留学といえば、どういったイメージを思い浮かべますか?
ホームステイや語学学校で海外の友達を作って、BBQしたり海に行ったりと日本では経験できないような体験が出来る・・・。
そういった輝かしいイメージをしているかもしれません。
しかし、まず留学するには莫大なお金がかかってくることを忘れてはいけません。
今回このブログでは、無料で出来る留学のご紹介と同時に筆者の経験を盛り込んで紹介していきます。
留学ってどれくらいの費用がかかるの?
そもそも、留学ってどれくらいの費用が掛かってしまうのでしょうか?
期間を1年間とすると、留学先の国によって多少の誤差はあって相場は200万円以上掛かります。
その額に、ビックリする方も多いかもしれませんが実際にそれくらいの費用が掛かってしまうのです。
では、一体何にそこまでお金がかかっているのでしょうか?
次項で細かく見ていきましょう。
一般的な留学費用の詳細って?
前項でもお伝えしたように、留学には費用が掛かってしまいます。
では、具体的にどういった事にお金がかかってしまうのでしょうか?
・学費
・ホームステイ&シェアハウスの家賃
・食費
・交際費
・ビザ申請代
・往復・片道の航空券
・留学準備費用
(備品など)
・保険代
ざっと上げてみても、8項目もありますね。
これ以外にも、電子辞書などの家電代や留学エージェントなどを利用して現地サポートを申し込んだりしていればその利用費も掛かってきます。
留学というのは、準備にも膨大な費用が掛かってしまう事が多いのです。
日本にいるうちに、支払いをしてしまわなくてはいけない学費の頭金やビザ代、それにその手数料。
更にはホームステイ代も、もしかするとデポジットとして頭金を数万円~数十万円払う必要があるかもしれません。
現地に行けば、現地での生活費・交際費・家賃・学費(分割での支払いの場合)が掛かってきますよね。
要は、生活をするため・滞在するための費用が掛かってくるという事です。
筆者の場合、3年も滞在したのでざっと600万円近く必要としたという計算になります。
行き当たりばったりでは、飛び立つ前に頓挫してしまう事も良くあることです。
下調べと貯金はしっかりしておくことが良いでしょう。
どれくらいの費用が掛かるの?
前項で、目安の相場は200万円程とお伝えしたように中々の費用が掛かります。
ここで、国別の目安をご紹介してきますので参考にしてみてください。
例)1年間の留学費用 国別
アメリカ 約240~450万円
イギリス 約200~370万円
カナダ 約200~300万円
オーストラリア 約200~400万円
フィリピン 約180~300万円
以上の5か国は、学生・ワーキングホリデーといったビザが比較的取りやすく留学では人気の国となっています。
金額から見て取れるように、国ごとで違いますよね。
この違いは、その国の物価によるものです。
例の5か国は留学先として、とても有名な国ですが物価は高い。
その為、当然ながら掛かってくる費用は違いが出ますよね。
一方のフィリピンは、物価が安く日本からは距離も近いので、最近では格安で留学できると噂の新しい留学先候補として挙がっています。
南国で暑いですが、海はきれいでマリンスポーツも出来るし、ご飯も美味しい。
リゾート地で英語を勉強するという贅沢な環境で過ごせる且つ、物価も安いとなると人気にならないわけがないですよね。
フィリピンの生活ってどんなもの?実際の生活を覗いて見たい方はこちら!
気を付けたい、各国で条件の違うビザ
無料で留学を!というお話の前に、知っておきたいのがビザの種類です。
各国によってビザの条件がそれぞれ違いますので、しっかり確認してから事前準備しましょう。
今回は、学生ビザに特化してお話をしていきたいのですが、そもそも学生ビザは学生として語学や知識を学びに、学校へ行くためのビザですので仕事をするためのビザではありません。
しかし、国によっては就労を一部許可している国が存在します。
ビザの取得の際に、就労可能かどうかを確認することが大切です。
なぜなら、無料の留学と一般的な留学では出来ることが多少違ってくるからなのです。
詳しくは後ほど紹介しますが、このポイントは押さえておきましょう。
無料で留学したい!できるの?
さて、今回の本題である無料で留学する方法ですが、実は存在します!
筆者が留学したのはもう10年以上前の話になるので、こういった制度はありませんでした。もし、その時に知っていれば大いに活用したかったです。
来年にはオリンピックが控えていますので外国語の需要はこの先も必ず上がってくるはずです。
そのタイミングを自分の物にするには、英語がネイティブな国へ自分をその環境下に置くことが一番良いのです。
そうすることで、自分の耳は英語に慣れ、頭も英語脳へと切り替わっていくからです。
実は、最近では仕事をしつつ滞在し勉強するというスタイルが出てきています。
どういった、メカニズムかというと・・・ 現地で働きながら英語を勉強する というプログラムです。
一般的には、冒頭の項目でもお話しした通りで初期費用がかなり掛かって留学の準備をし、現地につけばアルバイトをしつつ生活費を稼ぐという流れになります。
筆者の場合も、日本の事前準備後に飛び立ち、現地でアルバイトをしつつ生活費や家賃を稼いで生活していました。
ですが最近では、こういったプログラムが出来ており昔よりも留学という機会に恵まれる方が多くなってきています。
しかし、忘れてはいけないのは、冒頭でもご紹介したビザの制度です。
現地で働きつつ生活費を稼ぐという方法は、ビザの制度により就労可能となっているから出来ることです。
就労不可なビザであり、生活費を稼ぐことが出来ない国も存在します。
もし、これから留学を考えている方で就労不可の場合はこういった無料留学を検討してみるのもいいかもしれません。
無料で留学が出来るプログラムで語学は伸びるの?
これまで、無料の留学が可能なプログラムをご紹介してきましたが
「無料」って言われてしまうと、クオリティやサービスはどうなのか?
ぼったくりではないのか?嘘では?
などといった憶測が出でしまうと思います。
お金をきちんと支払った場合と、前項のような無料の場合と違いはあるのでしょうか?
語学力はどうやって身につけるの?
留学の大きな目的として、その国の言葉を勉強する・話すようになりたいという目的が多いはず。
まずは、語学学校へ入学しクラスのレベルを上げて行くという形が一般的です。
しかし一般的と言いますが、その道筋が日本に滞在時にできる最低限の準備だからです。
語学学校では、語学を教えるスペシャリストが相談にのり、生徒がその国の言葉を話すための授業を行ってくれるのですから、まずは語学学校への入学という道筋は数多くの留学生が通ってきた道筋です。
では、語学学校以外で身に付けることはできないものでしょうか?
答えはNOです。
語学というのは、その環境に左右されます。
というのも語学学校以外では、イヤホンで音楽を聴いているだとか日本人とばかり集まっているなど、日常の生活でも英語や語学を取り入れないと身に付けることは出来ません。
以下のような環境にも、自分をおいてみましょう。
・日常でもイヤホンはせず、周りの会話に耳を傾け会話を聞く。
・英語の参考書を使って、英語の文法を勉強する。
・ホームステイ家族やお店の店員さんと積極的に会話をする。
・シェアハウスでも英語オンリーにする。
・語学学校では、英語オンリーで会話する。
生きている語学(地元の方の会話などやリズム・トーンなど)を学びに、その環境へ飛び込んだのにも関わらず積極的にならないのは非常にもったいないです。
この5つは、無料の教材です。
授業料もいりませんし、手数料もお金も掛かりません。
こうした生きた英語を耳に慣らすことで、初めてあなたの脳は【英語脳】へと切り替わってきます。
無料といえども、あるプログラムはマンツーマンでの指導を取り入れたりしていますし専門の方に相談も出来ます。
更には、5つの無料の教材で生活・勉強していけば自然と英語を発するようになるのでとても不思議ではありますが、筆者はそのようにした事で今でもしっかりしゃべることが出来ています。
無料と一般的な留学での違いは?
さて、ここまで無料の留学のお話をしてきましたが、大きな違いはなんでしょうか?
大きな違いでいうと一般的な留学では自分で選択できるという強みがあります。
その一方で無料は、最初から決められているという縛りがあるという点が大きな違いでしょう。
無料と言われれば、お金を事前にそこまで用意せずとも現地で働くことが決まっているので、気持ちに余裕をもって留学することが出来るかもしれません。
一般的な留学ですと、自分で色々と決めなければいけない事はたくさんありますがその分自由度はとても高いです。
自分で生き方を選ぶ。
こうした自立が必要な部分が出てくる方が、もしかすると今後の留学生活には役立つのかもしれません。
しかし無料だからといって、クオリティや制度が悪いという訳ではもちろんありませんのでご安心ください。
実際に、経験した方々のコメントを見ていると充実ぶりが伝わってきますし、独自のプログラムを行っているので、少し違った経験が出来るのかもしれませんね。
どちらにしても自分の状況を照らし合わせて、自分に合った選択をしてみてください。
留学前に独学で勉強するためには、モチベーションの維持が大切!こちらの記事を読んでモチベーションを維持しましょう。
まとめ
お金が掛かることではもちろんありますが、留学という経験は限りなく人生の体験のうちで忘れられない経験になります。
全てが無料でなくても、自分の意識や環境次第で無料の教材になり得るものはたくさん存在します。
海外生活は一見、煌びやかで楽しそうでSNS映えするようなスポットが多いしと思いがちですが、現実はお金という非常に重いものが圧し掛かってくるビッグイベントです。
しかし、今はお金に左右されず、もっと気軽に海外生活を経験できるプログラムが増えていますので、積極的に活用して自分自身の経験という宝を増やしていきましょう。
まずはその経験をするために、下調べを行い無料の留学が自分に合っているという事ならば迷わず挑戦してみてくださいね。