
日本と同様にフィリピンでも、コンビニは生活に欠かせない存在になりつつあります。
コンビニの役割は年々多様化しており、最近では公共料金の支払いや携帯SIMカードの購入、プリペイドカードのチャージなどが可能になりました。
「フィリピンと日本のコンビニで違うところは?」
「フィリピンのコンビニでキャッシュレス決済はできる?」
など、初めてフィリピンでコンビニを利用する人は不安もあるのではないでしょうか。
本記事では、フィリピンの最新コンビニ事情からSIMカードを購入する方法や、利用時の注意点までを徹底解説していきます!
参考にしていただき、フィリピンを訪れる際にいくつかのコンビニを比較してみてはいかがでしょうか。
- フィリピンのコンビニ事情・特徴
- フィリピンでも大人気「セブンイレブン」
- フィリピンにあるその他の日本のコンビニチェーン
- フィリピンのコンビニでSIMカードを買いたいときは?
- フィリピンのコンビニを利用する際の注意点
- まとめ
フィリピンのコンビニ事情・特徴
フィリピンでも日本と同様、コンビニは生活に欠かせないお店として日常的に利用されています。
なかでも次の章で詳しくご紹介する「セブンイレブン」が圧倒的に多く、地方でも多くの店舗を展開しています。
ここではフィリピンのコンビニの特徴を、日本と比較しながら解説します。
イートインスペースが充実している
日本でもミニストップやセブンイレブンなど店内のイートインスペースは、ランチタイムを中心にカフェのような感覚で利用されていますよね。
フィリピンのコンビニは、店内にイートインスペースがある場合もありますが、お店の外にテラス席が設けてある光景をよく見かけます。
特に夜涼しくなってから、コンビニで買ったものを外で食べたりお酒を飲んだりして楽しむ習慣があります。
フィリピンのコンビニに行く際は、ぜひこのイートインスペースにも注目してみてください。
小分け商品が多い
フィリピンにはもともと「サリサリストア」という日本の駄菓子屋さんのような個人経営のコンビニが、街のあらゆるところで営業しています。
サリサリストアでは、調味料やお菓子、洗剤などの日用品が小分けになって販売されています。
それと同じように、フィリピンの多くのコンビニでも数回分の調味料や小袋のお菓子が手に入ります。
買いだめできる裕福な家庭が少ないことから生まれた文化だと言われていますが、大量買いは控えたい旅行者にとっても嬉しいシステムではないでしょうか。
キャッシュレス決済対応が進んできている
最近になってようやくフィリピンでもキャッシュレス決済が進んできました。
GCashやPayMayaなどのモバイルウォレットが広く利用されるようになり、多くのコンビニでモバイル決済が可能です。
クレジットカードは使えない店舗がほとんどで、まだ現金しか使えないお店もあります。
少額の現金を準備しておきましょう。
お釣りの代わりにお菓子が渡されることがある
フィリピンの通貨はフィリピンペソですが、さらに小さな通貨補助単位で「センダボ」があります(1ペソ=100センタボ)。
センダボ硬貨はあまり流通しておらず、コンビニなどの日常的な買い物で1ペソ以下のお釣りがあっても、センダボで渡されることはほとんどありません。
急にお会計でお菓子を渡されたらびっくりすると思いますが、とてもフィリピンらしい習慣です。
フィリピンでも大人気「セブンイレブン」
前にもお伝えしましたが、フィリピンで最も店舗数の多いコンビニは「セブンイレブン」です。
フィリピンの経済・金融・投資情報などの統計を出している企業によると、2024年6月時点でセブンイレブンの店舗数は4,000店にせまっており、次に多いローソンの184店舗と比べると圧倒的な差があることが分かります。
2026年には5,000店舗まで拡大を目標にしていて、その成長スピードは衰えていません。
マニラ首都圏だけでなく、ルソン地方、ビサヤ地方、ミンダナオ地方など、フィリピン全土にわたって幅広く展開しているのが特徴です。
地方など小さい町では、「セブンイレブン」しか見かけないくらい浸透しているコンビニです。
出展:比セブン創業40周年、間もなく4千店体制に | フィリピン経済・金融・投資情報
フィリピンにあるその他の日本のコンビニチェーン
フィリピンには、他にも日本のコンビニチェーンが進出しているのをご存じでしょうか。
日本のコンビニチェーン店といえば、思い浮かべるのがローソン、ファミリーマート、ミニストップあたりでしょう。
実はすべてフィリピンにも進出しています。
①ローソン
ローソンがフィリピンに進出したのは比較的最近の2015年です。
フィリピンの大手小売り業者ピュアゴールド・プライスクラブと合弁会社「PG Lawson Company, Inc.」を設立し、2018年にローソンがすべての株を保有する形で完全子会社化しています。
基本的なラインナップは他のコンビニ同様、フィリピン国内で馴染みのある商品ですが、
一部の店舗では日本からの輸入商品や、日本食をベースにした商品を販売しています。
②ミニストップ
2000年12月にフィリピン1号店をオープンさせてから、2021年までに456店舗へ成長したフィリピンのミニストップ。
残念ながら現在はフィリピンの合弁企業へすべて売却し、日本ミニストップは撤退しています。
出店当時はお馴染みの看板商品「ハロハロ」が、フィリピンでも人気商品でした。
少し前まであったので、利用したことがある人もいるかもしれませんね。
③ファミリーマート
セブンイレブンと肩を並べて、アジア諸国への進出に力を入れている「ファミリーマート」。
フィリピンへの進出も比較的早く、2013年に初の店舗がオープンしました。
その後はフィリピンの石油製品販売を手掛けるPhoenix Petroleum Philippinesに事業を引き渡し、経営に苦労した経緯があります。
現在はセブンイレブンの勢いに押される形で、店舗数は激減してしまいました。
今では日本のファミリーマートは経営を退いて、フランチャイズのブランド提供のみを行っています。
フィリピンのコンビニでSIMカードを買いたいときは?
フィリピン現地でのモバイルデータ通信に欠かせないSIMカード。
一般的に使われているプリペイド式SIMカードが、コンビニでも手に入ります。
コンビニではSIMカード本体はもちろん、データ通信料をチャージするためのプリペイドカードも販売されています。
SIMカードを空港で買いそびれた人や、追加のプリペイドカードを買う場所が分からないという人にコンビニは非常に便利です。
一方、コンビニはSIMカード専門店ではないので、店員さんがSIMカードの設定まで手伝ってくれません。
SIMカード購入が初めての場合や、初期設定の仕方に不安がある人は、空港もしくはショッピングモールなどにある通信会社で直接購入するほうがおすすめです。
ここでは、コンビニでSIMカードを購入する方法と利用開始までの手順を簡単に解説します。
フィリピンのコンビニでSIMカード本体を購入する
フィリピン国内でSIMカードを購入するときは、本人確認が必要です。
本人確認をしないでSIMカードを販売するお店は法律違反となっています。
コンビニであっても、パスポートなどの身分証明書の提示が求められます。
旅行者の場合、滞在先住所も確認されることがあるので準備をしておきましょう。
プリペイドカードを購入してSIMカードにロードする
無事SIMカードを購入できたら、データ通信をするためのデータ容量と有効期限を確認します。
データ容量を追加するには、プリペイドカードを別途購入してロードする必要があります。
コンビニでプリペイドカードをロードする方法は、専用の機械を使うのが一般的です。
利用するデータ通信会社を選択後、チャージする金額を指定すると追加できます。
慣れないうちは操作が難しいかもしれませんが、コンビニのSIMカードやプリペイドカードは、便利により安く購入したい人におすすめです。
フィリピンのコンビニを利用する際の注意点
日本と同様にフィリピンでも夜遅くまで開いているコンビニは、気軽に立ち寄れる日常使いのお店として非常に便利です。
一方で、日本のコンビニとは異なる特徴や事情もあります。
フィリピンでコンビニを利用するときの注意点を、4つに分けて解説します。
コンビニの治安について
誰でも気軽に立ち寄れるのがコンビニの良さですが、マニラ首都圏やセブの都市部は治安の悪い場所もあります。
場合によっては、ドアマン兼ガードマンとして銃を持った警備員が配置されています。
強盗やスリ、万引き防止のため入店する人をチェックしてくれています。
コンビニの治安が特別悪いということではなく、フィリピンの文化の1つだと理解して協力しましょう。
決済方法について
都市部のコンビニではクレジットカードやデビットカード、モバイルアプリを利用したキャッシュレス決済が浸透しつつあります。
地方ではまだ現金しか使えない店舗が多いので、現金を準備しておいたほうが良いです。
さらには高額紙幣が使えない、もしくはお釣りが用意できない場合が珍しくありません。
高額紙幣をたくさん持っていると、周りからお金持ちの旅行者だと見られ犯罪に巻き込まれる可能性も考えられます。
コンビニなどのちょっとした買い物には、できるだけ100ペソ以下の小額紙幣をそろえておくようにしましょう。
品揃えについて
フィリピンのコンビニは、お菓子やホットスナック、飲み物(ビールも安い)、インスタントラーメンが中心で、お弁当や総菜などの食品系や雑誌コーナーの商品は少なめです。
冷蔵や冷凍の品質管理が日本ほど優秀ではないので、チルド・冷凍商品を購入する場合は商品が古くなっていないか、ショーケースの中の温度は適切かを確認してから手に取るようにしてください。
店員さんとのコミュニケーションについて
フィリピンは英語が公用語にもなっているので、ほとんどの場合英語でコミュニケーションが可能です。
お互いに英語にはなまりがあって分かりにくい場合は、ゆっくりはっきりと話すようにすれば問題なく会話できるはずです。
コンビニチェーン店など管理された店舗ではよっぽど大丈夫ですが、念のため会計後のレシートとお釣りが正しいか、その場で確認をしておいたほうが安心です。
まとめ
今回は、フィリピンのコンビニ事情について解説しました。
フィリピンでもコンビニは気軽に立ち寄れる便利なお店として、街のあらゆる場所に店舗があります。
なかでも「セブンイレブン」が、フィリピン最大のコンビニチェーン店です。
外観は日本のセブンイレブンそのものですが、店内で見かける商品はやはりフィリピンならではの食品がならんでいます。
フィリピンのコンビニを利用する際の注意点もご紹介しました。
フィリピン滞在中は、コンビニを利用する機会があると思います。
ぜひ本記事を参考に、
慣れ親しんだ日本とは一味違うフィリピンのコンビニを楽しんでください!
①経歴
中学2年生の時に初めてカナダのバンクーバーでホームステイを経験。もっと英語が話せるようになりたい!と思い独学で勉強を続けました。
大学で米シアトルの大学へ留学が、初めて長期間英語圏で生活をした経験です。
帰国後も留学生との交流に積極的に参加しました。
母になってからは子どもと「おうち英語」を実践して、ゆる~く普段から英語を使うように意識しています。
②資格
・英検準一級
・総合旅行業務取扱管理者
③留学経験
・ワシントン大学(米シアトル)に9か月間
④海外渡航経験
大学生の時に、NGO学生ボランティアとしてフィリピンのマニラへ
毎年長期休暇に訪れていました。
大学院の時にインターンシップでベトナム、ホーチミンに3か月滞在
卒業後、日系コンサルティング会社から再度ホーチミンに赴任。
1年ほど現地にて現地法人営業などを担当していました。
その他海外旅行で訪れたのは13ヵ国以上。
⑤自己紹介
1番好きな国は長く滞在していたベトナム、そしてフィリピンです。
東南アジアの食文化や雰囲気が大好きです。
海外渡航専門の旅行会社で手配業務を担当していることもあり、海外旅行の計画を立てることが趣味です。
興味のある分野
・海外渡航、海外移住、海外出張
・幼児教育、子育て情報
・言語教育(英語、日本語)
・訪日外国人受け入れ事業(観光・技術実習生など)