漁業を英語で説明できる？釣りとの違いや漁法についてもご紹介します！ - ネイティブキャンプ英会話ブログ

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今回は、漁業にまつわる英語を解説していきます！英語で「漁業」は何と言うのか、また、魚を捕まえる方法を英語でどう説明するのかご紹介していきます。

後半では、私たちが日頃食べる魚を英語でどう言うのか記載していますので、外国人のお友達などがいれば、覚えた単語をぜひ使ってみてくださいね。

漁業とは　angling（レクリエーションとしての釣り）との違い
- Fishing industry
- fishery
漁業関連ワード
代表的な漁法を英語で説明
- 定置網漁業　Fixed-net fishing
- 底引き網漁業　Bottom trawling fishing
日本でよく食べられる魚を英語で言うと？
まとめ

漁業とは　angling（レクリエーションとしての釣り）との違い

一般的には釣りがレジャーとして楽しまれる一方、漁業は産業のひとつで利益を上げることを目的としています。

英語で釣りというとfishingで、「釣りに行く」はgo fishingと中学で覚えたはずです。go shoppingと並ぶ「go ~ing」と表現する珍しい形なので注意して暗記したと思います。

ちなみに、レクリエーションとしての釣りはanglingとも言います。こちらを英語辞書で調べてみると以下のように出ます。

【名】釣り、魚釣り、釣魚◇スポーツやレクリエーションとしての釣り(fishing)を指す。では、以下で英語で「漁業」という方法を学んでいきましょう！

Fishing industry

「漁業」は、英語でfishing industryと言います。こちらも英和辞書で調べてみました。

fishing industry 《the ～》水産業、漁業

industryは「産業」という意味ですから、これにfishingをつければ良いわけです。例文を作って使い方のイメトレをしてみましょう。

My dream is to be involved in the fishing industry.
私の夢は漁業にたずさわることです

仕事に関することは、将来の夢として学生でも使う表現です。もちろん、大人になってからもニュースで漁業関連のことは流れたりするので、知っておくと英語のニュースなどにも対応できるようになるでしょう。

fishery

「漁業」は、英語でもうひとつ別の言い方があり、fisheryと言います。

こちらにも「魚」というfishが含まれているので、初めて見て理解できなくても文脈から推測できる英単語になります。

I have been engaged in fisheries for 11 years.
私は11年も漁業関連の仕事をしていてね

「〜の仕事しています」は英語でbe engaged in~と言います。自己紹介などで、自分の職業を紹介する時に使える表現なので覚えておきましょう。

漁業関連ワード

それでは、ここからは漁業関連の英語をご紹介していきますね！

漁港を特集したり、海外の旅番組で漁業にまつわるワードが飛び交うことがあるので、ここで覚えておくと海外の番組もより楽しめるようになります。

漁師　fisherman

漁師のことは、英語でfishermanと言います。とても単純で覚えやすいですよね。

もっと専門的な言葉を使うのかと思った方もいると思いますが、これなら知らなくても聞いたり見たりしただけでも理解できます。

My mother is a fisherman, and I’m proud of her.
私の母は漁師で、私は彼女を誇りに思います

一本釣り　pole and line fisheries

漁で行う一本釣りは、pole and line fisheriesと言います。

セットで使う単語なのでこのまま暗記してしまいましょう。ネットで調べると以下のような説明が出てきました。

Pole and line is a fishing method used to catch tuna and other large pelagic (midwater) species one fish at a time.
Pole and lineは釣りの方法で、マグロや他の広い遠洋に住む魚を一度に釣り上げるものです

漁船　fishing boat

漁船も、そのままfishing boatと言います。ボートはもう日本語になっているのでスペルを思い出すだけで良いですね。

Next year, I’m going to buy a new fishing boat!
来年、新しい漁船を買う予定なんだ！

代表的な漁法を英語で説明

では、漁法については英語でどう説明すれば良いのでしょうか。

2つの漁法を英語で説明するので、どこまで訳せるかチャレンジしてみてくださいね！

定置網漁業　Fixed-net fishing

まずは定置網漁業です。日本に来た外国人に、英語で漁法を説明するとしたら以下のような文章になります。

Fixed-net fishing is a traditional fishing method in Japan. It involves setting up long nets in the sea or rivers, preventing fish from escaping. After a certain period, fishermen pull up the nets to harvest the catch, which may include fish like sea bream, flounder, sea bass, mackerel, and salmon. This fishing practice is not only significant for the local economy but also plays a vital role in preserving Japan's coastal culture.

どうですか？理解できたでしょうか。読解に必要な単語を以下に並べておくので、再度訳してみてくださいね。これが定置網漁業の説明だと事前にわかっているので、推測しながら読むことができるでしょう。

traditional　伝統的な
method 　方法
preventing fish from escaping　魚が逃げるのを防ぐ
period　期間
include　含む

底引き網漁業　Bottom trawling fishing

では次に、底引き網漁業を英語で説明する方法です。

Bottom trawling fishing is a traditional method in Japan where nets are dragged along the seabed to catch specific bottom-dwelling fish. The nets are later pulled up onto boats to harvest the catch, which includes fish like flounder, halibut, and mackerel, as well as crustaceans like octopus and shrimp. This fishing practice is deeply rooted in Japan's coastal culture and requires careful consideration for sustainable fishing practices to protect the marine environment.

こちらもいくつか単語をピックアップしたので、参考にしながら読み解いてみてください。

dragged　引きずる（受動態で使われています）
rooted 　根付く
requires　必要とされる
consideration 　熟考
environment　環境