カナダ vs オーストラリア徹底比較!住みやすさ・違いは?

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移民の国と言われている「カナダ」と「オーストラリア」は、さまざまな国からの移民を受け入れています。

そんなカナダやオーストラリアを
留学先や移住先として検討・選択する日本人も少なくありません。

それぞれの国の気候や国民性、食事など、
どんな違いがあるのでしょうか。
どちらが住みやすいのでしょうか。

本記事では、カナダとオーストラリアを徹底比較していきます!

どっちが面積が広い?

カナダもオーストラリアも、自然が多く、広大な国というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。

まず、カナダの面積は「9,984,670平方キロメートル」、オーストラリアの面積は、「7,692,024平方キロメートル」となっており、カナダの方が面積は広くなっています。

日本と比較した場合、カナダは日本の26.4倍、オーストラリアは日本の20.4倍と言われています。

世界で見ると、カナダの面積は1位のロシアの面積に次いで2位、オーストラリアの面積は6位と、両国共に上位となっています。

住むならどっちが良い?

カナダとオーストラリア、どちらを留学先や移住先にすべきか悩んでいる日本人も少なくありません。

どちらの国も人気があり、日本人も多く住んでいる印象ですが、実際にどちらの国が住みやすいのでしょうか。

人によって重要視するポイントが異なり、向き不向きがあるため、今回はそれぞれの国に向いている人について説明していきたいと思います。

「オーストラリア」が向いている人

■「暖かい気候の方」が好き

特にブリスベンやゴールドコースト、シドニーは温暖で天気の良い日が多いエリアです。

州によって異なるものの、オーストラリアは全体的に温暖で穏やかな気候と言われています。

日差しが日本よりも強いため1年中日焼け止めやサングラスを利用することをおすすめします。

■「マリンスポーツ」が好き

泳げるシーズンが短いカナダに対して、オーストラリアは年間を通して暖かいため、マリンスポーツを楽しみたい方には、オーストラリアが向いていると思います。

■「アジア人の少ないエリア」に行きたい

カナダもオーストラリアも移民の国のため、アジア人もそれなりに多く住んでいますが、カナダよりもオーストラリアの方がアジア人は少ないようです。

もしあなたがアジア人が少ない方に行きたい!と考えているのであれば、オーストラリアの方が合っているでしょう。

「カナダ」が向いている人

■「永住権」を視野に入れている

永住権の取得のし易さで言うと、オーストラリアよりもカナダの方が取得し易いようです。

もちろんカナダが簡単なわけではないですが、オーストラリアの方が難易度が高いと言われています。

■「寒さ」に強い人

年間を通して温暖な気候のオーストラリアとは真逆で、カナダは寒いのが特徴です。

家の構造にもよりますが、暖房を入れていても寒がりな人にとっては寒く感じることが多いようなので、寒さには比較的強い!という人がカナダに向いているかと思います。

■「自分でビジネスを持っている」人

ご自身で既に何かを経営されている場合、オーストラリアよりもカナダの方が事業を始められる可能性が高いそうです。

ビジネスの形態や内容によっても異なりますが、カナダでチャレンジしてみるということを選択肢として持っておくのも良いかもしれません。

似ている点と違い

カナダとオーストラリア、気候は違えど、両国とも移民の国と言われ、似ている点もあります。

続いては二国間での似ている点と違いをご紹介していきます。

■似ている点

・年々増加している移民の需要は大きい点
・超多民族国家である点
・第三次のサービス産業が最大である点

 

カナダもオーストラリアも超多民族国家。
特にアジア移民が多く、アジア系のレストランが多い所も似ている点です。

■違う点

・人気職業が異なる点
・移民の受け入れ体制が異なる点

カナダもオーストラリアも超多民族国家とはいえ、移民の受け入れ体制は大きく異なっています。

カナダの政府は、国を大きくするために移民を増やすことに積極的で、「ダイバーシティ」の寛容を大きく謡っているようです。

その一方でオーストラリアは、移民の受け入れに慎重で、現在は積極的な姿勢ではないようです。

また、職業で言うと、カナダではITやAIに関する職業が人気ですが、オーストラリアでの人気な職業にはこれらのジャンルは入っていないようです。

治安と生活環境の比較

海外で生活する上で、治安や生活環境は特に気になるポイントかと思います。

続いては、カナダとオーストラリアそれぞれの治安と生活環境について見ていきましょう。

治安の良さは?

カナダとオーストラリアどちらの国も、主要都市は世界的に見ても治安が良い国と言われています。

例え短期間での滞在や留学だとしても、治安の良い国の方が安心して生活できますよね。

治安の良い国であれば生活面での不安は少なく、心置きなく勉強や仕事をすることができるかと思います。

また、ご本人だけではなく、日本にいる家族や友人も安心できるのではないでしょうか。

気候が良く、大自然を楽しめる

カナダは比較的寒く、オーストラリアは年間を通して温暖と気候の違いはあれど、両国共に大自然を楽しめる環境です。

オーストラリアは日本とは真逆の季節なので、「真夏のクリスマスやお正月」など日本では味わうことができないイベントを楽しむことができるでしょう。

また、有名なビーチが多く、さまざまなマリンスポーツを堪能できるのも魅力のうちの1つです。

その一方でカナダは比較的寒く、特に冬の寒さは厳しい印象ですが、バンクーバーなど西海岸沿いの一部のエリアは、温帯なので過ごしやすいと言われています。

広大な美しい大自然があり、カナダでしか体験できないような素晴らしい観光地もたくさんあります。

どちらの国もフレンドリーな人が多い?

カナダもオーストラリアも、観光客に対してフレンドリーな人が多いと言われています。

日本語を学んでいる学生も多く、日本の文化に興味を持った人もたくさんいるため、旅行中、地元の人に日本語で挨拶された経験があるという人も少なくありません。

観光地の多さ

どちらの国も、観光地が多いという所が似ている部分です。

海や山など大自然に囲まれていながらも、都会の良さも感じられる人気の観光スポットがたくさんあります。

そのため、世界文化遺産になっている大自然の観光スポットを楽しんだり、都心の人気がある観光スポットなど、さまざまな場所を楽しむことができます。

治安と生活環境の比較

留学であってもワーキングホリデーであっても、海外で生活するうえで、治安や生活環境は、とても重要なポイントになってくるかと思います。

治安に関してですが、カナダもオーストラリアも、それぞれの主要都市は世界的に見ても、比較的治安が良いと言われています。

また、生活環境に関しても、両国共に豊かな大自然を堪能できる国です。

気候の違いはあるため、ご自身がどちらの気候が合っているかもよく考えて、選択してみると良いでしょう。

ワーホリと留学の違い

最後に、「ワーホリ(ワーキングホリデー)」と「留学」の違いについてお話していきます。

まず、「ワーホリ」とは、1年間海外で仕事をしながら生活できる制度で、18歳~30歳が対象となっています。

この「ワーホリ」では、カナダとオーストラリアが特に人気の国として挙げられています。

どちらも英語圏で多民族・多文化国家であるのが特徴です。

そしてなんといっても壮大な大自然を楽しめる所も人気の理由のうちの1つです。

ワーキングホリデービザの条件は?

カナダとオーストラリアのワーキングホリデービザの条件は、どのようになっているのでしょうか?
比較していきます!

【カナダ】
年間発給枠:6,500人
募集期間:通年(定員に達したら終了)
申請料金:IECプログラム参加費CAD161・オープンワークパーミットCAD100・バイオメトリクス料CAD85
就学可能期間:6ケ月まで(24週間)
就労可能期間:制限なし
ビザの延長:基本的に不可

【オーストラリア】
年間発給枠:上限なし
募集期間:通年
申請料金:AUD510
就学可能期間:4ケ月まで(17週間)
就労可能期間:同一雇用主のもとで最大6ケ月
ビザの延長:最大2年まで

このように、両国で異なる部分が多いですが、大きく異なる点は、年間発給枠・就学可能期間・就労可能期間・ビザの延長です。

カナダのビザ年間発給枠には定員があり、オーストラリアには定員がありません。

一方で、カナダでは長く就労できますが、オーストラリアでは期間の制限が設定されています。

ただし、オーストラリアでは、最初のワーホリ滞在中、指定されたエリアで特定の職業に3ヶ月間就いていた場合に限り、セカンドワーホリというものを申請することが可能です。

申請可能な職業は、「観光・ホスピタリティ関連」、「ファームジョブ」、「漁業」、「鉱業」、「建築業」などです。

エリアによって仕事内容が異なってくるため、セカンドワーホリを検討している方は、オーストラリア政府のサイトを確認してみてください。

それぞれの違いを事前によく調べてから、自分にはどちらが合うのか・可能なのかを確認し、検討してみましょう!

まとめ

本記事では、カナダとオーストラリアを徹底比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。

どちらの国も気候が良く、大自然を楽しめたり、フレンドリーな人が多く治安も比較的良いため、ワーホリ・留学先として人気があるのも納得ですね。

カナダ、オーストラリアには似ている部分も多いですが、ワーホリビザの制度や気候など、それぞれ異なる部分もあるため、どちらが自分には合っているか?どんな環境で生活したいか?など、よく考え、海外生活を満喫できることを願っております!

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