間違いやすいlightとrightの違いについて!正しく使い分けよう!

light、right、ネイティブキャンプ

日本語でも度々出てくる「ライト」という言葉。英語だと「light」と「right」が当てはまりますが、2つは異なる単語であり、意味も発音も違います。

しかし、見た目が似ているため、混同してしまうという方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、間違いやすい「light」と「right」の違いについて解説したいと思います。例文も載せているので、正しく使いわけられるよう学んでいきましょう!

lightとrightの違い

「light」と「right」は、スペルや発音こそ似てるものの、それぞれ全く別の単語です。

また、2つの単語はどちらも、複数の異なる意味があります。順番に詳しく見ていきましょう。

lightの意味と使い方

「light」には、主に以下4つの意味があります。

①光

②明るい

③点火する・照らす

④軽い

①「光」のlight

日本語でも明かりのことを「ライト」と言うように、「light」はまさに「光」を意味します。

光そのもの以外に、照明やライターの火、比喩的に「明るみ(表に出てくるの意味)」といった表現に使うことも可能です。

The light from the lamp is so bright.

ランプの光がとても明るいです。

There is light at the end of the tunnel.

トンネルの先に光があります。

The room is too dark. Could you turn on the light, please?

部屋が暗すぎます。電気をつけてもらえますか?

The light bulb has burned out.

照明が切れてしまいました。

The investigation brought the truth to light.

調査によって真実が明らかになりました。

②「明るい」のlight

「light」には「明るい」という意味の形容詞もあり、色合いが明るいことを表現するのに使うのが一般的です。

似ている単語に「bright」がありますが、色合いというよりは、輝き・光沢のある明るさを表現するというのが違いです。

You look beautiful in this light green dress.

この黄緑色のドレスを着ているあなたは美しいです。

My favorite color is light blue.

私の一番好きな色は水色です。

The wall should be colored light brown so that it goes well with the plants.

植物とマッチするように壁は薄茶色に色付けしたほうが良さそうです。

③「点火する・照らす」のlight

「light」は動詞として、「点火する・照らす」という意味で使うことも可能です。

「light 〜」のように前置詞も何も付けず、点火するものを続けて言うだけで使えます。

なお、「light」の過去形は「lit(発音:リット)」です。「lighted」ではないので注意しましょう。

The wind is too strong to light the candle.

風が強すぎてろうそくに火をつけられません。

I’m trying to light a match to start the fire.

火起こしをするためにマッチに火をつけようとしています。

The fireworks lit up the sky beautifully with bright colors.

花火は鮮やかな色で空を美しく照らしました。

④「軽い」のlight

「軽い」という意味でも「light」はよく使われます。

「heavy(重い)」の逆の意味で、有形物の重さ以外に、軽やかな雰囲気を表すのにも便利です。

The box was very light and easy to carry.

その箱はとても軽くて、持ち運びが簡単でした。

I think this tent is too light. It’ll get blown away if it’s windy.

このテントは軽すぎると思います。風が強いと吹き飛ばされるでしょう。

The atmosphere at the party was light and casual.

パーティーでの雰囲気は軽くてカジュアルな感じでした。

rightの意味と使い方

「right」には、主に以下3つの意味があります。

①正しい

②右の・右に

③権利

①「正しい」のright

「right」には「正しい」という意味があり、物事が正しいということを表すときに使われます。

例えば、相手の言っていることが道理に適っているときや、真実を言っていると思うとき、モラル的な正当性があると思われるときなどです。

また、「right in front(ちょうど前に)」や「right now(ちょうど今)」など、「ちょうど」という意味でも使われるので覚えておきましょう。

I think you're right. I’ll do exactly what you tell me to do.

あなたが正しいと思います。あなたが言う通りにやります。

I want you to do the right things and be honest all the time.

あなたにはいつでも正しい行いをして正直でいて欲しいです。

I have to give a speech in front of a huge crowd today. I’m feeling nervous right now.

今日は大勢の前でスピーチをしなければなりません。今緊張しています。

There is a little park right in front of my house.

小さい公園が家のちょうど目の前にあります。

②「右の・右に」のright

野球の外野手「ライト」でもおなじみですが、「right」には「右の・右に」という意味もあります。

「右の」の場合は形容詞で、「the right side(右側)」や「on your right(右側に)」のような使い方をします。

また「右に」という副詞は、「turn right(右に曲がる)」、のように動詞にかかる形になります。

I parked my car on the right side of the street.

通りの右側に車を駐車しました。

Go down the street for about 100m, then you’ll see the cafe on your right.

100mほど通りを進めば、右側にそのカフェがありますよ。

Turn right at the next intersection.

次の交差点を右に曲がってください。

③権利

「right」「権利」という意味の名詞としても使われます。

「have the right to 動詞」で、「〜する権利がある」という言い回しも頻出表現の1つです。

また、人権(human rights)や著作権(copyright)、投票権(voting rights / the right to vote)なども「right」を使った表現なので、一緒に覚えておきましょう。

We have the right to choose where we live.

私たちには住む場所を選ぶ権利があります。

Education is a fundamental human right for everyone.

教育は全ての人にとって基本的な人権です。

I have the copyright to all the songs I wrote.

私が書いた曲全ての著作権を持っています。

In some countries, not everyone has the right to vote.

一部の国では、みんなが投票権を持っているわけではありません。

lightとright 発音の違い

「light」と「right」はスペルが違うため、発音方法も異なります。出だしの「L」と「R」の区別をすれば、簡単に発音を仕分けることが可能です。

<lightの場合>

「L」から始まるため、舌先を上前歯の後ろに当てた状態にし、「ル」という音を出します。

そこからあとは舌を滑らせながら「ライト」と言うだけ。日本語での発音とほぼ同じです。

<rightの場合>

「R」から始まるため、舌先を少し上に上げ、舌を後ろに引いた状態で「ル」という音を出します。

この時、舌先が口のどの部分にも触れていないことを確認しましょう。そのまま舌をどこにも付けずに「ライト」と言うと、「R」の音がしっかり含まれた発音になります。

Write 意味と使い方

「write」「書く」という意味の動詞で、アメリカ発音では「right」と同じ音です。

手紙やレポート、日記、テキストメッセージ、メールなどは全て「write」が使えます。また、「曲を書く」や「歌詞を書く」といった表現も同様です。

過去形は「wrote」、過去分詞が「written」と紛らわしいので、しっかり覚えておきましょう。

Please write your name and address on this form.

このフォームにお名前と住所を書いてください。

I like to write songs in my free time.

暇な時に曲を書くのが好きです。

I’m going to write a letter to my grandmother today.

今日はおばあちゃんに手紙を書く予定です。

I decided to become a writer because I knew I was good at writing.

ライティングが上手だとわかっていたのでライターになることを決めました。

まとめ

今回は「light」と「right」の違いを解説しました。それぞれ複数の意味があるので、整理しながら覚えていきましょう。

また覚えた内容は、オンライン英会話「ネイティブキャンプ」を活用して練習するのがおすすめ。レッスン回数は無制限で受け放題なので、たくさん英語を話して上達を目指しましょう!

nativecamp.net

nativecamp.net