【入門・初級向け】英作文はどうやって書けばいい?英作文を練習するコツを徹底解説!

英作文のコツ、初心者向け英作文、ネイティブキャンプ

英作文とは、英語で文章を書くことを言います。

一般的に「英作文」というときは、1つの文だけではなく、いくつかの文を並べて英語で作文をすることです。

エッセイや、手紙の文章、日記なんかも英作文の一種ですね。

学校の英語の授業や英検などの試験でも必要になる英作文ですが、まだまだ英語を自由には扱えない入門・初級レベルの人だと、「英作文」と聞いただけで苦手意識が出てしまうかもしれませんね。

そこで今回は、入門・初級レベルの人向けに、英作文練習のコツをご紹介します。

英作文をそもそもどう書いて良いかわからない人や、表現が単調で悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にして英作文に取り組んでみてくださいね。

英作文は難しい?

入門・初級レベルの人は、自分で英文を作るのがまだまだ難しいと感じるはずです。

聞いたり読んだりは、理解できることが多くても、自分から発するのは難しいのではないでしょうか。

ですから、英作文をするのも難しいと感じている人も多いでしょう。

ですが実は、入門・初級レベルの人こそ英作文に挑戦するべきなのです。

なぜなら、英作文をとおして英語の文章を自分で作ることで、英語の文法や語順に慣れることができるからです。

英作文は実は難しくありません。

自分が知っている単語や文法を使って、文章を作るだけなので、すでに知識として持っている英語力をアウトプットする練習と捉えるといいでしょう。

英作文を続けていると、英語の文章を自分で作るのに慣れてきて、話すときにも役立ちます。

ですから英作文は英語の勉強にはとても役立つんですね。

では、次からはレベル別に英作文をするときのコツを解説していきます。

入門レベル向け:シンプルな作文から始めること!

入門レベルの人の英作文は、本当にシンプルな作文から始めるのがコツです。

英語日記を書く

入門レベルの人が英作文の練習をするのにおすすめなのは、英語で日記を書くことです。

でも、日本語で書くような日記はまだ書けないでしょうから、とても簡単な日記にしましょう。

例えばこんな感じです。

英語:
I went to work today.
It was very busy.
So, I’m very tired now.

日本語:
今日は仕事に行きました。
(仕事は)とても忙しかったです。
なので、今とても疲れています。

入門レベルの人なら、3~5文くらいの短くて簡単な文章を練習してみてください。

ここでの目標は、英語の語順に慣れて、過去形の使い方や作り方を覚える事だと思いましょう。

また英作文の練習として英語日記をつけていれば、自分の身の回りのことを言えるようになる練習にもなりますね。

できるだけ毎日少しずつ違う話題について書くと、それだけ語彙の幅が増えます。

自分の好きなものについて書く

もう1つのおすすめな英作文練習方法は、自分の好きなものについて書くことです。

こちらも3~5文くらいの短い作文で構いません。

例えば下記のような形です。

英語:
I like going to nice restaurants.
Because I love food.
My favorite food is green curry.
I sometimes cook it at home.

日本語:
私は良いレストランに行くのが好きです。
食べ物(食べること)が大好きですから。
私の好きな食べ物は、グリーンカレーです。
時々家でもそれを作ります。

このくらいの文章なら書けそうですよね。

ここでのポイントは、「なぜそれが好きなのか」という理由を文章に組み込むことです。

英語で会話をするとき、あまり英語が話せないとついつい「Yes」「No」しか言わずに会話が終わることがありますが、英作文で理由までつけて書いておくことで、自然と質問されたときに少し話を広げる癖がつくようになるのです。

その理由は立派なものである必要はありません。

入門レベルの場合、とにかく単純な文章を正しく書くことが重要です。

初級レベル向け:少しだけ表現を広げてみよう!

上記の入門レベル向け英作文例が、会話でもそこそこすんなり言えるようになったら、初級レベルであると考えて良いでしょう。

文法で言うと、現在完了形を使い始めた頃です。

そんな初級レベルの人が英作文の練習をするには、基本的にはやり方は入門レベルと変わらないものの、少し表現を広げる必要があります。

日記を書く場合

初級レベルであっても、日記を書くことは英作文の練習に有効です。

しかし初級レベルの場合は、入門レベルよりは少し複雑な文章になるのが望ましいです。

入門レベルでご紹介した「今日仕事に行った」というテーマで、初級レベルで目指すべき英作文例をご紹介します。

英語:
It was a busy day at work.
Many customers came to the shop to buy the new iPhone.
I got very tired because I couldn’t take a break.
I need a good sleep tonight.

日本語:
今日は仕事が忙しい日だった。
たくさんのお客さんがお店に新しいiPhoneを買うために来た。
休憩がとれなかったので、とても疲れた。
今夜は良い睡眠が必要だ。

入門レベルに比べると、一文が長くなっていますよね。

しかし使われている文法自体は、まだまだシンプルなものです。

初級レベルの人が英作文に挑戦する場合、このくらいの文章をスラスラ書けるようになるのが目標です。

ですから、最初からここまで書けなくても問題ありません。

自分の意見・考えについて作文する

初級レベルの人が英作文の練習をする際には、日記だけではなく何かについて意見や考えを書いてみましょう。

特に中級レベルに手が届きそうなくらいになった頃には、意見・考えを英語で表現することが重要になります。

意見と言っても難しい英文を作る必要はありません。例えば、「日本人は働きすぎだ」というテーマで英作文してみましょう。

英語:
I think Japanese people work too much.
Many people work for more than 10 hours a day.
And they can’t take holidays much, so they never take a good rest.
In my opinion, that’s why Japanese people are often tired and unhappy.
I hope it will change in the future.

日本語:
私は日本人は働きすぎだと思います。
多くの人は1日10時間以上働いています。
そして、休暇を取れないので、良い休養を取ることができません。
私の意見ですが、だから日本人はよく疲れていて不幸そうなのだと思います。
将来的には、それが変わることを願っています。

ここで使われている表現は、比較的簡単な単語と文法です。

意見を書くときも、自分が知っている単語・表現の中でなんとか書ける練習をしてみましょう。

ちなみに多少辞書を使うのは構いませんが、辞書がなければ書けないような内容を書くよりも、今知っている単語・表現の中で、英作文をすることが、上達のコツです。

英作文練習を完璧にするコツ

ここからは、英作文の練習をさらに完璧にするコツをご紹介していきます。

英作文は添削してもらうことも重要!

自分で英作文をしても、その英文が合っているかはわかりませんよね。

ですから、書いた英作文は誰かに添削をしてもらうようにしてください。

ネイティブの友達や英語ができる友達に見てもらっても良いのですが、やはり教えるプロに見てもらうのが一番です。

ネイティブキャンプでも、「フリートーク」を使えば講師に英文添削を頼むことができるので、ぜひ活用してみてくださいね。

また下記の記事も参考にしてみてください。

参考書を使ってみる

英作文関連の参考書も、英作文練習にはとても役立ちます。

入門・初級レベルの人向けの参考書もたくさんあり、参考書の中には例文もたくさんあるので、とても参考になるでしょう。

はじめは参考書の例文を少し真似して書いても問題ありません。

英作文に使える参考書は、以下を参考にしてみてくださいね。

ここでご紹介している本の1と2が、入門・初級レベルの人におすすめです。

まとめ

今回は入門・初級レベルの人向けに、英作文を練習するときのコツをご紹介しましたが、参考にはなったでしょうか。

「英作文」と言われるとつい難しそうなイメージを抱いてしまうかもしれませんが、知っている単語や表現の範囲で英語で作文をするだけのことです。

どんどん書いているうちに慣れてきて、もっとレベルアップした英作文に挑戦できるようになるので、まずはシンプルに自分のことを表現してみてくださいね。