みなさんは「頻度」を表す英語表現を使いこなせていますか?
「休日はいつも散歩にでかける」「たまに友人に会う」など頻度を表す単語を知っていると、情報をより正確に、そして詳しく伝えられるようになります。
今回は、そんな『頻度を表す英語表現』について詳しく解説していきます。ぜひ英語学習の参考にしてみてくださいね。
100% 常に
まず最初に、「いつも・常に」と100%の頻度で行う時に使える副詞を紹介していきます。always
「常に・いつも」を表す副詞が「always」です。頻度が高く、100%の確率で行うことや起きることに対して使えます。頻度を表す副詞は通常、一般動詞の前・be動詞の後・助動詞と動詞の間に置きます。
彼女はいつも時間通りに職場に到着します。
彼はいつもジョークで私を笑わせてくれる。
子供たちはいつも公園で遊ぶのを楽しんでいる。
太陽は常に東から昇ります。
almost always
「100%ではないが、高頻度である」ことを表現する場合に、「almost always(ほぼ常に・ほぼ必ず)」と言うこともできます。彼はレストランでほぼいつも同じ料理を注文する。
私たちは夕食の後、ほぼ必ず散歩に行きます。
私はほぼ必ず寝る前に歯を磨きます。
80% 頻繁に
常にではないけれど、頻繁に行うことや起こることを表す時は「frequently」や「normally」を使って表せます。frequently
「frequently」は「頻繁に」を表す副詞で、80%程の頻度で行う事柄に対して使えます。友達とよく外食に行きます。
健康のためによくジムで運動します。
彼女はよくメールをチェックします。
normally
「normally」は「通常は・普段は」を表す副詞で、日常的に行っていることや、高い頻度で繰り返すことに対して使えます。平日はいつも朝7時に起きます。
週末はだいたい家でリラックスして過ごします。
通常、月曜の朝にスタッフミーティングがあります。
彼女は普段、昼休みに公園を散歩します。
70% たいてい
「たいていの場合」「ほとんどの場合」と70%くらいの頻度を表す時には、「often」を使います。often
「often」は「よく」を表す副詞で、「たいていの場合」や「しばしば」といった頻度を表します。彼女はよく朝にランニングに行きます。
私たちは金曜日の夕食によくピザを食べます。
私はよく音楽を聴きながら勉強します。
私はよく友達とコーヒーを飲みに行く。
50% 時々
「時々」と、頻度が50%程の場合は「sometimes」や「occasionally」を使うことができます。また、ネイティブスピーカー同士の会話では「Every now and then」と言った口語表現もよく使われます。
sometimes
「sometimes」は「時々・たまに」を意味する副詞です。行う確率がちょうど半々である事柄に対して使います。頻度を表す動詞は一般動詞の前、be動詞の後に置くのが一般的ですが、「sometimes」の場合は文頭や文末に置くこともあります。
「時々」を意味する場合は「sometimes」と必ず複数形になるのが特徴で、「sometime」の場合は「いつか・そのうち」といった”将来のいつか”を指す意味になるので注意しましょう。
彼女は時々私のメッセージに返信し忘れる。
私たちは週末に時々外食に行きます。
時々、ただ一人でリフレッシュする時間が必要です。
私は時々中華料理を作ります。
彼は時々小さなミスをする
occasionally
「occasionally」は、「時折・時たま」を表す副詞で、「sometimes」同様に時々起こることに対して使うことができます。彼は時折、田舎の祖父母を訪ねます。
私たちは時々、コーヒーを飲みながら近況報告をします。
私は時々、夕食に新しいレシピを試します。
彼は時折、地元のイベントでピアノを演奏している。
Every now and then
「Every now and then」は「時々」を表すカジュアルな言い回しです。文頭、もしくは文末に置いて使います。
彼は時々電話をかけてくれます。
私は時々ジャンクフードを食べます。
リラックスするために、彼は時々ゴルフを楽しんでいます。
10% あまりない
頻度が低く、あまり行わないことや起こらないことを表す時は、「rarely」「seldom」「hardly」を使うことができます。rarely
「rarely」は「めったに〜しない・まれに」を意味する副詞で、ほとんど行わないことや起こらないことに対して使います。もともと否定の意味を持つ単語なので、否定文にすると二重否定となり「めったにないことはない=頻繁にある」という意味に変わってしまうので注意しましょう。
私はめったにファストフードを食べません。
彼はあまりテレビを観ない。
私がお酒を飲むことはあまりありません。
彼らは平日に夜更かしはしない。
seldom
「seldom」も「めったに〜しない」を意味する副詞ですが、「rarely」よりもフォーマルな響きがあります。私はめったにデザートを食べません。
彼女はあまり外食をしない。
私はめったに公共交通機関を利用しません。
彼女はあまりメイクをしない。
hardly
「hardly」は「ほとんど〜しない」という否定の意味を持つ副詞です。頻度が非常に低く、0ではないけれど10%程度である状況で使えます。
マイクはめったに映画館に行かない。
私たちは違う国に住んでいるので、ほとんど会うことがありません。
0% 全くない
「全くない」と、頻度が0%である状況の時は「never」を使います。never
「never」は、「決してない・一度もない」という強い否定を表す表現です。絶対に起こらないことや行わないことに対して使うことができます。
私は歯を磨かずに寝ることはありません。
彼らが互いに口論することは全くない。
彼女は運転中に携帯電話を絶対に使用しません。
彼がは約束に遅れることは決してない。
まとめ
今回の記事では、頻度を表す英語表現について詳しく解説をしました。[100%] 常に:always
[80%] 頻繁に:frequently/normally
[70%] たいてい:often
[50%] 時々:sometimes/occasionally/Every now and then
[10%] あまりない:rarely/seldom/hardly
[0%] 全くない:never
今回紹介した表現はどれもすぐに会話で使える便利なものばかりなので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
◇経歴
英語使用歴:6年
Webライターとして言語学習や海外生活に関する記事を執筆しています。
◇留学経験
メキシコシティでスペイン語留学
◇海外渡航経験
・英語圏含む30ヶ国以上への渡航経験あり
(アメリカ、カナダ、オーストラリアなど)
・海外在住歴:4年
◇自己紹介
海外旅行にハマり英語の必要性を実感したことをきっかけに、一念発起しNativeCampで英語学習をスタート。
オンラインレッスンを繰り返し英会話を身につけました。その後言語学習に興味を持ち、メキシコ国立自治大学が運営する語学学校CEPEでスペイン語を学習。
現在はメキシコシティで英語とスペイン語を使いながら生活しています。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.