【韓国の世界遺産全16箇所】代表的な史跡とおすすめモデルコースを解説!

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日本から1時間半から2時間半で行ける近場にあるので、「ちょっと週末、韓国に行ってきた」という人も少なくありません。

そんな韓国ですが、実は世界遺産が16箇所もあるってご存知でしたか。

韓国には歴史のある寺院や王宮、溶岩洞窟や干潟などの世界遺産があり、日本とは違った風景を楽しむことができます。

この記事では、おすすめの世界遺産と、アクセス方法、訪れる際の注意点などを紹介しますので、是非足を運んでみてくださいね。

韓国には世界遺産が全部で16箇所ある

現在韓国には、ユネスコの世界遺産に登録されているスポットが16箇所あります。

そのうち14箇所が、韓国の歴史や伝統を象徴する世界文化遺産、残りの2箇所が、雄大で美しい世界自然遺産です。
1995年に最初の3箇所が登録されてから、文化や国際交流の発展と共に徐々に世界遺産の数が増えていきました。

まずは韓国の仏教や儒教の文化を象徴する、「石窟庵と仏国寺(ソックラムとプルグクサ)」「海印寺大蔵経板殿(ヘインサ テジャンギョパンジョン)」「宗廟(チョンミョ)」が登録され、次に朝鮮王朝や歴代国家の繁栄が覗える「昌徳宮(チャンドックン)」「華城(ファソン)」が加わりました。

そして2000年になると、かつて新羅と呼ばれていた国家の中心都市だった場所にある「慶州(キョンジュ)歴史地域」と、紀元前に造られた巨大なお墓「高敞、和順、江華(コチャン、ファスン、カンファ)の支石墓群」が登録されました。

2007年には、「済州(チェジュ)火山島と溶岩洞窟群」が初めて世界自然遺産に登録され、そこから「朝鮮王陵(チョソンワンヌン)」「大韓民国の歴史的村落:河回と良洞(ハフェとヤンドン)」「南漢山城(ナムハンサンソン)」「百済(ペクチェ)歴史地区」「山寺(サンサ)、韓国の山地僧院」「韓国の書院」「ゲボル(韓国の干潟)」「伽耶(カヤ)古墳群」が順々と追加されていきました。

そして2025年、新石器時代から新羅時代に動物や人間の生活模様が描かれた、「盤亀川(パンゲチョン)流域の岩絵群」が新たに世界文化遺産に登録されました。

世界遺産名 種類 登録年
石窟庵と仏国寺 文化遺産 1995年
海印寺大蔵経板殿 文化遺産 1995年
宗廟 文化遺産 1995年
華城 文化遺産 1997年
昌徳宮 文化遺産 1997年
高敞、和順、江華の支石墓群 文化遺産 2000年
慶州歴史地域 文化遺産 2000年
済州火山島と溶岩洞窟群 自然遺産 2007年
朝鮮王陵 文化遺産 2009年
大韓民国の歴史的村落:河回と良洞 文化遺産 2010年
南漢山城 文化遺産 2014年
百済歴史地区 文化遺産 2015年
山寺(サンサ)、韓国の山地僧院 文化遺産 2018年
韓国の書院 文化遺産 2019年
ゲボル(韓国の干潟) 自然遺産 2020年
伽耶古墳群 文化遺産 2022年
盤亀川流域の岩絵群 文化遺産 2025年

参照サイト:全世界遺産の一覧表 | 世界遺産オンラインガイド

韓国の代表的な世界遺産 | 魅力や歴史的背景・アクセス等

韓国の世界遺産の内、ここは押さえておきたいという代表的なスポットをいくつか紹介します。どのような点が魅力的なのか、どのような背景があるのか、そしてアクセスについてまとめておくので、参考にしてください。

アクセスについては、次の項目のおすすめモデルコースでもご確認いただけます。

昌徳宮(チャンドックン)

ソウルの中心部にある昌徳宮は、主要な観光地からアクセスしやすく、朝鮮王朝の栄華を肌で感じられる人気の観光スポットです。

昌徳宮には、自然と建築物の調和が見事な、「秘苑(ピウォン)」と呼ばれる王族専用の庭園・後苑があり、その美しい設計は、昌徳宮が世界遺産に選ばれた理由のひとつとなっています。

「チャングムの誓い」などの有名ドラマのロケ地にもなっており、地下鉄安国(アングク)駅から徒歩5分程度で行ける距離にあり、景福宮(キョンボックン)や宗廟からもアクセスしやすいので、是非観光ルートに入れてみてください。

水原華城(スウォンファソン)

ソウルから電車で30分程度離れたところにある水原華城は、1796年に朝鮮王朝第22代の王・正祖によって建てられた、城郭都市です。

城壁や門、宮殿など、当時の建築技術を活かした建築物と、季節ごとに色を変える庭園の景色が見どころ。

日本でも人気のドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」のロケ地にもなっています。最寄りの水原駅からはバスやタクシーで20分程度かかりますが、ソウルから水原駅までは、電車や地下鉄でアクセスしやすく、朝鮮王朝の雰囲気を味わってみたい人にはおすすめです。

朝鮮王陵(チョソンワンヌン)

朝鮮王陵は、朝鮮王朝と大韓帝国時代の王族のお墓です。

40基が韓国国内に現存しており、2009年に世界遺産として登録されました。

代表的な王陵は、ソウルの中心部、江南区にある「宣陵・靖陵」、京畿道 九里市にある「東九陵」、京畿道 驪州にある「英陵・寧陵」です。ソウルの宣陵・靖陵は、地下鉄を降りてすぐの場所にあるのでとてもアクセスしやすく人気のスポットです。

南漢山城(ナムハンサンソン)

南漢山城は、ソウルの南東部、京畿道広州市にある城壁が見事な山城です。

外敵の侵攻に備えた緊急時の王都として、1626年に建設されました。

そしてその防御構造と当時最先端であった技術の導入が文化的に評価され、2004年に世界遺産に登録されました。ソウルから地下鉄で1時間~1時間半かかりますが、当時の建築技術を見学できる人気のスポットで、ハイキングコースとして地元の人にも人気があります。

宗廟(チョンミョ)

ソウルの中心部にある宗廟は、歴代の王と王妃を祀る、儒教の祠堂です。

1395年に建てられた、現存する最古の儒教王室祭祀施設となります。

毎年5月になると、ユネスコ無形文化財に登録されたお祭り「宗廟大祭」が開催され、伝統的な音楽と舞が披露されます。ソウル中心部にあり、昌徳宮など他の観光スポットとも近いので、一緒に周ってみましょう。

世界遺産をめぐるおすすめモデルコース

2泊3日で韓国の世界遺産を巡る、2種類のおすすめ周遊コースを紹介します。

一つは、ソウルを中心とした世界遺産を巡る華やかな旅、もう一つは、釜山を起点に慶州でゆったりと韓国の歴史を辿る癒しの旅
世界遺産巡りをプランする際、ぜひ参考にしてみてください。

ソウル編

日程 旅程 移動時間
1日目 ソウルのホテルにチェックイン  
世界遺産「宗廟」で歴代王家の祠堂を参拝 ソウルから地下鉄で25分
仁寺洞で韓定食を昼食に 宗廟から徒歩10分
世界遺産「昌徳宮」で美しい後苑を見学 仁寺洞から徒歩10分
景福宮で朝鮮王朝のメインパレスを見学 昌徳宮から徒歩20分
北村韓屋村でサムギョプサルを夕食に 景福宮から徒歩15分
2日目 ソウルから水原へ移動し、世界遺産「水原華城」を見学 ソウルから地下鉄で1時間+水原駅からバスで20分
水原の名物・王様カルビを昼食に  
ソウルに戻る 水原駅からバスで20分+地下鉄で1時間
南大門市場で食べ歩き ソウルから徒歩15分
3日目 江南で世界遺産「朝鮮王陵(宣陵・靖陵)」を見学 ソウルから地下鉄で25分
江南エリアでおしゃれなカフェやショッピングを楽しみ帰国  

釜山&慶州編

日程 旅程 移動時間
1日目 釜山から慶州へ移動後ホテルにチェックイン 新慶州駅までKTXで30分+慶州駅までバスで30分
世界遺産「仏国寺」を見学 慶州からバスで40分
慶州の名物・石焼きビビンバを昼食に  
山中に佇む世界遺産「石窟庵」を見学 仏国寺からバス+徒歩で25分
慶州駅周辺のホテルに宿泊  
2日目 世界遺産「慶州歴史地域」を見学 慶州から徒歩20分
慶州の名物・サンパプを昼食に  
かつての王族の別宮「東宮」と「月池」見学 大陵苑から徒歩10分
3日目 世界遺産「良洞村」を見学 慶州からタクシーで35分
新慶州駅へ行きKTXで釜山へ 新慶州駅までタクシーで45分+釜山までKTXで30分
釜山でグルメやショッピングを楽しみ帰国  

世界遺産を訪れる際の注意点・ポイント

せっかく世界遺産を訪れるなら、時間を無駄にしたり、嫌な思いをしたりすることなく、楽しく周りたいですよね。そのためには事前準備が大切なので、世界遺産を訪れる際の注意点とポイントをお伝えしておきます。

事前に周遊プランを決めておくかツアーに参加する

効率よく世界遺産を周るために、エリア毎にどのスポットを巡るかあらかじめ計画を立てておきましょう。

例えばソウルの昌徳宮と宗廟は徒歩圏内にあるので一緒に周った方が効率が良いですし、慶州の仏国寺と石窟庵は近いので同日に、良洞村は少し離れているので、別の日に回すなど、しっかりとプランをしておくことで、時間を無駄にすることなくゆっくりと周ることができます。

さらに効率を重視したい方や、ガイドを聞きながら周りたい方は、ツアーに参加してみてもいいでしょう。

言語の壁に備えておく

ソウル市内は日本語や英語が通じるところが多いですが、地方に行くと韓国語しか通じないところがあります。

ガイドブックや地図、翻訳アプリなど、もしもの時のために備えておきましょう。不安な方は、日本語ガイドの付いた現地ツアーに参加するのがおすすめです。

冬の防寒対策はしっかりと

韓国の冬は日本よりも乾燥していて風が強いので、防寒対策はしっかりと行っておきましょう。

特に山間部の世界遺産を訪れる際は、朝晩の寒暖差が激しいので要注意です。

荷物はコンパクトに歩き慣れた靴で

韓国の世界遺産は、敷地が広く歩く所が多いですし、複数の世界遺産や観光地を巡る場合、徒歩で移動することも多いでしょう。

できるだけ荷物はコンパクトにして、歩き慣れた靴を履いていきましょう。

施設の営業日や営業時間に注意

お目当ての施設の定休日や閉館時間を事前に把握しておきましょう。

例えば王宮や世界遺産の施設は月曜日が定休日のことが多いですし、地方にある施設は早い時間に閉まってしまうところもあります。

また、日本と違って、旧正月(ソルラル)や秋夕(チュソク)という年に2回の大型連休があるので、期間中はイレギュラーな営業となる場合も。スケジュールをしっかりと確認しておきましょう。

まとめ

日本から一番近い海外の国、韓国。定番のグルメやショッピングだけでなく、韓国の歴史や文化を学び、雄大な自然を満喫することのできる世界遺産ツアーはいかがですか。

いにしえの人々が創り上げ、代々大切に受け継がれてきた遺産を巡る旅は、きっとあなたの心に響く特別な思い出となるでしょう。

しっかりと計画を立てて準備を万全にし、思いきり韓国の世界遺産ツアーを楽しんでくださいね。

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