渡航前に要チェック!ニュージーランド入国の流れや必要な書類、持ち込み禁止の物など徹底解説!

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ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!

今回のネイティブキャンプのコラムでは、南半球の楽園、ニュージーランドへの渡航をご検討されている方に向けた有益な情報をお届けしていきます。

具体的には、初めてニュージーランドに入国する方や久しぶりにニュージーランドに渡航する方は必見の「ニュージーランドへ入国する際の流れ」について詳しく解説していきます!

日本から海外の国へ入国する際には必ず、降り立った空港で「入国審査」というものを受けなければいけません。

まずはその際に必要な書類や持ち物、入国条件を確認していきましょう。

そして、実際に入国審査を受ける前に知っておくといい情報や英語表現なども解説していきます。

無事に入国審査を通過した後の流れとして、受託した荷物の受け取りや税関での申告といった作業が待っています。

これらについてもどのようなことが行われるのかを事前に知っておきましょう。

ニュージーランドは世界の国の中でも特に持ち込み荷物の制限が厳しい国です。

国の中に持ち込んではいけないものが受託手荷物や手荷物の中に入っていないかをしっかりとチェックする必要があります。

今回は、日本からニュージーランドへの旅行をするという条件で話を進めていきます。

ニュージーランド入国に必要な条件・書類

まず最初に、日本からニュージーランドに渡航するために必要な条件と持ち物・書類を確認していきましょう。ニュージーランドへ旅行をする場合、必要な条件は以下になります。

1. NZeTAの取得

2. ニュージーランド入国申請(NZTD)の提出

1.のNZeTAとは、日本を含むビザ免除国からニュージーランドに訪問する際、旅行前に提出する必要のある書類のことです。

取得までには最大72時間かかるため、旅行日から逆算して早めに取得をするようにしてください。

参考資料:

NZeTA application -request an NZeTA | Immigration New Zealand

https://nzeta.immigration.govt.nz

2.のニュージーランド入国申請(NZTD)とは、以前は日本から現地に向かう飛行機内で紙に記入していたものです。

2024年10月15日より、NZTDの提出はオンラインのみとなり、機内で申請用の紙は配布されなくなりました。

飛行機内やオークランド空港に到着した際に、空港の無料Wi-Fiを利用して、提出することも可能ですし、あらかじめ出発前にオンラインで提出することも可能です。

ちなみに、NZTDの申請は出発の24時間前から可能です。

オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、クイーンズタウンの空港では到着後にロビーで紙の申請書に記入して申請することも可能です。

しかし、この場合税関職員による手続きが必要となるため、eGateを利用することはできません。

また、基本的な持ち物として旅券とパスポート、海外旅行保険証書のコピーは必須です。

参考資料:

ニュージーランド入国に関しての旅行条件 - 成田-オークランド路線の運行について - 予約 | ニュージーランド航空 - 日本

https://www.airnewzealand.jp/new-zealand-travel-requirements

ニュージーランドの入国の流れ:入国審査

続いて、ニュージーランドの国際線の玄関口であるオークランド国際空港に到着した後の流れを説明していきます。

ニュージーランドの空港に着いたらまず、入国審査が行われます。

飛行機から降りた後、道なりに進むとまず健康チェックが実施されます。こちらはサーモグラフィなどで発熱などの症状があるかをチェックされています。

症状がある場合は追加の検査を受ける可能性がありますので空港スタッフの指示に従ってください。 

その後、入国審査のゲートに到着します。審査官に呼ばれたらボックスへ行き、審査官にパスポートとNZeTAを提示しましょう。

顔認証や指紋認証を行います。

ここで、「ニュージーランドに来た目的は何か」「何日間滞在する予定か」「同行者はいるか」「どこに滞在する予定か」などの質問を複数受けることになります。

英会話に自信のない方は、渡航前によく聞かれる質問リストを作っておいてスムーズに答えられるよう練習しておくといいでしょう。

入国審査時に知っておくと便利な英語表現

Next. 「次の方どうぞ」

Hi, here you are. 「こんにちは。こちらをどうぞ。(パスポートなどを渡す)」

Look at the camera, please. 「このカメラを見てください。(顔認証のため)」

Put your finger on this. 「ここに指先をおいてください。(指紋認証のため)」

What is the purpose of your visit? 「渡航の目的は何ですか?」

Sightseeing. 「観光です。」

How long will you be staying? 「何日間滞在する予定ですか?」

For a week. 「1週間です。」

Where are you staying? 「どこに滞在しますか?」

I’ll be staying in Wellington. 「ウェリントンに滞在します。」

What’s your occupation?/ What do you do? 「職業は何ですか?」

I’m an office worker. 「会社員です。」

これらの英語表現を事前に頭の中に入れておき、聞かれた時に答えられれば入国審査は難なくクリアすることが可能でしょう。

不安な人は、家族や友達と審査官役と観光客役を交代で担当し、ロールプレイをして練習をしておくといいですね。

無事審査を通過するとパスポートとNZeTAが返却されます。 

ニュージーランドの入国の流れ:受託荷物受け取り

無事入国審査を終えた後は、「Baggage claim」というサインに従って道を進み、受託手荷物の受け取りをします。

オークランドが旅行の目的地の場合は受託手荷物を受け取り次第、「Exit」というサインに従って空港の外へ出ましょう。

オークランド国際空港から他のニュージーランドの都市に乗り継ぎをする場合は、受託手荷物を受け取った後、手荷物に手荷物タグがつけてあり搭乗券をすでにお持ちの方はバッグドロップカウンターへ進みましょう。

搭乗券や手荷物タグのない方は自動チェックイン機でチェックインの手続きを行なった後、バッグドロップカウンターに進みましょう。

バッグドロップカウンターではパスポートの提示が求められます。

ちなみに、オークランド国際空港の国内線ターミナルと国際線ターミナルは離れています。ターミナルの出口付近から出発する無料のターミナル送迎バスを利用すると便利です。朝の5時から夜の10時半まで15分間隔で運行しています。

ニュージーランドの入国の流れ:税関

受託手荷物を受け取った後、税関・検疫所に進みます。

ニュージーランドは、税関の申告や検疫が特に厳しい国として有名です。

島国であるニュージーランドは、特有の環境保護のため持ち込みが禁止や制限をされている物品が多いのです。

何らかのリスクに関連しそうなものは全て事前に申告しなければいけません。注意したい物品は以下になります。

・食品

・植物や種

・動物製品

・アウトドアレジャー・スポーツ用品

手荷物は探知犬やX線検査で調べます。罰金や没収を避けるためにも、持ち込み禁止のものに関して事前にしっかりと把握しておきましょう。 

参考資料:

ニュージーランド入国と検疫について | ニュージーランドゴルフ紹介サイト

https://nzgolfcourse.com/feature/quarantine/

ニュージーランドに持ち込み禁止の物

ここで、ニュージーランドに持ち込んではいけないものを詳しくみていきましょう!ここに載っている物は受託手荷物にも手荷物にも入れないように細心の注意を払いましょう。

・ 生卵

・ハチミツ (ハチミツ関連商品を含む)

・麦やヤシの葉などでできた工芸品

・生きた動物、魚、鳥、昆虫を含むペット

・珊瑚、ベッコウ、象牙およびそれらを使用した工芸品

・生物、有機培養物など

・生の果物

・生の野菜

絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)で取引を禁止されているもの

また、以下のものを持ち込む場合はNZTDで事前に申請が必要です。

・肉類、卵を使用した製品、乳製品、はちみつを使用した製品

・種子・種を含む製品、米、ナッツ、スパイス、ハーブ

・乾燥・調理済みの缶詰などの野菜、果物

・植物、ドライフラワー、竹、藁などの製品、木材や植物の工芸品、植物の種

・ハーブ、薬草を使った薬品、芳香剤、アロマ

・微生物、菌等

・動物、昆虫、動物、昆虫を原材料とする製品

・貝殻、珊瑚、これらを利用下製品

・動物の毛、皮、羽を使用した製品

・動物の卵

・釣具

・水

・水槽やアクアリウムの設備、道具、備品

・海藻や水草

・使用済みのキャンプ用品

・スパイクのついた靴

・ニュージーランド国外の土壌に接触したもので、その土壌がついている物

・肥料

・動物用の道具類

・車両

・会場を含む水上スポーツ用品

・絶滅危惧されている生物

参考資料:

ニュージーランド入国と検疫について | ニュージーランドゴルフ紹介サイト

https://nzgolfcourse.com/feature/quarantine/

まとめ

このコラムではここまで、ニュージーランドに初めて入国する人や久しぶりに入国する方にぜひ知っておいてもらいたい入国するための条件や持ち物、入国審査と税関・検疫の流れについて詳しくお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?

これらの情報はニュージーランドへ出発する前から時間に余裕を持って確認し、荷造りの際にはしっかりと必要な申請が終わっており、必要な持ち物が手元に揃っている状態だといいですよね。

また、荷造りの際に気をつけたいのが、ニュージーランド国内の持ち込みが可能ではない物品についてです。

ニュージーランドは他の国よりも税関での検疫が厳しい国なので、誤って持ち込んではいけないものを受託手荷物や手荷物の中に入れておくことは事前準備で避けましょう。

事前準備をしっかりとして、素敵なニュージーランド旅行を楽しんでくださいね!

 

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