
マニラのbgc(ボニファシオ・グローバルシティ)は、特に洗練されたトレンドエリアとして注目されています。
高層ビル群やショッピングモールが立ち並ぶだけでなく、街にパブリックアートや芝生、緑の多い公園があり、近未来都市と称されます。
この記事では、マニラのbgc(ボニファシオ・グローバルシティ)を、今まで知らなかった方に対して詳しく解説します。是非最後までお読みください。
マニラの「bgc(ボニファシオ・グローバルシティ)」の概要
では、マニラのbgcの概要を解説します。
bgcの基本情報
bgcは、ボニファシオ・グローバルシティ(The Fort Bonifacio Global City)の略で、マニラのタギック市に位置します。
かつて、フィリピン軍の駐屯地(フォート・ボニファシオ)であり、その跡地を利用して開発されました。
都市計画をもとに、ビジネスオフィス、居住区、教育機関、医療施設、文化などが一体となって整備されており、近未来都市とも称されています。
bgc は、マニラの中でマカティやオルティガスと並ぶ、治安の良い地域です。
外資系企業がオフィスを構えており、外国人、フィリピン人の富裕層が居住します。
外国人が多く住む、滞在する地域としても有名で、高級ホテルや高級コンドミニアムがあります。
物乞いやストリートチルドレンが多いフィリピンのローカルな地域のイメージとは、かけ離れた場所と言えるでしょう。
bgcの特徴
ここでは、bgcの特徴について、より詳しく説明します。
マニラのビジネス中心街で日本人も多い
bgcには、高層ビルが立ち、外国の企業が多くオフィスを構えています。
例えば、米国のGoogle、 Facebook(Meta社)・アクセンチュア、JPモルガンなどもbgcにオフィスを構えています。
フィリピン証券取引所があり、フィリピンの金融の中心地でもあります。
日本の企業は数としてはマカティ地区と比べるとやや劣りますが、日本人学校があるため、bgcに住む日本人やその家族は多いです。
フィリピンの中では特に治安の良いエリア
bgcは、フィリピンの中では、トップクラスに治安が良いことで有名です。
街には警備員の目が行き届いており、24時間監視カメラも設置されていて、ハイストリートの付近は週末に家族連れで賑わうほか、女性が日中出歩いている分にはほとんど危険を感じないと言われています。
ただし、夜間などはスリや強盗などの警戒が必要です。
海外のようなおしゃれなレストランやカフェ
bgcの目抜き通りのハイストリートの周辺には、おしゃれなカフェや、高級レストランが多くあります。
高級ホテルのカフェラウンジ、トレンドカフェを楽しむことができます。
BGCのレストランは、多国籍で高品質なレストランが多いです。
フィリピン料理以外にもスペイン料理、イタリアン、中華、メキシカン、フレンチなどの世界各国の料理を楽しむことができます。
フィリピンは歴史的にスペインの統治下にあったため、パエリアなどスペイン料理が美味しいことで有名です。
町中にアートがある
bgcのユニークな点としては、街にアートが点在しているということです。
ビルの壁には、インスタ映えするような個性的なアートや、オブジェがあります。
計画的なものであるとは言え、こういった遊び心あふれるアートはbgcの魅力の一つとなっています。
bgcは住みやすさも魅力
bgcは、住みやすさも魅力の一つで、日本人も多く滞在しています。
ここでは、住む場所としてのbgcの魅力をご紹介します。
治安が良い
前述の通り、bgcは、フィリピンの中では特に治安が良く、日中であれば女性でも安全に歩くことができると言われています。
しかし、bgcは東京と異なり、治安の良さはセキュリティの厳重さから来るのも事実です。
bgcでは、至るところに警備員が配置され、24時間セキュリティカメラにより監視がされています。
徒歩圏であらゆる機能にアクセス
bgcは、学校や会社、コンドミニアム、ショッピングモール、医療機関などが徒歩圏にあるため、bgcから出なくても、生活に必要なすべてが揃っています。
医療機関として有名なのは、St. Luke’s Medical Centerで、世界水準の総合病院として定評があります。
日本人や日本人の家族も多く駐在
マニラには、日本人の駐在員の方が多いですが、その方たちの多くはbgcに住んでいます。
bgcには、日本人学校(MJS)が1校、インターナショナルスクールが2校(マニラ・インターナショナルスクール(ISM)と、ブリティッシュ・スクール・マニラ(BSM))あり、子どもがいる場合、学校に通わせやすいのも、bgc地区に住む魅力の一つです。
滞在先はコンドミニアムで、例えば、セレンドラは、日本人駐在員家族が多く住むコンドミニアムとして有名です。
敷地内に複数のプールや庭、ジム、BBQスペースなど施設が充実しています。
敷地がゲートに囲まれていて、セキュリティがしっかりしているため、安心して子どもを遊ばせることができます。
bgcのおすすめスポット
では、次にbgcのおすすめスポットについてご紹介します。
ハイストリート
ハイストリートは、bgcのメインストリートです。
歩行者天国の場所で、ウィンドウショッピングや各国のグルメやカフェなどの飲食を楽しむことができます。
近くには広い芝生があり、散歩やピクニックにも最適です。
ファッションや雑貨などのマーケットが開催され、週末は多くの人で賑わいます。
ザ・マインドミュージアム
ザ・マインドミュージアムは、体験型の科学博物館で、250点以上の体験型の展示があります。
大人も子どもも楽しめ、家族連れに人気があります。
プラネタリウムなどのショーもあります。
ショッピングモール
bgcのトレンドのショッピングモールには、アップタウンモール、SMオーラ・プレミア、マーケット!マーケット!、三越モールなどがあり、フィリピン国内外のショップ・トレンドのお店などが集まります。
ストリートアート巡り
bgcには、ウォールアートを始め、沢山のストリートアートが点在しているため、写真を撮りながら散策するのがおすすめです。
カフェ・レストラン
フィリピンのコーヒー・カフェ文化は広く根付いており、bgcにはおしゃれなカフェが多くあります。
・Wildflour : おしゃれなインテリアのカフェで、パンの種類が多く、朝食が特に人気です。
・Sunnies Cafe : フィリピンの有名インスタグラマーが考案したカフェで、どこを切り取ってもフォトジェニックなお料理・店内です。
・Toby’s Estate: オーストラリア、シドニー発のカフェで、こだわりのコーヒーを楽しめます。
・Single Origin: おしゃれな店内で、コロンビア、ブラジル、グアテマラなどひとつの産地で淹れるコーヒーとハンバーガープレートなどのランチが食べられます。
・ハイストリートカフェ:シャングリラホテルにあるラウンジカフェで、豪華な雰囲気が特徴です。
カフェメニューも充実しており、高級ホテルのラウンジでありながら、比較的リーズナブルな価格で利用できます。
bgcのおすすめホテル
bgcおすすめのホテルをご紹介します。
グランドハイアット・マニラ
bgcを代表する格式の高いスタイリッシュなラグジュアリーホテルです。
高層タワーホテルで、ルーフトップバーなどの高級施設があります。
ビジネスカンファレンスも行うことができ、高級志向で快適な空間を求めるビジネス層に特に人気があります。
シャングリラ・ザ・フォート・マニラ
bgcの2大高級ホテルの一つです。
ハイストリートのすぐ近くに位置します。
モダンで落ち着きのある空間です。子供向けのダイニングもあり、家族連れの滞在にも対応しています。
アスコット ボニファシオ グローバル シティ マニラ
アスコット ボニファシオ グローバル シティ マニラは、SMオーラ・プレミアなどのショッピングモール近くのハイストリートに位置します。
キッチン付きの高級アパートメントで、ビジネス等での長期滞在にも適しています。
セダBGC
ボニファシオ・ハイストリート横にあり、bgcの中心に位置します。
洗練されたモダンな空間で、屋外プール、ルーフトップテラス、ジムなどの施設が充実しています。
F1 ホテル・マニラ
bgc中心部のショッピングセンターなどに近い便利な場所に位置しています。
サービスの質の高い高級ホテルではあるものの、カジュアルで温かみのある雰囲気で、家族連れの旅行の滞在先としても人気があります。
ホテル101-フォート
bgcの中心部のSM Auraなどのショッピングモールに近く、利便性に優れています。
ホテルでありながら、コンドミニアムの利便性も持ち合わせているホテルです。
価格帯も比較的リーズナブルな価格のため、中長期の滞在や、ビジネス、一人旅の旅行者にも人気があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
bgcは、フィリピンの一般的なイメージとはかけ離れた地区で、初めてbgcについて知った方は驚かれる方も多いと思います。
滞在先としても、散策先としても魅力的な地区ですので、マニラを訪れた際には、ぜひbgcに足を運んでみてください。
◇経歴
・国際教養学部卒業
・外資系企業に勤務経験があり、アドミや会計分野で、インド人、カナダ人、オーストリア人、フランス人など様々な国の出身の同僚と働いた経験があります。
◇資格
英検1級、TOEIC 900点、IELTS 7.5 など
◇留学経験
大学時代に交換留学プログラムでイギリスの大学へ1年間留学し、リサーチの基礎や英語学について学びました。
◇海外渡航経験
・高校時代にシンガポールで3週間ホームステイをし、現地の高校で授業を受講した経験があります。
・大学留学中は休暇を利用してヨーロッパ各国を旅行し、多様な文化に触れました。
◇自己紹介
英語が好きで、子どもの頃から自ら進んで勉強してきましたが、日本式の文法やリーディング中心の学習方法では、なかなか話せるようにならず、苦労した経験があります。ネイティブキャンプでの英会話に助けられました。
英語学習に役立つ情報をまとめたブログも運営しておりますので、よろしければご覧ください。
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