キャリアアップに!社会人フィリピン留学のコツと費用を徹底解説

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フィリピンは英語を公用語とする国で、日本からも近く、留学先として人気があります。物価が安いため留学費用が安く、アメリカやヨーロッパと比べて時差が日本と少ないのも魅力的です。

コロナの影響もあり一時期は語学学校が運営されていない時期もありましたが、現在は様々な学校が運営を再開しています。

フィリピンは学生に人気な留学先というイメージもありますが社会人にもおすすめなのでしょうか。

この記事ではフィリピンで3年間働いていた筆者が、フィリピン留学が社会人におすすめなのかどうか、また語学学校の選び方などについて調査しまとめました。

なぜ社会人にフィリピン留学が人気?理由を解説

社会人の留学先としてフィリピンが人気の理由をまとめました。

ビザなしで手軽に留学できる

フィリピンへの入国は30日以内であればビザは不要です。30日以上滞在したい場合は現地でビザを取得できます。 基本的には留学する語学学校で継続して学ぶ場合は、学校側が手配してくれることが多いです。

マンツーマン授業で短期集中学習

アメリカやカナダ、ヨーロッパなどを留学先に選ぶ方もいますが基本的にグループレッスンが多く、個人のアウトプットの時間が少なくなりがち。短期留学では、マンツーマンでしっかりと時間を確保することをおすすめします。

フィリピンはマンツーマンレッスンが基本となっていることが多く、短期間でもしっかりとアウトプットの時間を取ることができます。夏季休暇や転職の合間などの短期集中で英語留学をしたい方におすすめです。

目的に合わせた豊富な留学プラン

フィリピンはただ英語を学ぶだけでなく、デザインやプログラミングを学べるコースを展開している語学学校もあります。英語と併せて他のスキルも習得し、転職や現在の仕事に活かしたい方にも最適です。

費用を抑えて賢く留学できる

フィリピンは物価が安いため留学費用が安価に収まることが多いです。アメリカやカナダ、ヨーロッパはフィリピンと比べると高価で、飛行機代も高くなるので、費用を抑えたい方はフィリピンが最適です。

時差が少なくフィリピンからのリモートワークも可能

フィリピンと日本の時差は1時間のみで日本とのコミュニケーションが取りやすいです。英語の授業を午前中に済ませ、午後は仕事をするという形で、柔軟な働き方をしながら留学する方もいます。

豊富なアクティビティで勉強以外も満喫

留学をする方の中には、転職や休暇の短期間の合間を使って留学をする方も多くいます。英語の勉強と並行して周辺を旅行するなど、学びと遊びを満喫するのにも最適な場所です。

例えば、海が近いため、
ダイビングやシュノーケリング、アイランドホッピングなどのアクティビティを手軽に楽しめます。また、学校で土日にアクティビティの案内があることも多いです。近くにリゾートホテルもあるため、優雅な時間を過ごしたい人にも良いでしょう。

筆者は上記以外にも、フィリピン滞在中にサーフィンやスカイダイビングを楽しむことができ良い思い出になりました。

留学もアクティビティも思いっきり楽しみましょう。

社会人のフィリピン留学に必要なビザ

フィリピンは30日以内の滞在であればビザは必要ありません。31日以上滞在の場合は、観光ビザを発行してもらうことで1か月の延長が可能です。

2回目の延長は1、2、6か月などの期間で申請可能です。同じ語学学校で連続して学ぶ場合、多くの場合は学校側がビザの延長手続きをサポートしてくれます。

留学先を選ぶ際に1か月以上滞在する場合は、ビザ取得について予め留学先に確認しておきましょう。

社会人のフィリピン留学にかかる費用は?

フィリピン留学の費用は授業数や学校での学習内容などによっても変わってきます。午前中に授業を終え、他の時間はフィリピンでの生活を楽しむ場合は、留学費用は抑えられます。

朝から晩までみっちり授業を受けるコースではその分費用が高くなります。基本的に学校の費用としては1か月あたり15~30万円が目安です。

それ以外にアクティビティなどに参加したい、街に出て遊びたいという方は5~10万程度余裕を持っておくとよいでしょう。

失敗しない!語学学校の選び方【社会人向け】

社会人がフィリピンに留学する際にどのように学校を選べばよいのかについて解説します。

ステップ1:留学の予算・期間を決める

留学できる期間は人それぞれです。1か月以上行ける方もいれば、1週間程度の短期で留学に行きたい方もいます。どれくらいの期間行けそうなのかを確認しましょう。

また、期間と同様に考えておきたいのが予算。1か月の留学では15~30万円が目安です。しかし、これはスクールでの授業・宿泊・ご飯代などの話。土日にアクティビティに参加する場合は、もう少し費用がかかります。

予算によってどれくらいのカリキュラムを受けられるのかも異なるので、ご自身の金銭事情を参考に検討しましょう。

ステップ2:フィリピン留学の目的を明確にする

多くは、TOEICの点数を上げたい方や日常会話ができるようになりたい方、海外生活を経験してみたい方など様々な目的で留学をします。

目的によって留学先やその学校で選択するコースも変わってきます。目的を明確にすると留学先選びもスムーズにできるようになります。

基本的にフィリピン留学には、下記のようなコースがあるので目的に合わせて選びましょう。学校によっては午前中に日常会話中心の授業で、午後からは試験対策を行うなど柔軟なプランを組める学校もあります。

日常英会話 初級~中級向け
ビジネス英語 中級~上級向け
試験対策(TOEIC/IELTS) 中級~上級向け
英語×その他スキル
(デザイン/プログラミング)
初級~上級向け

ステップ3:どのエリアの学校にするか選ぶ

フィリピンは島国で7,000以上の島があるとされています。よくフィリピン留学で名前が挙がるのは下記5つの都市・エリアです。留学先のエリアによって楽しめるアクティビティや日本人の滞在率などが変わってきます。あなた自身の目的に合わせたエリアを選びましょう。

■フィリピン留学でよく名前が上がる候補とエリアの特徴

セブ島・マクタン島 もっとも留学先として選ばれる場所で観光地としても人気。都市部にアクセスが良い。マクタン島はリゾート地ではありますが、セブ島と橋でつながっているため都市部にも行きやすいです。
クラーク 首都マニラから北西に90kmに位置。もともとアメリカ空軍基地があった場所のため、アメリカ人も多く英語をアウトプットする環境としても適しています。
バコロド 首都マニラから飛行機で1時間程の場所に位置する港湾都市でネグロスという島にあります。日本人が少ないので留学先でできるだけ日本語を使いたくない人向けです。
ダバオ ミンダナオ島に位置し、市としては世界最大の面積を有しています。都市としても発達しており、多くの大学があります。比較的台風の影響がないため乾期と雨期の区別が少なく年中過ごしやすい環境です。
マニラ フィリピンの首都でエリアによっては治安が悪い場所もあります。かなり発展した都市で、東京にいるようなオフィスビルが立ち並ぶきれいなエリアと発展途上国を思わせるエリアが入り混じった場所です。

ステップ4:滞在する部屋タイプを決める

滞在する部屋によって金額が変わります。4人部屋などでは知らない人との共同生活になりますが、様々なバックグラウンドの方と知り合えることや、費用を抑えらることがメリットとして挙げられます。

一方で、1人部屋の方が宿題などに集中できたり、ゆっくりと休める空間がありますが、費用が高くなります。

フィリピンの社会人留学の注意点

フィリピンへ社会人留学に行く前に知っておきたい注意点をまとめました。

誘惑に注意!本来の目的を見失わない

セブ島やマニラのような都市圏を留学先として選ぶ際は、遊びの場所も多く誘惑が多い環境です。勉強するために来たのに、実際はあまり勉強をしていない方もちらほら見かけました。また大学生が多く、夜遅くまで街に出てかける人たちもいます。

現地での楽しいことももちろん大事ですが何のために留学に来たのかの目的を忘れない程度に遊びましょう。

学校ごとのルールや制限を確認する

留学での勉強だけでなく海外生活を楽しみたい場合は制限の多い学校を選ぶと楽しみづらいです。門限などの制限がある学校もあるため、フィリピン生活を満喫しづらい環境の可能性もあります。事前に学校のルールを確認しておきましょう。

WiFi・ネット環境は学校によって異なる

フィリピンの通信環境はお世辞にも良いとは言えません。留学しながら日本での仕事も行いたい方は、インターネット環境がどうなっているかを確認しておきましょう。

フィリピンは周辺のカフェでもWiFiがおいてあることも多いので、ネット環境が悪い場合は周辺を探してみてください。

危険なエリアには近づかない

フィリピンはまだまだ発展途上の国で危険なエリアもあります。留学先では危険なエリアについて事前に教えてくれることが多いので、必ず確認しておきましょう。

節約しすぎず経験も大切にする

留学費用は大きな金額になりますが、社会人になってから何度も留学に行くのは難しい方が多いと思います。その中で我慢を多くしてしまうと機会損失になってしまいます。

できるだけ安く済ませたことで本来の目的が達成できなかったり、やってみたかったことができないのは本末転倒です。せっかくの留学の機会なのでお金の使いすぎもよくないですが、節約しすぎて後悔してしまうことがないように注意しましょう。

まとめ

本記事では、フィリピン留学が社会人におすすめな理由やビザ、費用などを網羅的に解説しました。フィリピンは物価も安く英語も聞き取りやすい環境、かつ時差も少なく日本からも比較的行きやすい場所にあるので、留学先として人気です。

フィリピン留学はマンツーマンレッスンが基本なので短期間でもしっかりと勉強できます。また、学校によって様々な特色のあるコースが展開されているのであなたの留学目的にあった学校を選べるでしょう。

フィリピン留学を通してぜひ英語やアジアの文化に触れてみてください。

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