大学に関する英語表現まとめ!UniversityとCollegeの違いも

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今回は、大学に関する英語表現を覚えていきましょう!

大学というと一般的にはUniversityやCollegeが使われますが、実はこの2つには明確な違いがあるのです。

他にも、大学にまつわる英語をたくさんご紹介していくので、知らない単語を覚えてアカデミックな会話ができるように準備していきましょう!

大学を表す英語表現

大学という単語は、おそらく皆さん既にご存じの通り以下の2つです。

University

College

この2つの単語の違いについて解説するときには、アメリカとイギリスに分けて説明する必要があります。国によって特にCollegeの認識が異なるためです。注意して見ていきましょう。

University / College

アメリカの場合、Universityというと比較的規模の大きな総合大学を指します。

大学の希望は学生数や学部数、大学院の有無などで決めます。また、通常Universityと言う場合には2年で卒業する短期大学を含みません。

Collegeの場合は、Universityよりも小規模な大学を指します。複数の学科がなく、大学院がないような大学です。また、Collegeと言うと2年生の公立大学であるコミュニティ・カレッジも含みます。

まとめると、アメリカではUniversityとCollegeの違いはその規模にあり、大きい方がUniversity、小さい方がCollegeということになります。

イギリスの場合も、Universityはアメリカと同じように規模の大きな大学を指します。ただし、アメリカではあまり使われないUniという略語を使うこともあるので、口語での会話をする際には意識してみてください。

Collegeは、イギリスでは中学校卒業後の継続教育機関や、専門学校のことを指します。日本と教育システムが違うためちょっと想像しにくいかもしれませんね。

また、総合大学を構成する一部の学校という意味もありますね。例えば、ケンブリッジ大学には31のCollegeがあります。

まとめると、イギリスの場合はUniversityは総合大学、Collegeは中学卒業後の継続教育機関、または総合大学を構成する一部の学校という意味になります。

ですから、Universityを卒業したのかCollegeを卒業したのか、明確に分けて使わないと相手に誤解されます。

大学に関する英語表現

ここからは、大学に関する英語表現をたくさんご紹介します。

大学に通っている、または卒業したのであれば、所属する学部や専攻分野を説明することで自己紹介にもなりますよね。

他にも、大学関連の用語で知らないものがあれば積極的に覚えていきましょう!

学部 / 専攻分野

まずは、学部を英語で何と言うか学びます。学部は、英語では2パターンあります。

Department

Faculty

どちらもほぼ同じ意味なのでそんなに意識しなくても良いですが、場合によってはFacultyの方が上であり、Departmentの方が下にあるイメージです。DepartmentがFacultyに所属していると言えばわかりやすいでしょうか。

「○○学部」と言う時は、「Department of 学部の名前」「Faculty of 学部の名前」と言うため、以下の例のように使ってみてください。

department of economics(経済学部)

department of education(教育学部)

Faculty of Science (理学部)

Faculty of Aviation(航空学)

メジャーな学部を以下にピックアップしたので、英語でどう言うのか確かめてみてください。

文学部 Literature

経済学部 Economics

政治経済学部 Political Science

法学部 Law

商学部 Business and Commerce

経営学部 Business Administration

教育学部 Education

社会学部 Sociology

社会情報学部 Social Informatics

国際文化学部 Intercultural Communication

現代福祉学部 Social Policy and Administration

総合政策学部 Policy Management (SFC)

環境情報学部 Environment and Information Studies (SFC)

人間環境学部 Humanity and Environment

人間科学部 Human Sciences

教養学部 Arts and Sciences

理学部 Science

理工学部 Science and Technology

工学部 Engineering

生命科学部 Bioscience and Applied Chemistry

情報科学部 Computer and Information Sciences

農学部 Agriculture

医学部 School of Medicine

薬学部 Pharmaceutical Sciences

看護医療学部 Nursing and Medical Care (SFC)

美術学部 Fine Arts

建築学部 Architecture

デザイン工学部 Engineering and Design

通信教育課程 Correspondence Courses

大学を卒業したら学部について話す機会はあまりないと思うかもしれませんが、海外で働く際には履歴書に書かなければならないので、就職時や転職時に必要です。

専攻分野は、英語ではMajorと言います。動詞では「専攻する」で、名詞では「専攻」です。どちらの品詞を使うかによって英語の語順は変わってくるので、以下の例文で使い方をチェックしておきましょう。

I graduated with a major in English.

私は英米学部を卒業したの

I major in engineering.

俺は工学を専攻してるよ

My major is psychology.

私は心理学部

専攻分野を伝えるときには、日本で言う学科を伝えるような形になります。

色々な言い方がありますが、動詞にするのか名詞にするのか決めれば、どんな語順で文章を作るべきかわかってきます。

まずはどちらで言うのか決め、それから正しい語順で文を作ってみましょう。

単位 / 卒業論文

大学と言えば単位ですが、単位は英語で以下のように言います。

School credit

Credit

Creditの方はSchool creditの略で、口語で使います。

A: You need over 120 credits to graduate.

B: I understand. Thank you.

A: 卒業するには120単位が必要になります

B: わかりました。ありがとうございます

次は、論文を英語でどう言うかを見ていきましょう。

Graduation thesis

Thesisは、論文を表す最もスタンダードな単語ですね。

公的な表現としても使われますし、卒業論文であることを強調したいなら、Graduation thesisでOKです。

他にも、もう少し軽い言い方でGraduation Paperなどの言い方もあります。紙を表すPaperが、レポートや論文という意味を持つので、ここに卒業を意味するGraduationを付けます。

単なる論文なら他にも言い方がありますが、卒業論文、卒論を言いたいのであればGraduation thesisを覚えておけば良いでしょう。

奨学金 / 留年

大学では奨学金をもらい、あるいは借り、学校生活を送る人もいますよね。奨学金は、英語で以下のように言います。

Student Loan

日本語では奨学金と言うだけですが、よく考えたら、返さなければならない奨学金は社会人になってから何年もかけて返していくローンですよね。だから、英語でははっきりと学生ローンと言います。

ちなみに、奨学金というとScholarshipという英語が思い浮かぶ方は多いと思いますが、こちらはちょっと日本語の奨学金とは意味がズレてしまいます。使い方には要注意ですね!

Scholarshipとは、成績優秀者に対して学費を一部、または全額免除する場合に使われる言葉です。ですから、日本語でより近いものを挙げるとするならば、「特待生」でしょうか。

ただ、特待生は日本では入試結果と共に発表されるため、ここでも少しニュアンスが違ってきます。英語のScholarshipは、優秀な学生に勉強のご褒美として与えられるものですからね。

ですから、奨学金を日本語の意味により近い形で英語で言いたいならば、ScholarshipよりもStudent loanの方が近いのです。

教育機関のシステムに違いがあると、似たシステムがある場合に一言では訳せないこともしばしばあるということです。

研究 / 大学院

大学院で行われている研究は、以下の単語を使って表します。

Study

単に研究と言うだけならもっとたくさんの英単語があるのですが、大学の研究と言えばStudyです。理系の学部学科で多く使われますかね。

A: How about your study? Going well?

B: Um, I need to get some other reports.

A: 研究はどうですか?順調?

B: う~ん、他にいくつか論文をもってこないとな

大学の次に進学する先、大学院は英語で以下のように言います。

Graduate school

Grad school

Grad schoolは、Graduate schoolの略で、口語で使うことがあります。直訳すると、「卒業した学校」のようになりますね。意外と知らなかったりするので覚えておきましょう。

まとめ

UniversityとCollege、日本ではどちらも同じ意味であるかのように学びますが、実はきちんと違いがありましたね。

特に、イギリス方面で大学と言いたいのなら要注意です!

大学に通っている方なら、自己紹介ができるように所属している学部学科を言えるようにしておきましょう。

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