ワーホリおすすめの国ランキング!自分に合う渡航先の選び方

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ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、ワーホリ協定国での就労や就学が許された長期滞在できるビザのことです。観光や留学では、数ヶ月しか現地に滞在できなかったり、就学のみ許されていて就労することができなかったりします。

一方、ワーホリでは1~3年間現地に滞在することや就労や就学が許されているので、

「海外に長く住みたいな~」
「海外で働きながら言語を習得したいな~」
「ヨーロッパの国に住んでヨーロッパ周遊したいな~」

というような願いを叶えることができるビザです。

また下記のような制限があるからこそ、ワーホリは人生で貴重な経験になると同時に、しっかりとした情報収集・準備が必要になります。

・18~30歳という年齢制限がある
・ワーホリ協定国によってビザの年間発給枚数に制限がある
・1ヶ国で1回しか取得できない

英語圏で人気の国ランキング

ワーホリに行くことを考えている方の中には、

「英語を話せるようになりたい」
「英語を使って仕事をしてみたい」
「将来のために英語力を伸ばし、スキルアップしたい」

といった目的を持っている方が多いのではないでしょうか。

そこで英語圏でワーホリの渡航先として人気の国をランキングにまとめました。ぜひ渡航先選びの参考にしてみてください。

第5位アイルランド

緑豊かなエメラルドの国アイルランドが、英語圏で人気の国第5位です。それでは、アイルランドの魅力を3つ紹介します。

滞在中にヨーロッパ旅行がしやすい

アイルランドからヨーロッパ圏の観光地へのアクセスが良く、飛行機であれば1〜2時間程度で行けますし、電車での旅も楽しめます。

日本からの渡航者が少ない

アイルランドの年間のビザ発給枠は800名と少なく、またアジア圏から来る人も少ないです。逆にヨーロッパ圏から来る人が多いのが特徴で、より国際的な環境で滞在できるでしょう。

ヨーロッパの中では治安が良い

フレンドリーでウェルカムな国民性を持っているのがアイルランド人の特徴です。そのため、ヨーロッパの中でも治安が良く、友好的な国と言われています。

第4位イギリス

ハリーポッターやビートルズで馴染みのある国イギリスが、英語圏で人気の国第4位です。それでは、イギリスの魅力を3つ紹介します。

就学、就労可能期間に制限がない

イギリスのビザはYMSと呼ばれ、最大の特徴は2年間滞在できるところです。そのため、イギリスでのワーホリはガッツリ勉強と仕事がしたいという人におすすめです。

英語の本場で英語力を磨ける

英語とは字のごとく英国の言葉です。そんなイギリスでのワーホリではイギリス英語を習得することができます。

イギリスの伝統と文化を体験できる

イギリスは格式高い古くからの歴史と文化を重んじる国と言われています。

ロンドンの街歩きで、バッキンガム宮殿やビッグ・ベンといった歴史ある建物に気軽に行くこともできます。

第3位ニュージーランド

ラグビーの強豪国として有名なニュージーランドが、英語圏で人気の国第3位です。それでは、ニュージーランドの魅力を3つ紹介します。

ゆったりとした生活と自然を満喫できる

ニュージーランドは人よりも羊の数が多いと言われるほど自然豊かな国です。

そんな氷河やフィヨルド、火山などの山々、広大な森林や美しい海岸線といった景色を満喫しながら、ゆったりとしたで生活ができます。

ビザ取得のハードルが低い

オーストラリアのビザは年間の発給枠に制限がないことと、申請にお金がかからないという特徴があります。そのため、他のワーホリ協定国と比較してビザを取得しやすいです。

職場に日本人が少ない

ニュージーランドは日本食レストランでも現地の人がオーナーをしているお店が多いです。そのため、日本人が少ない環境で働きたいという人におすすめです。

第2位オーストラリア

コアラでお馴染みの国オーストラリアが、英語圏で人気の国第2位です。それでは、オーストラリアの魅力を3つ紹介します。

最低時給が高い

オーストラリアは最低時給が$23.23(2023年時点)と世界一高いです。日本円に換算すると約2200円程度になります。

英語力に自信がある人や滞在中に英語力を伸ばしていった人は、さらに時給の高い仕事にチャレンジできます。

最長3年間滞在できる

オーストラリアのビザの一番の魅力は、条件を満たしていれば最長3年間滞在できるところです。

ビザ申請の条件もそこまで難しくないため、長く海外に滞在したいという人におすすめです。

日本との連絡が取りやすい

日本とオーストラリアの時差は1時間程度のため、日本にいる家族や友達との連絡、仕事などのやり取りがしやすいです。

第1位カナダ

メープルシロップが有名な国カナダが、英語圏で人気の国第1位です。それでは、カナダの魅力を3つ紹介します。

英語が理解しやすい

カナダ英語は、アメリカ英語とイギリス英語の影響を受けており、誰にでもわかりやすい癖のない英語と言われています。

さらに、カナダは移民国家なので、英語が母国語でない外国人に対して寛容です。

アメリカ旅行に行きやすい

住みやすい街として有名なバンクーバーからスターバックスコーヒー1号店で有名なシアトルまでバスで3時間で行けます。

また、カナダ最大の都市であるトロントから世界経済の中心地であるNYまで飛行機で1時間半程の距離です。

雇用に関しての制限がない

カナダのビザは、一つの雇用先で長く働くことができます。また、6ヶ月間しっかりと英語を勉強できるので、勉強と仕事を両立したい人におすすめです。

第二外国語を学ぶならこの国!

ワーホリ協定国の中には英語圏以外の国もたくさんあります。

英語圏以外でのワーホリでは、フランス語やスペイン語、ドイツ語といった日本で生活していると馴染みのない言語にたくさん触れることができるところが魅力的です。

そこで第二外国語を学ぶのに人気の国をランキングにまとめました。ぜひ渡航先選びの参考にしてみてください。

第5位台湾

台湾は中国語を公用語としているため中国語を学ぶことができます。中国語といえば英語に次いで世界で2番目に話されている言語です。

それでは、台湾の特徴を3つ紹介します。

物価が安い

台湾は物価が安いので、生活にかかる費用を抑えることができます。ローカル屋台では1食200〜300円程度で食べることができます。

親日家が多い

台湾は親日家が多い国と言われています。日本語を勉強している人も多くいますし、台湾でも人気な日本のマンガやアニメをきっかけに友達を作ってみてはどうでしょうか。

外食文化を楽しめる

台湾では、朝食も外で食べると言われるほど外食文化が根づいています。

リーズナブルで多種多様な食事を楽しめるので、自炊が苦手な人におすすめな渡航先です。

第4位ドイツ

ドイツ語はオーストリアやスイスなど、ヨーロッパの国々では2番目に多く話されている言語です。それでは、ドイツの特徴を3つ紹介します。

ヨーロッパの中では物価が安い

ドイツは物価が高いとされるヨーロッパの中でも物価が安い国です。

特に、卵(6個)約100円、じゃがいも(1㎏)約80円とスーパーで売られているものは安いものが多いので、自炊が得意な人は食費を安く抑えられるでしょう。

英語が通じる

EF English社の調査によると、ドイツの世界英語能力指数は世界10位、5段階評価でトップの評価をされるくらい、英語が得意な国です。

ビザを取得しやすい

ドイツのビザは年間の発給枠に制限がないため、比較的簡単にビザを取得することができます。

第3位韓国

韓国語は、韓国の料理やアーティスト、アイドル、ドラマなどの韓国文化を通して、日本人にとって馴染みのある言語です。それでは、韓国の特徴を3つ紹介します。

就労、就学期間に制限がない

就労就学期間に制限がないためしっかりと韓国語を学ぶことができます。韓国語が上達すれば、滞在中の観光や仕事などいろんな場面の幅が広がるでしょう。

渡航費が安い

韓国はワーキングホリデー協定国の中で、日本に一番近い国です。そのため渡航費を安く抑えることができます。

美容大国

美容大国・韓国では、メイク講座やエステ、マッサージなどを安く受けることができます。美容に興味のある人におすすめな渡航先です。

第2位スペイン

スペイン語の話者数は約5億5000万人、21ヶ国が公用語としています。特にメキシコ、アルゼンチン、ペルーと南米の国にスペイン語話者が多いのが特徴です。

それでは、スペインの特徴を3つ紹介します。

世界遺産保有国ランキング第3位、ワーホリ協定国の中で最も多い

サグラダ・ファミリアを代表とする「アントニ・ガウディの作品群」など45ヶ所の世界遺産を楽しむことができます。

本場のスペイン語を学ぶことができる

ワーホリ協定国の中でも、スペイン語を公用語としている国はありますが、本場のスペイン語を学べるのはスペインだけです。

スペイン料理を楽しめる

代表的なパエリアを始め、スペイン料理は日本人の口に合うと言われています。

バルセロナやマドリード、グラナダなどそれぞれ魅力が異なる都市の料理を楽しむことができます。

第1位フランス

フランス語の話者数は約2億7000万人、29ヶ国が公用語としています。特に人口が急増しているアフリカでは、そこに住んでいる人の50%がフランス語を話すと言われています。

それでは、フランスの魅力を3つ紹介します。

食事がおいしい

世界三大料理に数えられるフランス料理を本場フランスで味わうことができます。

ミシュランの星付きレストランやカジュアルなブラッスリーまで様々な種類のレストランがあります。

他のヨーロッパの国に旅行できる

フランスの隣国は、ドイツ、スイス、イタリア、スペイン、モナコなど観光地として人気な国が多いです。

そのため、飛行機はもちろんのこと鉄道旅行を楽しむことができます。

ビザ申請料が無料、就学期間に制限なし

フランスはビザ申請料が無料なところが嬉しいポイントです。また、就学期間に制限がないのでガッツリとフランス語を勉強することができます。

実はこの国も協定国?貴重な経験がしたい人向け

ワーホリ協定国には、普段耳馴染みのない国もたくさんあります。そのような国では日本人渡航者も少ないですし、その国ならではの貴重な経験がたくさんできるでしょう。

そこで貴重な経験ができる人気の国をランキングにまとめました。ぜひ渡航先選びの参考にしてみてください。

第5位アルゼンチン

サッカーの強豪国として有名なアルゼンチンは南米初のワーキングホリデー協定国です。それでは、アルゼンチンの魅力を3つ紹介します。

雄大な自然を満喫できる

大自然の宝庫アルゼンチンは、世界三大瀑布に数えられるイグアスの滝やパタゴニアの氷河、太古の地層を観察できる砂漠地帯と多種多様で壮大な自然を楽しむことができます。

南米のパリで街歩き

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは”南米のパリ”と称されており南米で最も美しい街並みです。

南米の中でも比較的治安が良いと言われていますし、文化や芸術、食事やショッピングを満喫することができます。

本場のタンゴを楽しむ

タンゴはブエノスアイレスの港町ラ・ボカ地区発祥です。ブエノスアイレスでは至る所でタンゴショーが楽しめます。また、タンゴ体験をすることもできます。

第4位チリ

細長い国という印象があるチリはアルゼンチンに次いで南米で2ヶ国目のワーキングホリデー協定国です。それでは、チリの魅力を3つ紹介します。

豊富なグルメを堪能

太平洋を臨むチリは豊富な海産物に恵まれており、海産料理を楽しむことができます。世界的に有名なチリワインを味わいながら、チリ料理を堪能してみてはどうでしょうか。

イースター島へ上陸

チリといえばイースター島のモアイ像があるラパ・ヌイ国立公園です。人生で一度は上陸したいイースター島を楽しむことができます。

南米に最長2年間滞在できる

チリのワーホリビザの最大の特徴は1年間ビザの延長ができるところです。そのため、合計2年間チリに滞在することができるため、チリを拠点に南米の国々を旅行することもできます。

第3位フィンランド

近年、日本で起きているサウナブーム。そんなサウナの本場フィンランドもワーキングホリデー協定国です。それでは、フィンランドの魅力を3つ紹介します。

フィンランド語に触れることができる

フィンランド語を学ぶことができます。ちなみに、首都のヘルシンキなど大きな都市ではほとんど英語が通じるので安心して生活できるでしょう。

幸福な国で生活できる

フィンランドは国連の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が発表する世界幸福度ランキングで6年連続で1位を獲得しています。

本場のサウナを体験できる

フィンランドはサウナ発祥の地です。自然が大好きなフィンランドの方々とサウナを通して自然を満喫できるので、サウナ好きにおすすめな国です。

第2位ラトビア

ヨーロッパ中央に位置するバルト三国の一国であるラトビアも29ヶ国目のワーキングホリデー協定国です。それでは、ラトビア魅力を3つ紹介します。

ラトビア語やロシア語に触れることができる

ラトビアでのワーホリでは、母国語であるラトビア語とヨーロッパで一番話されているロシア語の2つの言語に触れることができます。

首都が世界遺産

首都リガの旧市街の美しい街並みは「バルト海の真珠」と称され、世界遺産に登録されています。

演劇鑑賞

ラトビアではオペラやバレエ、ミュージカルと演劇が盛んに行われています。特にバレエのレベルは高く、世界中の人々が鑑賞に訪れる国です。

第1位ハンガリー

ハンガリーはヨーロッパに位置する国で、オーストリアやウクライナなど7ヶ国に隣接する内陸の国です。それでは、ハンガリーの魅力を3つ紹介します。

温泉大国

ハンガリーは、国内で600ヶ所も温泉が湧き出ている温泉大国と言われています。海外で温かいお風呂に浸かれる機会は少ないので、日本人には嬉しいポイントです。

ハンガリー語や独自の通貨に触れられる

公用語であるハンガリー語やフォリントという独自の通貨に触れることができます。

隣接国が多い

ハンガリーは7ヶ国と隣接している内陸の国です。そしてヨーロッパの中では物価の安い国と言われています。ワーホリ期間中にヨーロッパ周遊したい人におすすめです。

ワーキングホリデー協定国一覧

オーストラリア
ニュージーランド
カナダ
韓国
フランス
ドイツ
イギリス
アイルランド
デンマーク
台湾
香港
ノルウェー
ポルトガル
ポーランド
スロバキア
オーストリア
ハンガリー
スペイン
アルゼンチン
チリ
アイスランド
チェコ
リトアニア
スウェーデン
エストニア
オランダ
ウルグアイ
フィンランド
ラトビア

渡航先の選び方やワーホリに関するよくある質問

Q.ワーホリの過ごし方は?

A.「ガッツリ語学学校に通って勉強する」
 「とにかくいろんな仕事を経験する」
 「仕事も勉強もしないでのんびり過ごす」…
 ワーホリの過ごし方は人それぞれです。

Q.どうやって渡航先を選べばいい?

A.ビザ取得の難易度や内容、治安や気候、費用、自分の目的などのポイントを比較して自分にあった渡航先を決めます。

Q.どれくらい前から準備を始めればいい?

A.渡航する3〜4ヶ月前が一般的です。しかし、余裕をもって半年前くらいから準備するのが良いでしょう。

Q.ワーホリにかかる費用はどれくらい?

A.目安は100〜150万円くらいです。しかし、物価や現地での収入、目的によって変わってくるのでしっかりと情報収集と計画をしましょう。

Q.語学力はどれくらい必要?

A.あるに越したことはありませんが、絶対必要なわけではありません。語学力アップや情報交換を目的に3〜6ヶ月ほど語学学校に通うのがおすすめです。

Q.ワーホリ中の滞在方法は?

A.主にホームステイ、ルームシェア、学生寮の3つです。

Q.ワーホリではどんな仕事ができるの?

A.日本食レストランやフルーツピッキング、オフィスワークまでさまざまです。英語力によっても変わってきます。

Q.ワーホリに関する情報収集方法は?

A.経験者の実体験を聞いたり、ワーホリエージェントに相談するのがおすすめです。

まとめ

海外に長期滞在できるというのがワーホリ最大の魅力です。観光では味わえない経験をし、渡航先のディープな魅力を知ることができます。

ぜひ、ご自身にとって最適な渡航先を見つけてみてください。

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