半年間海外に留学できるとしたら、どの国で英語を勉強したいですか?
ニューヨークやロサンゼルスでアメリカ英語を学ぶ、ヨーロッパの街並みを楽しみながらイギリス英語を学ぶなど多くの選択肢があります。
英語を学ぶ環境は英語圏であれば整っていますが、留学時期や都市によって留学費用は変わります。
今回の記事では、半年間語学留学する際に必要な留学費用について説明します。
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアの4カ国を中心に、どの程度の予算があれば留学できるのかについて計算していきます。
留学を検討している方は参考にしてみてください!
半年の留学にかかる費用:アメリカ
英語を海外で学びたいと思い、多くの方が頭に思い浮かべるであろう国の一つが
アメリカではないでしょうか。
アメリカに語学留学をする場合、まずはどの都市で学びたいかを決める必要があります。
今回は西海岸のロサンゼルスと、東海岸のニューヨークを例に半年間の語学留学費用を計算してみましょう。
アメリカ留学で必要な留学費用項目
留学費用として必要な項目は、以下の通りです。
・学費(授業料、そのほか諸経費)
・渡航費
・海外保険加入費
・ビザ
・滞在費
・生活費(食費、通信費など)
ロサンゼルスとニューヨークに語学留学をした場合、どの程度の留学費用がかかるのか見ていきましょう!留学時期は6月からの半年間で設定します。
ロサンゼルスに半年間留学した場合の費用
学費(授業料、そのほか諸経費):約68万円
ロサンゼルスのリーズナブルな語学学校として人気のある「Mentor ハリウッド校」に24週間語学留学した場合の費用を計算しました。
週20時間コースのESL Program(一般英語)に24週間通った場合、約676,800円かかるようです。
別途、入学金やテキスト代などの諸経費がかかります。
Mentor ハリウッド校(Mentor Language Institute Hollywood Campus)
所在地:7080 Hollywood Blvd., Suite 314 Los Angeles, CA 90028
渡航費:約15万円
成田国際空港からロサンゼルス国際空港までの直行便を利用した場合、渡航時期や航空券を購入する時期にもよりますが、大体15万円前後で購入できます。
全日空、日本航空、ZIPAIR、アメリカン航空などを利用することが可能です。
海外保険加入費:約16万円
加入するプランによりますが、大体16万円前後が必要となります。
クレジットカード付帯の保険だけではなく、海外留学保険に加入しておくと安心です。
補償内容はご自身の判断となりますので、申込前にしっかりと内容を検討しましょう。
参照サイト:AIG損保 海外旅行保険
ビザ:約8万円
アメリカでは週18時間以上の授業を受ける場合、学生ビザ(F-1ビザ)の申請が必要です。
申請費用は160USDで、留学生情報のデータベース(SEVIS)に350USDで登録しなくてはなりません。
ビザについては、在日米国大使館と領事館のホームページを確認してみてください。
参照サイト:在日米国大使館と領事館
滞在費:約180万円
滞在方法は、ホームステイ、学生寮、ホテル、シェアハウスなどいくつかあります。
語学学校によっては、学校側がホームステイや学生寮を手配してくれる場合もあります。
ホームステイの場合は1日2食で1ヶ月約20〜30万円程度です。
生活費(食費、通信費など):約60万円
生活費は人それぞれ異なります。
カフェやレストランに行ったり、休日に出かけることがあると比較的高くなるでしょう。
物価高なので、多めに予算を見積もっておくことが大事です。
<ロサンゼルス留学費用まとめ>
学費(授業料、そのほか諸経費):約68万円
渡航費:約15万円
海外保険加入費:約16万円
ビザ:約8万円
滞在費:約180万円
生活費(食費、通信費など):約60万円
合計:約347万円
ニューヨークに半年間留学した場合の費用
学費(授業料、そのほか諸経費):約157万円
ニューヨークの有名な通りにキャンパスのある語学学校「KAPLAN ニューヨーク セントラルパーク校」に24週間語学留学した場合の費用を計算しました。
一般英語コースに24週間通った場合、約1,566,000円かかるようです。
別途、入学金やテキスト代などの諸経費がかかります。
空港送迎利用希望の方は片道180USDで頼むことも可能です。
KAPLAN ニューヨーク セントラルパーク校(Kaplan International, New York Central Park)
所在地:623 Broadway, New York, NY 10012 アメリカ合衆国
渡航費:約16万円
成田国際空港からラガーディア空港までの直行便を利用した場合、渡航時期や航空券を購入する時期にもよりますが、大体16万円前後で購入できます。
エア・カナダ、アメリカン航空を利用することが可能です。
海外保険加入費:約16万円
加入するプランによりますが、大体16万円前後が必要となります。
ロサンゼルスに留学する場合と金額はあまり変わらないでしょう。
ビザ:約8万円
ロサンゼルスに留学する場合と変わらないでしょう。
滞在費:約210万円
滞在方法は、ホームステイ、学生寮、ホテル、シェアハウスなどいくつかあります。
語学学校によっては、学校側がホームステイや学生寮を手配してくれる場合もあります。
ホームステイの場合は1日2食で1ヶ月約30~35万円程度です。
生活費(食費、通信費など):約100万円
生活費は人それぞれ異なります。
しかし、ロサンゼルスよりニューヨークは全体的に高い傾向にあります。
物価高なので、多めに予算を見積もっておくことが大事です。
<ニューヨーク留学費用まとめ>
学費(授業料、そのほか諸経費):約157万円
渡航費:約16万円
海外保険加入費:約16万円
ビザ:約8万円
滞在費:約210万円
生活費(食費、通信費など):約100万円
合計:約507万円
半年の留学にかかる費用:カナダ
カナダは留学に人気な都市がたくさんあります。
今回は、人気都市の一つトロントに語学留学した場合の費用を計算してみます!
学費(授業料、そのほか諸経費):約75万円
今回はカナダの人気名門校「EC トロント」に24週間語学留学した場合の金額を計算しました。
アカデミックセメスターコースに24週間通った場合、約741,620円かかるようです。
別途、入学金やテキスト代などの諸経費がかかります。
EC トロント(EC Toronto English School)
所在地:124 Eglinton Av. West Suite 400, Toronto, Ontario M4R 2G8
渡航費:約25万円
成田国際空港からトロント・ピアソン国際空港までの直行便を利用した場合、渡航時期や航空券を購入する時期にもよりますが、大体25万円前後で購入できます。
エア・カナダなどを利用することが可能です。
海外保険加入費:約16万円
加入するプランによりますが、大体16万円前後が必要となります。
滞在費:約100万円
滞在方法は、ホームステイ、学生寮、ホテル、シェアハウスなどいくつかあります。
語学学校によっては、学校側がホームステイや学生寮を手配してくれる場合もあります。
ホームステイの場合は1日2食で1ヶ月約10~20万円程度です。
生活費(食費、通信費など):約100万円
個人差がありますが、物価高の影響もあり多めに用意しておく必要があります。
<トロント留学費用まとめ>
学費(授業料、そのほか諸経費):約75万円
渡航費:約25万円
海外保険加入費:約16万円
滞在費:約100万円
生活費(食費、通信費など):約100万円
合計:約316万円
半年の留学にかかる費用:イギリス
イギリスの人気都市の一つ、ロンドンに語学留学した場合の費用を計算してみます!
学費(授業料、そのほか諸経費):約150万円
今回はロンドンにある「フランセスキング ロンドン校」に24週間語学留学した場合の費用を計算しました。
一般英語コースに24週間通った場合、約150万円(£7,752)かかるようです。
別途、入学金やテキスト代などの諸経費がかかります。
フランセスキング ロンドン校(Frances King School of English)
所在地:77 Gloucester Road, South Kensington, London SW7 4SS
<ロンドン留学費用まとめ>
学費(授業料、そのほか諸経費):約150万円
渡航費:約15万円
海外保険加入費:約16万円
ビザ:約15万円
滞在費:約150万円
生活費(食費、通信費など):約100万円
合計:約446万円
半年の留学にかかる費用:オーストラリア
オーストラリアの人気都市の一つ、シドニーに語学留学した場合の費用を計算してみます!
学費(授業料、そのほか諸経費):約84万円
今回はシドニーにある「ILSC シドニー」に24週間語学留学した場合の費用を計算しました。
Full-Time Morningコースに24週間通った場合、約831,600円かかるようです。
別途、入学金やテキスト代などの諸経費がかかります。
<シドニー留学費用まとめ>
学費(授業料、そのほか諸経費):約84万円
渡航費:約15万円
海外保険加入費:約12万円
ビザ:約8万円
滞在費:約100万円
生活費(食費、通信費など):約100万円
合計:約319万円
ちなみに今回ご紹介した中で比較的安い国は、オーストラリアです。
費用を抑えて半年間留学を検討している方は、シドニーやメルボルンなどのオーストラリアの都市を検討することをおすすめします。
半年の留学費用を節約するコツ
留学費用を節約するコツは、以下の3つです。
1.航空券などの予約は早めにする
2.滞在方法をシェアハウスなど、費用を抑える方法にする
3自炊をメインにして、生活費を抑える
まとめ
今回の記事では、半年間海外に語学留学した場合の費用をご紹介しました!アメリカ、イギリス、カナダやオーストラリアなど主要な英語圏に留学する場合には比較的費用が高い傾向にあります。
しかし、ネイティブスピーカーから英語を学ぶことができるので留学費用以上の価値や経験を得ることができるはずです。
将来の留学先の参考となりますように!

◇経歴
観光業界や英会話スクールで計5年以上勤務、英語学習についてもSNSで発信中
◇資格
TOEIC875
◇留学経験
アメリカ語学留学 2ヶ月
留学で得たものは"英語力"だけではありません。
英語だけではなく、自分自身の成長を感じたいなら、短期間でも行ってみる事をオススメします!
英語圏で暮らした日々は、一生忘れることのない経験になるはずです。
◇海外渡航経験
アメリカ圏に短期語学留学経験、海外旅行は5ヵ国以上
◇自己紹介
映画や音楽を通して英語の楽しさを知り、学生時代は英語通訳コースにて勉強をしました!その後、新卒から現在まで英語を使う仕事をしています。今も日本にいながらも英語力UPする方法を探し、日々勉強中です。夢は世界遺産と映画のロケ地を沢山巡ること、そしてブロードウェイで全てのミュージカル作品を鑑賞すること!