
「フィリピン留学すると日本人が多い!」という話を聞いたことがある人は多いかもしれません。
日本人と一緒の環境で勉強していると、安心感がある反面、
ふとした瞬間に日本人と日本語で話してしまうこともあるので、留学先は日本人が少ない方がいいともいわれます。
でも実は日本人留学生が多いフィリピンでも、語学学校によっては国際色豊かな環境で勉強することができるのを知っていますか?
今回は日本人が少ないことで知られているウィニングイングリッシュアカデミーについて詳しく紹介します。
- ウィニングイングリッシュアカデミーの基本情報
- ウィニングイングリッシュアカデミーの多国籍環境
- ウィニングイングリッシュアカデミーの主なコース
- ウィニングイングリッシュアカデミーでかかる費用
- ウィニングイングリッシュアカデミーの滞在先・学校施設
- まとめ
ウィニングイングリッシュアカデミーの基本情報
セブ島にあるウィニングイングリッシュアカデミーは2015年に設立された学校です。
フィリピンの語学学校は韓国や日本資本の学校が多いですが、この学校は台湾人のマルコム氏によって設立された台湾資本の学校です。
台湾をはじめとして、中国、中東、モンゴル、ベトナムなど様々な国の学生が在籍しており、日本人の比率は時期にもよりますが、全体の4.6%になることもあってとても低いのが特徴です。
国際色豊かな環境の中で英語を勉強できるウィニングイングリッシュアカデミーの基本情報について確認していきましょう。
セブ島に2つのキャンパス
ウィニングイングリッシュアカデミーは、セブの中心部にあるシティキャンパスと、海沿いにあるオーシャンキャンパスの2つのキャンパスを持っています。
シティキャンパスは利便性の高い立地にあって、勉強と一緒にショッピングや食べ物などを通じて現地の生活を楽しみたいという人におすすめです。
一方、オーシャンキャンパスでは、まるでリゾートに旅行に来ているような気分で勉強できるため、より開放的な環境で勉強したいという人に人気があります。
また、フィリピンでは学校によって門限が設定されていることがありますが、どちらのキャンパスも門限がなく、自由なスタイルで留学生活を送ることができます。
アットホームな校風
語学留学では、慣れない海外生活や勉強漬けの生活で、なかなか現地の生活に馴染めないかもしれないと不安に思う人もいるかもしれません。
ウィニングイングリッシュアカデミーのモットーは「生徒を家族のように迎える」ということです。
生活面では、週に2回ランドリーサービス、週1回の掃除サービスを利用することができ、食事の提供も行われています。
信頼出来るフィリピン人スタッフだけではなく、日本人スタッフも常駐していて、初めての留学でもしものトラブルが起きても安心して相談できる環境が整っています。
校長が掲げる「グローバルビレッジ」の理念
校長であるマルコム氏は元々人材業界で働いていたビジネスマンでした。
そこで培った経験をもとに、教室内外で多国籍の仲間と学びあう「グローバルビレッジ」の実現を目指しています。
語学の勉強だけであれば家にいてもできますが、実際に異なるバックグラウンドを持つ人と接することで、異文化理解や国際的な視野を育むことできるので、グローバルに活躍できる人材になりたいという人におすすめの語学学校と言うことができます。
ウィニングイングリッシュアカデミーの多国籍環境
せっかく留学して英語を勉強するのであれば、日常的にも英語を話す環境があると嬉しいですよね。
ウィニングイングリッシュアカデミーは、多国籍な学生たちが集まっている学習環境が大きな強みです。
どのような国からの留学生が多いのかということや、多国籍の環境で学ぶ特徴などについて解説していきます。
世界各地から集まる留学生
学生の全体を見ると、台湾人が約6割を占めていますが、日本も含めてそれ以外の国からの留学生が在籍しています。
日本人比率が低いため、うっかり日本人の友達と日本語話し過ぎてしまうということも少なくなります。
学校の授業中だけではなく、日常生活の様々な場面で英語を使う機会があるというのが、この学校ならではの魅力です。
英語を使わないといけない環境
日本人以外の学生が多いというのは、別の見方をすると日本語が通じないクラスメイトが多くなるということです。
そのため、食堂や寮、共用スペースなどで誰かと会ったら、学生同士のやりとりは基本的に英語になります。
日本人のスタッフもいますが、授業の課題についてやちょっと手伝いをお願いしたい時のコミュニケーションなどの、身近な困り事を解決したい時には他の学生と英語でコミュニケーションを取る必要があり、自然と英語を使う機会が多くなります。
最初はうまく伝えられないかもしれませんが、自分の知っている単語やジェスチャーで頑張って伝えようという姿勢も身について、結果的にリアルなコミュニケーションで使える英語力につながっていくはずです。
異なる国の人に伝わる英語力が身につく
語学留学の最中、日本人だということを知った相手から、日本文化についての質問をされたり、アニメの話をされたりすることはよくあります。
多国籍の仲間と学ぶことができる語学学校であれば、このように日本文化に興味を持ったクラスメイトからの質問を通じて、英語を話すチャンスも数多くあるでしょう。
また、相手の文化についても気軽に質問して異文化理解を深めることができるなど、グローバルな観点を身につけることもできるはずです。
ウィニングイングリッシュアカデミーの主なコース
それではウィニングイングリッシュアカデミーではどのようなコースで勉強することができるのでしょうか。
日本人や韓国人の多い語学学校ではTOEICや英検などの対策が行われていることもありますが、多国籍な環境だとコースにも違いが出てくるのか、具体的なコースの内容とともに紹介して行きたいと思います。
実践的な英語を学べる一般コース
まず、一般英語のコースは「Cambridge ESL」で、ケンブリッジ大学出版局の教材を使った授業が行われています。
日常会話から応用まで、総合的に英語スキルを目指したい人におすすめのコースです。
英語に不安がある人から、すでにある程度の実力がある人まで対応できるように、コースはレベル別に行われています。
マンツーマン授業の数に応じて学習の強度が異なり、特にPower Speaking 6であれば、短期間で集中的にスピーキング力を鍛えられるカリキュラムになっています。
目的別に選べる専門コース
普通の英語のクラスに入った場合、ビジネスで使えるような丁寧な言い回しや難しい言葉を勉強することが難しいかもしれません。
そんな時には、目的別に選ぶことができる専門コースを受講することができます。
旅行英語を勉強できるコースや、就職・キャリアアップのためのビジネス英語のコースまで揃っているのが特徴です。
また、TOEICやIELTSといった資格試験に特化したコースも用意されています。
試験の出題傾向に合わせてスコアアップを狙って勉強することができるので、もし大学入試や就職の際に目標スコアが必要だということであれば、このような試験対策のコースの受講を考えてみても良いでしょう。
家族で学べる親子留学コース
ウィニングイングリッシュアカデミーには親子留学コースもあります。
このコースでは親と子で別々にクラスを受講することができ、それぞれのレベルに合わせてマンツーマンレッスンやオプションクラスを選択して英語力向上をはかります。
また夏休みの時期には親子で参加できるサマーキャンププログラムもあるので、家族で留学したいという人にとっては、留学しやすい環境が整っています。
ウィニングイングリッシュアカデミーでかかる費用
日本人が少ない環境で勉強することができる語学学校、ウィニングイングリッシュアカデミーですが、ここで勉強するにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
選ぶコースや滞在期間によってどれくらいかかるのかや、気になる滞在先の費用などについて見ていきます。
コースごとの授業料
一般的に語学学校の授業料はセメスターごとや週単位の料金で設定されています。
ウィニングイングリッシュアカデミーでは、週単位で設定されています。
資格試験に特化したコースでは、IELTS Intensiveがありますが、こちらは4週間で1092ドルで、少し値段が高くなります。
週単位での値段設定になっていることで、短期留学から長期留学まで柔軟に対応できる形になっています。
予算に合わせた滞在先選びができる
滞在先は1人部屋からファミリールーム、ドミトリータイプの部屋までタイプが豊富です。
部屋に必要な設備や予算に合わせて滞在先を選ぶことができます。
ちなみに宿泊費には平日の食事3食、日曜の夕食が含まれています。
留学中は意外に食費がかかってしまうものですが、すでに滞在先の費用に食事が含まれていることから生活コストを抑えることができるのが嬉しいポイントです。
その他の諸費用について
語学留学中にかかる費用の大部分は、授業料と滞在先にかかる費用ですが、その他フィリピンに到着した後にビザの手続きなどのために発生する現地支払いの諸費用があります。
さらに滞在が30日を超える場合にはビザ延長費用が必要となり、59日間の滞在であれば4,120ペソかかります。
留学費用を考える場合はあらかじめ現地でかかる費用についても計算しておきましょう。
参考URL: https://www.ph-ryugaku.com/winning-english/
ウィニングイングリッシュアカデミーの滞在先・学校施設
語学学校選びの決め手は授業だけだと思っていませんか?
留学中は課外アクティビティに参加する機会もありますし、学校が終われば滞在先に戻って過ごすことになりますから、授業だけではなく、滞在先や学校施設の充実度もとても大事です。
ウィニングイングリッシュアカデミーの滞在先や学校施設について見ていきましょう。
学校に近い滞在先
ウィニングイングリッシュアカデミーで学ぶ学生は、希望や予算に合わせて複数の滞在施設から自分に合った滞在先を選ぶことができます。
フィリピン留学の場合、語学学校の外を移動する時の治安が気になるという人もいるかもしれませんが、徒歩10秒で語学学校にアクセスできるホテルもあるなど、どの滞在先も学校から近いのがポイントです。
また、あまり滞在先に費用がかけられないという場合でも、シェアタイプの部屋を選べば予算を抑えることができます。
教室と自習スペース
語学学校の教室は、窓から自然光が入ってくる明るい教室です。
マンツーマンレッスン用に個室があるので、近くの他の学生の話し声を気にせず自分の授業に集中できるのも嬉しいです。
グループレッスン用の教室は少人数向けの小さめの教室になっていますが、ホワイトボードやプロジェクターなどが設置されていて、授業中は画面でプレゼンテーションなどを行うことも出来るようになっています。
また、教室の他に自習スペースもあります。
Wi-Fiがあってインターネットを利用でき、授業の合間や放課後にその日の授業の予習・復習をすることができるようになっています。
交流の場として利用できる共有スペース
せっかく留学に来たら、他の国から来た友達を作って交流してみたいという人も多いと思います。
ウィニングイングリッシュアカデミーには、学校内にソファとテーブルが置かれたラウンジやカフェテリアがあって、学生同士交流することができるようになっています。
また、文化交流イベントや送別会ができるイベントホールもあり、日常的に他の留学生と仲良くなるチャンスがあります。
ちなみに2024年にはトレーニングジムが新設されていて、ランニングマシンやダンベルなどが利用可能です。
卓球台があるので、ここで友達と遊ぶこともできますし、留学中に運動して気分転換したい人にもおすすめです。
まとめ
ウィニングイングリッシュアカデミーでは、フィリピン留学ではめずらしい日本人が少ない多国籍環境で、自分の目的やレベルに合わせた英語の授業を受けることができます。
授業外の時間に過ごせる共有スペースや滞在先の充実度も高いので、満足できる留学をすることができるはずです。
フィリピン留学を考えている人は、ぜひ留学先候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
◇経歴
教育系企業で国際交流事業をサポートする仕事をし、英語でメールや会議をしていました。
◇資格
・英検(実用英語技能検定) 1級
・TOEICスコア 940
・TOEFL iBTスコア 78
◇留学経験
マレーシアのクアラルンプールにある語学学校に1年間留学して勉強しました。また、高校生の時にニュージーランドの現地の高校に2週間滞在して英語研修を受けたこともあります。)
◇海外渡航経験
マレーシア留学中にシンガポール、タイ、ベトナム、ブルネイ・ダルサラーム王国、オーストラリアに旅行しました。その他、大学生の時に国際交流事業に参加して中国に行ったこともあります。
◇自己紹介
私は中高生時代、自分が留学するなんて考えられないくらい英語が苦手でした。高校の語学研修も後ろ向きな気持ちで行ったのを覚えています。
でも大学入学後に留学生の友達ができてから国際交流に興味を持ち、英語の勉強に前向きに取り組めるようになりました。今でも勉強自体は苦手ですが、海外の友達とのコミュニケーションツールとして使いたいという思いをモチベーションに変えて、頑張っているところです。
英語が苦手な人の視点に立てるライターとして、皆様に楽しんで読んでいただける記事をお届けします!