今回特集していくのは、「その他」という意味を持つ英語表現についてです。会話や文章の中で頻繁に使用する機会がある表現ですが、どうやって英語で表現したらいいのか知らない方も意外と多いのではないでしょうか?
会話の中では、「〜などがいいですね。」や「その他もろもろあります。」などのような文脈で用いますね。文章中だと、「その他」「〜等」など文章の末尾に「そのほかにも例があります」という意図を伝える際に用いることがありますね。
「その他」英語表現
早速、「その他」の英語表現を確認していきましょう。それぞれの表現の基本的な意味を紹介した後、その表現を使用した例文と、その日本語訳を使って実際の会話の中での使用方法を確認していきます。
ここでは、以下の表現を紹介していきます。
・another
・the others/ the rest
・ …and things like that
・etc.
・the other
その他 other
「other」は、一つのものに対して、その他複数のものがあるときに使います。ちなみに、その他複数のものが何であるかは特定されません。
何かほかに質問はありますか?
一部の生徒は図書館で勉強するのを好みますが、その他の生徒は教室で勉強するのを好みます。
他のデザインを見ることはできますか?
参考資料:【テストあり】”other”と”another”の違いは?意味や使い方を例文を用いて解説
https://englishfactor.jp/media/learning/other-anothe/
その他 another
上記で紹介した「other」の単数形として「another」があります。
「もう一つの」「別の」というニュアンスで「その他の」と用いる場合に使用します。「その他複数のうちどれか一つ」というニュアンスを持ちます。複数のものの内から一つという意味ですが、その一つがどれなのかは特定されないのが特徴です。
議論するべきもう一つの問題があります。
もう一台スマホを買おうかと考えています。
コーヒーをもう一杯いかがですか?
参考資料:【テストあり】”other”と”another”の違いは?意味や使い方を例文を用いて解説
https://englishfactor.jp/media/learning/other-anothe/
その他全て the others / the rest
「the others」は、一つもしくは一つのまとまりとその他全てを分け隔てるニュアンスで使用できます。その「その他全て」が何なのか具体的に範囲が特定できる場合は、the othersを用います。また、「the rest」もthe othersと同じニュアンスで使用することができます。
私たちには4人の娘がいます。1人は日本に住んでいて、残りはみんなアメリカにいます。
残りのその他全てにこのルールを適応できますよ。
一部の紙は濡れてしまったけど、残りの紙は平気でした。
参考資料: “Another” “the other” “others” “the others”の違いは?〜GABAマンツーマン英会話が解説 |最新記事| おすすめ英会話・英語学習の比較・ランキング - English Hub
https://englishhub.jp/news/gabastyle-synonym-other-another.html
〜など …and things like that
「…and things like that」は、ネイティブスピーカーがカジュアルな日常会話の中でよく使う表現です。名詞の後ろや文章の最後につけて使用することで「〜などだよ。」や、「〜などがあるかなあ。」というニュアンスを付け足すことができます。
夫と一緒に買い物に行って、アクセサリーや夏服などを買ったよ。
〜など etc.
「...and things like that」はカジュアルな会話の中で用いられる表現ですが、「etc.」は主に、文章の中で用いられる「〜など」という意味の表現です。メールの文章や論文などの少々フォーマルな文章にも使用できます。
デジタルカメラやスマートフォンなど、お客様が欲しいものすべてを売るようにしておくべきです。
もう一方 the other
「二つあるうちの一つ」という意味で使うことのできる「もう一方」は「the other」と表します。比較しているものが二つであるときのみ使用されます。
もう一方のものが欲しいです。
別の部屋にはもっと多くの本がありますよ。
https://www.bizmates.jp/blog/sonota-eigo/
「備考」英語表現
ここまで、「その他」という意味の英語表現と、それと似た意味やニュアンスを持つ表現の使用方法を例文で確認してきました。ここからは、主に書類や文章の中で使用されることの多い「備考」の英語での表し方を確認していきましょう。
Note
一つ目の表現方法は「note」です。ちなみに、日本語の「ノート」は、英語では「notebook」と表します。「note」は、主に「注釈」「覚え書き」という意味で使われる名詞です。
研究論文や亜書籍などで使われるnoteは「注釈」という意味のことが多いですが、ビジネス英語として使われる場合は「注釈」「メモ」「短い手紙」という意味の場合が多いです。
意味の理解が難しい場合は注釈をご覧ください。
Remark
「remark」は、「〜と述べる」「意見を述べる」という動詞としての働きと、「意見」「感想」「所見」といった名詞としての働きがあります。彼は素晴らしい意見を言った。
Reference
「reference」は「参照」「参考」という意味の名詞です。
この本の最後にある参考資料をご覧ください。
参考資料:「備考」の3種類の英語表現を徹底解説!| ビズキャリ online 仕事と生活
https://business-career-work.com/bikouno3syuruinoeigo3syutuinio/
同じ意味の単語をニュアンスの違いで使い分けるコツ
日本語とは異なり、英語には「その他」という意味を持つ英単語や英語表現がたくさんあります。そのため、どの表現をどのような場面で用いるのが適切なのか、迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。
この問題が起きるのは、記憶力の問題が原因なだけではなく、その言葉に日常生活の中で馴染みが少ないからなんです。日常的に何度も表現を耳にして、何度も自ら口にすると感覚的にどの表現を使うのが適切なのか判断ができるようになっていきます。
オンライン英会話を使って日常的にアウトプットをする機会を作ってみたり、英語のドラマや映画、動画を見る習慣を毎日作って、たくさんの英語表現と具体的な場面を結びつけて考えるような学習方法を行なってみるのがおすすめですよ!
参考資料:ややこしい「その他」の英語表現をスッキリ理解!使い分けのポイントと例文 | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog
https://www.bizmates.jp/blog/sonota-eigo/
まとめ
このコラムでは、「その他」という意味を持つ多くの英語表現を紹介しました。いかがでしたでしょうか?思っていたよりも多くの単語や表現があったかもしれません。適切な場面やシチュエーションで、これらの表現を使い分けられるように頑張ってください!

出身地は静岡県の下田市です。実家の目の前にはエメラルドグリーンのビーチがひろがっています。小さい頃からスキンダイビングやボディーボードをして育ちました! フェリス女学院大学の英文科在学中にニュージーランドへ留学。そこで国際教育の重要さに気づき、横浜国立大学大学院教育学研究科へ進学。小学生の外国語教育の研究に携わる傍ら、アメリカからの留学生のチューター業務も経験。 修士課程修了後は、都内のインターナショナルプリスクールで5歳児クラスの担任を経験。外国人と日本人バイリンガルの2人体制でこどもたちと英語で探究学習を行う。日本語の授業も担当し、母語の大切さも伝えた。 現在は前職を退職し、英語を教えるだけでなく、国際交流•異文化交流の大切さをそだてるニュータイプのオンライン英会話をネイティブ講師とともに小学生に教えている。 ④ 趣味は洋楽をギターやピアノでカバーすること、ビーチでヨガ、サイクリング、ピアノ耳コピ、ダンス、犬と散歩。 夢は、英語をツールにして音楽やダンスや絵、スポーツなどの自分の得意なことを使って自分自身について表現し、世界の人と交流することを楽しいと思ってくれる子供達が増えるような「先生」そして「表現者」になること。 そしてもう一度大好きなニュージーランドにステキな家族、友人達と長期ステイすること!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.