皆さまこんにちは!
今回はフィリピン料理(食べ物)についてご紹介します。
「フィリピンの料理って何があるんだろう?」と思う方が大半ではないでしょうか?
フィリピンに行ったことがある方などはかの有名な珍味【バロット】は知ってる方も多いかもしれません。
バロットは羽化直前のアヒルの卵で作ったゆで卵です。
バロットはとても有名なので、今回はそれ以外のフィリピンの料理を紹介します。
フィリピンの人が良く食べているものは何でしょうか?
セブに沢山ある日本食レストランは高いし、至る所にある韓国料理は安いけど毎日行くとさすがに飽きてしまします。
せっかくフィリピンに来たのなら様々な食べ物にもチャレンジしてみたいと思いませんか?
というわけで今回はセブ在住5か月の私Adamが、道端に売っているストリートフードから定番のデザートまで調べて参りました!
基本編:ジョリビー
フィリピン人の愛する味!国民的ファーストフード店のジョリビー 。
ファーストフードですが、もはやフィリピンのご飯と言ったらこれを思い浮かべる人が大半でしょう!
年間数千億の売り上げを誇る超巨大企業、ジョリビー・フード・コーポレーションが運営するファーストフード店「ジョリビー(Jollibee)」です。
マクドナルドやケンタッキーなど外資系のお店を抑えフィリピン国内のファーストフード店人気No1。
フィリピン人好みの甘くてしょっぱい味付けが特徴のファーストフードを提供しています。日本にはまだジョリビーはありません・・・残念です!(随分前から出店予定のうわさがありますが、まだ未定とのこと)
ジョリビーはアメリカや香港などフィリピン人の多い国にも展開しています。
香港のジョリビー。味は同じでしたが、下の紙に漢字が書かれていました。店内には香港人はおらず、フィリピン人のお客さんでいっぱいでした。
こちらがみんな大好きフィリピンのジョリビー。セットメニューで200円程度。
マスコットキャラクターのジョリビーくん。
・定番ストリートフード編
①【Kwek-Kwek】
日本語ではクウェック・クウェックですね、最後のクをあまり発音しないのがポイントです!
ウズラの卵をオレンジ色の衣で揚げたものになります。フィリピンに来て初めて食べたストリートフードです。外国人が食べるのは珍しいのか買うたびにいつも店員の男性に話しかけられます。(笑)



↑こちらがクウェック・クウェック
②【Tempra】
こちらはテンプラと言いましてKwek-Kwekと一緒に売っている、魚の切り身を上げて一口サイズに切って串に刺しただけの食べ物です!
僕 『この隣の白い食べ物は何??』
店員の男性『天ぷらだよ!』
どこが天ぷらやねん!?と思わず心の中で関西弁で突っ込みました(笑)
確かに同じ揚げ物ですが、ここまで来たら別物です !
お世辞にもあんまり食欲をそそるような見た目ではありませんが、何事にも挑戦することが肝心だということで食べてみました。
それ以来僕の心は Kwek-KwekとTempraは見かけたらついつい買ってしまいます。
特に Kwek-Kwekを売っている人を見かけたら買わないと気がすみません。
お値段はそれぞれ10~12ペソです(1ペソ=2.05円程度 ※2018年3月現在)
味の良し悪しを決めるのはソースだと感じています、基本的にスパイシーとスウィートを用意してあるので、お好みで(日本人にはスウィートよりもスパイシーの方が口に合うと思います)


↑TempuraとKwek-Kwekは基本的に一緒に売っています。
③読み方が難しいSiomai(シオマイ)
これは日本でもおなじみの焼売(シュウマイ)です。説明は不要ですね。


シオマイを売っている男性。写真からは想像つきませんが、笑顔で話しかけてくれました!
緑のものはココナッツの葉に包まれたご飯でPusoと言います。
ビニール袋を手にはめて手で食べるのがフィリピンスタイルです。
シオマイがフィリピン料理なのかどうかは微妙なラインですが・・・。
醤油とカラマンシーというすだちのような柑橘系の果物の汁をかけて食べるのがこちらでは一般的です。
またシオマイは基本的に道端の移動式屋台(自転車に蒸し器を合体させたもの)で販売しています。
・ローカル食堂【カレンデリア】編
いつも僕はお昼に会社近くのローカルの食堂で食事をとります。
このような食堂をカレンデリアと呼びます。
常時10種類以上のおかずがありますが、その中でも日本人の好みに合うおすすめの料理を紹介したいと思います!
①フィリピンのゴーヤチャンプルー?Ginisang Ampalaya(ギニサン アンパラヤ)
このゴーヤ料理を見た時、僕は『フィリピンでもゴーヤが食べられているんだ!』とびっくりしました。
しかし調べてみると原産は東南アジアで日本へは中国から伝わったそうで、現在でもインドやスリランカ、中国や台湾でも食べられているそうです。
見た目は完全にゴーヤチャンプルー。しかしもちろん豆腐は入っていません。トマトや卵などだけで簡単に作ることが出来、また栄養価が高いので健康的な朝食としてよく食べられています。
Ginisang AmpalayaとBukoと呼ばれるココナッツのジュース(写真はココナッツミルクですがピュアなものは透明です。)
②フィリピン風ビーフンのPancit(パンシット)
こちらの料理は長年にわたって愛されている麺料理で、 何世紀も前に中国から来た移住者から パンシットの元になった中国料理がフィリピンに持ち込まれ、フィリピン人好みの味付けにされたものです。
料理でパンシットは福建語で【convenient food、便利な食べ物】という意味があるらしいです。
パンシットには麺の太さや味付けによって、焼きそばみたいな麺や春雨のような麺でつくられることもあり、バリエーションが豊富です。
こちらは太麺タイプのPancit。2つ目の写真のものは見た目も味付けも焼きそばに近いですね!
・レストランで売っているもの編
①個人的おすすめ度No1!sisig(シシグ)
シシグは豚肉(主にほほ肉や皮や耳)を切り刻んだものにニンニクや玉ねぎなどを甘辛いソースで味付けし、一緒に炒めたシンプルな料理です。
これは本当においしい!もう想像しただけでお腹がすきます!味付けが濃いめのお店が多いので通常はご飯とセットで食べることが多く、ビールに非常に合います!(シシグと一緒にいつも定番ビールのサンミゲルライトを注文してしまいます。
ついつい飲みすぎてしまいますので、あんまり体に良い組み合わせではないのですがやめられません・・・(泣)


フードコートに売っているものとレストランのsisig。レストランで食べる方がおいしいですが、最初のやつも十分美味しい!そして安い!約100円です!レストランのものは約400円。
②フィリピン料理を代表するスープSinigang(シニガン)
こちらのスープは材料によりますが基本的に非常に酸っぱいです!豚肉のシニガン、エビや魚などがメインものなど、いくつか種類があり、マンゴーやカラマンシー、またタリマンドと呼ばれるフルーツを使いその酸っぱくクセのある味を作り出しています。
最初に食べたときはその独特のにおいや味が苦手で食べられなかったのですが、今ではレストランに行ってシニガンがあるとついつい頼んでしまいます!(結構量が多いのでみんなでシェアします)


・デザート編
①定番デザートのHaluhalo(ハロハロ)
これは非常に有名ですね。日本のコンビニでも見かけることのあるフィリピンの国民的な定番デザートです!
ハロハロはフィリピンの公用語であるタガログ語で【混ぜる】を意味し、かき氷にアイスクリームやフルーツをはじめとした様々なものがトッピングされていて、名前通り混ぜながら食べます。名前の由来は沖縄のチャンプルーのようなものですね。
これはもう甘いもの好きにはたまらないですね!フィリピンの気候は冷たいものが本当においしいのでジョリビーに行くたび買ってしまいます!
お店によってトッピングが違うので、是非ともフィリピンに来た際には色々なハロハロを体験してください!
Jollibeeのハロハロ、39ペソ(約80円)
こちらはレストランにて、レストランえ食べると大体200円から400円くらいです!
上にのっている紫色のものがウベアイス(下で説明)になります
別のお店のハロハロと甘くて濃厚なのが特徴的なフィリピン風プリンのLeche flan(レチェ・フラン)。
②ハロハロのトッピングにも!紫色のアイスのUbe【ウベ】
「ウベ」はご存知でしょうか?ウベは紅山芋という芋の一種でその独特な色はなかなか日本ではめったにお目にかかることはありません!
しかし沖縄県ではウベが沖縄山芋という名で栽培させており、沖縄の老舗アイスクリームメーカーのブルーシールもウベ味のアイスクリームを出しています!気になる方はフィリピンに来なくても国内(特に沖縄)でもウベアイスクリームを食べることが出来ます!
先程のハロハロのトッピングアイスクリームとしてよく使われています。このアイスクリームが本当においしいです。ただ、味の説明がなかなか難しく、僕の表現力では【甘くて濃厚でとりあえず病みつきになる味】としか言えません・・・。
独特な色が特徴的なウベアイス。
ウベアイスが食べたい方はフィリピンか沖縄に行きましょう!
↑の写真は全くフィリピンとは関係ない沖縄県久米島の写真です(笑)僕は久米島で初めてウベアイスを食べました!
日本にもセブに負けないほど綺麗な海があります!
いかがでしたでしょうか?フィリピンには見慣れたものから、一見よく分からないものまで、たくさんのローカルフードがあります。英語の語学留学やビジネスでフィリピンに来た際にはフィリピンの食文化も一緒に経験していただけたら嬉しいです!