英語の接続詞とは?基本とルールを押さえて文章を鮮やかに!

ネイティブキャンプ

英語の接続詞を使いこなすことができると、英語の表現力がグッとアップします。

日本語でも、「バターがなかった。スーパーに行った。リサに会った。」と、短文で構成される文章より、「バターがなかったからスーパーに行ったら、リサに会った。」という文章のほうがが分かりやすいですし、読んでいて自然ですよね。

このように、英語も接続詞を使うことで、文章を分かりやすく、かつ自然に表現することができます。そこで今回は、英語の接続詞について例文を交えながら詳しく解説していきます!

今さら聞けない!接続詞のルールとは?

接続詞とは、単語と単語や句と句、節と節をつなぎ合わせる役割をもつ語句のことです。

英語の接続詞には「等位接続詞」と「従属接続詞」という、大きく分けて2種類の接続詞があります。

英語の等位接続詞とは

英語の等位接続詞とは、文法上対等の関係にあるものを結ぶ接続詞です。

等位接続詞には『and』『but』『or』などがあります。

①and:連結を示す等位接続詞

英会話でよく登場する頻出ワード『and』

「AとB」という使い方が有名ですが、実はそれだけではなく、”and”には様々な使い方があります。

・「AとB」「AそしてB」

”and”の代表的な使い方であり、語、句、節同士を結ぶ役割をします。

I ate a fried egg and a slice of bread for breakfast.
朝食に目玉焼きとパン1切れを食べました。

My sister and I study English.
妹と私は英語を勉強しています。

I should exercise every day and eat less for my health.
健康のために毎日運動をして、食事量を減らさなければいけません。

・「〜してから・・・する」

「Aをした後にBをする」など動作の順番を表す場合や、「AをしたことによってBが起こる」など物事の因果関係を表現する場合、”and”を使って接続することができます。

I went to the supermarket and met Lisa.
スーパーに行ったら、リサに会った。
I did the dishes and then did my homework.
皿を洗った後に、宿題をした。

He started to speak and everyone paid attention to him.
彼が話し始めると、みんなが彼に注目した。

・「〜しなさい、そうすれば・・・」

”命令分+and”で「〜しなさい、そうすれば〜になるでしょう」という意味になります。

”そうすれば〜”に続く部分には「〜ができる」「〜になる」など、常にポジティブな内容が続きます。※後で詳しく解説しますが、ネガティブな内容が続く場合は”and”の代わりに”or”を使います。

Hurry up, and you will be in time for your class.
急げば授業に間に合うでしょう。

Practice hard, and you will be able to speak English better.
一生懸命練習すれば、上手に話せるようになるでしょう。

Finish your homework, and you will go out.
宿題を終わらせれば、外に遊びにいけるでしょう。

・AとBが1つのものであることを表す

“and”で繋ぐことによって、2つのものを1つのものとして表すことができます。この場合、たとえ2つのものでも”1セット”と考え、複数形ではなく単数形扱いになります。

I like bread and butter.
私はバターを塗ったパンが好き。

It’s not a black and white issue.
それは白黒はっきりさせるような問題ではない。

He bought a cup and saucer yesterday.
彼は昨日ソーサー付きカップを買った。

他にも2つのものを”and”でつなぎ、1つのものとして考える単語の例として” knife and fork (ナイフとフォーク)”、” ham and eggs (ハムエッグ)” 、“ fish and chips (フィッシュアンドチップス)”などがあります。

・連続・反復を表す

「どんどん〜になる」や「何度も何度も」など、”and”を使って同じ語句を繰り返すことで、何度も連続して起こっていることや、どんどん度合いが強まっていくことを表します。

It is getting warmer and warmer.
だんだん暖かくなってきた。

The sound is getting louder and louder.
音がどんどん大きくなっている。

I read this textbook over and over again.
この参考書を何度も何度も読んだ。

②but:反意・対立を示す等位接続詞

『but』も英会話では頻出の単語ですよね。

「しかし」や「だが」と訳すことができる他、「AではなくB」という表現もよく使われます。

・「AだがB」

I like dogs, but I have an allergy to their hair.
犬が好きなんだけど、犬の毛にアレルギーがあるんだよね。

This movie is really nice, but it is a little long.
この映画すごくいいけど、ちょっと長い。

・「AではなくB」

“not A but B”で、「AではなくB」という意味になります。

She is not American but Mexican.
彼女はアメリカ人ではなくメキシコ人です。

I didn’t buy apples but oranges.
りんごじゃなくてオレンジを買ったよ。

③or:選択を示す等位接続詞

「AかBか」という選択には 『or』を使うことができます。

・「AまたはB」

Would you like coffee or tea?
コーヒーか紅茶、どちらがよろしいですか?

Which do you prefer, classical music or pop music?
クラシック音楽とポップ音楽どっちが好き?

・「AすなわちB」

あまり知られていませんが、”or”は「すなわち」という意味で使うこともでき、違う言葉に言い換える時に使えます。

She studies linguistics, or foreign languages.
彼女は言語学、すなわち外国語の勉強をしている。

This book is 10 dollars, or about 1100yen.
この本は10ドル、すなわち1100円くらいだ。

・「さもないと」

“命令文+or ”で「〜しなさい、さもないと・・・になる」という意味になります。「さもないと〜」の後にはネガティブな内容が続きます。

Do it, or you’ll regret it.
やりなさい、さもないと後悔しますよ。

Get up, or you’ll miss your bus.
起きなさい、そうしないとバスに乗り遅れますよ。

英語の従属接続詞とは

従属接続詞とは、メインの文と補足情報の文をつなぐ接続詞です。

メインの文に情報を付け足したい時に、従属接続詞を使って2つの文をつなぎ合わせ、より詳しく情報を伝えることができます。

例えば、・彼が電話してきた時、私はリサと一緒にいた。

この文は、「①彼が電話してきた。」「②リサと一緒にいた。」という2つの文が合体して1つの文になっていますよね。英語に訳すと「①He called me.」「②I was with Lisa.」という文です。この2つの文を1つにしたい時、従属接続詞「when」を使って2つの文をくっつけることができます。

I was with Lisa when he called me.
彼が電話してきた時、私はリサと一緒にいた。

このように、情報を追加したい時に、従属接続詞を使って文と文を繋げ、情報を追加することができます。従属接続詞はたくさんありますが、大きく「名詞節」をつくるものと、「副詞節」をつくるもの2種類に分けられます。

①名詞節をつくる従属接続詞

そもそも名詞節とは何かというと、「主語+動詞」の形になっていて、名詞の働きをするかたまり(節)のことです。

従属接続詞の”that”や”if”を使うことで、「that I ate apples. (りんごを食べたということ)」「if he likes dogs. (彼が犬が好きかどうかということ)」など、「〜ということ」という名詞節をつくることができ、メインの文により細かい情報を追加することができます。

・that 「〜ということ」

”that+主語+動詞” で、「〜ということ」という名詞節をつくることができ、メインの文に補足情報を追加することができます。

接続詞”that”には様々な使い方があり、詳しくは過去のネイティブキャンプブログで解説しています。

『接続詞のthatと関係代名詞のthat!どのように使ったらいい?』
https://nativecamp.net/blog/20181116_that

I think that he is going home.
彼は家にむかっていると思う。

I know that he likes dogs.
彼が犬好きなことを知っている。

・whether / if 「〜かどうかということ」

「〜かどうか」と言いたい時に”whether”または “if”を使って表現することができます。

I asked him whether he talked with her yesterday.
彼が昨日彼女と話したか聞いた。
It’s not clear if he is right or not.
彼が正しいかどうかは分からない。

②副詞節をつくる従属接続詞

副詞節とは、「主語+動詞」の形になっていて、副詞の役割、つまり形容詞や動詞などを修飾する役割を果たします。

例えば、「夕食を食べている時に、電話がかかってきた。」という文。「電話がかかってきた」というメインの文に、「どんな時?→夕食を食べている時に」という補足情報がプラスされていますよね。

このように詳しい状況やシチュエーションを補足説明したい時に、従属接続詞を使って情報を追加することができます。副詞節をつくる従属接続詞はたくさんありますが、よく使われるものに『時』『理由』『条件』『譲歩』があります。

■『時』

メインの文に対して、「それがいつ、どんな時に起こったのか」という情報をつけ足したいときに使えるのが”when” ”while” ”since” ”before/after”です。

・when 「〜する時に」

He arrived home when I was studying.
私が勉強している時に、彼は家に着いた。

I was having breakfast when he was running.
彼がランニングしている時、私は朝食をとっていた。

接続詞“When”を文頭に持ってきても、同じ意味を表現することができます。その時は、文の間をカンマを使って区切ります。

When he was running, I was having breakfast.
彼がランニングしている時、私は朝食をとっていた。

・while 「〜している間」

I was sleepy while I was on a video conference.
ビデオ会議の間、眠たかった。

While I was sleeping, there was an accident.
私が寝ている間、事故があった。

・since 「〜して以来」

I haven't seen her since we graduated from junior high school.
中学を卒業してから、彼女には会ってない。

I’ve lived with my friend since I moved to Tokyo.
東京に引っ越して以来、友達と暮らしています。

・before / after 「〜する前に/〜した後に」

I prepared dinner before my son got back.
息子が帰ってくる前に夕食の準備をした。

After I finished my homework, I went out.
宿題を終わらせた後、でかけた。

■『理由』

メインの文に「どうして〜したか」など、理由を付け加えたい時に使えるのが、”because” ”since” ”as”です。

・because / since / as 「〜だから」

I went to see a doctor because I had a terrible stomachache.
腹痛がひどかったので、医者に行きました。

Since it’s raining, we can’t go out.
雨が降っていたので、出かけられない。

I didn’t have breakfast, as I had a meeting early in the morning.
朝早くに会議があったので、朝食を食べなかった。

■『条件』

「もし〜だったら・・・する」という『条件』を表現する時に使える接続詞といえば、 ”if” が有名ですよね。

その他にも、「寝坊するといけないから、アラームをかける」や「彼女が行かないなら、私も行かない。」など、状況・場面に合わせて『条件』を表現できる従属接続詞がたくさんあります。

・if 「もし〜だったら」

If you are hungry, I’ll cook something.
もしお腹が空いているんだったら、何か作るよ。

You get a lot of experience if you go abroad.
海外に行ったら、たくさんの経験が積める。

・unless 「もし〜でなければ」

I’ll go to the park unless it’s not raining.
雨がふらなければ、公園にいく。

I’m not going to the party unless she is going.
彼女がパーティーに行かないのであれば、私も行かない

・in case 「〜する場合に備えて」

In case I sleep late, set the alarm.
寝坊する場合に備えて、アラームをセットする。

In case you can't come tonight, give me a call.
もし今夜来れない場合は、私に電話して。

・as long as 「〜さえすれば」

As long as you keep studying, you can improve your English.
勉強を続けていれば、英語を上達させられるよ。

I am happy as long as you are happy.
あなたが幸せでいてくれれば、私は幸せ。

・as far as 「〜する限りは」

As far as I know, she doesn’t have a boyfriend.
私の知る限り、彼女には彼氏がいない。

As far as I remember, he works at a bookstore.
私の覚えている限りでは、彼は本屋で働いている。

■『譲歩』

「〜だけれども□□□だ」「たとえ・・・でも×××だ」など、『譲歩』を表す従属接続詞には”although / though”や”even if”などがあります。

・although / though 「〜だけれども」

Though my dog isn’t young, she likes playing so much like a puppy.
私の犬は若くないが、まるで子犬のように遊ぶのが大好きだ。

Although he studied hard, he couldn’t pass the exam.
彼は一生懸命勉強したが、テストには合格できなかった。

・even if 「たとえ〜であっても」

Even if I wake up early, I won’t make it on time.
たとえ早起きしたとしても、時間には間に合わない。

Even if they pay a lot of money, I won’t do that.
もし彼らが大金を払うとしても、私はやらない。

接続詞によって英語の文書は多様に形成される!

いかがでしたか?

接続詞を使うことによって、より自分の伝えたいことを具体的に英語で表現することができるようになります。

また、英語のニュースや論文などの文章は、接続詞を使って形成されるものがとても多く、今回紹介した接続詞の意味・使い方を知っていると、そうした英語の文書を読む際に、正確に意味を理解することができるようになります。

接続詞には種類がたくさんあり覚えるのが大変ですが、使えるようになるとすごく便利で、表現力が英語上級者にグッと近づきます。

1つ1つ自分が使えそうなものから覚えて、自分の英語力を底上げしていきましょう!