
日本でも話題の「サ活」ですが、フィリピン・マニラでもサウナを楽しむ人が増えてきています。
マニラには、日本のような本格的な高温サウナから、フィリピンならではのスパやサウナ付きホテルまで、さまざまなスタイルから自分自身の好みに合わせてサ活することができる魅力があります。
本記事では、マニラのサウナ事情や料金の目安、選び方のポイント、旅行者や現地在住者に人気のおすすめ店舗まで徹底解説していきます。
- フィリピンのサウナ事情
- マニラのおすすめサウナ:New Lasema Spa Jjimjilbang
- マニラのおすすめサウナ:Wensha Spa
- マニラのおすすめサウナ:SM健康スパ
- フィリピンで銭湯や温泉に行く際の注意点
- まとめ
フィリピンのサウナ事情
フィリピンでは、基本的にシャワーが主流であるため、湯船に浸かる習慣はほとんどありません。
しかし、近年では日本や韓国のサウナや温浴文化が徐々に浸透しており、マニラを中心にサウナ施設が増えてきています。
中でも、韓国式のチムジルバンやフィンランド式のサウナは特に人気があり、日本人観光客や在住者からも注目を集めています。
また、マニラの温浴施設も独自の進化を遂げており、サウナに併せてマッサージ、休憩エリア、さらにはネイルやエステまで提供し、多彩なニーズに応えるサービスを展開している施設もあります。
また、フィリピン特有の24時間営業の施設が多い点も利用者にとって大きな魅力です。
深夜便での到着や早朝のフライト前後にも利用可能で、旅行者にとって非常に便利な存在となっています。
韓国式サウナ
韓国式サウナ、通称「チムジルバン」とは、韓国発祥の大型温浴施設で、日本のスーパー銭湯や健康ランドに近い存在です。
「チムジル」は“温める”、「バン」は“部屋”を意味し、岩盤浴やサウナ、温泉風呂などを組み合わせて長時間滞在できるのが特徴です。
館内には高温サウナや低温の黄土房、塩サウナなど、部屋ごとに温度や効果が異なる空間があり、好みや体調に合わせて楽しめます。
さらに、チムジルバンは単なる入浴施設ではなく、休憩スペースや食事処、仮眠室、エステやマッサージなども充実しているため、家族や友人、カップルで一日ゆっくり過ごせるレジャースポットとして人気です。
館内着が貸し出されるため、男女共用エリアで一緒にくつろげるのも魅力のひとつです。
フィリピンにも韓国文化の影響を受けたチムジルバンがあり、首都マニラを中心に営業されています。
韓国人オーナー経営の本格派から、フィリピン人向けにアレンジされた施設までバリエーションが豊富で、サウナ好きや岩盤浴ファンにとっては注目スポットです。
日本式サウナ
日本式サウナの特徴といえば、高温の部屋で多量の汗をかきながらリラックスするシンプルかつ効果的な仕組みです。
フィリピン・マニラでは、日本式サウナを取り入れている施設は一般的ではありませんが、「Japan SPA LOVE 湯」(旧: 山忠)では高温のサウナが楽しめます。
また、湯船が備え付けられているので、フィリピンでは珍しい「浸かるお風呂」の感覚を体験できることから、多くの日本人観光客や滞在者に利用されています。
フィンランド式サウナ
サウナ発祥の地、フィンランド式サウナもフィリピンでジワジワと人気を広げています。
フィンランド式サウナの特徴は、乾熱で体を温めるドライサウナで、心身ともにデトックス効果があるといわれています。
マニラ市内ではホテル併設のスパ施設などでこのスタイルのサウナが楽しめます。
また、フィンランド式サウナは火を使ったロウリュ(蒸気浴)が特徴的で、温度調整も可能なため初めての方でも挑戦しやすいでしょう。
熱した石に水をかけて発生する蒸気は心地よく、
リラックス効果を最大限に引き出してくれます。
マニラのおすすめサウナ:New Lasema Spa Jjimjilbang
マニラでユニークなサウナ体験を探しているなら、現地でも人気を集める「New Lasema Spa Jjimjilbang(ニュー・ラセマ・スパ・チムジルバン)」は外せません。
韓国式の施設として知られ、地元の人から観光客まで幅広く愛されています。
このセクションでは、New Lasema Spa Jjimjilbangの魅力や特徴、楽しみ方を紹介していきます。
「New Lasema Spa Jjimjilbang」は、日本人からも人気の高い韓国式チムジルバンを取り入れており、癒しを求める多くの利用者で賑わっています。
2018年にマカティ市でオープンしたこの施設は、広々とした空間と多彩なサービスでリラックスタイムを提供してくれる特別なスポットです。
また、休憩室や仮眠エリア、そしてKドラマルームまでもが完備されており、長時間滞在しても快適に過ごせるような工夫がされています。
料金も比較的リーズナブルで、基本的な入浴とサウナ利用が700ペソ(約1800円)から楽しめます。
特に週末になると多くの人が訪れるため、利用時間の有効活用を考える場合には、平日の訪問がゆったりできるのでおすすめです。
マニラのおすすめサウナ:Wensha Spa
マニラで長年愛されるスパのひとつ「Wensha Spa (ウェンシャ・スパ)」。
マニラ動物園や遊園地であるスター・シティの近くにあることから、観光の合間に立ち寄れる便利さと、充実した設備で人気を集めています。
このセクションでは、Wensha Spaならではの魅力や利用のポイントを詳しくご紹介します。
フィリピンの首都マニラには、多くのスパやサウナ施設が点在しており、その中でも高い評価を得ているのが「Wensha Spa」です。
また、料金も比較的リーズナブルで、長時間滞在するプランや複数のコースから選ぶことができます。
施設内には広々としたサウナやスチームルームが用意されており、日頃の疲れをじっくり癒やすことができます。
さらに、スウェーデン式とタイ式を組み合わせたマッサージサービスにも定評があり、プロフェッショナルによる施術で全身の疲れを効果的にほぐしてくれます。
さらに、館内で楽しめるビュッフェスタイルの食事も魅力の一つで、スパ後の身体と心を満たす絶好の機会となります。
プランや開催中のプロモーションにもよりますが、食事付きで1,000ペソ(約2,600円)前後で利用することができます。
マニラのおすすめサウナ:SM健康スパ
ショッピングモール内で気軽に立ち寄れる「SM Kenko SPA(SM健康スパ)」は、買い物ついでに癒しの時間を過ごしたい方にぴったりのスポットです。
このセクションでは、SM健康スパの特徴や楽しみ方を掘り下げて解説していきます。
「SM健康スパ」はフィリピン・マニラにおけるサウナ施設の中でも、特に清潔感があり女性に人気のスポットです。
店内の設備は非常に充実しており、サウナの他にもジャグジープールやストーンスパ、フェイシャルパックなど、SM健康スパならではのリラクゼーションを体験することもできます。
この施設では、サウナだけでなくエステやマッサージも高評価を得ており、マニラ・ニノイアキノ国際空港のターミナル3にも支店を構えています。
そのため、マニラでの観光や仕事で疲れた体を癒やすには理想的な場所と言えるでしょう。
フィリピンで銭湯や温泉に行く際の注意点
フィリピンで銭湯や温泉を楽しむ際は、日本とは異なる文化や環境ならではのポイントを知っておくことが大切です。
事前に知っていれば、より快適で安心して過ごせるだけでなく、思わぬトラブルも防げます。
このセクションでは、現地特有のマナーや設備面の違い、そして利用前に押さえておきたい基本情報について紹介していきます。
男女別ではなく混浴の場合も多いため、特に初めて訪れる際は事前に服装ルールを確認しましょう。
また、日本の銭湯や温泉のように湯船の温度が高めに設定されているとは限りません。
ぬるめのお湯やジャグジータイプの施設も多く、長時間の入浴を前提に作られていることが多いです。
そのため、じっくり温まるというよりはリラックスや会話を楽しむ場として利用される傾向があります。
衛生面では、持参したタオルやシャンプー類を使用するのが安心です。
施設によってはアメニティがない場合や、備え付けのものが肌に合わないこともあります。
特に肌が敏感な方は、日本から慣れている製品を持ち込むと良いでしょう。
さらに、フィリピンは気温や湿度が高く、入浴後に体がほてりやすい環境です。
水分補給を忘れず、長時間の入浴は避けるよう心がけてください。
このように、服装ルールや温度の違い、衛生・安全面の注意を押さえることで、フィリピンでの銭湯や温泉体験をより快適に楽しむことができます。
まとめ
フィリピン・マニラのサウナは、日本人にも親しまれているサウナやスパが数多く存在するとともに、日本とはまた違ったサウナの魅力やスタイルを体験できる個性豊かなスポットも揃っています。
観光や仕事の合間に立ち寄れば、日頃の疲れを癒しながら現地ならではのリラクゼーション文化にも触れることができます。
本記事で紹介したおすすめ店舗や利用のポイントを参考に、ぜひマニラで極上のサ活を楽しんでみてください。
◇経歴
高校は日本国内の文部科学省グローバル教育指定校に通学。
高校卒業後、タイの国立タマサート大学に1年間正規留学。
その後、転入先であるチェコの国立マサリク大学で政治とメディア学を専攻。
イギリスの企業でマーケティングインターンを経験し、その後ジュニアマーケターとして採用され、英語での実務経験もあります。
◇資格
・TOEIC 800(高校2年次取得
・ IELTS 6.5(高校3年次取得
・ CEFR C1 (大学2年次取得)
◇留学経験
・アイルランド・ダブリンで2週間のホームステイ (高校2年次)
・タイ国立タマサート大学(1年間正規留学)
・チェコ国立マサリク大学(現在3年目で政治とメディア学専攻)
◇海外渡航経験
・25カ国訪問済み(例:ギリシャ、ベトナム、アルバニアなど)
・現地での留学やインターンシップの経験あり
・現在は30歳までに30カ国訪れることが目標
◇自己紹介
旅行が大好きで、異文化交流や新しい経験を大切にしています。これまでの経験を活かし、留学の良さを伝えていけたらと嬉しいです。