィリピンは他の国に比べて物価や学費が安いこと、日本からのアクセスがよく渡航費を抑えやすいことなどが、留学費用が安い要因として考えられます。

フィリピンの留学費用は、最も留学費用が高いアメリカに比べると半額以下となります。留学費用を安く抑えながら英語力をアップしたい方にとって、フィリピンはぴったりの留学先といえるでしょう。

第2位のオーストラリアと第3位のニュージーランドは、豊かな自然とおおらかなお国柄でどちらも大変人気のある留学先です。

フィリピンに比べると「留学費用が安い」とはいいにくいものの、

特にオーストラリアはワーキングホリデーで働きながら留学することもできるため、工夫次第では留学費用を比較的安く済ますことができます。

 

留学費用が高い国ランキング

前述したスクールウィズによる1ヶ月あたりの国別留学費用の調査によると、主要な留学先8ヶ国(アメリカ・カナダ・イギリス・アイルランド・ニュージーランド・オーストラリア・マルタ・フィリピン)のうち、

留学費用が高い国TOP3

は以下のとおりでした。

第1位 アメリカ (約104万円)

第2位 イギリス (約85万円)

第3位 アイルランド (約80万円)

主要な留学先8ヶ国のうち、最も費用が高かった国はアメリカで、1ヶ月で約104万円という結果でした。

アメリカでは物価の高さが学費や生活費にも影響していると考えられ、特に留学先として人気のあるニューヨークやロサンゼルスといった都市部では学費も生活費も共に高くなる傾向があります。

第2位のイギリスは物価の高い国として有名ですが、特にロンドン周辺の都市部では物価高が顕著です。少しでも生活費を抑えたい場合には、郊外の都市への留学や滞在を検討することもおすすめです。

第3位のアイルランドは治安も良く、日本人が少ない留学先として人気があります。文化的にも個性があり、ワーキングホリデー制度もあることから、留学先として魅力的な国であるといえます。

留学費用が安い国・高い国の上位3位のどちらにも入らなかった
マルタとカナダは、欧米でありながら留学費用が高すぎるということもなく、魅力的な英語圏の留学先であるといえます。

 

留学の費用を抑えるコツ

留学の費用を抑えるコツや工夫について、節約効果の高いものをピックアップしてご紹介していきます。

 

ワーキングホリデー制度を活用する

カナダ留学やオーストラリア留学、アイルランド留学、ニュージーランド留学、イギリス留学では、ワーキングホリデー制度を使って留学することが可能です。

制度を使える年齢や国に制限はあるものの、

ワーキングホリデー

を使った留学では勉強と仕事を両立しながら留学することができます。

現地でのアルバイトなどでお給料をもらいながら、もらったお給料を生活費や学費に充てることにより留学の総費用をぐっと抑えることができます。

ワーキングホリデー制度のある国では日本より高い賃金で働けることも多く、特にオーストラリアは最低賃金が上昇傾向にあります。

 

航空券を上手に購入する

留学費用では渡航費用が大きな割合を占めます。

渡航のための航空券は購入する時期や航空会社、チケットの種類などによって大きく金額が変動するため、工夫次第で大きく費用を節約することが可能です。

例えば、定期的にセールを行っている航空会社の場合、

早い時期からセール情報をチェック

しておき、セールの売り出しタイミングで航空券を購入すれば、数万円単位で費用を節約することが可能です。

また、たくさんの学生が留学を検討する春休みや夏休み、年末年始といった時期は航空券も割高に設定されています。これらの時期以外に留学するようにすれば、行き先によっては10万円以上の渡航費の節約をすることもできます。

 

滞在先のエリアを広げてみる

同じ国の中でも、滞在するエリアによって大きく留学費用が変わる場合があります。

一般的に、都市部は物価も高く、生活費が多くかかります。都市部を離れて郊外エリアに行くだけで、ぐっと生活費を安く抑えられることもあるので、留学先を決める際には

有名な都市以外のエリア

にも目を向けてみましょう。

なお、学費については都市部の方が競争が激しいために価格が安めになる傾向があります。

学費と生活費のバランスを見ながら、トータル費用で複数エリアを比較しながら留学先を決めていくことがおすすめです。

 

語学学校のキャンペーンを活用する

語学学校では、多くの生徒に選んでもらうため、各種割引キャンペーンを行っていることがよくあります。

閑散シーズン割引、早期割引、長期留学割引

など、さまざまなキャンペーンがありますので、情報をこまめにチェックして、ぜひ活用しましょう。

語学学校のキャンペーン情報は、各学校のホームページのほか、留学エージェントのウェブサイトでも掲載されています。

留学エージェントのサイトでは各種お得情報のほかにも留学に役立つ知識や知っておきたい最新情報などが紹介されることも多いので、定期的にチェックしておくことをおすすめします。

 

自炊をする

長期留学など留学期間が長い場合は特に、毎日の食事にかかる費用がかさみがちになります。

ホームステイや寮生活などで食事付きのプランにするとどうしても割高な費用がかかってしまいますので、節約を考えた留学の場合、

現地でのシェアハウス滞在などを踏まえた自炊生活がおすすめです。

渡航先がどの国なのかにかかわらず、外食は大きな出費になりがちです。友達付き合いに支障がない程度の頻度に抑え、普段はできるだけ自炊で済ますようにすると、留学中の出費をグッと減らすことができるでしょう。

 

留学を成功させるための準備

留学を成功させるために準備しておきたいことを、3つご紹介します。

 

早めの情報収集

何よりも大切、と言っても過言でないのが、

早めの情報収集です。

留学を検討するのが遅くなると、割安な航空券が売り切れていて高額な航空券しか残っていなかったり、希望する語学学校が満員で予約がとれなかったりと、希望する内容の留学が実現しにくくなってしまいます。

逆に、留学に向けた情報収集を始める時期が早ければ早いほど、選択肢の数が増えます。

「留学しようかな」という気持ちが少しでも湧いたら、実際に行くか行かないかにかかわらず留学エージェントのサイトをのぞいてみたり、興味のある国の語学学校を調べてみたりといった情報収集を始めることがおすすめです。

 

事前の英語学習

留学で語学力を伸ばすことを目標にする方も多いですが、実は留学中の語学力アップにとても大切になってくるのが、

出発前の英語学習です。

特に英語初心者~英語中級者の場合、基本的な単語や文法などのインプット系の学習は出発前に日本語の書籍などを使って修得しておくことをおすすめします。

留学中はすべて英語で授業が進む場合も多く、英語で英語の文法を勉強することになります。英語での説明が理解できずに困難を感じる学習者の方も少なくないため、中学生レベル程度の基本的な文法は日本語でひととおりおさらいしておくとよいでしょう。

また、留学の醍醐味は日本の生活では味わえないような英語でのやりとりや

アウトプットの多さにあります。

せっかく留学をしに海外へ渡航したのに、机に向かってひとりで単語を覚えていたとしたら「日本にいる間にやっておけばよかった!」と感じてしまうのではないでしょうか。

留学生活を充実したものにするためにも、日常会話レベルの英単語は覚えていけるとよいですね。

さらに、語学学校の場合は初日にクラス分けのレベルテストがあります。このテストでより高いレベルのクラスに入れれば、留学中に学ぶ内容もより高度になり、英語でのコミュニケーションも円滑になるため、留学生活もより実り多いものになるはずです。

 

まとめ

留学費用が安い国、高い国、留学費用を抑えるポイントなどについて解説をしてきました。

同じ内容の留学生活でも、工夫次第で費用を節約することは可能です。また、充実した留学生活のためには、早めの情報収集や事前の語学力アップが大切になります。

滞在する国だけでなく、渡航先となる都市や留学期間、語学学校によっても留学費用は大きく変わってきます。

いろいろな選択肢を検討してみて、ぜひご自分にぴったりの留学先を見つけてくださいね。

 

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