留学やワーキングホリデー、お仕事の都合などで海外に長期滞在される方も多いと思います。海外で暮らしていることを活かし、「出前」を取ってみるのはいかがですか?
最近ではアプリでも手軽に出前を注文できるようになりましたが、それでも不具合が生じた場合や急ぎの場合など、電話や対面での会話が必要になることもあります。
そこで、今回の記事では、出前に関する英語表現や、出前を取るときに使える便利なフレーズ、そのほかお店からテイクアウトするときに使える表現などを多くの例文とあわせてご紹介します。
「英語で出前を取ってみたい!」と思った方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
出前の英語表現
そもそも、「出前」は英語で何と言うのでしょうか?
「food delivery(フードデリバリー)」はカジュアルな表現ですが、幅広く使うことができます。「order food delivery」で「出前を取る」という意味になります。
また、出前を取ることは「仕出し業者を使う」と言い換えることもできるので、「use catering service (ケータリングサービス)」を使っても大丈夫です。
さらに、最近では出前=Uber Eatsという考えも定着してきていますので、「order Uber Eats(ウーバーイーツを頼む)」と特定のサービス名を使ってそのまま表現しても良いでしょう。
土曜日は出前を取るのが好きなんです
昨夜は出前を取りました
すごくお腹が空いたよ。ウーバーイーツを頼もうよ
出前を取るときに使えるフレーズ
ここからは、出前を取るときに使えるフレーズをご紹介します。
出前の情報を集めるとき
まず、友人や周りの人におすすめのお店などを聞きたいときには以下のように尋ねることができます。
どこのピザ屋で宅配を注文することが多いですか?
この町の宅配インド料理屋の情報を集めようとしているんです。何かおすすめはありますか?
出前を注文するとき
次に、実際に出前を注文するときに使える表現をご紹介します。
はじめに、「pickup(引き取り)」ではなく出前を注文したい旨を伝えます。「Hi」や「Hello」を用件の前に付けるのを忘れないようにしましょう。
デリバリーをお願いしたいのですが
こんにちは、デリバリーをお願いしたいのですが
デリバリーをお願いしたいのですが
ピザのデリバリーをお願いしたいのですが
サイズを選ぶ必要がある場合には、サイズも一緒に伝えます。サイズは、一般的に「small(小)」「medium(中)」「large(大)」の3種類であることが多いです。
ラージサイズのペパロニピザ1枚と、オレンジジュース1つをお願いします
電話で注文する時
ここからは、電話で注文することを想定し、どのような流れで伝えれば良いのかをご紹介します。
B:Hi, I’d like to order some pizza for delivery.
A:Sure. What would you like to order?
B:I would like one large Margherita.
A:Anything else?
B:I’m good, that’s it.
A:All right. Can I have your address, please?
B:Yeah, my address is 11 Park Street.
A:OK. It’ll be 15 dollars. Cash or credit card?
B:Cash, please.
A:OK, Thank you for your order. It will take about 30 minutes to deliver.
B:Thank you. Bye.
A:お電話ありがとうございます。どのようなご用件ですか?
B:ピザのデリバリーをお願いしたいのですが
A:ご注文はお決まりですか?
B:ラージサイズのマルゲリータピザを1つお願いします
A:他にご注文はありますか?
B:いいえ大丈夫です、それで全部です
A:かしこまりました。住所をおしえていただけますか?
B:はい、パークストリートの11番です
A:15ドルです。現金かカード、どちらで支払いますか?
B:現金でお願いします
A:ご注文ありがとうございます。到着まで30分ほどかかります
B:ありがとうございます
しかし、「電話でデリバリー注文をするのは緊張する」という方も多いと思います。耳からの情報だけとなるので、普段の会話より難しいケースもあります。
少しでも安心して電話で注文するために、注文したい商品の名前やサイズ、個数をメモしておいたり、家など届けてほしい場所の住所を確認しておいたりするとパニックになりにくいです。また、焦る必要はないので、ゆっくりはっきり、落ち着いて話すことを心がけてみましょう。
ドライバーとの会話で使える英語表現
お店の人との電話が終わったあとにも、実際に食べものを届けてくれるドライバーに連絡したい場合もあるでしょう。ここでは、ドライバーとの会話に使える英語表現をご紹介します。
たとえば、到着予定時刻を過ぎても出前が届かないときには、以下のように言うことができます。
私の注文がまだ届きません。20分ほど前に届くはずだったのですが
オーダーから1時間が経過しています。何かありましたか?
別のものが届きました
チキン&パイナップルピザを頼みましたが、ベジーピザが代わりに届きました
配達ありがとう
ここまで、はるばる持ってきてくれてありがとうございます
出前に関連する英語
ここからは、出前に関連する英語をいくつかご紹介します。
~抜きでお願いできますか?
~を減らしてもらえますか?
→「with+具材」でトッピングをカスタマイズすることもできます。ちなみに、追加トッピングは「extra toppings」と言います。
クーポンを使いたいです
テイクアウトする時
最後に、カフェやファストフード店でテイクアウトしたいときに使える用語をご紹介します。
まず、「テイクアウト」は「to go」というのが一般的です。アメリカでは「(to) take out」も使われますが、よく使われるのは「to go」です。イギリスでは「take away」と言います。
B:To go, please.
A:店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?
B:持ち帰りでお願いします
コーヒーは持ち帰りでお願いします
まとめ
いかがでしたか?今回は、「出前」の英語での表し方や、海外に行ったときでも安心して出前を注文できるよう、関連する英語のフレーズや単語をたくさんご紹介しました。
ただでさえ電話は緊張したり、周囲の雑音などで聞き取りにくかったりと、苦手意識を持っている方もいるのではないでしょうか。
ぜひ、今回ご紹介したフレーズをたくさん練習して覚えて、実践の場で使ってみてください。出前の注文は聞かれることや流れがパターン化されていることも多いので、慣れればスムーズにでき、自信につながるはずです。
また、今回学んだ表現やフレーズについて、「もっと詳しく学習したい」「実際に注文する前に誰かと練習したい」という方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!
レッスンでは、講師とマンツーマンで話すことができます。講師にお店の人の役をやってもらい、ロールプレイングしてみるのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語力アップにレッスンを活用してくださいね。
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.