「うわ~土砂降りだね。」
「突然のどしゃぶりでびしょ濡れだよ。」
「土砂降りで道路が冠水したらしいよ!」
非常に激しい雨のことを「土砂降り」と言います。短時間で大量の雨が降り、時には災害につながる恐れもあります。日本では、季節の変わり目や台風シーズンなどに土砂降りになることが多いですが、日本に限らず世界の大半の地域で土砂降りは発生します。
この記事では、「土砂降り」の英語表現を複数紹介します。他にも天気を表す便利な英語をたくさん集めました。天候の話はよく話題に上がります!覚えておくと会話の幅が広がるので、ぜひこの機会にたくさん練習してみてください。
土砂降りの英語表現
さっそく、土砂降りの英語表現を6つ紹介していきます。
・Pouring rain
・Cloudbrust
・Downpour
・It’s really coming down.
・It’s raining cats and dogs.
例文とともに解説します。
Heavy rain
「Heavy rain」は、「土砂降り」「大雨」を意味するフレーズです。とても強く雨が降っている状態を表します。
この表現は、日常会話や天気予報、ニュースなどで頻繁に使われます。特定の大雨について話す場合は、「the heavy rain」と定冠詞を使うことがポイントです。
ちなみに、最近日本でよく耳にする「記録的な大雨」は「record - breaking heavy rain」と表現することができます。このフレーズも併せて覚えておくと便利ですね。
「Heavy rain(土砂降り)」の英語例文は以下を参考にしてください。
(大雨のため、ピクニックを延期することにしました。)
(土砂降りの中での運転は非常に危険です。)
(大雨にもかかわらず、屋外イベントは予定通りに行われました。)
Pouring rain
「Pouring rain」も、「土砂降り」「激しい雨」を意味する一般的なフレーズです。
「Pour」は動詞で「(液体を)注ぐ」という意味があります。この動詞が名詞の「rain(雨)」と結びついて「pouring rain」となり、大量の雨が注がれるように降る状態を表現しています。どばどばと液体が注がれるかのように降る雨に対して使うのに最適です。
また、土砂降りの雨を見ながら「It’s pouring.(土砂降りだね。)」と言うこともできます。このフレーズは非常に強い雨が降っていることをシンプルに表現するのに便利です。
「Pouring rain(土砂降り)」の英語例文は以下を参考にしてください。
(傘を忘れて土砂降りに遭ってしまった。)
(外は土砂降りなので、少し待ってから出発しましょう。)
(イベントは土砂降りのため中止になりました。)
Cloudburst
「Cloudburst」は、「豪雨」「土砂降り」を意味する単語です。
局地的に大量の雨が降り、洪水や土砂災害を引き起こす可能性があるような気象に対してよく使われます。この単語は、「cloud(雲)」と「brust(爆発する)」が組み合わさっており、雲が破裂し大量の雨が一度に放出される様子を表しています。
「Cloudburst」は専門的な気象用語ですが、局地的で非常に強い雨や自然災害などの話題にはよく使われる表現です。
英語例文は以下を参考にしてください。
ピクニックをしていると急な豪雨があり、数分でずぶ濡れになりました。
予期しない豪雨でピクニックが台無しになりました。
Downpour
「Downpour」は、「非常に激しい雨」や「短期間で大量に降る雨」を指す名詞です。
この言葉は、「down(下に)」と「pour(注ぐ)」の2単語で成り立っており、「水を下に激しく注ぐ」といったイメージから「土砂降りの雨」を表現する言葉として使われるようになりました。
英語例文は以下を参考にしてください。
(その町は激しい豪雨に見舞われ、広範囲にわたる洪水が発生しました。)
(明日は激しい豪雨が予想され、雷雨の可能性もあります。)
It's really coming down.
「It’s really coming down.」は、雨がとても激しく降っていることを意味する口語表現です。このフレーズは、ただの雨ではなく、土砂降りや豪雨などの状況を伝えるのに適しています。
ネイティブスピーカーはカジュアルな会話でよくこの表現を使うため、覚えておくと便利です。 例文は以下を参考にしてください。
(外は本当に土砂降りだから、室内にいたほうがいいよ。)
(傘持ってきた?本当に激しく降っているよ。)
It's raining cats and dogs.
「It’s raining cats and dogs.」は直訳すると「猫や犬が降っている。」となりますが、実際は非常に激しく雨が降っていることを意味するイディオムです。
ユーモラスな響きがあることが特徴で、カジュアルな会話や文学作品などでしばしば登場する表現です。このイディオムの確かな起源は不明ですが、主に以下のような説があります。
・昔の家屋は屋根が藁などでできており、土砂降りが降ると屋根から猫や犬が落ちてくることがあったから
・土砂降りの音が猫や犬の鳴き声に似ているから
英語例文は以下を参考にしてください。
(今日は土砂降りだからハイキングに行けない。)
(サッカーの試合は土砂降りのため延期されました。)
天気に関する英語表現
続いて、天気に関する英語表現をまとめて紹介します。さまざまな天気を説明するのに役立つ英語なので、ぜひ英会話学習に活用してくださいね!
Sunny |
晴れ |
It's a beautiful sunny day today. |
Clear |
晴れ渡った |
The sky is clear today. |
Partly Cloudy |
晴れときどき曇り |
The weather is partly cloudy today. |
Overcast |
曇り |
The sky is overcast, and it looks like it might rain soon. |
Showers |
にわか雨 |
We’re expecting some light showers this afternoon. |
Thunderstorm |
雷雨 |
The thunderstorm knocked out the power in our neighborhood. |
Hail |
あられ |
It started to hail during the storm. |
Drizzle |
小雨・霧雨 |
It's just a light drizzle outside. |
Misty |
霧がかった |
The morning was misty. |
Blizzard |
吹雪 |
I stayed indoors during the blizzard. |
Humid |
湿気が多い |
I don’t like the humid weather. |
Gale |
強風 |
A gale warning is in effect for the area. |
土砂降り 英語 まとめ
この記事では「土砂降り」の英語表現を6つ紹介しました。
どれも「土砂降り」を意味する英語ですが、ニュアンスや使われる文脈が異なるため、状況に応じて使い分けることが大切です。また、さまざまな天気を表現するのに役立つ英語もまとめて紹介しました。
ここで紹介した表現を使うことで、天気についてより詳しく話ができるようになるでしょう。ぜひ、この機会に併せて覚えてくださいね!
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◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.