みなさまこんにちは♪Annです!
日本はもうだいぶ肌寒くなってきているのでしょうか??
セブシティでは、町のいたるところで早くもクリスマスソングが流れ始めました♪
こちらでは、berのつく月(September,October,November,December)は、もうクリスマスなのです♪ショッピングモールではもうサンタグッズやツリーなども売り出されてましたよ♪
クリスマスと言ってもセブは1年中、夏気候なので、日本人の感覚ですと、ちょっと違和感がありますね(笑)
それでは、本日も【ブログで文法学習シリーズ】スタートです!
シリーズ3回目の今日は、現在完了形についてお送りします!
第1回目→ 【ブログで文法学習♪】①~現在形・現在進行形~
第2回目→ 【ブログで文法学習♪】②~過去形~
現在完了形とは
現在完了形の意味は以下の3つがあり、形は
「have(has) + 過去分詞(動詞の過去分詞形)」です。
- 継続「(ずっと)~し続けている」
- 経験「(今までに)~したことがある」
- 完了、結果「~し終えたところです、~してしまった」
ですが、現在完了形は形が「have + 過去分詞」1つであるのに対し、意味が3つあるので、「have + 過去分詞」だけだと状態の判別ができません。
そこで、経験か継続か完了かをはっきりさせるために、現在完了形の継続、経験、完了にはキーワードを用います。
それでは、それぞれのキーワードを交えながら、1つ1つご紹介いたします♪
現在完了形【継続】
この英文を見た時、どのように訳しますか?
I have lived in Japan .
この文だけでは、「日本に住んでいたことがある。」という経験を表しているのか
「ずっと日本に住んでいる。」という継続を表しているのか分かりません。
そこでキーワードの登場です!
経験を表すキーワードでよく用いられるものは、forとsinceです。
forは「~間」という意味で後ろに何年や何ヶ月など期間を付け、
for two years「2年間」という意味を表します。
sinceは「~から」という意味で後ろに過去のある時点を表す言葉を置き、
since 2010「2010年から」という意味を表します。
これらの時制を表すキーワードは文の最後につけます。
ex)
I have lived in Japan since 2010.
「私は、2010年から日本に住んでいます。」
現在完了形【経験】
I have lived in Japan .
先ほどの【継続】同様、これだけではどのような状態なのかがわかりません。
そこで、次は【経験】を表すキーワードの登場です!
経験のキーワードでよく用いられるものは、
once「1回」
twice「2回」
three times「3回」
などの経験回数を表す言葉と
before「以前」などです。
以下の英文ようにonceやbefore を文末に付けることで、
現在完了形の文は継続ではなく経験の意味を表します。
ex)
I have lived in Japan once.
「私は、1回日本に住んだことがあります。」
I have lived in Japan before.
「私は、以前日本に住んだことがあります。」
ここで重要Point!!
現在完了形で「~へ行ったことがある」という経験を表す時には注意が必要です。
自然に考えれば、「行く」という動作を表す時は動詞はgoですよね。ですので、
「~へ行ったことがある」という経験を表す場合、goの過去分詞である、goneを用
いて現在完了形の形はhave goneにすればいいのでは?と考えがちです。ですが、
「~へ行ったことがある」という経験を表す時には、have been(to)を用います。
というわけで、「私は、以前セブ島に行ったことがある。」という現在完了形の経験の
文を作る場合は、
I have been to Cebu before.
となります。
現在完了形の【経験】でhave gone (to)は使えないので注意しましょう。
こちらについては、次の【完了、結果】でもご説明します!
現在完了形【完了、結果】
She has finished the work.
この文は「彼女は仕事を終えたところです。」という完了の他に、「その仕事を終えた
ことがある。」という経験の意味をもつ可能性もありますよね。
そこでまたまたキーワードの登場です。
完了のキーワードはjustとalreadyで、これらはhaveと過去分詞の間に置きます。
justは「ちょうど」、alreadyは「すでに」という意味なので、文に付け加えると以下
のような完了を表す文になります。
ex)
She has just finished the work.
「彼女は、ちょうどその仕事を終えたところです。」
She has already finished the work.
「彼女は、すでにその仕事を終えてしまいました。」
【経験】の説明をする際に、have gone (to)は用いないとご説明しましたが、
【完了】を表す際には、have gone (to)とhave been (to)の使用が可能です。
「行ってしまった」という片道で完了を表す時はhave gone (to)を、
「行ってきた」と往復で完了を表す時はhave been (to)を用います
過去分詞を使い分けることで、2つの表現の違いを表します。
ex)
My mother has gone to the super market.
「母は、スーパーに行ってしまった(結果、今いない)。」
My mother has been to the super market.
「母は、スーパーに行ってきた(結果、今いる)。」
これらの表現は完了の意味を表していることがわかるので、
文中にjustやalreadyを付けることはありません。
まとめ
以上が、現在完了形の時制別の表現になります。
いかがでしたか。
現在完了形は、混乱しやすい表現ではありますが、使いこなせると、日常英会話の際にも、非常に役立つ表現です。
様々な状態を表現できるとても便利な文法表現ですので、是非この機会にしっかりインプットして頂ければと思います。
それではまた次回の【ブログで文法学習シリーズ】をお楽しみに♪