「時差ぼけ」は英語で”jet lag ”関連語句と一緒に覚えよう!

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楽しい海外旅行や留学、海外出張等と切っても切れない関係なのが、長時間のフライトによって起きる「時差ぼけ」です。特にヨーロッパや北米など、日本との時差が大きくなる地域への旅行ほど、時差ぼけは辛くなるものですよね。

本日の記事では、「時差ぼけ」をどのように英語で表現するか、簡単な例文と一緒にご紹介します。

現地到着後のちょっとした雑談として時差ぼけについてのトピックが話せるように、関連語句と簡単な英語表現を覚えてみましょう。また、時差ぼけの原因となる時差や体内時計、時差ぼけに伴う心身のマイナートラブルについての表現も一緒にご紹介します。

「時差ぼけ」は英語で jet lag

日本語の「時差ぼけ」のことは、英語で”jet lag(ジェットラグ)”と言います。

航空機のジェット機を表すjetに、遅れるという意味のlagを組み合わせて”jet lag”です。また「時差ぼけ」は”jet lag disorder(時差ぼけ障害)“や”jet lag symptoms(時差ぼけ症状)”と呼ばれる場合もあります。

意味は日本語の時差ぼけと同じで、複数のタイムゾーンをまたぐ長時間のフライト後に現れる倦怠感や注意力の低下、お腹の不調などの諸症状を指します。

Jet lag is really annoying.
時差ぼけは本当に厄介です。
Most travelers have experienced serious jet lag.
旅行者の多くは、深刻な時差ぼけを経験したことがあります。
The drink might be helpful in coping with jet lag.
この飲み物は、時差ぼけの解消に役立つかもしれません。

時差ぼけだと伝えるフレーズ

海外出張でのミーティング前や留学初日、現地の人とのちょっとした雑談で、自分が時差ぼけ気味だと伝えたいシーン、あるいは相手から「時差ぼけは大丈夫?」と聞かれるシーンはよくありますよね。

そのような場合に使えるフレーズをいくつかご紹介します、

自分に時差ぼけが「ある」といいたい場合は、動詞haveを使い“I have jet lag”と表現します。

この「have +症状、病気」という表現は、時差ぼけの他、例えば頭痛などの症状があることを伝える場合(例:”I have headache(頭痛がします)”)にも使えるのでぜひ覚えておいてください。

A: Do you have jet lag now?
B: Yes, today is my first day in Germany, and I am having jet lag.

A:今時差ぼけがありますか?
B:はい、今日が私のドイツ初日で、時差ぼけがあります。
We had jet lag the whole time we were in Japan.
日本での旅行中ずっと時差ぼけに苦しみました。
「時差ぼけのせいで疲れている」など、「時差ぼけのせいで〇〇だ」と表現したい場合は、~のため、~のせいでという意味の”because of”を使い、”because of jet lag”と表現することができます。
I am super tired and feel like dying because of jet lag.
時差ぼけのせいですごく疲れて、死にそうな気分です。
Because of jet lag, I could not have much time to explore the city in the past week.
時差ぼけで、この1週間はあまり街を散策する時間が取れませんでした。
時差ぼけから「回復した」と言いたい場合は、”get over jet lag(時差ぼけを乗り切る)”、”recover from jet lag(時差ぼけから回復する)”、”overcome jet lag(時差ぼけを乗り越える)”を使うことができます。
I already got over jet lag and I’m ready for a busy week!
もう時差ボケも乗り切って、忙しい一週間を迎える準備ができました!
(※got : getの過去形)
How long does it take to recover from jet lag?
時差ぼけはどのくらいで治るのですか?
Miki finally overcame jet lag and managed to meet up with us.
ミキはついに時差ボケを克服して、やっとの思いで私たちと合流することができました。
(※overcame : overcomeの過去形)

時差ぼけの関連フレーズ

時差

辛い時差ぼけの原因となる「時差」のことは、英語で”time difference”と言います。

Time(時間)+difference(差)で時差ですから、直感的にも意味が理解しやすいですね。また、国際電話やオンラインで海外の相手とやりとりしていると、2か国間の時差が話題に上ることも多いはずです。

「日本と〇〇(国名)の間には〇〇時間の時差がある」と説明したい場合は、前置詞betweenを使い、”Time difference between Japan and 〇〇 is 〇〇 hours”と表現します。

The time difference between Japan and France is 7 hours.
日本とフランスの時差は7時間です。
The time difference makes communication very difficult.
時差があるため、コミュニケーションを取るのが非常に難しいです。
The bigger the time difference, the harder it will be for your body to adjust.
時差が大きければ大きいほど、体を適応させるのが難しくなります。

体内時計

時差ボケの原因は、渡航先との時差による体内時計のズレが原因と言われています。

体内時計をできるだけ現地の時間に近づけることが、時差ボケ予防のコツですね。では、この「体内時計」という日本語は英語でどのように表現できるでしょうか。

体内時計は、英語で”body clock” や “biological clock”と表現されます。Body clockは、Body(体の)+clock(時計)ということで分かりやすいですね、biologicalという単語には、生物学上の、生物のという意味があります。

I always adjust my body clock to the time zone of my destination a few days prior to traveling.
私はいつも渡航の数日前に、体内時計を渡航先のタイムゾーンに合わせます。
Your advice helped me to reset my body clock to Tokyo time.
あなたのアドバイスのおかげで、体内時計を東京時間にリセットすることができました。
My biological clock says it is 2 am now.
私の体内時計は現在午前2時だと言っています。

体調不良

時差ぼけに伴って起きる体調不良には、不眠、食欲不振、強い倦怠感など様々な症状が伴います。

渡航先で辛い時差ぼけが起きた場合のいざという場合に備えて、このような体調不良を英語でどのように表現するか覚えておきましょう。

単純に体調がよくないと言いたい場合は、”not feeling well(体調が良くない)”という表現を使うことができます。

I'm not feeling well.
体調がよくありません。
My colleague decided not to join the meeting because he wasn't feeling well.
同僚は体調が悪いからと、ミーティングに参加しないことにしました。

続いて、長時間のフライトで「疲れている」状態を説明する表現をいくつかご紹介します。

「疲れている」という意味で通常最もよく使われる”tired(疲れている)”のほか、より疲れの度合いが強い表現として”exhausted(疲れ切った)”、”worn out(疲れ切った)”も使われます。疲労の度合いや状況に合わせて、適宜使い分けてみましょう。

I’m tired. Can we take a break?
疲れています。少し休みませんか?
I feel exhausted because of jet lag.
時差ぼけのせいですごく疲れています。
I feel worn out after flying.
フライト後で疲れ切っています。
「食欲」のことは英語で”appetite”と言います。

ですから、「食欲がない」と言いたい場合は、”I have no appetite”という表現を使うことができます。または簡単に、”I'm not hungry.(お腹がすいていない)”や、“I don't want to eat anything.(何も食べたくない)”という表現も使えますね。

I have no appetite because of the long flight to Hongkong.
香港への長距離フライトのせいで食欲がありません。

寝不足

長時間のフライトや時差ぼけのせいで「寝不足」であると相手に伝えたい場合は、”I couldn’t sleep(眠れませんでした)”という表現を使うことができます。時差ぼけで「眠い」場合は、形容詞sleepyを使うことができます。

I couldn't sleep because of my jet lag.
時差ぼけのせいで眠れませんでした。
I'm still sleepy because of jet lag.
時差ぼけのせいでまだ眠いです。

まとめ

本日の記事では、長距離フライトを伴う出張や留学、旅行と切っても切れない関係の「時差ぼけ」やその関連表現について、英語でどのように紹介するか例文を交えてご紹介しました。

”Jet lag”という言葉は、海外旅行中などのシーンでの日常会話に出てくる回数も少なくはないはずです。

ぜひ、現地到着後でのちょっとした雑談で、今回紹介した単語や表現を使ってみてくださいね!時差ぼけと上手く付き合って楽しい海外旅行・生活を送りましょう♪

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