英検2級のライティングを攻略しよう!過去問をもとに解説します。

英検2級ライティング、英検過去問から解説、ネイティブキャンプ

最近は大学入試でも英検やTOEFLといった外部の英語資格試験が導入されています。

特に英検2級は高校卒業程度の英語力を必要とするので、全国の大学で多く取り入れられています。

今回の記事では、英検2級ライティングの概要をお伝えするとともに、エッセイを書くコツや対策についてご紹介します。

英検2級ライティングの概要は?

英検2級では、指定されたトピックについての英作文を書きます。

具体的には、問題用紙に書かれているお題に対し、自分は賛成・反対のどちらの立場をとるのかという問題です。

ライティングはリーディングと同じ試験時間内で解く必要があり、ライティングにかけられる時間はおよそ20分といえるでしょう。

英検2級ライティングの採点基準は以下になります。

①内容

課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか。

②構成

英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか。

③語彙

課題に相応しい語彙を正しく使えているか。

④文法

文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか。

それぞれの観点に4点の配点が与えられ、合計16点満点で評価されます。この点数をもとにCSEスコアが算出されます。

英検では、意見の正確さや説得力は重視されません。

それでは例題をみてみましょう。


● 以下のTOPICについて,あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。
●POINTSは理由を書く際の参考となる観点を示したものです。ただし,これら以外の観点から理由を書いてもかまいません。
● 語数の目安は80語 ~100語です。
● 解答は,解答用紙のB面にあるライティング解答欄に書きなさい。なお,解答欄の外に書かれたものは採点されません。
● 解答がTOPICに示された問いの答えになっていない場合や,TOPICからずれていると判断された場合は,0点と採点されることがあります。TOPICの内容をよく読んでから答えてください。

TOPIC
Some people say that people today should spend less time using the Internet. Do you agree with this opinion?

POINTS
●Communication
●Education
●Health
(2019年第1回試験より抜粋)


(訳)今日の人々はインターネットに費やす時間を減らすべきであるという人がいる。あなたはこの意見に賛成しますか?

ポイント
●コミュニケーション
●教育
●健康


この問題では、「今日の人々はインターネットに費やす時間を減らすべきである」という主張に対して、あなたは賛成・反対のどちらかの立場をとります。

それでは具体的な解き方について、みていきましょう。


ここで少し余談!

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解き方のコツは?

与えられたトピックを理解したら、次に自分は賛成・反対のどちらの意見を多く持っているかを考えましょう。

このような賛成・反対型の英作文では基本、自分が実際にどう思うかではなく、自分がより多くの意見を思いついた方の立場をとります。

英検2級のやさしいところは、考えるPOINTをあらかじめ示してくれている点です。

たとえば先ほどのお題であれば、 Communication、Education、Health の3つの観点が挙げられています。

まずはそれぞれの観点に対し、どのような意見があるのかを考えてみましょう。

具体的には、以下のように表を作ってみるのもおすすめです。

(例)

賛成 反対
Communication インターネットに頼りすぎると、人との会話ができなくなる。
Education 勉強に費やす時間が少なくなる。
Health 画面を見続けていると目が悪くなる。

このように、考えられる意見を書き出してみましょう。上の表のように、空欄があっても構いません。

エッセイでは、より多くの意見を思いついた立場をとります。

この場合は、理由を2つ思いついた「賛成」の立場です。

ちなみに、英検2級のエッセイでは2つの理由を書けば十分ですので、先に理由を2つ思いついた立場をとると良いでしょう。

自分の意見が固まったら、あとはテンプレートに当てはめていくだけです。


またまた少し余談!

英検2級のリーディングってどう対策するの?気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

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エッセイにおすすめのテンプレート

みなさんは、これから英語の勉強を進めていくなかで数多くのエッセイを書くことになると思います。

ここでは英検2級だけでなく、英作文全般に応用できるテンプレートについてお伝えします。

英作文では、Introduction(導入)・Body(中身)・Conclusion(結論)の3つのパートを意識して構成を考えます。

①Introduction

ここでは、まず自分の意見を述べます。

英語では一番先に自分の考えを述べて、あとから理由を説明していくのが一般的です。

②Body

ここでは、なぜ自分はこの立場を取ったのか、その理由を説明します。

それぞれの理由に対し、少し補足情報を加えるといいでしょう。

③Conclusion

最後に、自分の意見をもう一度述べて、エッセイを締めくくります。

それでは、英検の模範解答をもとに、この流れを確認しましょう。

  [Introduction] (自分の意見) I agree that people today should spend less time using the Internet . I have two reasons to support this opinion.
  [Body] (理由①) To begin with, a lot of people who use the Internet too much do not spend enough time communicating with others. (補足情報) As a result, I think that many people's face-to-face communication skills are becoming weaker. (理由②) Second, using the Internet for a long time is not healthy. (補足情報) People need to take the time to get sunshine and fresh air outside.
  [Conclusion] In conclusion, I think that people should use the Internet less often.
(2019年第1回 解答例)

もう一度、全体の構成をおさらいしましょう。

Introduction 主張 自分の考え(賛成・反対)を述べる。( + I have two reasons to support this opinion. など)(1~2文)
Body 理由① 1つ目の理由を述べる。
補足 上の理由に説得力を持たせるため、具体例や事実を述べる。
理由② 2つ目の理由を述べる。
補足 上の理由に説得力を持たせるため、具体例や事実を述べる。
Conclusion 結論 最後に、冒頭で述べた意見をもう一度主張する。

一通り流れを理解したところで、次にエッセイでよく使えるフレーズを紹介します。

おすすめ表現・フレーズ集

①Introductionで使える表現フレーズ

[賛成の場合]

・I agree that [ S V ].
 私は~に賛成します。

・I agree with the idea that [ S V ].
 私は~という考えに賛成します。

・I think that [ S V ].
 私は~だと思います。

[反対の場合]

・I do not agree that [ S V ].
I disagree that [ S V ].

 私は~に反対します。

・I do not agree with the idea that [ S V ].
I disagree with the idea that [ S V ].

 私は~という考えに反対します。

・I do not think that [ S V ].
 私は~だとは思いません。

・I have some reasons to support my idea.
 私の考えを支持するための理由がいくつかあります。

・I have two reasons to support this opinion.
 この意見を支持するための理由が2つあります

②Bodyで使える表現フレーズ

[「初めに」「次に」など]

・First, Second, Third,
 第1に、第2に、第3に

・Firstly, Secondly, Thirdly,
 第1に、第2に、第3に
(模範解答にある To begin with といったカッコイイ表現を使う必要は全くありません。これが一番シンプルな表現です。)

③Conclusionで使える表現フレーズ

・These are the reasons why I think [ S V ].(一番シンプル)
 これらが、私が~だと思う理由です。

・For the reasons mentioned above, I think [ S V ].(少し固い)
 以上に挙げた理由により、私は~だと思います。

さいごに

今回は、英検2級ライティングの概要や、本番での解き方などについてご紹介しました。

ライティングを伸ばすためには、とにかくエッセイを書くしかありません。

英検2級の問題集を活用して、演習を繰り返し行いましょう。

初めは時間内に終わらなくても大丈夫ですが、本番に向けては、自分で決めた時間内でしっかり書ききる必要があります。

そのため、普段から練習する際も時間は必ず意識しましょう。

また、自分の書いた英語は必ず英語の先生に見てもらいましょう。

気が付かなかったミスや表現の言い回しなど、自分だけではわからないことを指摘してくれるはずです。

先生のフィードバックをもとにエッセイ練習の回数を重ねていけば、段々と慣れてきて、エッセイにかける時間を大幅に減らすことができます。

それはすなわち、リーディングにより多くの時間をかけられるということです。
みなさんも今回ご紹介したテンプレートや表現を使って、英検2級のエッセイ練習を繰り返しましょう。

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