シカゴの年間気温と天気は?服装が決まる月別データと注意点も解説

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ミシガン湖からの風が吹き荒れるウィンディ・シティとして知られるのが、シカゴです。 シカゴへの旅行や留学の際に気になるのが、「日本と比べてどれくらい寒いのか」「どんな服装がいいのか」でしょう。

結論から言うと、シカゴは北海道の函館とほぼ同じ緯度にあり、冬の厳しさは日本の想像を超えます。一方で、夏は湿度が低くカラッとしており、世界で最も快適な季節を味わえる都市の一つです。

本記事では、シカゴへの渡航を予定している方に向けて年間気温と天気を中心に解説します。湿度・洪水量や季節毎の適切な服装も解説するため、シカゴ旅行・留学を計画する際の参考にしてください。

シカゴの年間の気候・天気の特徴|年間平均気温も解説

シカゴの年間を通した気候を一言で表すと、冬の寒さは極めて厳しく夏はカラッと快適で過ごしやすいのが特徴です。日本と同様に四季の変化はありますが春と秋が非常に短く、1年の約半分(11月〜3月)が冬の気候となります。

特に、ウィンディ・シティと呼ばれる所以であるミシガン湖からの強風により、体感温度は実際の気温よりも大幅に低くなる傾向です。年間を通した気温の傾向として、春と秋の平均気温は約15℃前後で推移します。夏は30℃を超える日は少なく比較的穏やかですが、冬はマイナス10℃を下回る日も珍しくありません。

シカゴの年間気候の特徴を季節毎で簡単にまとめると、以下のとおりです。

春(4月〜6月):期間が短く天候が不安定で、気温差による竜巻の発生に注意が必要 夏(7月〜8月):湿度が低く、アウトドアや観光のベストシーズン 秋(9月〜10月):急激に冷え込み、10月下旬には初雪の可能性もある 冬(11月〜3月):氷点下の日が続く極寒期で、過去には体感温度マイナス46℃を記録

なお、シカゴの緯度は北緯約41度で日本の北海道・函館とほぼ同じ位置にあるため、気候感覚は東京よりも北海道に近いです。具体的に東京や北海道の気候と比較すると、以下の点が際立ちます。

比較項目 シカゴの特徴と日本との違い 対策・注意点
寒さの質 気温の数値は北海道に近いが、ビル風や湖からの強風により痛いと感じる寒さになる 単なる保温だけでなく防風対策が命綱となる
湿度と快適さ 東京のようなジメジメした暑さはなく夏は湿度が低く爽やかで、冬は乾燥が激しい 冬は静電気や肌荒れ対策が必須
日照時間 夏(5月〜9月)は東京より日照時間が大幅に長く、冬(11月〜2月)は短い 冬は午後4時過ぎに暗くなり始めるため、観光の終了時間に注意が必要

旅行や留学の準備をする際は東京の冬服では不十分なケースが多いため、現地の厳しい寒さを想定した装備を整えましょう。

【季節別】シカゴの気温・気候詳細

以下では、季節別のシカゴにおける気温・気候の詳細を解説します。

シカゴの春(4月、5月、6月)

シカゴの春は非常に短く、天候も不安定です。

暖かくなってきたなと感じても、雪がちらつく日があるなど、春らしい陽気を感じられる期間はわずかです。また、気温の変化に伴い竜巻が発生しやすい時期でもあります。外出中に竜巻が発生した場合は、建物の地下など安全な場所に避難することを覚えておきましょう。

4月
(最低気温:0.3℃ 平均気温:5.2℃ 最高気温:10.0℃ 降水量:46mm)

5月
(最低気温:13.3℃ 平均気温:19.0℃ 最高気温:24.6℃ 降水量:92mm)

6月
(最低気温:16.4℃ 平均気温:22.5℃ 最高気温:28.5℃ 降水量:209mm)

シカゴの夏(7月、8月)

短い春が終わると、比較的安定した気候のが訪れます。

降水量が多い時期ではありますが、短時間の雨が多く、過ごしやすい気候です。雨が降る確率は1ヶ月のうち平均7日程度です。シカゴは海に面していませんが、五大湖の一つであるミシガン湖に面しており、夏の間は多くの人々が湖畔で過ごし、ビーチを楽しんでいます。

7月
(最低気温:18.6℃ 平均気温:23.9℃ 最高気温:28.8℃ 降水量:195mm)

8月
(最低気温:16.8℃ 平均気温:21.9℃ 最高気温:27.1℃ 降水量:82mm)

シカゴの秋(9月、10月)

シカゴは、も春と同様に短く、9月から10月にかけて徐々に気温が下がります。9月に雪が降ることはほとんどありませんが、早ければ10月下旬に少量の雪が降ることもあります。

9月
(最低気温:15.0℃ 平均気温:20.8℃ 最高気温:26.5℃ 降水量:214mm)

10月
(最低気温:9.8℃ 平均気温:14.2℃ 最高気温:18.6℃ 降水量:44mm)

シカゴの冬(11月、12月、1月、2月、3月)

シカゴは、11月頃から急激に気温が下がり、が始まります。

秋に比べて降水量が増え、気温によってはみぞれや雪に変わります。シカゴは12月からは本格的な冬の気温となり、厳しい寒さが続きます。降雪量も増え、2月がピークとなり、シカゴの気温は3月頃になると落ち着き始めます。

2019年のシカゴは、過去最低の気温を更新する記録的な大寒波に見舞われ、体感温度は-46℃にまで達しました。これは南極大陸の一部地域よりも低い気温であり、短時間外にいるだけでも凍傷の危険があるほどです。大寒波の際は外出を控え、室内に留まることが賢明です。また、冬のシカゴは非常に乾燥するため、乾燥対策も重要となります。

11月
(最低気温:0.3℃ 平均気温:4.3℃ 最高気温:8.3℃ 降水量:145mm)

12月
(最低気温:-6.5℃ 平均気温:-2.6℃ 最高気温:1.3℃ 降水量:15mm)

1月
(最低気温:-8.0℃ 平均気温:-4.0℃ 最高気温:0.0℃ 降水量:39mm)

2月
(最低気温:-6.8℃ 平均気温:-1.7℃ 最高気温:3.4℃ 降水量:11mm)

3月
(最低気温:-1.5℃ 平均気温:2.8℃ 最高気温:7.1℃ 降水量:84mm)

シカゴにおける他の気象情報

以下では、シカゴの湿度や洪水量など他の気象情報について解説します。

シカゴの湿度

シカゴの湿度は、夏の時期の6〜9月にかけて高くなります。

特に7月が一番蒸し暑くなります。一方で、湿度が最も低くなるのは、冬の時期の2月です。一年を通して、日本ほど湿度が高くなることはありません。

シカゴの降水・降雪量

シカゴには、日本の梅雨のような長雨の時期はなく、一日中雨が降り続くような日もそれほど多くありません。降雪は、早ければ10月から始まり、12月から2月にかけてピークを迎えます。その後も3月、4月まで雪が降ることがあります。

シカゴの日照時間

シカゴは東京と比較して、5月〜9月にかけて太陽の日照時間が大幅に長くなります。

特に6月と7月は東京の倍以上の日照時間となります。一方で、11月〜2月にかけては東京の方が日照時間が長くなります。

シカゴの日の出・日の入り時間

夏至に近い時期(6月)には、シカゴは日の出が非常に早く、日の入りが非常に遅くなるため、昼間の時間が非常に長くなります。一方、冬至に近い時期の12月は、日の出が遅く、日の入りが早いため、昼間の時間が短くなります。

シカゴの気温別服装・持ち物

以下では、シカゴの気温別でおすすめの服装や持ち物について解説します。

春の服装

シカゴの春は、季節が進むにつれて少しずつ暖かくなるものの、日によって気温差が大きく、服装の調整が難しい時期です。

4月上旬はまだ冬の名残が色濃く、最低気温が0℃近くまで下がることもあり、朝晩はしっかり冷え込みます。その一方で、日中に急に17℃前後まで上がる日もあり、薄手のアウターから防寒コートまで、幅広いアイテムが必要になります。

5月に入ると春らしい陽気の日が増え、軽めのトップスや半袖でも過ごしやすくなります。ただし、夜になると再び冷え込む日があり、10℃を切ることも珍しくありません。薄手のダウンや大判ストールなど、さっと温度調整できるアイテムがあると快適です。

夏の服装

シカゴの夏は、概ね30℃前後まで気温が上がり、日差しも非常に強いのが特徴です。

湿度は日本ほど高くないものの、強い直射日光のため体感温度が上がりやすく、基本的には日本の真夏の服装と同じ感覚で問題ありません。半袖やワンピースなどの軽装で過ごせます。

ただし、夜になると風が冷たく感じられる日もあるため、薄手の羽織ものを持っておくと便利です。また、紫外線が強いため、日焼け止めやサングラス、帽子は必需品と考えておきましょう。

秋の服装

秋のシカゴは、夏から冬へ一気に移り変わるような気温の変化が訪れます。

9月はまだ初秋らしい暖かさが残り、半袖や薄手のトップスで過ごせる日も多いですが、早朝や夜は思いのほか冷え込むため、パーカーや軽いジャケットがあると安心です。

10月に入ると一気に気温が下がり、本格的な秋らしさを感じるようになります。特に10月下旬は冬の入口のような冷え込みになり、コートや厚手のアウターが必要な日も増えてきます。旅行時期によって求められる防寒レベルが変わるため、気象予報をチェックして準備することが大切です。

冬の服装

気温そのものが低い上、風が肌にあたると痛みを感じるほど冷たく、首・手首・足首の「三首」をしっかり守る服装が重要です。厚手のコート、ニット帽、手袋、マフラーなどは必須と考えてよいでしょう。

また、雪が多い地域のため、路面が凍結することも多く、滑り止めの付いた防水ブーツが非常に役立ちます。除雪は行われていますが、歩道には雪が残ったり、アイスバーン状になることもあります。

なお、3月中旬もまだ冬の寒さが残っているため、油断せずに防寒具を準備しておくのがおすすめです。

気温別の服装や持ち物リスト

0℃以下(冬の時期、特に1月・2月)

・厚手のコート(ダウンジャケットなど、防寒性の高いもの)
・セーターやフリースなどの暖かいインナー
・厚手のズボン(ヒートテックなどのインナーを重ね着するのがおすすめ)
・手袋、マフラー、帽子(耳まで覆えるもの)
・厚手の靴下
・滑り止め付きの防水ブーツ
・乾燥対策(保湿クリーム、リップクリームなど)

0℃~10℃(春の初め、秋の終わり、冬の終わり)

・ジャケットやコート
・セーターやカーディガン
・長袖シャツやカットソー
・長ズボン
・手袋、マフラー

10℃~17℃(春、秋)

・薄手のジャケットやコート、またはパーカー
・長袖シャツや薄手のセーター
・長ズボン
・ストールやベスト

17℃~25℃(春の終わり、秋の初め)

・薄手のトップス(長袖、半袖)
・長ズボンまたはスカート
・薄手のジャケットなど羽織もの

25℃以上(夏)

・半袖シャツやTシャツ
・短パンやスカート
・通気性の良い服装
・日焼け止め
・帽子やサングラス
・羽織もの(冷房対策、日没後の冷え込み対策)

まとめ

今回は、シカゴの季節毎の平均気温とおすすめの服装を詳しく解説しました。

シカゴの気候については、これまで厳しい寒さと気温、長い冬という特徴で知られてきましたが、日本ほど季節の変わり目がはっきりしていないものの、四季折々の表情を見せる魅力的な都市です。

一年の半分は穏やかな気候で過ごしやすく、一年中イベントも楽しめるなど、観光にとてもおすすめの街です。シカゴを訪れる際は、事前に天気予報を確認し、快適な滞在をお楽しみください。

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