暗記なしには英語力アップは語れない!暗記の必要性&おすすめ学習方法

暗記で英語力アップ、暗記して英語学習、ネイティブキャンプ

英会話学習に暗記が必要か必要でないかという議論がよくなされます。

結論から言うと、「英会話学習に暗記は絶対に必要」です。

私たちが日本語を流暢に話せるのは、元々は語彙や文法、漢字などを成長の過程で暗記してきたからです。

英語もそれと同じで、暗記なしに英語が上達するということはあり得ません。

ただ、暗記とは一口にいっても様々な方法や考え方があります。

この記事では、英会話学習に有効な暗記方法と、暗記すべきフレーズをお伝えしていきます。

ぜひ、効果的に英語力を伸ばしていきましょう。

やみくもに暗記をする前にー知っておきたい脳のメカニズム

暗記をすることが大切とは言っても、具体的にどのような方法をとるとよいのでしょうか?

脳のメカニズムを元に有効な暗記方法を探っていきましょう。

長期記憶と短期記憶

長期記憶と短期記憶という言葉をご存知でしょうか?

これは一口にいいますと、人間の記憶の種類のことです。

長期記憶はその情報に長い期間触れなくとも、すぐに思い出すことができる記憶のことを指します。

一方、短期記憶とは一時的に脳内に記憶できるものの、時間の経過と共に忘れてしまう記憶を指します。

テストでの一夜漬けの勉強がこれにあたります。

英語を例にとって見ていきましょう。

Hello,  How are you? This is a pen. といった単純な文や、 like, play, run, beautiful といった英単語は英語が苦手という方でも皆さん意味を覚えているし、すぐに口から出てくるのではないでしょうか。

これらは今までに何度も触れてきているので長期記憶として脳内に定着しているからです。

しかし、perceive, assert, sophisticatedといった言葉はどうでしょうか。

日常的に英語を学習していない方は瞬時に日本語の意味が思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。

これらの単語はセンター試験によく出る単語ですので、既に学習した経験のある方は多いはずです。

しかし、一度覚えたにもかかわらず出てこないというのは短期記憶の方法でしか暗記できていなかったためです。

英語に限ったことではない

長期記憶と短期記憶は英語に限ったものではありません、例えば、「平安京が開かれた年は?」と聞かれて「鳴くよ(794)ウグイスだから794年」と答えられる方は多いかと思います。

しかし、「なぜ、平安京が平城京から遷都されたか?」という質問に対しては即座に答えられない方も多いのではないでしょうか。

これは、年号は長期記憶に入ったものの、遷都の経緯については短期記憶にしまわれてしまったためです。

人間の記憶のメカニズムはよくできており、何度も繰り返しでてくる言葉や情報は脳にとって必要と判断する一方、一時的に入ってきた情報は不要なものとして時間の経過とともに忘れ去られる仕組みになっています。

ですので、英語を暗記していく際は「長期記憶にいかにしてインプットしていくか」ということが非常に重要となります。

では、学習した内容を長期記憶にするためにはどのような方法がいいのでしょうか。

長期記憶に残る暗記方法って?

長期記憶として残るように暗記する際に重要なのは、以下の3点を意識することです。

その3点とは、 ①繰り返し学習
②時間を活用
③インプットだけでなくアウトプットも行う
ことです。一つずつ見ていきましょう。

①繰り返し学習

単語帳に取り組んだものの、一冊を終えることができず挫折した経験があるという方は多いのではないでしょうか。

前から順に、1ページごとしっかり覚えてから先に進めようと思うと、思った以上に暗記に手間取り最後まで続かない、なんていうのはよく聞く話です。

実はこの方法は非常に非効率的です。

暗記に大切なのは、「しっかり覚えること」ではなく、「何度も繰り返す」ことです。

人の記憶とは、何度も繰り返すことで定着率が高まる反面、繰り返さないと忘れてしまうものなのです。

単語帳を学習する際は、一度に覚えきろうとせず、60から80%くらいの記憶でもかまいませんので、「毎日復習していくこと」を意識してください。

以下の記事でも暗記のメカニズムについて触れていますので、ぜひ読んでみてください

②時間を活用

暗記に適している時間帯というものがあります。

集中力に欠けた食後の時間が暗記に適さないというのは皆さん体験的にわかることと思います。

逆に、暗記するのに適している時間というものもあります。それは、就寝前の時間です。

人間の脳は寝ている間に情報を処理するので、寝る前の時間を暗記の時間に活用しましょう。

そして重要なことは、前日に暗記したものを次の日の朝に起きたらすぐ、もう一度復習することです。

これらのステップを踏むことにより、より効果的に暗記ができます。

③インプットだけでなくアウトプットも活用する

読むだけや、書くだけの方法は暗記にはおすすめしません。

暗記する際に大切なのは、口に出すことです。アウトプットを伴う暗記は、ただ黙って座学で暗記しようとするよりも、記憶に残りやすいと言われています。

また、自分の発する音声を耳は聞いています。

この「口に出す→耳で聞く」というプロセスは記憶により残りやすくなるため、とても大切です。

暗記する内容とは?

では、どの言葉を暗記していくとよいのでしょう?

英語を学ぶ目的によって暗記すべき言葉は変わってきますが、ここではネイティブのように高い英語力を身に着けたいと思うレベルを想定して説明していきます。

英語を細分化してみてみよう

英語を支えるものは「単語と英文法」です。
(これに発音もプラスされますが、ここでは割愛します。ただ、学習する際は、できるだけネイティブに近い発音もできるように意識しましょう。)

これらが脳内に整理された状態で入っていることはとても大切です。

それぞれの暗記が必要!

単語と文法を学習する際は、以下の3点に気を付けて学習してください。

その3点とは、 ①脳にインプットされていていつでも取り出せる状態をつくる
②中・高校の英語の文法&単語レベルを使える形で暗記する
③文の組み立力&応用力もつける
ことを意識しましょう。

一つ一つご説明していきます。

①脳にインプットされていていつでも取り出せる状態をつくる

これは、先ほどお伝えした長期記憶に記憶するという意味です。

簡単な例ですが、「テニスが好きです」という文を言うとき、頭の中でいちいち「えーっと、最初はIで、次は好きだからlikeで…」なんてことは皆さんいちいち考えなくても出てくることと思います。

他の文や単語でも、即座に取り出せるように暗記していきましょう。

②中・高校の英語の文法&単語レベルを使える形で暗記する

難しい会話でなければ、中・高レベルの文法や語彙を使いこなせるようになるだけで、かなり幅の広い会話ができることと思います。

しかしポイントは、「使える形」という所です。

例えば、使役動詞「have」を使っての表現で、 「髪を切ってもらう= I have my hair cut」 とテストではこたえられても、すらすら言葉が出てこないのは、使っていない「曖昧な記憶」だからです。

積極的に声に出し、使うようにしましょう。

③文の組み立力&応用力もつける 

②に書いたよう、声に出すことはもちろん大事ですがさらに気を付けてほしいのが、応用力をつけることです。

教科書に載っている例文をそのまま覚えていてもしょうがありません。例えば、 「How many bananas do you have?」 という例文を覚えたなら、 「How many books are there in the library?」
「How many computers does he have?」
というように、単語やシチュエーションが入れ替わっても活用できる力を伸ばしていきましょう。

単語も同様です。

例えば、「Thank you」はみなさんよく使う言葉ですが、同じように感謝するという意味をもつ「appreciate」の正しい使い方はできていますか。

この単語は目的語には人をとりません。

「I appreciate you」ということはできず、例えば「I appreciate your help.」というように、具体的な行為や行動を目的語に取り、表現します。

このように、暗記するとはいってもただ単語を覚えればいいのではなく、どのような使い方をするのかもきちんと押さえておくようにしましょう。

暗記すべきフレーズとは?

流暢に英会話をすすめていくのでしたら、先にも挙げたよう中・高英語の教科書や参考書に載っているフレーズを覚えていくことは大切です。

しかし、実際の英会話での使用頻度を考えていくと、どのようなフレーズをまず覚えることが大切なのでしょうか。見ていきましょう。

自己紹介

オンライン英会話でも、実際に対面で誰かと話す際も、最初に自己紹介をします。

名前だけではなく、自分の出身地や国のこと、これまで何をしてきたかや趣味といったこと幅広く話せることは大切です。

また、流暢に自己紹介ができるとその後の会話も広がりやすくなります。

では、自己紹介に関わる表現を見ていきましょう。

*Let me introduce myself to you.
自己紹介をさせてください。

*I’m glad to meet you.
お会いできてうれしいです。

*I am /My name is Ringo. Please call me Rin.
私の名前はりんごです。りんと呼んでください。

*I am from Hokkaido.
出身地は北海道です。

*I work as a web designer.
ウェブデザイナーとして働いています。

*I like watching movie.
趣味は映画をみることです。

どの文も非常に単調に感じますね。

聞き手は飽きてしまいます。

ですので、これら基礎となる言葉を抑えながらも、より詳しく・細かな情報を付け加えて書き出してみましょう。

例えば、上の文ですと

Hello, Nice to meet you. I am Ringo, please call me Rin. My name Ringo means apple in Japanese. I am from Hokkaido that is located in the northern part of Japan. It snows so much and very cold especially in winter. I work as web designer. I started the job 3 years ago. I like watching movie, The movie ‘Titanic’ is my best. I am a big fan of Leonardo DiCaprio.

たくさんの文法や単語が出てきています。

このようにできるだけ多くの言葉を用いて詳しく伝えることにより、使える語彙や文法も増えていきます。

その他に暗記すべきフレーズは?

海外に出た際やオンライン英会話の先生相手に、自分の意志・欲求を伝えたり、質問ができたりすることも非常に大切で、暗記すべきフレーズといえるでしょう。具体的には、

①意思・欲求が伝えられる
②基本的な疑問形で尋ねられる&お願いができる ことが大切です。

①意思・欲求を伝える表現

「I want to/I would like to」の表現を覚えましょう。

I want to はIwould like toより砕けた表現です。

仲の良い友達相手でないときは、[would like to]の表現の方がよいでしょう。

例えば、オンライン英会話の先生に I would like to try free talking today. とレッスンプランの要求を伝える場面などで使えますね。

②基本的な疑問形で尋ねる&お願いができる表現

これらは、中学英語でよく習う表現「what, which, who, when, where, how」や「Can I/Woud you-?」などの表現のことを指します。

例えば、オンライン英会話の先生相手に What is today’s topic?
今日のトピックはなんですか?

Which lesson is easier?
どちらのレッスンが簡単でしょうか?

Who do you like the best among Hollywood star?
ハリウッドスターでは誰のファンですか? といった具合に尋ねることができます。

また旅行先で、 When will the next bus come?
次のバスはいつ来ますか?

Where do you live?
どこに住んでいるんですか?

How can I get to there?
そこに行くにはどのような方法がありますか?

Can I have a coffee and muffin, please?
コーフィートマフィンをください。

Would you mind if I smoke here?
ここでタバコを吸ったら気になりますか? というように聞くこともできます。

これらの疑問詞を使った表現方法は、日常会話で非常によく出てきます。

普段から口に出して、いちいち文を組み立てなくても自然に出てくるレベルを目指して暗記しましょう。

また、自分が尋ねられたら答えることもできるようにしておきましょう。

他にも、日常会話で使える表現を学びたいなら、以下の記事もおすすめです。↓

まとめ

ここまで暗記方法やどのような言葉を優先的に暗記していくかについてお伝えしてきました。

暗記と聞くと非常に堅苦しく、先が長いように感じてしまいますが、毎日コツコツ継続していくことで半年後には必ずや大きな力となるでしょう。

まずは、オンライン英会話ですらすら話せることを目指して、苦手な語彙や文法の暗記に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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