英検2級のリーディングってどう対策するの?勉強方法をご紹介!

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大学入試で英検が取り入れられるようになり、高校生でも英検を受験する機会が増えてきたのではないでしょうか。

特に高校生は、大学入試に向けて英検2級を受験する人が多いでしょう。

英検2級のレベルは高校卒業程度となっていますので、ちょうどいいレベルと言えます。

今回は、リーディングセクションの内容をお伝えするほか、最小限で合格できる勉強法についてもご紹介します。

英検2級 リーディングの内容・対策は?

英検2級のリーディングは3つのパートに分かれています。

短文の語句空所補充

出題内容は?

短文や会話文を見て、かっこに当てはまる単語や熟語を選ぶ問題です。

リーディングセクションの中でも最も難易度が高いとされています。

例題をみてみましょう。

それぞれ、( )内に入るものを1~4から選びましょう。

(1)
Many different kinds of ( ), from motorbikes to huge trucks, took part in the New Year’s parade.

1. liquids
2. barriers
3. vehicles
4. thermometers

(2)
A: Wow, Amanda. How can you carry such a heavy suitcase?
B: Oh, I’ve been ( ) at a gym three times a week.

1. keeping up
2. standing up
3. giving out
4. working out

(2019年第3回からの出題)

(1) 正解は3. vehiclesです。 ”from motorbikes to huge trucks”
(バイクから巨大なトラックまで) という表現から、「車両」という意味のvehiclesを選びます。

「バイクから巨大なトラックまで、多くの異なった種類の車両が新年のパレードに参列しました。」

(2) 正解は4. working outです。

”at a gym” (ジムで) とあることから「運動する」という意味の「work out」が適切です。

「A: わあ、アマンダ。どうしてそんなに重いスーツケースを運べるの?

B:ああ、週に3回ジムでトレーニングしているよ。」

勉強法は?

前述の通り、このパートは試験全体の中でも最も難易度が高いです。

単語のレベルが高く、正解することが難しいとされています。

では、どうすれば良いのでしょうか?

私のオススメは、あまり力を入れて勉強しないことです。このパートは、せいぜい半分くらい得点できれば十分でしょう。

なぜなら勉強量の割にはあまり正解できない可能性が高いのです。その分、ほかのパートでたくさん正解する必要があります。

最低限の勉強法としては、英検2級の単語集に載っている最頻出の単語だけを覚えておきましょう。

単語集の単語を全部覚えなくても大丈夫です。

また、過去問や問題集を通じて、一通り問題演習を行いましょう。実は、試験によく出題される単語はある程度限られています。

たとえば、過去に正解として出題された選択肢の単語が、今度は誤りの選択肢として出てくることがあるのです。

過去問の正解率が半分くらいに届くまで演習を行いましょう。


ここで少し余談!

英検CBTってみなさんご存知でしょうか。

通常のテストとは受験システムが違うものとなります。そんなCBTについて詳しく説明した記事を載せておきます!

nativecamp.net


長文の語句空所補充

出題内容は?

長めの文章を読んで、( )に入るものを選択肢の中から選びます。

ここでは、文章の構成や流れを理解しているかが問われます。

例えば、主張と具体例が区別できているか、文章の展開が理解できるかが試されます。

例題を見てみましょう。

( )内に入るものを選択肢の中から選びましょう。

In many cities around the world, tourism brings money into the local economy, helping to create jobs and improving public facilities. However, sometimes a city ( ). This is the situation now being faced by Amsterdam in the Netherlands, a city well known for its historic and cultural attractions. Amsterdam currently attracts about 18.5 million visitors a year, and this number is rising. (略)

(選択肢)

1.provides better attractions
2.creates too many jobs
3.attracts too many visitors
4.improves its economy

(2019年第3回からの出題)

正解は、3. attracts too many visitors です。

最後の文 ”Amsterdam currently attracts about 18.5 million visitors a year, and this number is rising.” が鍵となっています。

この文章の流れは以下のようになります。

[観光は地元経済を潤し、雇用を生み出し公共施設を向上させている]良いこと

!However (しかし)!

[ 選択肢 ]悪いこと

 →(例)アムステルダム:観光客数が増加

1.4.は良いことなので選択肢から外します。2.については言及されていません。

また、観光客が多すぎるということは、この文章の次の段落にも言及されてます。

ちなみに、このような問題はオーバーツーリズムと言われ、京都などの観光地でも問題となっています。

勉強法は?

このパートでは、文章の構成を理解することが大事です。

そのためには、以下の2つのことを意識しましょう。

①接続詞を意識する。

However (しかし)
Instead (代わりに)
For example (例えば)
On the other hand (一方で)
といった表現は、文の流れを変える役割を持ちます。

今回の例題でも、 接続詞 However (しかし) の役割を理解しているかが重要となりました。

このような接続詞が出てきたときは、注意して文章を読みましょう。

また、空欄にあてはまる接続詞を選ぶ問題もあります。

②主張、事実、具体例を区別する。

このパートでは例えば、具体例をもとに適切な主張を選択肢から選ぶといった問題が出題されます。

今読んでいる文は、筆者の主張か、事実か、具体例か という点を意識して読み進めていくことで、文章全体の流れや構成を理解しやすくなります。

長文の語句空所補充

出題内容は?

Eメールや長めの文章を読んで、与えられた問いに答える問題です。

それでは、例題をみてみましょう。

以下の文章(一部)を読んで、後の問いに答えましょう。

Over the last 200 years, people have begun to live longer and longer. This trend began in the more economically developed countries, and for some time there was a growing gap between the average length of life in rich countries and poor countries. Over the past few decades, however, many poor countries have also made improvements and they are now close to catching up with the wealthier ones. As a result, every year there is a growing number of older people in countries all over the world.

(問)What has happened in the past few decades?

1.There has been an increase in the gap between how much money rich and poor countries have.
2.The length of life in rich countries has become longer than that in poor countries.
3.Wealthy countries have begun helping poor countries to pay for healthcare.
4.Fewer people living in developing countries are dying young.

(2019年第3回からの出題)

正解は、「4.若くにして亡くなる、途上国で生活している人は少なくなってきている。」です。

問に “What has happened in the past few decades?” とあり、文章の途中でも “Over the past few decades” という表現があります。

つまり、この後に答えが続いているのです。

“many poor countries have also made improvements and they are now close to catching up with the wealthier one”
多くの貧しい国でも発展がみられ、裕福な国に追いつきつつある

とあります。

この文だけでは抽象的すぎて分かりませんね。

文章全体から、途上国の平均寿命が伸びているということが分かります。

よって、4.が正解となります。

その他の選択肢では、それぞれ以下のような間違いがあります。

There has been an increase in the gap between how much money rich and poor countries have.
裕福さではなく平均寿命の差が縮まってきている。

The length of life in rich countries has become longer than that in poor countries.
このようなことは述べられていない。また、rich countriesでなくpoor countriesの平均寿命が伸びてきている。

Wealthy countries have begun helping poor countries to pay for healthcare.
このようなことは述べられていない。

正解を見つけるためには、選択肢の文章を細かく読む必要があります。

勉強法は?

このパートを素早く解くためには、スキャニングという技術が大切です。

これは、多くの情報の中から必要なものだけを素早く見つけるテクニックです。

具体的な方法としては、まず文章を読む前に問いの問題文を先に読みます(選択肢まで読む必要はありません)。

そして、文章を読み進めていき、該当する情報が見つかれば、その部分をゆっくり読んで理解します。

先ほどの例題では、問題文に“in the past few decades”という部分がありました。

そして、文章を読み進めていくと“Over the past few decades”という表現が見つかります。

この表現が、「この周辺に答えが書いてある!」というサインになるのです。

このテクニックをマスターすれば、短い時間で問題を解いていくことができます。

英検では、スキミングの技術は必要ないでしょう。

ちなみに単語のレベルについてですが、英検2級の長文で使用される単語は、英検準2級の単語集に載っているものがほとんどです。

つまり、英検準2級の単語集をマスターすれば、英検2級の長文も読めるようになるでしょう。


最後にまたまた余談!

英検二級の二次試験は面接ですよね。そんな面接について詳しく紹介した記事を載せておきます。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね!

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最後に

今回は、英検2級のリーディングについて解説しました。

英検2級のレベルは、大学入学共通テストよりも難しいとされています。

逆に考えると、英検2級を頑張って勉強すれば、共通テストが簡単に感じるでしょう。

皆さんもこれを機に、受験を検討されてみてはいかがでしょうか。

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