留学に持って行くもの、結構悩みますよね。
海外留学といっても、短期留学、長期留学で持ち物リストの内容も変わってきます。
海外での生活が始まる前に、必要な持ち物をしっかりリストアップし、余裕を持って準備しておくことが大切です。
日本から持参すべき荷物はもちろん、日本で買い忘れがちなアイテム、現地で手に入るもの、いろいろリストにしておけば安心ですね。
この記事では、留学に必要な持ち物リストを厳選して紹介し、留学生活をスムーズにスタートさせるためのヒントをお届けします。
いつからパッキングを始める?
留学準備の荷物パッキングは、旅行などと違い必要なものが多いので、しっかりと計画的に進めることが大切です。
長期留学と短期留学では、準備のスケジュールや注意点が異なります。
ここでは、それぞれのポイントをお伝えします。
長期留学の場合
1~2ヶ月前
まずは、衣類、日用品、薬、ノートパソコン、文房具など、留学先での生活に必要な基本的なアイテムをリストアップします。
日本から持参するもの、現地で購入するものなど、あらかじめ計画をたてておくと良いでしょう。
どの季節に留学するかによって服装が大きく変わるため、天候に合わせた服、下着を選んでおくことが大切です。
3週間~1ヶ月前
ここで荷物を整理し、実際にスーツケースやバックパックに詰める準備を始めます。
現地で必要なものをチェックし、過不足がないかを再確認。
スーツケースの大きさや重量も考慮して、必要最低限のものを厳選します。
スーツケースに入りきらないものは、段ボールに詰めると便利です。
スーツケースと同様に預け、現地まで運ぶことができます。
1~2週間前
最終的にパッキングを完了させます。
現地で生活に困らないよう、現地の電圧やプラグ形状に合わせた変換プラグ、必要な書類(パスポート、ビザ、保険証明書など)を忘れないようにチェックしましょう。
また、生活用品や薬は小分けにして、持ちやすくしておくと便利です。
前日
最終チェックを行い、パスポートやビザ、航空券などの重要書類、貴重品、緊急時の連絡先メモを手荷物として準備しましょう。
短期留学の場合
1ヶ月前
まずは、必要最低限なアイテムをリストアップします。
特に衣類や生活用品、学用品など、現地で必要なものを考え、購入や準備を始めます。
服装は滞在先の気候に合わせて準備し、現地で購入できない日本特有のもの(薬など)があれば、早めに買い揃えておきます。
2週間~1ヶ月前
荷物をパッキングする準備を始めます。
短期留学の場合は荷物が少なくて済むので、スーツケースやバックパックに詰めるものを整理しておきましょう。
日本から持参するものや、現地で買う予定のものをリスト化し、現地到着後の購入品についても、計画しておくと便利です。
1週間前
何を持って行くかをいま一度見直し、最終的に持ち物を調整します。
パスポートやビザなどの重要書類は手荷物に入れます。
前日
最後のチェックを行い、重要書類や貴重品を再確認しましょう。
電源プラグなど現地で必要となる場合は忘れずに、また、現地でも購入できる場合が多いですが、化粧品、カミソリ、シェイバー、生理用品などの日用品はすぐに必要となることもあるため、準備しておくと便利です。
留学に必要なものリスト
留学準備は楽しみな反面、忘れ物がないか心配ですよね。
留学に必要な持ち物を、必須アイテムから便利なグッズまで、しっかりとまとめました。
安心して留学生活をスタートするために、ぜひ一読して下さい。
パスポート
パスポートは必需品です。
期限が切れていないか、旅行前にしっかり確認しましょう。
ビザ(学生ビザなど)
留学先の国によっては、ビザが必要です。
早めに申請手続きを始め、許可を得た後はビザが手元にあるか確認しましょう。
入国時にも必要となります。
海外留学保険(海外旅行保険)
旅行や留学中に病気や事故が起こった場合、治療費や緊急時の対応がカバーされる保険は必須です。
また、留学先の多くの学校で提示を求められます。
事前にも入ることができますが、通常、空港にも海外保険会社のカウンターがあることが多いです。
航空券
現地に行くための航空券は早めに手配しましょう。
特に、航空券の予約後は日程変更のルールやキャンセルポリシーを確認しておくと安心です。
トランジットのように他の国を経由して目的地に到着する場合、経由国の滞在許可も必要となる場合があります。
例えばアメリカなど、いくつかの国ではトランジットビザの取得が必要となりますので、よく調べて準備しておきましょう。
学校の入学許可証
大学や学校からの入学許可証や受講証明書は、ビザ申請時や入国審査に必要となることがあります。
コピーも用意しておくと便利です。
現地住所や連絡先
学生寮やホームステイ先、またはアパートの住所と連絡先は必ず手元に持っておきましょう。
万が一の緊急時や入国時に必要となります。
健康診断書
一部の国や大学では、健康診断書やワクチン接種証明書が求められることがあります。
特に渡航前に必要な予防接種があれば、忘れずに受けておきましょう。
ワクチン接種証明書は、日本の医療機関で英語で発行してもらうことも可能です。
クレジットカードやデビットカード
現地での生活費やショッピング、緊急時の支払いのために、海外で利用できるクレジットカードやデビットなどのカードを用意しておきましょう。
あらかじめ、海外で利用できるかどうか、他にも限度額などの確認をしておくと安心です。
現地通貨
現地到着後すぐに必要になることもあるので、少額の現地通貨を準備しておきましょう。
空港などでも両替できる場合が多いです。
緊急時の連絡先リスト
緊急時に頼れる人や、海外医療保険の窓口、学校、家族の連絡先などをまとめたリストを用意しておくと安心です。
滞在先で役立つ便利グッズ
外国での生活を快適に過ごすためには、ちょっとした便利グッズが活躍します。
この記事では、留学に必要なものリストとして、留学や長期滞在中に役立つアイテムを紹介します。
これらを持っていけば、現地での生活がぐっと便利になります。
ノートパソコン
留学期間に必須となるツールの一つは、ノートパソコンです。
学業に必須ですが、学業以外でも、現地の情報を調べたり、友人や家族と連絡を取るためにも役立ちます。
普段使っているパソコンを持参することで、日常生活がより快適になります。
スマートフォン
現地の交通機関や地図アプリ、緊急時の連絡手段、友人や家族との連絡、日常生活において切り離せない重要なアイテムです。
SIMカードを現地で購入すれば、手軽に通信ができます。
モバイルバッテリー
外出先でスマートフォンやパソコンを使う際に、あると便利です。
長時間外出する場合や、飛行機やバスでの移動中に役立ちます。
変換プラグ
海外の電源は国によって形状が異なります。
現地のプラグに合わせた変換プラグを持参すれば、充電や家電製品を問題なく使うことができます。
電圧や周波数も併せて確認しておきましょう。
ヘッドフォン、イヤフォン
オンライン授業やカフェ、図書館で静かな場所を必要とする時に便利です。
質の良いものを選んでおくと、電車のなかなど、音楽を楽しみたい時などに使えます。
日常生活用品
現地ですぐに必要になる場合に備え、日本から持って行くと安心です。
特に、化粧品、生理用品、カミソリ、シェーバーなど、日常的に使っているものを持参すると便利です。
衣類圧縮袋
荷物をかなりコンパクトにまとめられるので、スーツケースのスペースを節約できます。
特に長期留学の場合は衣類がかさばることが多いため、圧縮袋を使うととても便利です。
折りたたみバッグ
現地でのショッピングなどに重宝します。
小さく折りたためるタイプを持っていると、外出時にサブバッグとして使えます。
日本食の調味料やお菓子
長期滞在の場合、日本食を懐かしく思う時があると思いますので、日本食を少し持って行くと重宝します。
また日本のお菓子は、大抵の国でとても喜ばれます。
例えば、ハイチュウ、グミ、ポッキー、おせんべい(ライスクラッカー)、キットカットなどは、現地で出会うクラスメイト、ルームメイトなどへのお土産としても、とても喜ばれます。
洗濯ネット、簡易ハンガー
現地の洗濯のシステムが日本と異なる場合、重宝します。
小物を干すハンガーなど、現地ではなかなか手に入りにくい場合があります。
スリッパ
寮生活やホームステイ先で室内用のスリッパがあれば便利です。
海外では靴のまま生活するスタイルが多いため、購入できる場所が限られていることが多いです。
小型の折りたたみ傘
突然の雨に備え、折りたたみ傘を持っておくと便利です。
特に天気が不安定な場所や、季節的に雨が多い場所では必須アイテムです。
海外では、雨が降っても傘をささない人が多いので、日本のようにバラエティ豊かな傘の種類はありません。
日本の写真
現地で知り合った友達やホストファミリーに日本の文化を紹介するため、これまで撮った写真をまとめておくと良いでしょう。
おせち料理、お寿司やラーメンなどの食文化、初詣に行った時の写真、神社、新幹線など、自国の文化はお互いにとってユニークなものなので、仲良く話ができる良いきっかけになるでしょう。
貴重品の管理と安全対策
外国での貴重品の管理と安全対策は、安心して留学生活を楽しむためにとても重要です。
以下のポイントを守ることで、トラブルを避け、安心した留学生活を送ることができます。
◾️盗難、ひったくりに気をつける
◾️現地の法律を知っておく
◾️夜や人通りの少ない場所は、一人で歩かない
◾️緊急時の連絡先、対処法を調べておく
◾️治安の悪い地域について、知識を持っておく
出発前の最終チェック
留学や海外旅行の出発前に、最終チェックをすることで、安心して出発することができます。
以下の項目を確認して、準備万端で旅立ちましょう。
荷物の確認
・パスポートとビザの確認
・航空券・旅行日程の確認
・海外保険の手続き
・貴重品の確認
・スーツケースに詰めた荷物とリストの最終確認
・現地の連絡先と緊急情報の確認
・スマホ・通信手段の確認
出発前のチェック
・一泊分の着替えや歯ブラシ、歯磨きセットなどを手荷物に入れておく
・人のものと区別するため、スーツケースに目印をつけておく
・家族などに、航空券番号、到着予定時刻など、出発時の詳細情報を伝えておく
・自宅や部屋の鍵、電気やガスのチェックを忘れずに
まとめ
留学準備、ワクワクしますね。
まず、パスポートやビザ、保険証など重要書類は、余裕を持って、不備なく用意するようにしましょう。
学業や連絡をスムーズに行えるよう、ノートパソコンやスマホも忘れずに準備しましょう。
現地で役立つ折りたたみバッグ、折り畳み傘、そしてホームシック対策に日本の調味料やお菓子などを持参すると重宝します。
ちょっとした便利アイテムで、留学生活がもっと楽しく安心になります。
早めに必需品をリスト化し、しっかり準備を整えて、新しい海外での生活を有意義なものにしたいですね。

◇留学経験
・イギリス ロンドン
・カナダ トロント
これまで、イギリス・ロンドンのWimbledon School of Englishとカナダ・トロントのiLSC Language Schoolで、文法やアカデミックライティング、国際的な社会問題、ジャーナリズムなどのコースを選択し、2年間にわたり徹底的に学びました。
これらの学びを通じて英語のスキルを高めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会を得ることができました。特に、アカデミックライティングのコースでは、論理的な構成や明確な主張の展開、信頼できる証拠を基にした議論の方法を学び、映画をテーマに議論するコースでは、さまざまな文化的背景を持つクラスメイトたちと積極的に意見を交わしながら、異なる視点から物事を考える力を養いました。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
これまでに滞在した国や島:イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、インドネシア、バリ、タイ、ランカウイ、プーケット、ハワイ、グアム、サイパン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、パンコールラウ、香港、マレーシア、シンガポール、メキシコなどです。
◇自己紹介
これまでいろんな国を旅して来て、たくさんの人々と知り合い数多くの得難い思い出があります。世界各地に友人ができ、やはり共通の言語は英語なので、今では日常的に英語を使っています。また、イギリスやカナダに滞在し、家を借りたり銀行口座を開設したり、現地の学校の申し込みをしたりした経験から、正確な英語を使う必要性を感じました。
英語のスキルでは、リスニングが得意です。また、COLLOCATIONと呼ばれる、英語の言葉が何とペアになっているかに関しての専門的なコースを取ったこともあり、皆様に少しでも有益な情報をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◇留学への思い
これまでの留学経験を通じて、さまざまな国の人々と出会い、共通の言語として英語が必要不可欠であることを実感しました。現在では日常的に英語を使い、世界中の友人とコミュニケーションを取っています。
異なる母国語を持つ人々と円滑に意思疎通を図るためには、英語は欠かせないツールです。英語は単なる言語にとどまらず、異文化への理解や国際的な問題に対する深い洞察を得るための重要な鍵であることを強く感じています。
留学では、学業以外の思い出も、留学生活をさらに思い出深いものにしてくれました。ロンドンでは、クラスメイトとフランスやイタリアを訪れ欧州の文化を体験したり、週末にロンドンの地下鉄「チューブ」に乗りピカデリーでミュージカルを楽しんだりと、充実した時間を過ごしました。
トロントでは、ワールドカップ期間中にキャンパスのロビーに設置された大きなテレビの前で、世界中の学生たちと共に相手や自分の国の試合を応援し、にぎやかなひとときを楽しみました。
これからも、みなさんに有益な情報をお届けできるようつとめていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。