卓球は英語でなんていうの?

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皆さん卓球は好きですか?

「卓球=ダサい、かっこ悪い、なんか簡単そう」と言うイメージがある人もいるかもしれません。

しかし!中学時代元卓球部の僕から言わせてみたら卓球はとてもとても奥の深い素晴らしいスポーツです!

「そうかな?」と思う方は一度卓球の試合を是非観てみてください!
(YouTubeなどに試合の動画がありますが、出来れば直接生の試合を観て欲しいです!)

プロ選手のラリーの応酬などはルールを知らない人たちがみても「すごい!」と言うこと間違いなしです!

今回はそんな僕が大好きな「卓球」についてご紹介していきます!

日本の卓球チームは強いの?

日本は卓球世界チームランキングで男女両方ともなんと2位(2019年 5月度)にランクインしているほど世界でも指折りの強豪国なのです!

それを示すように卓球女子でいうと、石川佳純選手伊藤美誠選手平野美宇選手となんと3名もの日本人卓球選手が女子世界ランキングのトップ10に入っています!

ただ、その日本よりも強い国が中国ですね泣。

卓球についてそこまで詳しくない方でも、中国がいわゆる「卓球王国」と呼ばれ
「世界で一番卓球が強い国」と認識されているからは多いのではないでしょうか?

それを証明するように中国の選手は世界ランキングのトップ5を独占しています。

また、日本国内においても水谷隼選手(リオオリンピック個人銅メダル団体銀メダルを獲得)が、今年2019年の全日本卓球選手権大会の男子シングルスで、前人未到の10度目の優勝を手にし大きな話題になりました。

そして男子の世界ランキングでも、当時中学生だった張本智和選手が、2019年1月の世界ランキングでは日本人最高位となる3位にランクインし、若い世代を中心に卓球会全体が盛り上がっています!

どうですか?卓球に興味が湧きましたか?笑。

前置きが長くなりましたが、早速卓球に関する英語について書いていきます!

それではみていきましょう!

「卓球」は英語で○○

日本語で「卓球」と呼ばれているこのスポーツは英語でなんと言うのでしょうか?

・table tennis(テーブルテニス)
・ping-pong(ピンポン)

と二つの言い方を聞いたことがあると思います!

辞書にもこの2つが併記されていることが多いですが、「どっちが正式名称なの?」と思う方もいるかもしれません。

実際のところ、「table tennis」が正式名称として扱われております。

「国際卓球連盟も英語で”International Table Tennis Federation”と”ping-pong”ではなく”table tennis”の単語が使われています!

(ping-pongはもともと商標名で使用されていたものが一般に広まり、卓球そのものを表す言葉の1つとして定着した、という背景があります。)

“table tennis”の語源としてはテニスが雨でできなくなった際に、屋内でテニスができないかと考えられ、その後卓球の元となる遊び(スポーツ)が考案されました。

そして、その名の通り「table」でやる「tennis」なので”table tennis”と呼ばれるようになったという説が有力です!

「卓球」を英語で説明してみよう!

ここでは卓球について英語で説明できるように卓球に関する知識を皆さんとシェアしていこうと思います!

順番に卓球に関する簡単なもの(卓球をあまり知らない人向け)から説明していきますので順番に読んでみて卓球に関する理解力を深めていっていただければと思います!

では早速みてみましょう!

・Table tennis is a kind of sport.
(卓球はスポーツの一種です。)

...バカにするなと言う声が聞こえてきそうですが、大真面目です!

英語で説明する場合、意外とこう言う簡単な表現もなかなか言えなかったりしますので簡単な表現から覚えていきましょう!

・Table tennis is played by two people.
(卓球は2名で行われます。)

↑この二つの英文を組み合わせてもいいですね!

・Table tennis is one of the sports played by two people.
(卓球は2名で行われるスポーツの1つです。)

・Table tennis players use special equipment called “rackets” for playing table tennis.
(卓球選手はラケットと呼ばれる卓球専用の道具を使用します。)

・The racket, which has rubber on both sides, is used by players to hit the ball toward the opponent.
(ラケットは両面にラバーが貼られていて選手はそれに球を打ち付けて相手に返球します。)

・You can serve the ball twice in a row, and then it’s the opponent’s turn.
(サービスは2回連続で打ち、その後は相手の番になります。)

・In table tennis, the first person to score 11 points wins the game.
(卓球では先に11点先取した人が試合に勝利します。)

・However, if the score for both players gets to 10, the game will continue until two points difference.
(しかし10対10の場合は2点差がつくまでゲームは続行されます。)

・When you serve a ball, you need to bounce it two times: once in your court and once in the opponent's court.
(打球をサーブする際は自分と相手のコートに1回打球をバウンドさせます。)

・When you receive the ball, you need to hit it back to the opponent’s court after it bounces in your court.
(打球をレシーブする際は打球が自分のコートで1回バウンドした後に相手のコートに打ち返します。)

・During the play, It's against the rules if the free hand (the hand not holding the racket) touches the table.
(ゲーム中はフリーハンド(ラケットを握っていない方の手首から先)が卓球台に触れた場合はルール違反になります。)

・On the contrary, other than the free hand, even if your body touches the table, it is OK unless you move the table.
(反対に、フリーハンド以外なら卓球台を動かさない限り体が台に触れてもOKです。)

ざっくりとですが、上記の英文で「卓球」を英語で一通り説明出来るようになりますね!

「卓球」用語を英語で見てみよう!

ここではよく使われる卓球用語を見ていきましょう!

・court(コート)
卓球を行う台の全体を指します。
プレー上は卓球台の表面のことでエッジ(側面)やコーナー(角)も含まれます。

・shakehand grip
(シェークハンド・グリップ)
握手をするように卓球のラケットを握る持ち方です。現在最もメジャーな持ち方です。

・penholder grip
(ペンホルダー・グリップ)
名前の通りペンを持つようなラケットの握る持ち方です。昔はアジアではこの握り方が主流でしたが現在ではシェークハンド・グリップの方が一般的です。(参考までに、僕の中学校の卓球部では20:1くらいの割合でした)

・service(サービス)
卓球を始める際のボールを打つ第1球目のことを指します。ダブルスの場合の、サービスするときに使う右半分のコート。レシーバーズ・ライト・ハーフコートに入れないと失点(ミス)となる。

・spin(スピン)
ボールの回転のことです。サイド・スピンやトップ・スピン、バック・スピンなどがあります。卓球では球に回転を上手くかけることも重要な戦術の一つです。

・side spin(サイド・スピン)
横回転を意味します。球の打ち方で左右に横回転をかけたりします。

・stop(ストップ)
相手から返されたボールの勢いを吸収、うまく殺して、相手側のコート上ネットに近い場所に返球することです。相手がコートから離れている時などに有効です。

・smash(スマッシュ)
球を叩きつける様に返球する打ち方です。強打というとわかりやすいですね。

・push(プッシュ)
バック・スピンをかけて打つことで、日本では主に「ツッツキ」と呼ばれています。

・flick(フリック)
コート上のボールに対してトップスピンをかけ、払うようにして返球する打ち方です。難易度の高い打ち方になります。

・free hand(フリーハンド)
ラケットを握っていない方の手首から先です。”「卓球」を英語で説明してみよう!”で説明した様にプレー中にフリーハンドが卓球台に触れたらミス(違反)になります。

・rally(ラリー)
ボールが往復することです。日本語でも「ラリーをしよう」などと使うので馴染みがありますが、スペルを知らなかった方は多いのではないでしょうか?

卓球は世界で人気なの?

冒頭で説明した通り、
日本は世界ランキング2位と世界でもトップクラスの強さを誇ります。

以前は悲しいことに卓球は「暗い」「地味」「動く文化部」だと揶揄されてきたこともあります。

しかし現在は若手選手を筆頭にオリンピックでのメダル獲得や国際大会(最近(2019年4月5日~7日)では横浜でアジアカップという大会が開催されました。)での活躍などの影響で卓球をする人の競技人口はがどんどん増えてきています。

ここ最近とても注目されている卓球ですが、世界では日本の様に人気があるのでしょうか?

調べたところ、なんと3億人以上の人々が卓球を行なっていることがわかりました!

また、現在国際卓球連盟に登録されている加盟国を見てみると、226カ国もの国が加盟しており、その人気の高さが窺えます。

これは、加盟国数において、さまざな競技(スポーツ)がある中でトップです!
(因みに日本ではメジャーなスポーツの1つの野球でも世界野球ソフトボール連盟に加盟しているのは約140カ国です。)

このことから、卓球の世界での競技人口がいかに多いかわかります。

つまり卓球は世界中で親しまれているスポーツなんですね!

なので、卓球が世界中で行われているということを簡単に説明したい場合は、

Table tennis is played by many people all over the world.
(卓球は世界中で沢山の人にプレイされています。)と言えますね!

因みに日本や中国の他にドイツも卓球の強豪国として世界ランキングの上位に位置付けられています。

男子チームランキングの世界ランキングでは中国、日本、韓国に引き続きドイツが4位にランクインしています。(女子は7位)。

結構意外に思う方もいるかもしれませんが、日本のエース水谷隼選手は日本代表の強化選手としてドイツに留学したり、アジア勢に押されて停滞気味であるヨーロッパ勢の中でもドイツのティモ・ボルという選手が世界ランキング1位(2018年3月)になるなどドイツ卓球のレベルの高さが窺い知れます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

このブログでは卓球に関する基本的な知識を中心に現在の日本や世界の卓球事情や卓球に関する英語をみなさんにシェアさせていただきました。

個人的な意見ですが、卓球は国籍や年齢を問わずにプレーすることができるスポーツだから、世界226カ国で親しまれているんだと思います!

奥が深いですが気軽にはじめられるスポーツですので、是非日本や海外の友達と一緒に卓球を楽しんでみてください!

オンライン英会話スクールのネイティブキャンプでは様々な国の講師が在籍しています。

世界中で親しまれている卓球に関して講師の国の状況について聞いてみるのも面白そうですね!

ではまた!