「few」と「little」の違いとは?使い分け方を解説!

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英語で「少し」と言いたいときにまず思いつく単語と言えば「few」と「little」

どちらも日本語にしたら同じですが、英語では単語が違うくらいなので、意味合いも少し異なります。そのため、これら2つの単語の使い分けがいまいちわからないという方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回は、「few」と「little」の意味の違いから、使い分け方などを、例文なども交えながら徹底解説したいと思います!

「few」と「little」の違い

まずは「few」と「little」のそもそもの意味を知り、使い方を学んでいきましょう。

「few」の意味と使い方

「few」は「ほとんどない」という意味の形容詞です。

ここで最も重要なのは、「few」は基本的に「可算名詞(数えられる名詞)」を修飾するために使われます。以下が、正しい使い方と誤った使い方の例です。

(正)I have few books.
(誤)I have few money.

「book」という単語は「1冊、2冊」と数えられる名詞なので「few」を使うことができます。一方、「money」という単語は「1お金、2お金」のようには数えられないので、「book」と同じように使うことはできません。

「few」と「a few」の違い

「few」が「ほとんどない」という意味であるのに対し、「a few」のように「a」が付くことで「少しの」という意味になります。

few:ほとんどない
a few:少しの

I have few friends.
私は友達がほとんどいません。

I have a few friends.
私は友達が少しいます。

「友達がほとんどいない」のと、「少しの友達はいる」のは大きな違いですよね。
もう1つ例を見ていきましょう。

There were few people on the train.
電車にはほとんど人がいませんでした。

There were a few people on the train.
電車には少し人がいました。

人によってはほとんど違いを感じないかもしれませんが、やはりニュアンスは若干変わってきます。どちらかというと、「few」のほうが「a few」よりもネガティブな印象を受けます。

このように、「a」が付く・付かないでかなり意味合いが変わってくるので、使い分けには注意しましょう。

「little」の意味と使い方

「little」には「小さい」という意味もありますが、「不可算名詞(数えられない名詞)」の前に置いて「ほとんどない」という意味で使うことができます。

(正)I have little money.
(誤)I have little books.

「money」という単語は「数」ではなく「量」、つまり不可算名詞なので「little」を使って修飾することができます。一方、「book」は「量」というよりは「数」で見る単語なので、使うのであれば「few」のほうが適しています。

「little」と「a little」の違い

「little」と「a little」の違いも、「few」と「a few」の違いと同じ考え方です。

little:ほとんどない
a little:少しの

また、「a little」の場合も「little」と同様、不可算名詞の前に置いて修飾することができます。

I have little furniture in my room.
私の部屋には家具がほとんどない。

I have a little furniture in my room.
私の部屋には家具が少しだけある。

上記のように、「家具がほとんどない」のと、「家具が少しだけある」のではだいぶニュアンスが変わってきますよね。

ちなみに、「furniture」は数えられそうな名詞ですが、「家具」という総称を表す単語なので、数えられない名詞であるということを覚えておきましょう。
もう1つ例文を見てみましょう。

There is little information on this website.
このウェブサイトにはほとんど情報がない。

There is a little information on this website.
このウェブサイトには少し情報がある。

やはり「little」と「a little」ではニュアンスと意味合いが少し異なりますよね。細かいですが、意識して使っていくことで、自然と使い分けることができるようになりますよ!

「quite」が付くと「たくさんの」になる

「quite(かなりの/発音:クワイト)」という単語が「a few」や「a little」に付くと、なんと「たくさんの」という真逆の意味になります。

例えば、
We have a quite a few fans.
私はたくさんのファンがいます。

There is still quite a little milk in the bottle.
まだたくさんの牛乳がそのボトルに入ってます。

のようになります。

ではなぜ「quite」が付くだけで真逆の意味になるのでしょうか?

Google検索で調べてみると、成り立ちについて色々書かれているサイトがいくつか見つかりました。それらを総合してまとめると、おおよそ以下のようになります。

・「quite」は、付く名詞を強める役割
・「few」や「little」に「a」が付くことで、肯定的になる
・「quite」は「a」に掛けることで、さらに強さを増す

表現を覚えるだけであればここまで知っておく必要はありませんが、もし気になる方はインターネットで調べてみてくださいね。

その他の意味が似てるけど使い分けが必要な単語

英語には「fewとlittleの違い」のように、意味が似ているけど使い分けが必要な単語が多く存在します。
ここでは、多くの英語学習者の方が混乱しがちな代表的なものを2つピックアップして紹介したいと思います。

「many」「much」「a lot of」の違い

「many」、「much」、「a lot of」はいずれも「たくさんの」という意味の単語です。

Many

まず、「many」は「few」と同様、数えられる名詞を修飾します。

例えば、
I talked to many people yesterday.
昨日はたくさんの人たちと話しました。

I have read many books this year.
今年はたくさんの本を読みました。

のように、「people」や「books」など複数形の名詞の前に付きます。また、「とてもたくさんの」と言いたいときは「so many」のように、「so」を付けることで強調することができます。

次に「much」ですが、「little」と同じように数えられない名詞を修飾します。

例えば、
He has much money.
彼はたくさんのお金を持っています。

We don't have much time.
私たちにはたくさんの時間がありません。

のように使うことができます。「so much」のように「so」を付けることで、「とてもたくさんの」という強調表現をすることもできます。

ただし、平叙文での「much」は少しフォーマルな表現に聞こえることもあります。基本的には「否定文」や「疑問文」などで使われることが多いということも覚えておきましょう。

A lot of

最後に、「a lot of」は日常英会話で一番よく使われる表現です。可算名詞と不可算名詞のどちらにも使えるので、基本的には「a lot of」を使うのが無難です。

しかし、「a lot of」は「so many」や「so much」のように「so」を付けることができません。「so a lot of」とは言わないので注意しましょう。


ここで少し余談!

下記記事では、「ThingとStuffの違い」についてご紹介しています!英語には、微妙にニュアンスが異なるフレーズがたくさん存在します。混乱しないようにしっかり意味を理解していきましょう♪♪

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「maybe」「probably」の違い

「maybe」と「probably」は、どちらも日本語では「たぶん」や「おそらく」という意味になりますが、英語ではそれぞれ少しニュアンスが異なります。

Maybe

「maybe」は、あまりはっきりしていないことについて憶測でものを言うときに多く使われます。人によりますが、可能性としては50%ほど、場合によっては20%くらいなこともあります。それくらい「あまりよくわからない」ことに使います。

例えば、
Maybe I shouldn't have said that.
たぶんそのことは言うべきではありませんでした。

という文章を言うとしたら、「言うべきだったか、言うべきではなかったか」は実際のところはっきりしていないように取れます。そのため、なんとなくそう思っているようなニュアンスになります。

また、
Do you want to come to the party tonight?
今夜パーティーに来ませんか?

と聞かれて「Maybe」という答えが返ってきたら、そんなに乗り気ではないように取れます。その程度の「たぶん」であるということを覚えておきましょう。

Probably

一方、「probably」は「maybe」よりもかなり確信度が高い「たぶん」「おそらく」です。これも人によりますが、可能性としては80%ほどまで上がります。

I'm probably going to make a video tomorrow.
明日はたぶん動画を作ります。

I think it was probably when I came here.
それはおそらく私がここに来たときだったと思います。

上記2つの例文はどちらも可能性が高く、「十中八九」というニュアンスを含んでいます。少なくとも「maybe」よりは度合いが高いということは覚えておきましょう。


ここでまた少し余談!

下記記事では、「used toとbe used to」の違いについてご紹介しています!これもかなり似ている表現なので、しっかり二つの違いを押さえていきましょう♪♪

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まとめ

では今回の記事のまとめです!

・「few」は可算名詞を修飾する
・「little」は不可算名詞を修飾する
・「few / little」は「ほとんどない」、「a few / a little」は「少しの」、「quite a few / quite a little」は「たくさんの」

いかがでしたでしょうか?今まで何となく使っていた「few」と「little」の違いが学べたと思います。

このように、似てるけどニュアンスが異なる英単語がたくさんあります。インターネットで調べるとたくさん出てくるので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね!