ハワイと並ぶ、日本人の人気観光地が、セブ島です。フィリピンにある島の1つで、透き通った海でのマリンスポーツや、グルメ、ショッピングなどがいっぺんに楽しめます。
日本からは直行便があり、成田空港から5時間というアクセスの良さも人気の理由です。さらに、海外の観光地の中では治安も良い方なので、海外旅行ビギナーにもおすすめといえます。
今回の記事では、そんなセブ島で人気のアクティビティを3つ紹介していきます。旅行は下調べによって、何倍も充実したものにすることができます。ぜひこの記事を最後まで読んで、旅行プラン作成の参考にしてください。
またフィリピンは、非英語圏の国の中でもっとも英語が流暢な国の1つです。英語を勉強中の方は、セブ島旅行を妄想して、勉強のモチベーションにしちゃいましょう。
セブ島のアクティビティの魅力
セブ島は諸島の一部です。当然セブ島も海に囲まれていますが、その周辺もいくつもの島に囲まれています。
世界中を探しても、なかなか見られないその環境によって、セブ島は海に関するアクティビティを発展させてきました。
ここでは、その中でも特に人気の高い、アイランドホッピング、マリンスポーツ、ジンベイザメツアーの3つを紹介します。
アイランドホッピング
1つ目はアイランドホッピングです。アイランドホッピングとは、文字通りisland(島)をhopping(飛び回る)すること。
主に船やボートを使って、いくつかの島を巡る、フィリピンならではのリゾートアクティビティです。それぞれの島で、シュノーケリングやダイビング、バーベキューなどを楽しむことができます。
ツアー会社や現地の観光会社から申し込むこともできる、観光客向けのアイランドホッピングツアーもあるので、セブ島が初めての人でも安心です。
ここからは、セブ島周辺の島々の魅力を見ていきましょう。
ナルスアン島
ナルスアン島は、セブシティから90分ほどで行ける島です。とても小さく、少し離れれば島全体が肉眼で見渡せます。定住している人はおらず、いわゆる無人島なのですが、観光客が心地よく過ごすための設備は充実しています。
ありのままの自然と、居心地のいい宿泊施設の両方を楽しめる、理想的な観光地といえるでしょう。
ナルスアン島のチャームポイントといえるのが、240メートルにも及ぶ桟橋です。インスタグラムなどで、エメラルドグリーンの海に一直線に続く木製の橋を見たことは無いでしょうか?あの写真の中には、ナルスアン島で撮影されているものも多くあります。
その他にも、シュノーケリングやグルメ、潮が引くと姿を現す広大なビーチなど、SNS映えする写真には困らないでしょう。ただ、入島には料金がかかるので、そこだけ気を付けましょう。
パンダノン島
パンダノン島はナルスアン島とは異なり、2,000人の島民がいる大きめの島です。セブシティからはおよそ2時間くらいですね。
観光客だけでなく、フィリピン現地の人たちも遊びに訪れます。パンダノン島最大の魅力は、どこまでも広がる遠浅の海です。フィリピンのガイドブックなどでも使われるほどにフォトジェニックな景色なので、写真撮影にはもってこいです。
また、腰くらいまでの深さの海が、遠くまで続いているので、シュノーケリングやダイビングの名所としても知られています。
ダイビングは、ライセンスが無い人でも潜ることができる場所もあるので、マリンスポーツ初心者も気軽に海を楽しむことができます。そして、漁業が盛んな島なので、シーフードバーベキューも楽しむことができます。
注意事項としては、現地に定住している人もたくさんいるので、その人たちの迷惑にならない行動を心がけなければいけないということです。
ヒルトゥガン島
ヒルトゥガン島は、人口2,000人弱の小さな島です。観光地だけでなく、地元島民の生活が垣間見ることができるのも魅力です。ヒルトゥガン島の最大の魅力は、その海の美しさです。
ヒルトゥガン島周辺の海は「海洋保護区」に指定されており、自然の美しさがそのまま残されているのです。そのため、世界有数のシュノーケリングやダイビングの名所として知られており、シュノーケリングをするためだけに、この島までやって来る観光客も少なくありません。
観光客向けのツアーも多く、ホテルからの送迎やシュノーケリングなどに必要な設備のレンタル、ボートの手配なども丸投げで楽しむこともできます。海外旅行初心者の方も安心ですね。
注意点は、飲食物の持ち込みが禁止されていること、そしてクレジットカードや電子決済が使えない場所が多いということです。食費も含め、十分な現金を持って行くようにしましょう。
カオハガン島
カオハガン島は、東京ドーム1個分の大きさに、700人ほどの人たちが暮らす島です。フィリピンは、世界でもっとも珊瑚の種類が多い地域として知られています。
カオハガン島周辺にも「オランゴ環礁」という珊瑚礁があり、その一帯は「カオハガン島熱帯珊瑚礁保護区」に指定されています。そのため、安全な環境でのびのびと育った珊瑚や魚たちを見ることができるのです。ただ、珊瑚には触れてはいけないことになっているので、注意しましょう。
そして、カオハガン島は日本人との関わりが深い島です。というのも、カオハガン島のオーナーは日本人で、今でも日本人が中心となって島の管理をしています。日本風の味付けがされた料理を食べることができるので、長期滞在や留学で日本が恋しくなったら、カオハガン島に行ってみましょう。
ソルパ島
ソルパ島は、ナルスアン島と同じ無人島です。他の島に比べると、珊瑚や魚はそこまで多くなく、シュノーケリングに向いている島とは言えません。
しかし、その分観光客が少なく、のんびりできるスポットとして知られています。無人島なので、現地の人の目を気にすることも無いですね。
また、無人島とはいえお店などはあるので、バーベキューなどを楽しむこともできます。
海外では公の場でアルコールを飲めないところも多いですが、セブ島は飲酒が認められているので、ビーチで波音を聞きながらゆっくり晩酌なんてことも可能です。
人と関わることは旅の醍醐味ですが、ずっと人に囲まれていると疲れてしまうという人もいるでしょう。そんな時は、ソルパ島に出向き、ゆっくりと静かな時間を過ごすのもいいのではないでしょうか。
オランゴ島
観光地から外れた秘境を楽しみたいのなら、オランゴ島もおすすめです。オランゴ島は観光地と呼べる場所はほとんどなく、島に降りるとすぐに地元住民の生活エリアに入ります。
オランゴ島まで行く船にも、観光客よりも通勤や通学中の地元住民が多く見られます。観光地化されていない地域のメリットは、物が安いことです。
セブ島本島では、交通費や宿泊費が観光客向けに設定されているため、若干お高めです。しかしオランゴ島には観光客がほとんど来ないため、現地の人向けの値段になっています。
「でも、せっかくフィリピンまで来たのだから、ビーチを楽しみたい!」と思われたかたもいるかもしれせんね。心配ご無用です。オランゴ島にも他の観光地に引けを取らない美しいビーチと海が広がっています。
多くはないですが、ホテルやリゾートなどの宿泊施設も十分に備えられているので、泊まるのに不自由することは無いでしょう。
スミロン島
オランゴ島とは逆に、「ザ・リゾート」を楽しみたい方におすすめなのがスミロン島です。島の半分がリゾートホテルであるため。スミロン島はフィリピン最大のリゾート地と呼ばれています。
ホテルでは豪華な食事やスパを楽しむことができ、絵にかいたようなリゾート気分が味わえること間違いなしです。
交通もフィリピンの中ではキレイに整備されているほうで、「砂ぼこりにまみれたタクシーとかはちょっと…」という方も安心して過ごすことができます。「そんなにリゾート地として有名だと、自然はあまり楽しめないのかな?」と感じた方も行くでしょう。その心配はありません。
スミロン島周辺の海は「海洋保護区」に指定されているため、一切汚れていないありのままの自然を楽しむことができます。
また、入島制限が設けられており、1日に島に入ることができる人間の数が限られているため、島の中はとてもきれいなのです。
ボホール島
「セブ島=マリンアクティビティ」というイメージが強いですが、実は地上にも観光地があるのです。それらが楽しめるのが、ボホール島です。
ボホール島には「チョコレートヒルズ」と呼ばれる観光スポットがあります。チョコレートヒルズは、同じような大きさと形をした丘がいくつも並んでいる地域で、その見た目の不思議さから多くの観光客が足を運びます。
マグマの活動によってできたものとされているのですが、「巨人が石を投げ合った跡」とか「巨人が流した涙が固まったもの」といった伝説が残っており、人々の興味を引いてきたことが分かりますね。
その他にも、森で出会える世界最小のメガネザルや、ジップライン、バギー体験など、海以外のアクティビティがいくつも用意されています。海三昧からちょっと気分転換に訪れてみてもいいのではないでしょうか。
マリンスポーツ
アイランドホッピングで、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツを紹介しましたが、セブ島で楽しめるのはそれだけではありません。
海を最大限に利用したアクティビティは他にもたくさんあるので、いろいろ調べておいて、現地でめいっぱい楽しめるようにしておきましょう。
ジェットスキー
「水上バイク」とも呼ばれます。バイクと船が合体したような見た目で、水上をすべるように走ります。日本では運転には免許が必要なのですが、セブ島では無免許でも乗れます。
「運転は怖い」という人でも、後ろに乗ったり、ジェットスキーに引っ張られるボートに乗ったりするのも可能です。
パラセーリング
パラセーリングは、パラシュートを付けた状態でジェットスキーなどで引っ張ってもらい、海上を飛ぶアクティビティです。海と空を同時に楽しむことができるのが魅力です。
クルージング
セブ島では、船は移動手段として使われることが多いですが、クルージングという形でアクティビティにもなります。
海の真ん中に浮かぶ船の上で、バーベキューを食べたり、花火を見たりといったリッチ感あふれる体験は一生の思い出になるでしょう。
ジンベイザメツアー
海が有名な観光地はたくさんありますが、セブ島以外ではなかなか見ることができないアクティビティがあります。それは、ジンベイザメツアーです。
セブ島周辺の海にはジンベイザメが多く生息しており、オスロブなどに行けば遭遇率は何と「ほぼ100%」なのです。
だいたい2万円弱で、ホテルからの送迎なども含めたツアーに申し込むことができます。ジンベイザメと2ショットが撮り放題の場所など、世界中を見てもそうそうないでしょう。
まとめ
「セブ島旅行」と聞くと、手の届かないセレブの世界、というような感じがしますが、今回の記事で少しは身近に感じることができたのではないでしょうか?
確かにお金はかかるかもしれませんが、海外旅行の中では比較的リーズナブルに行くことができるのがセブ島です。また、もし英語を多少扱うことができれば、ツアーやガイドに頼らなくてよくなるので、もっと安価に旅をすることができます。
ペラペラしゃべることができなくても、ホテルや船の乗り場などで使う決まり文句を学んでおけば十分動き回ることができます。
ネイティブキャンプには、多くのフィリピン国籍の講師が多く在籍しています。そのため、ただ英語を学ぶだけではなく、フィリピン観光でよく使う英語などを集中的に教えてもらうことも可能です。
無料体験レッスンも行っているので、セブ島旅行や留学を考えている人は、検討してみてはいかがでしょうか?

◇経歴
・アメリカ、オクラホマ州の四年制大学を卒業
・英語学習に関するブログを中心に、英語ライター・翻訳家として活動(現在)
◇資格
・TOEFL503点(大学入学時)
・Bachelor of Arts(文学士号)
◇留学経験
渡航先:アメリカ、オクラホマ州タレクア
留学期間:2012〜2017(5年)
学校名:Northeastern States University
◇海外渡航経験
・高校卒業後に、アメリカのオクラホマ州にあるNortheastern州立大学へ5年間の正規留学を経験
◇自己紹介
高校時代にアメリカの音楽文化に興味を持ち、アメリカへの大学留学を決意したことが、英語学習を本格的に始めることになったきっかけです。渡米後に3ヶ月の語学研修とTOEFL試験をクリアし、正規入学を果たしました。音楽学部にてJazz Studiesを専攻し、複数のバンドでギタリスト・ベーシストとして活動したことは一生の財産です。言葉はその人の価値観を定義付け、語学の習得は世界の見え方を変えます。自分が今も現在進行形で経験している、言語の魅力を発信するために、日々、英語・語学に関する情報発信をしています。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.