マルタの治安は良い悪い?注意エリアやトラブル、対策などを徹底解説!

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地中海に囲まれた島国マルタ。温暖な気候と美しく透き通った海を目的に、ヨーロッパ在住者の多くがバケーションを過ごします。

またマルタでは英語も公用語なので、留学先としても注目を集めています。しかし、日本人にとってはまだまだ馴染みがない場所なのではないでしょうか?

本記事では、マルタの治安状況を徹底解説!マルタの治安状況はもちろん、注意すべきエリア、観光客が遭遇しやすい犯罪やトラブルなどを紹介します。またマルタで身を守るための安全対策や緊急連絡先についても解説するので、マルタ旅行や留学を検討中の方はぜひ最後までお読みください。

マルタの治安は良い?

まず、以下ではマルタの治安状況についてみていきましょう。

世界では比較的治安が安定した国

NUMBEOが発表したSafety Index by Country 2025によると、世界の安全な国ランキングでマルタは147カ国中62位で、比較的治安が安定した国だと評価されています。しかしながら、日本が10位にランクインしているのを見ると、日本と同じ考えで渡航するのはやや危険だと言えます。なお、凶悪犯罪の発生率はあまり高くなく、窃盗犯罪のほうが比較的多いようです。

ちなみに、2025年12月30日現在、外務省の海外安全ホームページではマルタに関する危険情報やスポットは公表されていませんでした。

夜間の外出は要注意

マルタにはクラブやパブなどが集まる地域が多いのでナイトライフも楽しめますが、夜間の外出は注意してください。比較的治安が良いマルタでは夜に外出をしても大丈夫ですが、1人歩きは避け、数人で行動するのをおすすめします。というのも、日本と比べてマルタでは窃盗事件が多いため、夜遅く一通りの少ない場所ではスリ被害に遭う可能性があるからです。

また、夜間は違法薬物の売買薬物使用者による暴行事件が発生しやすいので、特に注意してください。

マルタで治安に注意すべきエリア

以下では、マルタ滞在中に特に注意すべきエリアを紹介します。危険なエリアを把握しておくだけでも、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性を下げられます。

Paceville(パーチャビル)

Paceville(パーチャビル)はマルタ島北東部にあるナイトクラブやバーが多数集まる繁華街で、夜は多くの若者やお酒好きの大人たちが繰り出すエリアとなっています。外務省によるマルタの安全対策基礎データでも、犯罪率が高いとして注意喚起されているエリアです。

お酒が好きな方は夜も楽しめるパーチャビルですが、違法薬物関連の傷害事件や観光客を狙ったスリが報告されているため、夜の外出時は十分注意してください。もしも、お酒を飲みすぎて酔ってしまうと、ターゲットにされるリスクがさらに高まります。

またマルタに留学中の方は、語学学校などの友達とパーチャビルに飲みに行くこともあるかもしれません。ただし、友達だからといって、危険を感じたり、不安に感じたりするのであれば、はっきり断る勇気を持ちましょう。関係の浅い友達の誘いに乗って危険な目に遭ってしまっては、せっかくの留学生活が台無しです。

自分の身を守るためにも、1人や少人数では夜に出歩かず、お酒を飲みすぎないよう自己管理を徹底してくださいね!

Albert Town(アルバートタウン)

首都バレッタの南西に位置する工業地域のAlbert Town(アルバートタウン)観光エリアではないので行く機会はほぼないかもしれませんが、念のため名前を覚えておきましょう。

アルバートタウンではスリやひったくりだけではなく、夜間には売春やドラッグの売買取引がされているためとても危険です。昼夜問わず、なるべく行かないようにしてください。

なお、アルバートタウンから北東に進んだ位置にある低所得者の多いハルムーンでも、麻薬取引が横行しています。

いずれのエリアも近づかないのが一番ですが、万が一訪れなくてはならない場合は、貴重品の管理を徹底し、不審者には近づかないでください。

Marsaxlokk(マルサシュロック)

Marsaxlokk(マルサシュロック)はマルタ島の南東に位置する観光地として楽しめるエリアですが、混雑に乗じてスリやひったくりの被害が報告されています。移動中にバッグを開けられて貴重品を抜き取られても気づきにくいため、必ずバッグは前で背負うなど細心の注意を払いましょう。

また夜になると一気に人気がなくなるため、夜間は近づかないようにしてください。

マルタで観光客が注意すべき犯罪・トラブル

以下では、マルタ滞在中に特に注意すべき犯罪やトラブルを紹介します。

スリ・ひったくり・置き引きなどの軽犯罪

マルタは観光客が多く集まるため、犯罪の中でもスリやひったくり、置き引きなどの窃盗犯罪の比率が最も高いです。

日本では飲食店などで席を取るために荷物を放置したり、隣の空いている椅子に荷物を置いて目を離しても盗まれるリスクは低いですが、マルタでは日本と同じ意識でいると大変危険です。

混雑する観光スポットやバス、ナイトスポットでは気づかないうちに貴重品を盗まれるだけでなく、観光地で写真撮影中に窃盗に遭う事例もあります。もちろん、ビーチでの置き引きにも要注意です。

タクシーでのぼったくり

マルタで無認可の白タクシーを利用すると、通常の値段より数倍も高い請求をされるぼったくりの被害も相次いでいます。

現地の事情をよく知らない外国人観光客に「他のタクシーより安くできるよ」と巧みな言葉で騙したり、わざと遠回りをしたりする運転手もいるので、白タクシーには乗らないようにしましょう。

酔っ払いや薬物使用者によるトラブル

どこの国でも夜の繁華街はトラブルが増えるものです。特にパーチャビルでは酔っ払い薬物使用者による暴行事件などが多発しています。

つい最近もパーチャビルで、10代を含む若い5人の男女の集団が21歳の女性に暴行を加えた事件が発生したと報道されました。

ナイトクラブ周辺や酔っ払いが増える遅い時間は危険度が高まるので、くれぐれも1人歩きをしたり、飲みすぎたりしないようにしてください。危険を感じたら直ちにその場から去りましょう。

マルタで身を守るための安全対策

以下では、マルタで身を守るための安全対策を6つ紹介します。

海外旅行保険や留学保険に加入しておく

マルタを含め、海外旅行や留学で日本を離れる際は、海外旅行保険や留学保険に必ず加入しておきましょう。

運やタイミングが悪ければ、どんなに注意を払っていてもトラブルや犯罪に巻き込まれるリスクはあります。窃盗犯罪が多いマルタでは、スリなどの窃盗犯罪にあった場合でも被害額を補償してもらえる可能性が高いです。

なお、海外旅行保険や留学保険に加入しておけば、盗難だけではなく、旅行中の病気やケガなどの治療費も補填できるので、出発前に加入を忘れないでくださいね!

外出時は荷物をコンパクトにし、貴重品をちらつかせない

外出時は大きなバッグを持つのは避け、体の前で抱えられるタイプを選びましょう。また、財布やスマートフォンなどの貴重品は服のポケットではなく、ファスナー付きのバッグの中に外から見えないようにして保管してください。

ちなみに、スマホはストラップで首から下げた上で、バッグの中にしまうのが安全です。常にストラップで繋がっていれば、ふとした隙をつかれて盗まれることもありません。加えて、多額のお金を財布に入れない使わないクレジットカードや貴重品は服の下に隠して、鍵のかかったスーツケースなどに保管するなどの対策も有効です。

またビーチで海水浴をする際は、貴重品を持ち歩かないようにしましょう。飲食店などで荷物を椅子に置いて目を離すなども大変危険です。

車から離れる際は荷物を置いて出ない

マルタ滞在中にレンタカーを借りる場合は、車上荒らしの被害に遭わないように車を離れる際は短時間であっても荷物を置いていかないでください。特に、助手席や後部座席などの外から見えやすい場所に荷物を置いていくのは最も危険です。

窃盗犯はターゲットが油断するタイミングをチェックして狙っています。

タクシーは正規会社や配車アプリで予約する

タクシーを利用する際は、白タクシーではなく正規の会社や配車アプリを活用しましょう。違法な過剰請求や遠回りで余計な料金を上乗せされる可能性があるからです。特に白タクシーはぼったくり事例が多いので、使わないでくださいね!

タクシーで移動する際は、正規会社やアプリを使って予約しましょう。おすすめの配車アプリはBolt・Uber・eCabsの3つです。なお、事前に目的地までのルートや料金についても確認しておくと、さらに安心して移動できます。

危険な場所へは近づかない

治安情報を事前に確認しておき、危険な場所には近づかないようにしてください。

例えば、工業地帯のAlbert Town(アルバートタウン)は足を踏み入れないようにし、繁華街のPaceville(パーチャビル)は1人や少人数で夜に出歩かないようにしましょう。

なお、危険なエリアでなくても、人通りの少ない路地裏や死角の多い道を避ける、夜間のひとり歩きをしないなど、危険を避ける工夫が大切です。

歩きスマホをしない

窃盗だけでなく、交通事故に遭わないためにも、マルタでは歩きスマホをしないでください。マルタの土地は小さいので道が狭く入り組んでいるところが多く、交通事故が頻繁に起きています。なお、歩道が十分整備されていないだけでなく、交通ルールを無視する運転手も多く見受けられます。

スマホを見ながら、または音楽を聴きながら歩いていると、交通事故に遭う確率が上がるので、危険な車両が来てもすぐ逃げられるように歩きスマホは避けましょう。

マルタで犯罪やトラブルに巻き込まれた際の連絡先

マルタで予期せぬトラブルや犯罪に巻き込まれても落ち着いて対応できるよう、緊急連絡先を把握しておきましょう。

マルタでは、警察・消防・救急の呼び出しは全て112です。電話が繋がったらどの機関が必要かを回答し、状況説明や自分のいる場所などを伝えてください。

またパスポートの盗難・紛失などの緊急事態が起きた場合は、在マルタ日本国大使館に相談しましょう。

◾️在マルタ日本国大使館

項目 詳細
住所 35-37 Tigne Place,Tigne Street,Sliema SLM,The Republic of Malta
電話 (+356) 27-324-491
メール embassy@ve.mofa.go.jp
公式ホームページ https://www.mt.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

おまけ:マルタの基本情報

最後に、マルタ(マルタ共和国)の基本情報についても紹介します。

マルタ共和国はイタリア・シチリア島の南にある、イギリス連邦EUのどちらにも加入している共和政国家です。1964年にイギリスから独立後、2004年にはEU加盟を果たしました。316平方kmと東京23区の半分ほどの国土に、約44万人が住んでいます。

温暖な気候で過ごしやすく、休暇を過ごすリゾート地としても人気の観光地のマルタ。中世から残る石造りの建物が立ち並ぶヨーロッパの街並みを堪能できます。また首都バレッタには巨石神殿群などの歴史的建造物も多く存在し、街全体が世界遺産に登録されています。

ちなみに、小型犬で人気のマルチーズはマルタ原産の犬種です。

マルタの通貨はユーロですが、公用語は英語なので言葉も通じやすいです。なお、ヨーロッパの中では物価も安いため、留学費用を抑えられるとマルタ留学の注目度も上がっています。

◾️マルタ共和国概要

項目 詳細
正式名称 マルタ共和国
Republic of Malta(英語)
Repubblika ta' Malta(マルタ語)
首都 バレッタ
主な国土 マルタ島・ゴゾ島・コミノ島
最大の都市 セントポールズベイ
公用語 マルタ語・英語
通貨 ユーロ
面積 316平方km
人口 約44万人(2020年現在)
日本との時差 -8時間(サマータイム中:-7時間)

まとめ

比較的治安の良い国とされているマルタでは凶悪犯罪は少ないようですが、窃盗犯罪は日本よりも多く発生しています。日本にいるときのような感覚で街を歩いていては、スリなどのターゲットにされかねないため、滞在中は安全対策を徹底した上で街歩きを楽しんでくださいね!外務省の海外安全ホームページなどで最新の治安情報をチェックしつつ、危険な場所には立ち入らないようにしましょう。

マルタで楽しく充実した時間を送れることを願っています!

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