果物を使ったイディオムやスラングなどの英語表現を勉強しよう!

Fruits、スラング、英会話

果物を使ったイディオムやスラングがあるのをご存知ですか?

英語圏へ海外留学経験のある筆者は、現地で生活をする中で日々、たくさんの日常英会話を吸収することができました。現地で生活をはじめてから、数日経った頃、ホストファミリーと一緒に近所のスーパーへ買い物に行くことに。そこで、日本にいた頃にはわからなかったあることに気づくことになります。

それは、「果物に関する英語名を意外と知らないということ」です。もちろん、レモンやグレープ、オレンジなど普段から英語名を使って呼んでいる果物はわかりますが、果物には意外にも多くの種類があるということと、それらの英語名を日常英会話で使うことがなかったからでしょう。

そしてそれだけではなく英語では、果物を使ったイディオムやスラングが複数存在するのも事実。まずはさまざまな果物の英語名を覚えることから初めてみて、その後ネイティブスピーカーたちが使う果物を使った英語のイディオムやスラングを勉強してみてはいかがでしょうか?

今回のこの記事は、さまざまな果物が英語で何というのか知ることと、いくつかの果物を使った英語のイディオムやスラング表現、その具体的な使い方について紹介していくことを目的としています。

まずは果物の英語名を順番に確認してみましょう!みなさんが既にご存知の果物から日本では滅多にみることのない果物まで、たくさんラインナップしてみました。

<さまざまな果物の英語名>

リンゴ Apple

ブドウ Grape

バナナ Banana

みかん Mandarin/ tangerine

レモン Lemon

キウイ Kiwi

パイナップル Pinnapple

マンゴー Mango

グアバ Guava

パッションフルーツ Passion fruit

フィジョア Fijoa

Pear

Persimmon

スイカ Watermelon

メロン Melon

Peach

いちじく Fig

パパイヤ Papaya

ザクロ Pomegranate

グレープフルーツ Grapefruit

キンカン Kumquat

リンゴに関するイディオムやスラング

フルーツの中でも王道のリンゴ (apple)。日本でも一年中を通してスーパーなどで買うことができますよね。海外でもリンゴは多くの国で収穫できるそう。そのためか、Appleを使った英語のイディオムやスラングは比較的多く存在しています。

Appleのイディオム・スラングその① the Big Apple

「the Big Apple」とは何のことを指すかわかりますか?直訳すると、「大きなリンゴ」。実はこの表現、アメリカのニューヨーク市のことを表す表現なんです!

the Big Appleは、ニューヨーク市の最も有名なあだ名の一つで、その呼称の期限は1920年代にまで遡るんだとか。しかし、なぜそのように呼ばれるようになったかの公式の理由は判明していないんだそうです。

複数ある理由の中には、「1920年代にニューヨークに多くあった売春宿の中でも一際人気のあったところの売春婦のニックネームがAppleだったから」「当時、成功した木はりんごが多くなるという表現が良く用いられていた。成功を収めたいジャズミュージシャンがニューヨークに来てジャズで成功したらリンゴの木を手に入れたことになるだろうと表現したから」「アメリカに最初に来た入植者が現在のニューヨークに植えた気がリンゴの木だったから」など諸説あります。

例文:

Living in the Big Apple is on my bucket list.

死ぬまでにやりたいことの一つにニューヨークに住むことがあるよ。

参考資料:

ニューヨークが"ビックアップル" と呼ばれる理由は? -New York Forever

https://www.newyork-forever.com/ja/ニューヨークが-ビッグアップル-と呼ばれる理由/

Appleのイディオム・スラングその② apple of someone's eye

次に紹介するのは「apple of someone's eye」という表現です。直訳すると、「〇〇にとってのリンゴ」となるわけですが...。直訳してしまうとまたしても意味不明です。

「apple of someone's eye」とは、「非常に大切にしているものor人」という意味になるんだそう。「リンゴ」が「とても大切なものor人」として使われているというわけですね。someone's eyeのsomeoneの部分をhis、 her、 your、 myなどの英語に置き換えて使うことができます。例えば...

例文:

My dog is the apple of my eye.

私のペットの犬は私の宝物です。

His daughter is the apple of his eye.

彼にとって娘はかけがえのない宝物です。

Appleのイディオム・スラングその③ to compare (comparing )apples to oranges

次に紹介するのは「to compare apples to oranges」という表現です。直訳すると、「りんごとみかんを比べること」となりますね。実際の会話の中では一体どのように使われるのでしょうか。

「to compare apples and oranges」 は、文章や会話の中で、ある複数の物が似通っていて(似すぎていて)比較のしようがない時に使うことができる表現です。りんごとオレンジは色こそ異なるものの、形も大きさも似ている果物であるためそれらを比べてもしょうがないよ、埒が明かないよと言いたいのでしょう。

実際に会話や文章の中では以下のように使用します。

例文:

Comparing twins is comparing apples and oranges!

双子を比べてみたってしょうがないって!

It is obvious that the graph shows the completely same result compared to the previous one. It's like comparing apples to oranges!

明らかに前の結果と全く同じ結果がグラフで現れているよ。これじゃ比べてみたってしょうがないよ!

ブドウに関するイディオムやスラング

Grapeのイディオム・スラングその①belt the grape

次に紹介する表現は果物のぶどうを使っもの。「belt the grape」です。こちらはなんと、Grapeと言っているにもかかわらず「お酒を飲みすぎている」という意味で用いられます。具体的な使い方は以下のようです。

例:

He tends to belt the grape when we go to the bar together.

彼とバーに行くと、彼はお酒を飲みすぎる癖がある。

Grapeのイディオム・スラングその② sour grapes

ブドウに関するイディオムはもう一つあります。「sour grapes」という表現です。「sour」の意味は、「酸っぱい」という意味がありますが、皆さん、この表現の意味は予想できますか?

「sour grapes  」で、「負け惜しみ」を意味します。この表現は、イソップ物語のきつねとぶどうの話に由来しています。気になっていた葡萄を食べたくてしょうがなかったキツネ。しかし、その木の背が高すぎて武道まで手が届きません。悔しくてたまらなかったキツネは、「どうせあの気になっているブドウは酸っぱくて美味しくないだろう。」と言って怒り出す...というお話ですね。

食べたかったブドウがどうにもならなかったことに対して、負け惜しみをしたキツネのセリフから、「sour grapes=負け惜しみ」になったと言われています。

例:

You need to admit that it was sour grapes. You shouldn't have given up the job.

あれは負け惜しみだったと認めなよ。あの仕事を続けるべきだったと思うよ。

参考資料:

英語の果物 (くだもの)を使ったイディオム・フレーズ・慣用表現 |オンライン英会話のWeblio英会話コラム (英語での言い方・英語表現)

https://eikaiwa.weblio.jp/column/phrases/natural_english/fruits-idioms-phrases#in-the-grip-of-the-grape

バナナに関するイディオムやスラング

続いて紹介するのはバナナに関するイディオムやスラングです。ここで紹介するバナナが使われている英語表現にはネガティブな印象を与える意味を持つ表現が複数あります。

Bananaのイディオム・スラングその① go bananas

まず最初に紹介するのは「go bananas」という表現です。英語には「go 〇〇」で「〜になる」と訳される表現がいくつか存在しています。この「go bananas」もそのような訳し方になります。

「go bananas」で、「頭がおかしくなる」「気が狂う」という意味になるんだとか。

例文:

There's been construction outside of my building and the noise makes me go bananas!

うちの家の外でずっと工事が行われていて、その音のせいで気が狂いそうだよ!

サクランボに関するイディオムやスラング

可愛らしい見た目と甘酸っぱい味で日本でもお馴染みのサクランボ(cherry)。そんなさくらんぼを使った英語のイディオムも紹介します。ここで紹介するのは「ラッキー」「幸せ」と言った意味を含む物です。

Cherryのイディオム・スラングその① cherry-pick

さくらんぼに関するイディオムで紹介するのは「cherry-pick」です。そのまま訳せば、「さくらんぼ狩り」なのですが...。イディオムのこの表現は「いいとこ取りする」という意味なんだそう。例えば、以下のように使います。

例文:

Those researchers are very suspicious. They must have been cherry-picking favorable information.

あの研究者たちはどうも怪しいよ。好ましい情報を選んで使っているに違いない。

参考資料:

"go banansで「気が狂う」!?フルーツを使った英語イディオム15選【+果物の英語名早見表】 =DMM英会話ブログ

https://eikaiwa.dmm.com/blog/expressions/expression/fruit/

その他の果物を使ったイディオムやスラング

Lemonのイディオム・スラング Lemon=ポンコツ

なぜかレモンが使われたイディオムやスラングには、意味の悪いものやネガティブな印象の意味のものが多いです。こちらで紹介するのもその一つ。「Lemon」は「ポンコツ」という意味で使用されることがあるんだとか。

Peachのイディオム・スラング Peach=良い人、素敵な人

対して、甘くてピンク色、丸い形をした桃はいい意味で用いられることが多いです。例えば、「Peach」は「良い人、素敵な人」という意味で使われることがあるんです。

参考資料:

英語の果物 (くだもの)を使ったイディオム・フレーズ・慣用表現 |オンライン英会話のWeblio英会話コラム (英語での言い方。英語表現)

https://eikaiwa.weblio.jp/column/phrases/natural_english/fruits-idioms-phrases#in-the-grip-of-the-grape

果物を使ったイディオムやスラングをおぼえて活用しよう!

ここまで、意外と知られていない様々な果物の英語名表記と、りんご、バナナ、ブドウ、さくらんぼという一般的な果物を使った英語イディオム・スラング英語を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

それぞれの表現を説明した後に、ネイティブスピーカーが会話や文章の中でどのように使うのかを具体的に例文で表現もしておいたので、おぼえたイディオム・スラング英語をアウトプット練習に使うときに活用してみてくださいね。

また、柿やキンカンなど意外と使う頻度の少ない英語名もこの機会にしっかりとおぼえておきましょう♫

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