留学における「失敗」とは？失敗談から学ぶ留学先で意識すること

留学, 失敗, ネイティブキャンプ

留学における「失敗」とは？
留学に失敗するパターンとは
留学を成功させるために
まとめ

英語を勉強している方のなかには、「留学したい！」と思っている方も少なくないのではないでしょうか？現地の大学に通う、語学学校や専門学校に行く、学業とインターンシップを同時に行う、など、どのような形であれ、日本とは異なる環境に身を置き英語を学ぶことができる留学はとても魅力的ですよね。

しかし、留学はさまざまなところに「失敗」につながる落とし穴があります。時間とお金を使って留学するのですから、できれば失敗は避けたいものですよね。そこで、今回の記事では、留学における失敗にはどのようなものがあるのか、また、失敗してしまうのはどのようなパターンなのか、そして留学を成功させるためのポイントをご紹介していきたいと思います。

なお、こちらの記事での「留学」は学生の留学だけでなく社会人留学も含みます。学生のみなさんはもちろん、社会人で英語を学びなおしている・留学を検討しているという方にとっても役立つ内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください！この記事が、みなさんが留学を決意するきっかけのひとつになれば嬉しいです。

留学における「失敗」とは？

留学での「失敗」と聞いても、具体的に何を指すのか、どのような状態を言うのかイメージできないという方も多いかもしれません。日本を離れ、現地の人と交流し、キラキラと華やかな生活を送る……留学にそんな印象を抱いている方もいるかもしれませんが、実は留学には失敗につながるさまざまな落とし穴があります。

ここからは、具体的な留学における「失敗」をご紹介していきます。

日本にいる間に英語をまったく勉強しなかった

留学が始まれば生活のすべてが英語になるのだから、日本にいる間は勉強しなくても良い、と思っている方はいませんか？そんな方は要注意です。

留学は半年や一年など、期間が決まっていることがほとんどでしょう。そのような限られた時間のなかで、英語をまったく勉強していなかった人は、日本でも身につけられるような基礎から学びなおすことになります。そうすると、日本にいる間に基本的な単語や熟語、文法を身につけてから留学した人と比較して、英語の伸びが遅くなってしまうのです。

特に社会人の方は仕事もあり、なかなか英語の勉強時間が確保できないかもしれませんが、スキマ時間を見つけてコツコツ準備しておきましょう。

留学の目的を決めていなかった

「なぜ留学をしたいのか」という具体的な目的を決めていないと失敗しやすいです。何となく海外に行きたい、「留学した」という事実だけがほしい、といったぼんやりとした理由で留学すると、留学中の勉強のモチベーションも低下してしまいます。

留学すること自体を目的にせず、留学をして何を得たいのか、留学後に経験を活かして何をしたいのかということを具体的に考えることが大切です。なぜなら、就職活動や転職活動においては、留学したことだけでは評価されず、「なぜ留学をし、留学中に何をし、何を学んだか」が問われるためです。

そのため、例えば将来は海外に関わる仕事をしたいと思っているのであれば、それに必要な資格やスコアを得られるような勉強を留学中にすべきです。また、将来海外に住みたいと思っているのであれば、現地で就職するために役立つ英語やスキルを身につけるための勉強に集中すべきです。

留学の目的を見失ってしまった

せっかく具体的な目的を設定して留学をスタートしたとしても、途中で見失ってしまっては意味がありません。例えば、語学試験のスコアを伸ばすために留学したとしても、途中でアルバイト漬けになってしまった、といったケースがあります。

特に、長期間に渡る留学の場合、当初掲げていた目的を途中で見失いやすくなります。紙に書いて見える位置に貼っておく、誰かに目的を宣言しておくなど、目的を最後まで忘れないようにする工夫が大切です。

具体的な目標を決めていなかった

目的と似ていますが、具体的な「目標」を決めることも大切です。例えば、「英語が話せるようになりたい」「英語試験のスコアを伸ばしたい」といったあいまいな目標だと、「何をもって英語が話せると言えるのか」「何点スコアが伸びれば英語力が上がったと言えるのか」がわからなくなってしまうからです。

「英語が話せる」というものであれば「カフェでひとりで間違えずに注文できるようになる」「留学先の先生との会話ができるようになる」など、「できたかどうか判断しやすい」目標を立てましょう。

英語試験のスコアを上げたいという場合も、具体的な数値目標を立てると良いでしょう。

留学に失敗するパターンとは

続いて、留学に失敗するパターンをご紹介していきます。

自分の意思ではなく誰かに言われて留学する

特に学生に多くみられる失敗パターンですが、誰かに言われてしぶしぶ留学する、というのは失敗につながりやすいです。自分の意思ではないため留学先でも積極的に勉強する気にはなれないでしょう。

留学には強い意思が必要です。そこまでの意思がない場合は、留学は時間とお金の無駄になってしまうでしょう。

日本人ばかりと集まる

留学生活の中で、日本人ばかりと集まるのも典型的な失敗パターンのひとつです。日本人同士で集まれば、会話は自然と日本語で行われるでしょう。語学力を向上させられないだけでなく、現地にいるからこそできる異文化交流・理解などの機会も逃してしまうでしょう。

日本人と話すことは精神的な安心やリラックスにもつながります。ですから、日本人とは絶対に集まるなとはもちろん言いません。日本人と「ばかり」集まらないように気にしてみてくださいね。

帰国後に「留学先で何をしたか」が言えない

帰国後に、留学の経験を就職活動や転職活動に活かしたいと考えている方は、「留学先でどのような経験をするか」ということを常に頭に置いておくことが大切です。

先ほども述べた通り、留学する人が増えている現在、「留学した」ということだけでは企業は評価してくれません。企業にとって魅力的な具体的な経験を重ねることが大切です。

留学を成功させるために

ここまで、留学における失敗や陥りやすいパターンについてご紹介してきました。ここからは、留学を成功させるためのポイントを解説します。

留学の目的を明確にし、それを達成するという強い意志を持つ

先ほどから何度も述べている通り、留学において「何をしたいのか」「なぜ留学するのか」という目的をはっきりさせておくことはとても大切です。

目的が決まればそこから逆算して、留学中に日々何をすればよいのかが見えてきますし、留学後にそれが達成できたかどうか振り返ることもできます。

そして、目的を決めることと同じくらい重要なのが、それを達成する・やり遂げるという強い意志を持つことです。特に長期留学の場合は、途中で目的を見失ってしまったり、自分に対して甘くなってしまうのも珍しくありません。長期留学の場合は、3か月ごと、半年ごとなどに目的を振り返る機会をもうけるのも良いでしょう。

勉強に集中し、遊ぶ時間とははっきり区別する

留学生の本分は勉強することです。まずは現地の大学や語学学校の授業に集中し、予習復習を忘れないようにしましょう。そして、留学をしていると同じような留学生や、現地の学生と親しくなることもあるでしょう。彼らから遊びに誘われることもあるかもしれません。

異文化を知り、日本人以外と交流することは大切ですので、絶対に遊ぶな、とは言いません。ただし、遊んでばかりで勉強の時間が取れなくなってしまっては本末転倒です。試験前などは誘われても断るくらいの強い意志を持つことが大切です。

積極的な姿勢を持つ

留学中は、何事にも積極的に挑戦してみましょう。大学や語学学校の先生に一日一回は質問する、図書館に行って本を借りてみる・自習してみるなど、学校に通いながらできることはたくさんあります。

また、授業中のディスカッションなどにも積極的に参加しましょう。間違えるのが怖い、と思う方もいるかもしれませんが、学校は英語を勉強しに来ている場所ですから、間違えるのはまったく恥ずかしいことではありません。

また、学校外でも、現地のレストランに行ってみる、国内旅行をしてみるなど、留学しているからこそできることをやってみましょう。

まとめ

いかがでしたか？今回の記事では、留学における「失敗」とは何か、「失敗」につながりやすいパターンにはどのようなものがあるか、そして留学を成功させるためにできることなどについて詳しくご紹介していきました。

留学はほとんどの場合が、多くの時間とお金をかけて行くものです。せっかく留学できるチャンスを得たのであれば、その機会を無駄にせず十分に活かしたいですよね。今回の記事でご紹介したようなよくある失敗パターンから学び、ぜひみなさんの留学準備に活かしてみてくださいね。

一言で「留学する」といっても、ただ海外に行けばよい、現地の大学や語学学校に通えば英語を話せるようになるというわけではありません。何も考えずに留学すると、今回の記事でご紹介したような失敗をしてしまうかもしれません。

留学での失敗は、さまざまなものがあります。シャイで引っ込み思案な方は寮やホームステイ先にこもりがちになってしまい、十分に英語に触れる機会が得られないかもしれません。また、社交的なタイプの方でも、遊ぶことばかりに積極的になってしまい、勉強がおろそかになってしまうという可能性もあります。自分はどのようなタイプなのか見極めることも失敗を防ぐ方法のひとつです。

他の人がどのような部分で失敗しているのか、自分はどのような失敗をしやすいのかということがわかれば、それを活かすことができますし、コツをおさえながら留学すれば、しっかりと英語を身につけることができるはずです。

また、記事内でもご紹介した通り、留学を成功させる重要なポイントのひとつが、「留学前、日本にいる間の準備」です。日本にいる間にまったく勉強しなかった人と、準備をしていった人では、留学中・留学後に大きな差が出るでしょう。

とはいえ、自分ひとりの力では英語学習が続きそうにない、途中であきらめてしまいそうと思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください！レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。日本にいるときからネイティブと英語で話すことを練習しておけば、実際に留学した際も怖がらずに話すことができるでしょう。

ネイティブ講師は英語学習のプロですから、今回ご紹介したような留学で失敗をしないためにはどのようにすればよいのか聞いてみても良いですし、留学中のポイントなどを聞いてみるのも良いのではないでしょうか。ぜひ、みなさんの英語学習にレッスンをフル活用してくださいね。

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