英語力を飛躍的にアップさせる! おすすめ単語帳&効果的な使い方

単語帳、英単語、フラッシュカード、ネイティブキャンプ

大学受験や英検、社会人になってからのTOEIC受験や留学など、どの目的であっても、英語力を上げるためには避けては通れないのが「語彙力の強化」です。

どんなに文法を理解して、ある程度文章を読めるとしても、語彙力が伴っていなければいずれは壁にぶち当たってしまいます。

「単語を知らない」ということは、英語を読めないということなのです。

「単語帳を開くと眠くなる…。」
「何時間もかけているのに覚えられない…。」
「こんなにやっても覚えられないなんてきっと自分は記憶力がないんだ…。」

こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。

けれど、そんな心配は今日で終わりにしましょう。

単語を覚えられないのは、あなたの能力や集中力の問題ではありません。

適切な参考書や適切な方法を用いていないからです。

この記事では、レベルや目的に応じた単語帳の効果的な使い方をご紹介していきます。

ぜひ、語彙数をアップさせ、英語力を上げていきましょう。

単語量を増やしたい目的は何?
レベル・目的別おすすめ単語帳紹介

海外の大学に留学しようと思う方が、大学受験をこれからする方と同じ単語帳を使っても効率はよくありません。

単語帳を選ぶためには、まず目的と今のレベルをしっかり把握することが大事です。

ここではまず、あなたのレベルや目的に応じて、おすすめの単語帳をご紹介していきます。

高校受験におすすめ英単語帳

~まずは教科書を徹底的に!~

高校受験のための単語帳をご紹介する前に一番気を付けてほしいことをお伝えします。

それは、高校受験は、中学1~3年までに学習した英単語をすべて覚えているかどうかが、非常に重要であるということです。

受験で行われるテストでは、中学で教わってきた基本的な単語を覚えているかどうかを問われ、それらの知識の有無が点数にダイレクトに影響します。

学習したことのない単語がテストに出てくることもありますが、固有名詞などでない場合、大抵は下に注釈で訳が書かれています。

ですので、これまで学習してきた単語を、きちんと「読み・書き・活用(過去形や過去分詞の書き換えや、3単現のSなど)」ができるように徹底的に練習してください。

教科書が基礎的な英語力を上げることの何よりの参考書となります。

その上で学習の精度を上げ、細かい点を学び直したい場合には「くもんの英単語1500」がおすすめです。

中学校で学ぶ英単語を品詞ごとに分かりやすく説明しています。

熟語や活用例も豊富ですので、基本的な力が身につくこと間違いなしです。

大学受験におススメの英単語帳

~「使える英語」の必要性が高まっている~

大学入試の制度が2021年度から大きく変わることはご存知でしょうか。

従来のセンター英語の試験では主にリーディングとリスニングの能力が問われていました。

それが今後は、共通テスト(従来通りリーディング+リスニングの能力を計るもの)の他に、外部テストの結果も合否に必要となってきます。

この外部テストには、「英検・TOEFL」の他に、TEAPという大学入試専用のテストなども含まれています。

これら外部テストの導入は何を意味するかと言うと、従来のセンター試験でははかれなかった「ライティング・スピーキング」の能力も重視されるようになってくるということです。

つまり、これまで以上に英語を「活用する力」が求められてくるのです。

そのような急激な変化を念頭に置いたうえで、どのような単語帳を使っていくと良いのでしょうか。

ここでは、速読英単語シリーズをお薦めします。

速読シリーズの良い所は、単語をただ羅列して覚えるのではなく、長文読解に基づいて覚えられる工夫がされている所です。

単語と意味を文脈の中で覚えることができるので、記憶に定着しやすいですし、長文を読むことでリーディングの力も高まります。

難関大学
―東大・京大や早慶・上智・ICUレベルを目指す方におすすめの単語帳

前述した「速読英単語」には色々な種類があります。

難易度の高い大学入試にも、「速読英単語上級編」はおすすめです。

他には、これら超難関大学を目指す方々には、有名塾の鉄緑会が出している「鉄緑会東大英単語熟語鉄壁」をぜひ活用してほしいと思います。

この単語帳はさすが、超難関レベル対策だというだけあって、まず網羅している語彙数が他の単語帳と比べて圧倒的に多いです。

さらに、各テーマに基づいて単語をまとめています。

そのテーマというのも、いわゆる「教育」「環境」といったよくあるトピックのみではなく、「カタカナ英語」「コロケーション」といった、品詞や特徴ごとにもまとめられているので、覚える際に非常に役立ちます。

また、語源についてや接頭語、接尾語などについても網羅しており、とにかく扱う幅が広く、これ一冊で対策は十分にできます。

ある程度基礎的な語彙力はある!留学に向けてはどれが使えるの?

海外に留学するという時点で、語彙力は高い方が多いことと思います。

そういった方には、ぜひ ①普段ネイティブが使う語彙が豊富な単語帳
と、
②自分の学ぶ専門分野についての本 を読んでおくことをお薦めします。

私自身の経験ですが、以前ネイティブの友達と話しているときに、単語帳で学んだ言葉「gaze」を「He gazed at me」と使ったら、笑われたことがあります。

彼曰く、「その文ではgazeはナチュラルな表現じゃないよ、gazeはもっとロマンチックで詩的な表現だから、僕ならstareと言うよ」ということらしいです。

単語帳ではどちらも「じっと見る・凝視する」という表現なのですが、こういった細かいニュアンスを把握することは中々難しいものです。

そこでおすすめなのが「Distinction」という単語帳。

この単語帳のよいところは、ネイティブの人たちと監修して作成した英単語帳ですので、日常生活に用いる、使える表現がたくさん出ているところです。

学校で学習した単語と、日常会話で用いられる単語は思った以上に違います。

ネイティブの人たちの使う表現に慣れておきましょう。
また、ご自分の専攻分野が決まっている方は、事前にAmazonなどでその分野の洋書をチェックしておくこともお薦めです。

専門分野の語彙を増やしておくことは、留学後とても役に立ちます。

社会人になってから英語を学び直したいという方には

特に留学する目的があるわけではないけれど、海外旅行で通じる程度の英語力を身につけたい、外国の人とコミュニケーションをとれるようになりたいという目的で英語を学び直したい方もいらっしゃることと思います。

そういった方は、まず大学受験などで使ったお手元にある単語帳をもう一度開いてみることをおすすめします。

一度使ったものだから抵抗感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、思っていた以上に忘れていたり、うろ覚えで使いこなせない単語があることに気づくはずです。

以前に一度学習したものを再度使うことには、後述しますが記憶力の観点からいって利点も大きいのです。

ぜひ、昔覚えた参考書を再度開いてみましょう。

そして、それらが完璧になったら、先に挙げた留学する方向けの単語帳のお薦めにも出てくるDistinctionを使ってネイティブの使う表現を学んでみましょう。

単語帳の準備はOK!
でも、どんな勉強法が効果的なの?

では、具体的にどのように単語を覚えていく方法が効果的なのでしょうか。ここでは勉強方法についてご説明していきます。

まず知っておきたい、記憶にまつわるエトセトラ

労力を最小限にし、最大限の効果を発揮する暗記法とはなんなのでしょうか。

ここで、勉強法をお伝えする前にまずみなさんに知っておいていただきたいのが、「長期記憶と短期記憶」と「忘却曲線」という脳のメカニズムについてです。

記憶にも種類がある!長期記憶と短期記憶とは

まず、長期記憶と短期記憶なのですが、人間の脳は、一時的に保管しておいて忘れ去られる情報と、何度も反復して繰り返すことでずっと忘れない情報があります。

前者が短期記憶、後者が長期記憶といいます。

例えば、始めて学習した英単語は、そのとき意味を覚えても繰り返さなければすぐに忘れてしまいます。

それは、一時的に覚えても脳にとっては復習されていないので「短期記憶」として処理され、忘れ去られてしまうのです。

その一方、例えば「hello」や 「play」といった英単語は、日常的に使うことがなかったとしても、覚えていますよね?

それは、これまでに何度も何度も目に触れ、反復する機会があったため脳にしっかりと「長期記憶」として刻み込まれているからなのです。

この、記憶の特性を生かした学習をしていくことが単語の暗記には不可欠となります。

記憶の定着のメカニズム~忘却曲線

次に、エビングハウスという学者が調べた忘却曲線というものについてご紹介します。

エビングハウスはこの実験で、被験者に無作為に選んだ言葉を暗記させ、時間の経過とともにどれくらいそれを覚えているかを確かめました。

その結果、一日後には33%の言葉しか覚えていませんでした。

また彼は、それらの言葉を再度覚えるためにかかる時間を計測しました。

すると、一回目より二回目、三回目と繰り返すごとに定着率が高まり、かかる時間も少なくなるということを実証しました。

つまり、「人の記憶と言うものは、繰り返し復習しないと長期記憶として定着していかない」のです。

単語暗記に必要なルーティーンを把握しよう

「一度の練習で完璧になるまで暗記しようとしないこと」
「短時間でよいので、覚えるまで何度も繰り返し復習すること」

を取り入れることが、単語の暗記にはとても大事ということがお分かりいただけたかと思います。

具体的には、以下のような方法を取り入れていくとよいでしょう。

まず、一冊を終えるまでの目標期間を決める。

(少し短めの期間で終えられるよう設定したほうがよいです。300ページのものを30日で終えたいと思うのならば、あえて300P÷25日など、少し短めに設定してみましょう。)

①で1日2ページや、一日20個、など決めたら、最初の一回目はそれを覚える。一度で覚えこもうと完璧を期するのではなく、その単語を使った例文や表現を作り、活用することを意識しながら覚えていく。

言葉を覚えこむのではなく、活用することで、スピーキングやライティングなどにも使える英語力が同時に身につきます。

二日目以降は、新しい単語を②のステップで学ぶとともに、前日に学習した単語をサラッとでいいので見直す。覚えていない単語はもう一度②のやり方で復習する。

②から③のステップを毎日繰り返しながら、どんどん習得語彙を増やしていく。


忘却曲線についてはこちらのブログで詳しく説明しています。

nativecamp.net


その他使える単語の暗記法

記憶のメカニズムを生かした暗記方法はもうお分かりいただけたかと思います。

次に、その他暗記をする際に役立つ方法をお伝えしていきます。

コアイメージを大切にしましょう
~画像検索も役に立つ~

単語を覚える際は、日本語訳を覚えこむのではなく、イメージを大事にしましょう。

例えば、「organize」という単語を例にとりますが、この単語の日本語訳を見ますと「組織する、編制する、設立する、企画する」などいろいろな意味があり、全てを覚えるのは大変です。

そこで、日本語の意味一つ一つを暗記するのではなく、この言葉のコアイメージ「混沌したもの、ぐちゃぐちゃとしたものを整理する」というイメージを脳内に意識して単語を覚えてください。

こうすることで、いちいち日本語を経由せずとも英単語を思え浮かべやすくなり、英語脳を作ることにも役立ちます。

また、その際に非常に役に立つのが「画像検索」です。

スペルを入力し、googleなどで画像検索すると、その単語にあったイメージの絵がたくさん出てきます。

日本語訳を覚えこむのではなく、イメージで単語の意味をつかむようにしてみましょう。

受験や留学予定の方は、発音を意識するのも忘れずに!

単語の暗記をする際は、音も一緒に覚えるように心がけていきましょう。

日本人の学習者の大きな特徴として、知っている言葉はあっても、使いこなせないことが多いのが特徴です。

それは、単語のスペルや意味をしっかり覚えていても発音を意識していないためです。

現在売られている大抵の単語帳には音源がついています。

それらを活用し、単語を暗記する際には音も一緒に覚えるようにしましょう。

記憶の観点からいっても、口を動かして発音しながら暗記することは、非常に有効な方法です。

まとめ

単語量が多いと、それだけで読める文献や会話の幅はぐっと広がります。

単語の暗記と聞くと、つい英語学習が憂鬱になりがちですが、ここまでお伝えしてきたような様々な方法をぜひ試してみてください。

あなたの未来を広げるためにきっと役立つことと思います。

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