秋から冬にかけて、寒い季節に食べたくなるのがホクホク美味しい「焼き芋」ではないでしょうか?「焼き芋」は昔ながらの小さな屋台で買うのも良いですし、最近ではスーパーなどで手軽に買うこともできますよね。
そんな「焼き芋」ですが、みなさんは英語でどのように表現するか知っていますか?なかなかすぐには思いつかないかもしれません。そこで、今回の記事では、「焼き芋」の英語表現や、どのように説明すればネイティブスピーカーにもその魅力が伝わるのかなどをご紹介していきたいと思います。
あわせて、さつまいも、里芋、スイートポテト、ブリュレなどの芋に関するその他の英語表現についても解説していきます。それぞれ、例文とともに詳しく解説していきますので、ぜひその例文を何度も口に出して練習してみてくださいね。
「焼き芋」の英語表現
まずは、「焼き芋」の英語表現として代表的なもの2つ(「roasted sweet potato」と「baked sweet potato」)をご紹介します。
roasted sweet potato
「Roasted」の元となる動詞は「roast」で、「ローストする、あぶり焼きにする、油で焼き色を付ける」といった意味があります。
「Sweet potato」は「さつまいも」という意味があります。日本語で「スイートポテト」というとさつまいもを使ったお菓子を指しますので、少し混乱してしまいますよね。
なお、「potato」の複数形は「potatoes」となります。語尾がsではなくesになる点に注意してくださいね。
私は焼き芋を食べるのが好きです。
あなたは今までに焼き芋を食べたことがありますか?
焼き芋は屋台でも買えますし、最近ではスーパーマーケットでも買えますよ。
baked sweet potato
「Baked sweet potato」は「焼き芋」を表す一般的な表現です。
「Baked」の元となる動詞は「bake」で、こちらも「roast」と似ていますが「roastよりも低温で調理する、焼き固める」というニュアンスの違いがあります。なお「roast」も「bake」もオーブンを使う点は同じです。
焼き芋は日本では特に秋から冬にかけて人気があります。
自分で焼き芋を作ってみようと思っています。
焼き芋を食べたいですか?そんなに高くないですよ。
あれは焼き芋屋です。
焼き芋を英語で説明してみよう
「焼き芋」の英語表現がわかったところで、ここからは「焼き芋」を英語でどのように説明すれば良いかをご紹介します。
というのも、日本のように屋台で石がまで焼かれた焼き芋を街で購入するというのは海外ではあまり一般的ではないためです(もちろん国や地域によっては近い文化もあるかもしれません)。
実際、筆者(私)はイギリスに住んでいますが、いわゆる日本のような「焼き芋」が売られているのは見たことがありません。調べてみたところ、在英日本人の方で、芋を買ってきてお家で焼き芋を作ってみたという方もいるようです。
まずは、先ほどご紹介した表現を使って、焼き芋が「さつまいもを焼いたもの」であることを説明しましょう。
焼き芋は、さつまいもを焼いたものです。
また、秋・冬に人気のおやつであることも伝えてみましょう。
それは日本の伝統的で人気がある秋・冬のおやつです。
さらに、焼き芋の特徴かつ人気の理由であるホクホク感や甘いにおいなどもあわせて説明してみましょう。
それはホクホクした食感があり、甘いにおいがします。
また、焼き芋屋(屋台)で売られることもあると伝えることもできます。
それを屋台で買うこともできます。彼らは冬に通りで焼き芋を売っています。
関連表現
ここまで、焼き芋の英語表現と、その特徴や魅力をネイティブスピーカーにどのように伝えれば良いかをご紹介してきました。
ここからは、おまけとして芋の種類や芋を使ったスイーツなどの英語表現を解説していきます。焼き芋と一緒に覚えることでボキャブラリーが増えますので、ぜひチェックしてきましょう!
さつまいも・里芋
「さつまいも」は「sweet potato」といいます。
ただし、海外(もちろん国や地域による差はあると思いますが)では日本のさつまいもと少し違う場合もありますので、「(Japanese)sweet potato」と表現することもできます。
ちなみに、筆者(私)はイギリスに住んでいますが、イギリスの一般的なスーパーで見かける「sweet potato」は中が黄色ではなくオレンジに近いです。いわゆる日本のさつまいもを手に入れるためには、日系・韓国系などアジア系スーパーに行くと良いようです。
また、「里芋」は「taro」といいます。日本でも「タロイモ」という言葉が使われていますが、里芋もタロイモの一種であることから、このように呼ばれます。また、さつまいもと同様、日本の里芋だと明確に言いたい場合は「Japanese taro」と表現することもできます。
私はよくさつまいもを食べます。
どこで(日本の)さつまいもを買うことができますか?
さつまいもを角切りにしてください。
里芋をどうやって料理すればいいですか?
里芋はスーパーマーケットで買えますよ。
スイートポテト・ブリュレ
英語で「sweet potato」というと「さつまいも」の意味になることがわかりました。日本のお菓子「スイートポテト」は「sweet potato cake」や「sweet potato tart」、「sweet potato pie」などで表現できます。
また、お芋を使ったブリュレは「sweet potato brûlée」と表現すると伝わりやすいかもしれません。
日本を訪れたら、スイートポテトを食べた方がいいですよ。とても甘くておいしいんです。
スイートポテトを自分で作れると思いますか?
スイートポテトを食べましょう。
私はカフェでお芋のブリュレを食べました。
あなたはお芋のブリュレを食べたことがありますか?
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、ホクホク美味しい「焼き芋」のいくつかの英語表現についてご紹介しました。
また、あわせて「焼き芋」を英語でどのように説明すれば良いか、さらに関連表現としてさつまいもや里芋、スイートポテトやブリュレといった芋にまつわる英語表現もご紹介しました。
「焼き芋」は、普段の会話でそれほど多く登場する単語ではないかもしれません。しかしだからこそ、いざというときにパッと適切な表現が口から出たら助かりますよね。
今回ご紹介した単語やフレーズを自然に使えるようになれば、より英語でのコミュニケーションがスムーズに進むはずです。ぜひ、この記事でご紹介した例文を何度も口に出して練習し、覚えて使ってみてくださいね。
今回ご紹介したフレーズをそれぞれ適切なシーンで使うことができれば、より自分の英語での表現の幅が広がりますし、ネイティブからも「お!この人はいろんな単語やフレーズを知っているんだな」と思ってもらえるのではないでしょうか。
また、今回学んだ「焼き芋」の英語表現について、「もっと詳しく学習したい」「ネイティブの感覚を聞いてみたい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!
レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。今回ご紹介した「焼き芋」に関する英語表現をさらに練習しても良いですし、「焼き芋」を食べたことがあるか、「焼き芋」意外にどのような種類の芋が好きかなどを講師とディスカッションするのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.