ドライブに行くとき、英語ではどのようなフレーズを使えばいいのでしょうか。
もし、日本語がわからない友達と遊ぶ際には知っておきたいですよね!
また、英語を学習している場合は遊ぶ想定をして覚えておきたいものです。今回は、使えるフレーズだけでなく交通情報にまつわる単語も一緒にご紹介していきます。
ドライブに誘うとき
自分から友達をドライブに誘うときには、どのようなフレーズがいいと思いますか?
今自分の知っている英語を駆使して頭の中に思い浮かべてみましょう。色々な言い方がありますが、例えば以下のような例文はどうでしょうか。
Let’s go drive!
「ドライブに行こう!」
こちらは思いっきりスタンダードな誘い文句です。
「Let’s~」は、中学1年生で習うフレーズで、文法としては命令形と一緒に覚えることになっています。
今まで「主語+動詞」と散々教えられてきたのに、突然動詞から文を始めるという点で、命令文と「Let’s~」が共通しているからです。
人を何かに誘うときに使うフレーズとしては簡単で、日本語でも「レッツ~!」とよく言うので使いやすいでしょう。
Why don’t we go for a drive?
ドライブに行くのはどう?
人を誘うときに使えるフレーズにはもうひとつスタンダードなものがあります。それが「Why don’t we~?」です。
「Why don’t you~?」は「(あなたが)~したらどう?」というフレーズなのに対し、「Why don’t we~?」は「(私たちは)~したらどう?」という意味になります。
それぞれに使われている主語に注目するとわかりやすいですね。
直訳すると、「なぜ私たちはドライブに行かないの?」のように否定形が入っていますが、裏を返せばドライブに行くに決まっているという表現にも受け取れます。
ですから、「Why don’t we~?」は日本語訳とセットで覚えるというよりは、英語のままそのニュアンスごと覚えることをおすすめします。
ドライブを盛り上げる英語表現
ドライブに行くことになったら、車に乗っている間も楽しみたくありませんか?盛り上げるなら、どんな英語を使えば良いのでしょうか。
ドライブ中に盛り上がると言えば、音楽をかけて楽しむことが定番でしょう。自分の話術だけでは限界があると感じるならば、音楽の力に頼ってみては?
Can you turn up the music?
音楽の音、上げて!
音楽が流れているなら、その音量を上げてテンションを上げていきましょう!
誰かに音量を上げてもらうなら、許可をもらうためのフレーズである「Can you~?」を使いましょう。これで「~してもらえない?」という意味になります。
「Can you~?」はどちらかというとフランクな表現なので、友達に対して使うときにとても便利です。一度使えるようになればかなりコミュニケーション能力が上がるので覚えておいて損はありません。
ちなみに、turn up/ turn downは「音量をあげる/下げる」という意味です。こちらも覚えやすいので今覚えておきましょう。
What kind of music do you listen to?
誰の曲聞くの?
さらに音楽の話題で盛り上がるなら、好きなアーティストやアイドルの話をしてみてはいかがでしょうか。自分と趣味が合うなら、これからも楽しくおしゃべりができる話題がひとつ見つかりますよね。
音楽は、言語が違ってもその世界観は通ずるところがあるというもの。ですから、洋楽が好きな方は最新の曲をチェックして話題を広げるのも良いですね。
逆に相手が日本のことを好きならば、日本で今話題のアーティストを教えてあげるのも盛り上がります。特にアニメ好きな外国人の方は多いので、アニメ主題歌を教えてあげると喜びます。
ドライブの休憩時に使える英語表現
ドライブは、運転している人だけでなく、ずっと座っている人たちも体勢的に疲れるもの。ですから、今度はドライブの休憩をしているときに使える英語を学んでみましょう。
途中で車から降りてお店に立ち寄ったり、トイレ休憩を挟む際にはどういった英語を使うべきでしょうか。
Why don’t we make a pit stop here?
ここでトイレ休憩入れない?
先ほど習った「Why don’t we~?」というフレーズを使ってみました。これで、トイレ休憩をしないかと提案することができます。
トイレ休憩は、この例文ではa pit stopと表現しています。ドライブ中の小休止という意味です。必ずしもトイレ休憩という意味を含むとは限りませんが、ドライブ中に休憩するとしたらトイレに行くことも自然ですよね。
もっとストレートに
I wanna go to a restroom.
トイレに行きたい
と言うこともできますが、表現の幅は広くしておいた方が良いでしょう。
Do you want to stop by a service station?
サービスステーションに寄らない?
「Do you want to~?」を使い、「~したい?」と相手に聞くことによって誘うフレーズにすることもできます。こちらも中学英語ですので、スラッと出てきやすいのが特徴です。
直訳は、相手に何をしたいかを聞くような形になっていますが、この文脈では自分もサービスステーションに寄って休憩したいという意思を相手に見せるニュアンスですね。
立ち寄ることを英語にしたいなら、「stop by」もよく使うので覚えておきましょう。動詞は「ストップする」と覚えやすいですが、前置詞で迷いやすいです。
交通情報にまつわる英語
ここからは、交通情報にまつわる英語をご紹介していきます。
ドライブ中には渋滞にハマることもあるでしょう。特に休日や、帰省ラッシュが始まる年末年始、ハッピーマンデー制度で3連休があると混みやすくなります。
そんなときには英語で交通情報を確認できるようにしておくと良いでしょう。
How’s the traffic jam?
渋滞はどんな感じ?
渋滞は、英語で「traffic jam」と言います。
運転手は運転に集中しなければならないので、助手席に座っている友人などに渋滞情報を聞く場合に使える例文ですね。
ラッシュアワーで混雑していると言いたいときには、「a rush hour」と、そのまま英語として使えます。和製英語と思われやすいようですが、発音さえきちんとしていれば英語圏の方にも伝わります。
ちなみに、「大渋滞」は「a huge traffic jam」と、「巨大な」などの意味を持つhugeを使います。
どの単語にどんな形容詞がくっつくか覚えることも大切です。相性の良し悪しは、なかなか暗記では覚えきれないので使いながら慣れで身体に染み込ませましょう。
How about trying a different way?
他の道行ってみる?
混雑している道に困っていると、楽しいドライブもどんどんイライラしてきてしまいます。そんなときは、一度道を変えてみるのも良い選択でしょう。
何か提案をするときに便利な英語フレーズは「How about~?」です。前置詞があるので、その後に動詞を入れるならingを付けましょう。
ドライブ中に渋滞にハマってしまったら、少しでもイライラを鎮められるように友人らと色々楽しめることを用意しておくのも良いですね。
慣れない道では、渋滞しやすい道としにくい道もわからないことが多いので、事前にネットで交通情報を調べておくのもおすすめです。
ドライブ後に使える英語表現
無事にドライブが終わったら、きっとどこで降ろしてほしいかを言うフレーズも必要でしょう。
また、ドライブの感想を軽く伝えると相手も嬉しいはず。相手が企画してくれたのならなおさらです。以下の英文を使ってみましょう。
Can you drop me off here?
ここで降ろしてもらえる?
drop offは「降りる、下車する」という意味です。その間にmeを挟んで、自分はどこで降りたいかを伝える例文です。
家の前までとなると細い道や、戻るのに不便な道もあるでしょう。となると、どの当たりで降ろしてもらった方がいいのか自分から相手に伝えた方が親切です。
相手にしてほしいことがある場合には「Can you~?」が便利です。こちらも中学英語で、助動詞を習ったあとに、疑問文にすると「~できる?」意外の意味もあるのだと教えられます。
Thank you for taking me for a drive!
今日はドライブに連れて行ってくれてありがとう!
ドライブに連れて行ってくれたことに対して感謝を述べたいなら、ストレートにThank youから始めると簡単です。
何に対してのお礼なのかは、forを続ければOK。前置詞なので、その後が動詞ならing形にしましょう。
ドライブに関する英単語
最後に、ドライブに関する英単語を少しまとめておきます。
紹介したものもありますが、知らないものがあれば暗記してみてくださいね。
traffic jam:渋滞
rush hour:ラッシュアワー
switch lanes:車線を変更する
get in the car:車に乗る
traffic light:信号
intersection:交差点
bill:紙幣
change:小銭
toll booth:料金所
toll:通行料金
break:(お金を)崩す
まとめ
ドライブ中には色々な話をすると思いますが、その基本となるフレーズやよく使うフレーズは事前に押さえておきましょう。
基本は親しい友人などと遊ぶことが多いと思うので、カジュアルな表現かつ簡単な表現が多かったと思います。
あとは、ドライブで使える英単語を覚えて語彙力アップをしておきましょう!
◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。
I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.