
「オーストラリアの時給はどれくらいなの?」
「オーストラリアの時給は日本よりも高いって本当?」
「オーストラリアで働くために必要な英語力は?」
オーストラリアで働きたいと考えている方は、このような疑問を持っているでしょう。
実際のところ、オーストラリアの時給や雇用制度は日本と大きく異なります。
正しく理解しておくことで、安心して仕事を探し、効率よく収入を得ることができます。
この記事では、オーストラリアの雇用形態や時給について詳しく解説します。
オーストラリアでの仕事探しに必要な英語力や、オーストラリアの税金、給与形態などについても触れているのでぜひ参考にしてくださいね!
オーストラリア基本情報
オーストラリアの正式国名は「オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia)」で、首都はキャンベラ(Canberra)です。
面積は約769万2,024平方キロメートルで、日本の約20倍に相当します。
人口は約2,720万人(2024年6月時点)で、主にシドニーやメルボルンなどの都市部に集中していることが特徴です。
出典:オーストラリア基礎データ|外務省
宗教はキリスト教が約43%、無宗教が約38%と多様性があり、ヨーロッパ系移民が多数を占める多民族国家としても知られています。アジア系は約7%、先住民アボリジニは約1%を占めています。
南半球に位置するオーストラリアは、東は南太平洋、西はインド洋に面しています。
地域によって気候が大きく異なり、北部は高温多湿の熱帯気候、南部は四季のある温帯気候で、冬は乾燥することが多いです。
以下の表は、オーストラリアの基礎情報をまとめたものです。
| 正式名称 | オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia) |
| 首都 | キャンベラ |
| 面積 | 769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍) |
| 位置 | 南半球 |
| 言語 | 英語 |
| 通貨 | オーストラリアドル(AUD) |
| 日本との時差 | ・東部(クイーンズランド州、ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州)は日本より1時間早い ・中央部(ノーザン・テリトリー、南オーストラリア州)は日本より30分早い ・西部(西オーストラリア州)は日本より1時間遅い |
| 日本からのアクセス | 直行便の飛行時間は、目的地によって異なるが、約7~11時間ほど 例)成田からケアンズまでの飛行時間:約7時間20分~7時間40分 |
| 正式名称 | オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia) |
| 首都 | キャンベラ |
| 面積 | 769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍) |
| 位置 | 南半球 |
| 言語 | 英語 |
| 通貨 | オーストラリアドル(AUD) |
| 日本との時差 | ・東部(クイーンズランド州、ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州)は日本より1時間早い ・中央部(ノーザン・テリトリー、南オーストラリア州)は日本より30分早い ・西部(西オーストラリア州)は日本より1時間遅い |
| 日本からのアクセス | 直行便の飛行時間は、目的地によって異なるが、約7~11時間ほど 例)成田からケアンズまでの飛行時間:約7時間20分~7時間40分 |
オーストラリアの雇用形態と時給
オーストラリアの雇用形態は大きく分けてフルタイム、パートタイム、カジュアルの3種類があります。
それぞれの特徴や最低賃金をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | フルタイム (Full-time) |
パートタイム (Part-time) |
カジュアル (Casual) |
| 労働時間 | 週38時間以上 | 週20時間以下が一般的 (最低1日3時間) |
不定期 (雇用主の需要に応じて変動) |
| 福利厚生 | 有給休暇(年間4週間)、病気休暇、祝日の給与支給 | 勤務時間に応じて有給休暇・病気休暇が比例配分 | なし(有給休暇・病気休暇なし) |
| 最低賃金 | 24.95豪ドル (約2,420円) |
24.95豪ドル (約2,420円) |
31.19豪ドル (約3,044円) |
| 特徴 | 安定性が高く福利厚生も充実 | フルタイムより柔軟な働き方が可能 | 高時給だが雇用の安定性は低い |
※2025年7月時点の情報です
オーストラリアの最低賃金は、2025年7月時点でフルタイム・パートタイムは時給24.95豪ドル(約2,420円)、カジュアルは31.19豪ドル(約3,044円)と、いずれも日本の最低賃金と比べてかなり高い水準です。
ここでいうカジュアルとは、有給休暇などの福利厚生はない代わりに時給が割増になる雇用形態を指します。
シフトは不定期で安定性には欠けるものの、短期滞在のワーホリや学生にとっては効率的に稼げる働き方として人気があります。
さらに、土日や祝日に働くと“割増賃金(Penalty Rates)”が適用されることも珍しくありません。
日曜日や祝日は通常の1.5倍、場合によっては2倍の時給が支払われるケースもあります。
オーストラリアのワーキングホリデーで高い時給を得られる職種には、高齢者や身体障害者のサポートを行うアシスタントナース(時給:約$35)や、バーテンダー(時給: 約$28〜$40)などが挙げられます。
ただし、どちらも資格が求められます。
資格を所有していない場合は、精肉工場で肉の処理やパッキングを行うミートファクトリー(時給:約$30〜$35)などが高時給バイトとして人気です。
なお、オーストラリアでは毎年7月1日に最低賃金が見直されます。
ワーキングホリデーなどで働く予定がある場合は、最新の情報を確認しましょう。
オーストラリアでの仕事探しと必要な英語力
オーストラリアで働くためには、どのように仕事を探すのか、そしてどの程度の英語力が必要なのかを理解しておくことが大切です。
ここでは、オーストラリアでの代表的な仕事の探し方と、職種ごとに求められる英語力について解説します。
仕事探しの方法
オーストラリアで仕事を探す方法は、主に以下の4つです。
求人サイトの活用
SeekやGumtreeなど大手サイトでは飲食店からオフィスワークまで幅広い求人を探すことが可能です。
語学学校のサポート
語学学校に通っている場合は履歴書の作成サポートや面接対策を受けられることもあります。
仕事探しのネットワークも広がるため、学校経由で仕事を見つける人も少なくありません。
知人の紹介
友人や学校のクラスメイトからの紹介で仕事を得るケースも多く、信頼関係があるため採用されやすい傾向があります。
飛び込み応募
興味のあるカフェやレストランなどに直接履歴書を持参し、その場で面接を受ける「飛び込み応募」もよく利用される方法です。
都市部では特に、直接応募が採用に結びつくことがあります。
職種ごとに求められる英語力
オーストラリアでは、ワーキングホリデーなどを利用して多くの日本人が仕事を探しています。
特に、カフェやレストラン、ホテルなどのホスピタリティ業界は人気がありますが、英語力によって応募できる職種や時給に大きな差が出るため、自身の英語レベルを把握し、それに合った仕事を探すことが重要です。
以下は、求められる英語力の目安を職種別にまとめたものです。
・初級(Elementary)
英語力がほとんどない状態で、仕事探しは非常に難しい
・初中級(Pre-Intermediate)
日本食レストランの皿洗いなど、会話をほとんど必要としない仕事が中心
・中級(Intermediate)
製麺工場の製造スタッフやホテルのハウスキーピングなど、簡単な指示を理解できれば働ける仕事
・中上級(Upper-Intermediate)
カフェのバリスタやフロントスタッフなど、接客を伴う仕事が可能
・上級(Advanced)
日本食レストランのホールスタッフや観光ツアーガイドなど、高いコミュニケーション能力が求められる仕事も可能
オーストラリアで人気のファームジョブ(農作業)は、体力を使う仕事が中心で、英語力はあまり重視されませんが、作業内容を理解するための最低限の英語力は必要です。
一方で、カフェやレストラン、ホテルなどの接客業では、顧客との円滑なコミュニケーションが重要になるため、少なくとも中級以上の英語力が必要です。
オーストラリアの時給が高い理由
オーストラリアは、世界でもトップクラスの高時給を実現している国です。
なぜ、オーストラリアはここまで時給が高いのか、その背景にはいくつかの要因があります。
まず大きな理由のひとつが、労働組合の強い影響力です。
オーストラリアの労働組合は労働者の権利を守るために積極的に活動しており、業界ごとに賃金や労働条件を交渉してきました。
その結果、最低賃金は定期的に引き上げられ、労働者が安心して働ける環境が整えられています。
次に、オーストラリアでは人材不足も賃金水準を押し上げる要因となっています。
特にホスピタリティ業界や農業業界では慢性的に人材が不足しており、労働力を確保するため、企業が高い賃金を提供せざるを得ない状況です。
このため、競争の激しい雇用市場で労働者を引き寄せるために、企業は賃金を引き上げる必要がありました。
さらに、オーストラリアは資源国であり、ウランをはじめとする豊富な資源を輸出していることで経済が潤い、それに伴って物価や賃金も上昇するという好循環なインフレが生まれています。
このように、労働組合の活動・人材不足・資源国としての経済基盤といった複数の要因が重なり、オーストラリアの時給は世界的に見ても高水準を維持しています。
高時給は労働者にとって大きな魅力となり、海外からも働きに来る人が多い理由の一つとなっています。
オーストラリアの税金と給与制度
オーストラリアで働く場合、日本人を含む外国人の所得税の適用は「税法上の居住者」「税法上の非居住者」「ワーキングホリデービザ滞在者」によって異なります。
それぞれのステータスに基づく税制の違いを詳しく説明します。
ワーキングホリデービザ滞在者
ワーキングホリデービザ滞在者には特別な税率表が適用されます。
ただし、雇用主がワーキングホリデー登録をしていない場合、非居住者として扱われ、より高い税率で源泉徴収されることになります。
この場合、実際の手取り額は少なくなりますが、タックス・リターン(確定申告)を行うことで過剰に支払った分を取り戻すことが可能です。
ワーキングホリデービザ滞在者に関しては、通常はタックス・リターンやNon-Lodgement Adviceの提出は不要です。
ただし、以下のような特別な場合には必要になるため、注意しましょう。
上記のような特別な場合には、タックス・リターンを提出することで税金の過剰徴収分を調整できます。
学生ビザ滞在者
学生ビザ滞在者については、留学コースの期間によって居住者か非居住者かの取り扱いが異なります。
6ヶ月未満の留学コースを受講する場合は非居住者として扱われ、6ヶ月以上の留学コースを受講する場合は居住者扱いになります。
また、源泉徴収される税額は税率表通りではないため、タックス・リターンで調整する必要があります。
さらに、収入がない場合などタックス・リターンが不要な場合でも、Non-Lodgement Adviceの提出は必要です。
まとめ
この記事では、オーストラリアの時給や雇用形態、仕事探しの方法、必要な英語力、そして税金や給与制度について詳しく解説しました。
オーストラリアは世界的に見ても高い時給を実現していることが特徴です。
また、ワーキングホリデービザや学生ビザを利用すれば、自分のニーズや好みに合った職探しができることが魅力です。
ただし、英語力によって応募できる職種や給与に大きな差が出るため、出発前からしっかり準備しておくことが大切です。
オーストラリアでの仕事を始める前に、日本にいるうちに英会話の練習を重ねておくと安心です。
オンライン英会話スクール「ネイティブキャンプ」を活用して、英会話レッスンをスタートするのも良い選択です。
レッスンは受け放題で、たくさん英語に触れられるので、スピーキング力をしっかり伸ばすことができます。無料体験レッスンも受付中なので、気軽に始めてみましょう!
◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。