「花火大会」って英語でなんて言う?関連表現や例文も紹介

梅雨が明けて、夏が本格的に始まる頃。暑い日が続く中で、たくさんの日本人が楽しみにしている夏の風物詩と言えば花火ですよね。外国人の友達がいる方や、英会話レッスンを受けている方にとっては、日本が誇る真夏の大イベント「花火大会」を英語で説明できるようになっておきたいところ。

そこで今回は、「花火大会」を英語での言い方や、花火についての関連表現などを紹介していきます。例文も載せているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!

「花火大会」は英語でなんて言う?

花火大会は英語で、「firework festival」と言います。花火が「firework」、大会が「festival」です。

「firework」の意味

花火を意味する「firework」は、「fire(火)」と「work(作品)」の2単語があわさった言葉です。様々なデザインの火花が飛び散る芸術的な様は、まさに「火の作品」と言えますよね。

「work」は、「仕事をする・働く」という動詞や、「仕事」という名詞で覚えている方が多いと思いますが、「作品」という意味でもよく使われます。

「仕事」という意味で「work」を使う場合、数えられるものではないので複数形にはしません。一方で、「作品」の意味で使う場合は、数えられるものなので、「works」のように複数形で使えることも覚えておきましょう。

festivalの意味

「festival」は「お祭り・祝祭」という意味で、ラテン語の「festivus」が語源となっています。

よく日本語でも「夏フェス」のように、「フェス」という言葉が使われていますが、これも「festival」から来ているものです。

花火大会に関する英語例文

ここでは、花火大会に関する英語例文をいくつか紹介します。

ぜひ声に出しながら練習してみてくださいね。

I like watching fireworks while eating yakisoba noodles.

焼きそばを食べながら花火を見るのが好きです。

I went to the firework festival last night. All the fireworks were so beautiful.

昨夜、花火大会に行きました。花火は全てとても美しかったです。

Going to a firework festival is my favorite thing to do in summer.

花火大会に行くことは夏の私の一番好きなことです。

I'm scared of fireworks because when they explode, the sound is so loud.

花火が怖いです。爆発するときに音がとても大きいからです。

The firework festival was canceled last year due to COVID-19. It was so sad because I was planning to go there with my girlfriend.

去年は花火大会が新型コロナウイルスが原因で中止になりました。彼女と一緒に行く予定だったのでとても悲しかったです。

We used to go to the firework festival by train but we don’t do that anymore because the train gets super crowded.

私たちはかつて電車で花火大会に行っていましたが、電車がとても混み合うのでもうそれはしていません。

I've seen a lot of couples arguing at firework festivals for some reason. I guess they were irritated by the crowded situation.

なぜか花火大会で口論しているカップルをたくさん見たことがあります。混み合っている状況でイライラしていたんだと思います。

I was supposed to go to the firework festival but I wasn’t able to make it because I had to visit one of my clients to apologize for the mistake that I made.

花火大会に行く予定でしたが、私が犯したミスをクライアントに謝りに行かなければならず、間に合いませんでした。

「屋台」に関する英語表現

花火大会の大きな楽しみの1つと言えば、屋台ですね。花火大会の会場には毎年、食べ物からくじ引きまで、様々な屋台が軒を並べるのがお馴染みの光景です。

そんな「屋台」は英語で、「stall」や「stand」と言います。

例えば、食べ物を販売している屋台であれば、「food stall」または「food stand」です。また、コーヒーを提供している屋台は「coffee stand」などと呼ばれます。

ちなみに、「food cart」という言い方もあります。ただし、「cart」を付ける場合、屋台には車輪が付いているのが一般的です。

「花火」や「花火大会」は英語でどうやって説明する?

次に、もし花火や花火大会が何なのかを知らない外国人に、英語で説明するための例文を紹介します。

なるべく簡単な文章にしてあるので、ぜひ参考にしてください。

Hanabi means fireworks in English and is one of the most popular summer attractions in Japan.

花火大会は英語で「fireworks」を意味し、日本で最も人気の夏の魅力の1つです。

“Hana” means flower, and “bi” means fire.

「Hana」は花、「bi」は火を意味します。

Hanabi became popular in the Edo period.

花火は江戸時代に人気になりました。

Hanabi Taikai, or firework festivals are held all over Japan in summer.

花火大会は夏に日本のあらゆるところで開催されます。

A lot of Japanese people go to firework festivals in Yukata, which is a traditional Japanese summer garment.

多くの人々は、日本の伝統的な夏の衣服である浴衣を着て花火大会に行きます。

Some of the firework festivals launch over 20,000 fireworks.

花火大会のいくつかは2万発以上の花火を打ち上げます。

Most firework festivals in Japan have no admission fee.

日本のほとんどの花火大会は、入場料無料です。

At a firework festival, there are a lot of food stands along the riverbed.

花火大会では、河川敷沿いに多くの食べ物の屋台があります。

花火の様々な種類を英語で表現してみよう

ここでは、以下4種類の花火の英語表現を紹介します。

①ロケット花火

②ねずみ花火

③線香花火

④ヘビ玉

ロケット花火:skyrocket

ロケット花火は英語で「skyrocket」と言います。

ちなみに「skyrocket」は、「急上昇する」という動詞としてもよく使われます。

Don’t shoot a skyrocket towards people, houses, or animals.

人や家、動物に向けてロケット花火を発射しないでください。

ねずみ花火: Catherine wheel, pinwheel

ねずみ花火は、「Catherine wheel」や「pinwheel」と呼ばれています。

「Catherine」は、4世紀ごろに存在していたキリスト教の聖女の名前で、車輪刑となったカタリナが車輪に触れたら壊れたという話が由来です。

また「pinweel」は、おもちゃの風車という意味があります。

The name “Catherine wheel” comes from St. Catherine of Alexandria, who lived in the 4th century.

「Catherine wheel」という名前は、4世紀に生きていたキリスト教の聖女のカタリナから来ています。

A pinwheel spins around while creating sparks and flame.

ねずみ花火は火花や炎をつくりながら回転します。

線香花火:sparkler

線香花火は英語で、「sparkler」と言います。

「sparkle」は「光り輝く」という意味の単語です。「runner」や「singer」のように、最後に「r」をつけることで、「光り輝くもの」という表現になります。

A sparkler firework makes a small fireball at its tip. It gets bigger little by little and starts shooting out sparks.

線香花火は先端に小さい火玉をつくります。少しずつそれが大きくなり、火花を出し始めます。

ヘビ玉:black snake

ヘビ玉は、着火すると飛び出してくるヘビのような物体が黒いことから、英語では「black snake」と呼ばれています。

A black snake firework emits smoke and spews out black ash that looks like a snake.

ヘビ玉は煙を出して、ヘビのような見た目の黒い灰が飛び出る花火です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、花火大会や花火の種類に関する英語表現を紹介していきました。真夏のこの時期は、何かと花火についての話題が多くなる頃。機会があれば、積極的に外国人と英語で花火をテーマにした会話をしてみましょう。

また、身近に英語を話す環境がないという方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話も活用してみてください。講師と一緒に花火大会に行った感想を話してみてはいかがですか?

nativecamp.net

nativecamp.net