英語で「きっと」や「多分」を表すときにまず思い浮かべるのは“Maybe”ではないでしょうか。
しかし、ネイティブスピーカーは話し手の確信度の違いによって、
“Maybe”
“Perhaps”
“Probably”
“Possibly”
などの単語を使い分けています。
今回はこの4つの単語の違いと使い方を紹介します。
- 「きっと」を表す単語を話し手の確信度別に紹介
- ①Probably~確信度60~80%~
- ②Maybe~確信度30~60%~
- ③perhaps~確信度30~60%~
- ④Possibly~確信度10~30%~
- その他の可能性を表す単語
- 疑問文の時に使える「きっと」
- ビジネスシーンで使える「きっと」
- 最後に
「きっと」を表す単語を話し手の確信度別に紹介
個人差や文脈による差はありますが、4つの単語における話し手の確信度は、おおむね以下のようになります。
① Probably 60~80%
② Maybe 30~60%
③ Perhaps 30~60%
④ Possibly 10~30%
例えば It’ll probably rain tomorrow. という文章では、話し手が「60~80%の確率でおそらく明日雨が降るだろう」と考えていることを表します。
Perhaps it’ll rain tomorrow.
または
Maybe it’ll rain tomorrow.
という文章では「明日雨が降るのは五分五分の確率」と話し手が考えていることを表します。
It’ll possibly rain tomorrow. という文章では「明日雨が降るのはとても低いが、ひょっとしたら降るかもしれない。」と話し手が考えていることを表します。
これらの単語を状況に応じて使い分けられるようになると、自分の思いを正確に伝えたり、相手の話をきちんと理解したりすることができ、コミュニケーションがスムーズになります。
ここからは、
“Maybe”、“Perhaps”、“Probably”、“Possibly”について、用法を詳しく解説します。
①Probably~確信度60~80%~
<“probably”の意味>
used to say that something is likely to happen, likely to be true etc
起こりうる可能性が高い場合に用いられます。
(ロングマン現代英英辞典)
日本語では「高い確実性で」、「十中八九は」、「多分」、「おそらく」などの訳になります。
例文
I will probably be staying at home all day.
(私はおそらく一日家にいます。)
また、probablyは、これまでの経験や情報などの根拠に基づいて、推測をする場合に
用いられることがあります。
例文
A Typhoon is approaching Hokkaido area, so it will probably rain today.
(台風が近づいているので、おそらく雨が降るでしょう。)
さらに、“probably”は副詞なので、原則的に、文頭、文中(一般動詞の前、be動詞・助動詞の後)に置かれます。
<Probablyまとめ>
・起こりうる可能性が高い場合に使う。
・これまでの経験や情報などの根拠に基づいて、推測をする場合に使う。
②Maybe~確信度30~60%~
“Maybe”は30~60%の確信度を表し、日本語では「もしかしたら」や「そうかもしれない」と訳されます。
<“maybe”の意味①>
used to say that something may be true, but you are not sure
どちらの可能性もある場合に用いられます。
(ロングマン現代英英辞典)
例文
Maybe I’ll have a sandwich, maybe I’ll have a pancake.
(サンドイッチを食べるかもしれないし、パンケーキを食べるかもしれない。)
<“maybe”の意味②>
used to give your opinion, when you do not want to be too definite
はっきりと答えを言いたくない場合にも用いられます。
(ロングマン現代英英辞典)
例えば
“Maybe later.”という表現は、レストランで
「コーヒーをもう一杯いかがですか」
と店員に聞かれたとき、
「今はいらないけど、後でお願いするかも」
と、相手の申し出をやんわり断る表現です。
日本語では「そのうちね」や「今は結構です」と訳されます。
このように、“maybe”という単語が表す可能性は30~60%なので、相手の誘いにいつも“maybe”で答えると、優柔不断な印象を与えてしまうことがあるため、注意が必要です。特に“maybe”を単独で使うことには注意が必要です。
It depends on what time I finish work.
(仕事が終わる時間次第なんだ。)など、今決められない理由を付け加えると良いでしょう。
<Maybeまとめ>
・Maybeの表す確信度は五分五分
・答えをはっきり言いたくないときにも使える便利な言葉。でも優柔不断な印象を与えてしまうことがあるため、多用には注意が必要。
③perhaps~確信度30~60%~
“Maybe”と“Perhaps”はほぼ同じくらいの確信度を表すことが多く、日本語では「もしかしたら」や「ことによると」と訳されます。
例文
Perhaps I will pass the exam.
((自信はないけれど)もしかしたら試験に合格しているかも。)
“Maybe”と“Perhaps”の違いは、大きく2つあります。
一つ目の違いは、“Perhaps”は“Maybe”よりもフォーマルな場で使われることです。
二つ目の違いは、“Perhaps”が文頭、文中(一般動詞の前、be動詞・助動詞の後)に置かれるのに対して、“Maybe”が文頭、文末に置かれることが多いです。
<perhapsまとめ>
・“Maybe”と“Perhaps”はほぼ同じくらいの確信度
・“Perhaps”はよりフォーマルな印象
・単語を置く位置に注意!
④Possibly~確信度10~30%~
used when saying that something may be true or likely. although you are not completely certain
「確かではないが、そうかもしれない」というような、とても確信度の低いときに用いられます。日本語では「ことによると」、「ひょっとして」と訳されます。
(ロングマン現代英英辞典)
例文
Will you come to the party tomorrow?
(明日のパーティに来ますか?)
Perhaps.
(もしかしたら。)
また、”probably”は副詞なので、原則的に、文頭、文中(一般動詞の前、be動詞・助動詞の後)に置かれます。
<Possiblyまとめ>
・とても確信度の低いときに使う。
・原則的に、文頭、文中(一般動詞の前、be動詞・助動詞の後)に置く。
その他の可能性を表す単語
・definitely / absolutely
・・・「絶対に」「疑いようがない」
※可能性が100%もしくは100%に近い状態の高いときに用います。
・certainly
・・・「確かに」「きっと間違いなく」
※definitely / absolutelyと同じく、可能性が100%もしくは100%に近い状態の高いときに用います。
ややフォーマルな言い方で、単独で使うと「かしこまりました」という意味になります。
・most likely
・・・「きっと、大概」、「もっともあり得そうな」
※likely(~しそうな)にmostがついたもので、「もっともあり得そうな」となり、高い可能性を表すときに用います。
・likely
・・・「~しそうだ」、「~が起こりそうだ」
※probablyほどではありませんが、可能性としては高い場合に用います。
・impossible
・・・「不可能な」
※可能性が0%のときに用います。
疑問文の時に使える「きっと」
“Maybe”、“Perhaps”、“Possibly”は、疑問文で使うと、控えめな依頼を表す表現になります。
例文
Could you possibly give me a detailed explanation?
((詳細な説明を(ひょっとして)してくれませんか。)
Maybe you could lend it to me?
((もしかして)それを私に貸してくれませんか。)
Perhaps we could go out together next Monday?
((もしかして)来週月曜日に一緒に外出しませんか。)
ビジネスシーンで使える「きっと」
“Probably”、“Maybe”、“Perhaps”、“Possibly”について、ビジネスシーンでの使い方を紹介します。
前述したとおり、“maybe”はカジュアルな表現として捉えられることがあるため、顧客や上司、取引先との会話などでは話し手の確信度に応じて“Probably”、“Perhaps”、“Possibly”を使うことをお勧めします。
例文
Can I change my reservation time?
(予約の時間を変更できますか?)
Perhaps. We will check it, so please wait.
(おそらく。確認しますので、少々お待ちください。)
しかし“maybe”には“maybe you should”
”maybe you can”などの表現で、「~してはいかがでしょうか。」と、ソフトな提案に用いることができます。
同僚や部下への助言、社内でのミーティングなどに便利なフレーズです。
例文
Maybe you should work on this report first.
(先にこの報告書を終わらせた方がいいと思うよ。)
Maybe we need to reconsider the matter by analysing the main factors.
(要因を再検討してこの問題について再検討したほうが良いかもしれません。)
最後に
今回は「きっと」を表す単語の使い方を紹介しました。今回、紹介した単語を状況や確信度に合わせて使い分けられるように、ぜひ練習してみてください。
英会話レッスンで、実際にネイティブスピーカーとの会話を重ねながら単語のニュアンスを学習していくのも良いかもしれません。
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大学の卒業旅行で初めて海外に行ってから海外、特にアジアにハマりました。大学卒業後は、出版社に勤務しながら年に数回海外旅行をするという生活を送っていました。 しかし海外への憧れが捨てられず会社を辞めワーキングホリデーに挑戦するも英語力は上達しないまま帰国・・・。 その後独学で猛勉強し英会話をマスター。 現在は海外の魅力を伝えるべくブログ作成、また前職の経験を活かし語学関連のコラム作成、編集等を行っています。 趣味は筋トレ、ランニング。海外のマラソン大会に出場経験もあります。