英皆さんは、英語のスラングをいくつご存じですか?テキストで勉強していると、なかなかスラングには出会えません。日常会話で使う英語表現を覚えるには、ネイティブスピーカーと会話することが一番ですが、そのような機会がなければネット経由で知るのが効率的です。
今回は、ネイティブスピーカーがよく使う英語スラングをいくつか紹介するので、ぜひ覚えてみてくださいね!
"Dunno"の意味や使い方
「Dunno」は、「don't know.」を縮めた形で、「知らない」や「わからない」という意味を持ちます。この表現は、話し言葉やカジュアルな状況でよく使われ、友達同士など、親しい人との間柄では特に使用頻度が高いです。
「Dunno」は「duh-noh」と発音されます。「Don't know.」を早口で発音したときに聞こえる音から派生しています。そもそも省略形なので、素早く、ギリギリ音が聞き取れるかなと思うくらいで発音するとネイティブスピーカーのように聞こえます。「ドゥノッ」というイメージです。
Dunno yet. Maybe just relax at home.
今週末何するの?
まだわからない。たぶん家でゆっくりするかな
Dunno. I have a lot of homework to do.
今夜映画でも行く?
うーん、どうかな。宿題がたくさんあるんだ
Dunno. I need to check my calendar.
会議はいつ?
知らないな。カレンダーを確認しなきゃ
ただ、「dunno」は非常にカジュアルな表現なので、フォーマルな場面やビジネスの場では使用を避けましょう。公式な文書やビジネスメールでは「I don't know.」を使用する方が適切です。友人や家族とのカジュアルな会話や、親しい間柄でのメッセージ交換に適しています。
ちなみに、「dunno」と同じように使えるカジュアルな表現には、次のようなものがあります。
これは「I don't know.」の頭文字を取った短縮形で、テキストメッセージやインターネットスラングとしてよく使われます。
もう少しくだけた感じの表現ですが、「I don't know.」とほとんど同じ意味です。
"JK"ってどういう意味?
「JK」という略語は、「Just kidding.」の頭文字を取って略したもので、日本語では「冗談だよ」や「冗談だってば」という意味になります。この表現は、主にインターネットやテキストメッセージ、カジュアルな会話で使われます。
何日も寝てないみたいだね。冗談だよ、すごく元気そうに見えるよ!
相手をからかうときにも使います。
君のクッキー全部食べちゃうよ。冗談だよ、少し残しておくよ
一見ネガティブなコメントをした後に「JK」を付け加えて、冗談であることを強調するような使い方もあります。
君は最悪の友達だよ。冗談だよ、君は最高の友達だよ!
「JK」は冗談を伝えるための表現ですが、文脈によっては誤解を招くことがあります。特に相手が冗談を理解してくれない場合は関係が悪化する可能性もあるため、使用する場面や相手を選びましょう。
また、「JK」は非常にカジュアルな表現であり、フォーマルな場面やビジネスの場では使用は避けるべきです。フォーマルな場では、冗談を言う場合でも丁寧に説明する方が適切です。
「JK」と同じように使われるカジュアルな表現には次のようなものがあります:
意味は「冗談だよ」と同じですが、「JK」よりも少しだけフォーマルです。
こちらも「冗談だよ」という意味で使われます。
ネイティブスピーカーがよく使うその他のスラング表現
ここからは、ネイティブスピーカーがよく使うその他のスラングをたっぷり紹介していきます!洋画や海外ドラマなどで聞くネイティブスピーカー同士の会話や、インターネットを見るときには知っておくと、より英語が理解できるようになります。例文も載せておくので、もし自分が使うならどのように言うか想像してみてくださいね。
The party last night was lit!
昨夜のパーティーは最高だった!
He ghosted me after our third date.
3回目のデートの後で彼は突然連絡を断ってきた
He's always flexing his new car.
彼はいつも新しい車を自慢している
Do you want to have some tea?
噂話を聞きたい?
She got salty when she lost the game.
彼女は試合に負けて怒っていた
She made a savage comeback in the argument.
彼女は論争で冷酷な切り返しをした
I'm low-key excited about the concert.
コンサートがひそかに楽しみだ
She always throws shade at her coworkers.
彼女はいつも同僚を非難している
You slayed that performance!
あのパフォーマンスはすごかったよ!
Her outfit is so extra.
彼女の服装はすごく過剰だ
What's up, fam?
どうしたの?
I'm going to travel the world because YOLO!
人生一度きりだから世界を旅するんだ!
これらのスラング表現は、主に若者の間で使われることが多く、カジュアルな会話やインターネット上でよく見かけます。スラングは地域や世代によって異なることがありますが、これらの表現を知っておくと、英語のカジュアルな会話において理解が深まり、コミュニケーションがより円滑になるでしょう。
スラングを使う際の注意点
スラングを使う際には、適切な場面や相手を考慮することが非常に重要です。スラングを使用する際の注意点について詳しく説明します。
ビジネスなどのフォーマルなシーンでは使用しない
ビジネスやフォーマルなシーンでは、あまりにも砕けた表現を使うのは不適切です。スラングはカジュアルな表現であり、フォーマルな場では不適切とされることが多いと認識しておきましょう。
また、フォーマルな場では、明確で理解しやすい言葉を使うことが求められます。スラングは誤解を招く可能性があるため、避けるべきという意見も多いです。
汚い言葉の使用は避ける
汚い言葉や侮辱的なスラングは、相手を不快にさせるだけでなく、自分の評価も下げることになります。礼儀を守り、相手を尊重することを心掛けましょう。特に新しい知り合いや年上の人には丁寧な言葉遣いが求められます。
スラングの意味と文脈を理解する
スラングは時に特定の文化や地域に根ざしているため、意味がわからないまま使うと誤解を招くことがあります。使用する前に、そのスラングの正しい意味を確認しましょう。文脈によって意味が変わることもあるため、適切な文脈で使い、誤解を避けることも重要です。
相手との関係性を考慮する
親しい友人や家族との会話ではスラングを使うことが多いですが、初対面の人やあまり親しくない人には避ける方が無難です。また、年齢差が大きい場合、特に年上の人に対してはスラングの使用を避け、敬意を示す言葉遣いを心掛けましょう。
文化的な感受性を持つ
スラングには文化的な背景があり、特定のグループに対して侮辱的に受け取られることもあります。異なる文化やバックグラウンドを持つ人々とコミュニケーションを取る際には、特に注意が必要です。あるスラングが他の文化圏では侮辱的に受け取られることがありますので、国際的な場面では特に気をつけましょう。
まとめ
英語圏のスラング表現は、カジュアルなコミュニケーションにおいて非常に便利で楽しいものですが、使用する際にはその場の状況や相手をよく考えましょう。
ビジネスやフォーマルな場面では使用を避け、汚い言葉や誤解を招く可能性のある表現には注意し、適切な言葉遣いを心がけるなど、人とのコミュニケーションの基本を守れば大丈夫です。
英会話レッスンの中でも使いにくいかもしれませんが、講師に練習したいと伝えて使用する場を設ける方法もおすすめです。

◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇留学経験
イングランドのオックスフォードのOxford English Centreに3週間の語学留学と、スコットランドのエディンバラのUniversity of Edinburghに1年間の交換留学をしていました。
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.