ウィルスを英語では何て言う? 病気に関して表現できるようになろう!

ウイルスを英語で、コロナウイルスの英語表現、ネイティブキャンプ

ここ最近のニュースはコロナウイルスの話題で持ち切りですね。

最初はお隣中国での流行が懸念されていましたが、今ではここ日本でも新たな感染者の方々が日々増えていて心配は募るばかりです。

夏季オリンピックも目前に控えている中、早期の終息が望まれています。

今回の記事では、コロナウイルスや病気に関する表現方法をご説明していきます。

「風邪をひく」以外の英語表現を増やし、ぜひオンラインレッスンや日常の英会話で活用してみましょう。

ウイルスって英語ではどんな風に発音するの?

ウイルスとよく聞きますが、英語ではウイルスの発音や「ウイルスにかかる」という表現はどのように言えばよいのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

英語では「ウイルス」とは言わない

ウイルスはvirusと表記します。

この言葉はラテン語に由来しており、元々は「毒」を意味する言葉でした。

日本語と同様に英語の発音もウイルスかと思いますが、実は全く違います。

英語ではウイルスではなく「ヴァイラス」と発音します。

では、なぜ日本語ではウイルスというようになったのでしょう。

実は、ウイルスという読み方は元々のラテン語の読み方に由来しています。従来、日本の医学界では英語由来の表現方法とドイツ語由来の表現方法が混在していました。

「オペ・カルテ・クランケ」これらの医学用語は全てドイツ語由来のものです。

ちなみにドイツ語ではウイルスは「ヴィ―ルス」と発音します。

1953年に日本ウイルス学会が発足しました。その名称を決める際にドイツ語由来のヴィ―ルスにするか、英語由来のヴァイラスにするかで議論がなされた結果、本来のラテン語に近い「ウイルス」という読み方が採用されるようになりました。

よく知らないと、「ウイルス」で伝わると思ってしまうので注意が必要な単語ですね。


ここで少し余談!

ウイルスは乾燥しているところで蔓延してしまうとよく言いますよね。

そこで加湿器って英語で何て言うか。そんな記事を載せておきます。気になる方はぜひ読んでみてくださいね!

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ウイルスと細菌の違いは?

あまり日常的に違いを意識することがないウイルスと細菌ですが、この二つには明確な違いがあります。

細菌は英語では「bacteria」と言います。

日本語でも「バクテリア」ということがあるので聞いたことがある方も多いでしょう。

ちなみに、一般的によく使われる「ばい菌」はgermと言います。

細菌とウイルス、二つの違いを簡単に言いますと、「生き物であるかそうでないか」という点で分けられます。

細菌

細菌は細胞をもっており、エネルギーを生産することができます。

分裂を繰り返して生存・増殖します。代表的な細菌の例として、百日咳や結核、ジフテリアやマイコプラズマなどが挙げられます。

ウイルス

一方ウイルスには細胞がありません。

栄養を摂取しないためエネルギーを生産することもできません。

単体では増殖することができないため、動植物の細胞に入り込んで、その宿主の体の機能を使って自分自身をコピーし、増殖していくのです。

代表的なウイルスの例として風邪やインフルエンザ、風疹や水ぼうそうなどが挙げられます。

コロナウイルスのコロナってどんな意味?

では、世間をにぎわせているコロナウイルスですが、そもそもコロナとはどのような意味があるのでしょうか。

コロナは英語で表記すると
coronaと表記します。

このコロナという単語もラテン語に由来しており、「王冠」「光の輪」という意味を持っています。

太陽の周りにある大気層のことをコロナと呼ぶと理科の学習で学んだ方も多いのではないでしょうか。

ウイルスの外観が王冠の形に似ていることから、コロナウイルスと呼ばれるようになりました

コロナウイルスの特徴とは?

未だ解明されていない部分も多いコロナウイルスですが、どのような特徴があるのでしょうか。

諸説あるものの、現段階での潜伏期間はWHO(世界保健機関)の発表によると、最大2週間程度と言われています。

症状としては、発熱・乾いた咳・倦怠感や息苦しさなどが見られます。

一般的に、小児や若者の感染者は軽い症状で終わることが多く、年配の方や糖尿病、高血圧などの基礎疾患を持っている方は重症化しやすいそうです。

英語で表現してみよう

コロナウイルスや病気にまつわるフレーズを英語ではどのように表せばよいでしょうか。

英語で病気の諸症状を表すための表現を集めてみました。ぜひ参考にしてください。

①潜伏期間についての表現

まず、最初に「潜伏期間」にあたる言葉をご紹介します。

潜伏期間は英語で incubation period と言います。

動詞incubateという単語には、「卵を抱きかかえて孵化させる」という意味と、「ウイルスや細菌が体内に潜伏する」という意味があります。

名詞incubationに期間を表す語periodで「潜伏期間」を指します。

例えば、以下のように用いられます。

It is said that the incubation period of the new coronavirus could be about 14 days.
新型コロナウイルスの潜伏期間は約14日間と言われています

②症状についての表現

「〇〇の症状がある」と伝えるときにはどのようなフレーズを使うとよいでしょうか。

症状はsymptomsという単語を用います。

この単語を使う際は、少し注意が必要です。

日本語では「症状」というので単数形をイメージしてしまいますが、病気の症状というのは大抵複数あります。

ですから、この単語symptomを用いるときはsを付けて複数形で表すことが一般的です。

この言葉を用いて、以下のように症状について表現することができます。

What are the symptoms caused by coronavirus?
コロナウイルスに罹ると、どのような症状が見られるのでしょうか。

The symptoms of coronavirus include fever, cough, and shortness of breath.
コロナウイルスの症状として、咳や熱、息苦しさなどが見られます。

③陽性・陰性についての表現

「ウイルス検査の結果、陽性が出た」という言葉をニュースで頻繁に聞きますが、このフレーズを英語で表してみましょう。

陽性・陰性を表す英語は「positive/negative」です。

よく日本語でも楽観的な人をポジティブ、悲観的な人をネガティブと言いますね。

けれど病気の検査結果を伝える場面でこの単語を用いる際は、陰性=ネガティブである方がよい意味になります。

検査の結果、陽性が出たという際には、 test positive for the corona と表します。

このtestは、「検査する」という意味を持つ動詞で、人や研究機関などを主語にとります。

例えば、

He tested negative for the flu.
ウイルス検査の結果、インフルエンザは陰性でした。

Ten passengers test positive for the virus.
10人の乗客が、ウイルスに陽性を示した。

Laboratory tests for viral infections.
研究室ではウイルス性感染症について検査している。

と表現します。

④感染症についての表現

感染するという動詞は「infect」です。

「人がウイルスに感染した」と表現する際は、受動態をとりbe infected with~と言います。

また、感染症を表す際は、名詞「infection」を用います。

例文を見ていきましょう。

Some American tourists were infected with the virus.
アメリカの旅行客数名が、ウイルスに感染している。

I have a sinus infection.
副鼻腔炎に罹っています。

注意していただきたいのは、通常の風邪にかかった際は、infectは使いません。

そのようなときはもっと簡単に「catch a cold」と表現します。

かかった病気の程度によって使われる動詞が異なりますので注意しましょう。

「ウイルスが速く拡がる」と表現をする際には、「spread faster」と言います。

例えば、

The corona virus spreads faster than other viruses.
コロナウイルスは他のウイルスよりも広がるのが速い
という意味になります。

⑤注射するについての表現

注射するという英語は「inject」と言います。名詞はinjectionです。

左腕に注射を打つは、 I have an injection in my left arm. と表現します。

もっとくだけた表現では「get a shot」で注射を打つという意味にもなります。

この「a shot」の冠詞 “a”を抜いてしまうと、「銃で撃たれる」という意味になってしまいますのでお気を付けください。

また、予防接種はinjectionではなくvaccinationという単語を使います。

I had a vaccination.で「予防接種を受けました」という意味になります。

⑥肺炎にかかるについての表現

今回のウイルスに関して危惧されているのが、重症化すると重い肺炎にかかることです。

肺炎を表す単語はpneumoniaと言います。

綴りはpから始まっていますが、このpの音は発音しません。

発音記号を見ると、アメリカ英語ではnuːmóuniə 、イギリス英語では njuːmóuniəと表記しますので、実際の発音では「ヌゥモゥニア」に近いです。

よく使われる肺炎に関わる表現を見ていきましょう。

Patients may start out with a fever and cough that progresses to pneumonia.
患者の症状は最初熱や咳から始まり、重症化すると肺炎になることがある。

I got pneumonia when I was hospitalized.
入院しているときに、肺炎にかかった。


またまた少し余談!

体調不良に関する英語について紹介している記事を載せておきます!気になる方はぜひみてみてくださいね!

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コンピューターのウイルスは英語ではなんていうの?

これまで、病気にかかわるウイルスの表現を学んできました。

日本語では、「コンピューターがウイルスに汚染された」と表現しますが、英語ではどうなのでしょうか。

実際のウイルスではないものにも同じように表現することができるのでしょうか。

コンピューターウイルスに関する表現もinfectを使うことができる

実は、「コンピューターがウイルスに感染した」という日本語を英語に直すと、全く同じ様に My computer was infected with the virus. ということができます。

コンピュータ―特有の表現も

ハッキングという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

この言葉は、元々英語の動詞hackという語から来ています。

hackには、「斧で叩き割る、ぶった切る」という意味があります。それがコンピューター用語として用いられる際に、「セキュリティ回路を壊して侵入する」という意味を持つようになりました。

「アタッカーによってコンピューターが侵入され、回路を壊された」という際には、 My computer has been hacked by an attacker. と表現します。

まとめ

今回の記事では、コロナウイルスの特徴や病気全般についての、英語での表現方法をお伝えしてきました。

実際に病気になった際は体力が落ちているため英語で調べることはなかなか困難です。

普段からどのように表現するかを意識しておくと、いざというときに役に立ちますね。

コロナウイルスについては、まだまだ今後予断が許されない状況です。

手洗いやうがい、アルコール消毒などを意識して、日頃から免疫を上げて病気に負けない体を維持するようにしましょう。

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