マレーシア留学で英語力を伸ばす!費用やメリット等を徹底解説!

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マレーシアとはどういう国?

東南アジアに所在するマレーシアは、タイ、インドネシア、ブルネイと国境を接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接している国です。

マレー、中国、インド、ヨーロッパの文化的影響のある地域として知られ、平和で多彩な文化が混ざり合う魅力的な国です。首都のクアラルンプールも、東南アジアの大都市には珍しく清潔で治安がいいことが特徴です。近年は交通インフラ開発が進んでおり、市内鉄道やモノレールはじめ高速道路網の整備などが著しいです。

またクアラルンプール国際空港はヨーロッパとアジア・オセアニアの中継地点として機能しています。ここ2年の経済成長率も高く東南アジア有数の近代都市となっています。

気候

マレーシアは赤道に近い熱帯雨林気候で、年間を通して降水量が多い常夏の気候です。首都のクアラルンプールの平均最高気温は31℃~33℃、平均最低気温は22℃~23℃と年間を通じてだいたい同じ気温です。

年中真夏なので日中は日差しが強く、街を歩く際は、帽子、サングラス、日焼け止めが必要で、熱中症対策としてこまめな水分補給をしましょう。東南アジアはどこも同じですが、建物の中は冷房が効いていて寒く感じることもあるので、上から一枚羽織る上着があると安心です。夕方頃にスコールが降ることがありますが、日本の梅雨のように一日中雨が降り続けるようなことは滅多にありません。

文化

マレーシアは国民の7割がマレー系、2割が中華系、1割弱がインド系の多民族国家で、言語、宗教、食事、生活習慣など多様な文化が交わっています。マレーシアの公用語はマレー語ですが、さまざまな民族がそれぞれの言語を使っています。

そんな中で、英語が多民族間のコミュニケーションのためのツールの役割を担っています。街中では英語が使用されているように、マレーシア人にとって英語は生活に溶け込んでいる言語です。

物価

エリアによって違いはありますが、一般的な物価は日本の3分の1くらいです。特に食料品などの生活必需品は安く、米、小麦粉、肉、野菜など主要食品や調味料類には軽減税率が適用されています。

また、モノレールやバスなどの公共交通機関も軽減税率の適用対象となっており、安価に設定されています。一方で、日本の駐在員が住むコンドミニアムや、高級ホテルが多い場所などは、物価が高めに設定されています。

マレーシア留学の概要

留学といえば、アメリカやオーストラリアのような国や、アジアではフィリピンを選ぶ人が多く、留学先としてのマレーシアはまだまだ知名度が低いです。

ここでは、まだ日本人留学生の少ないマレーシア留学についての基本情報やメリット、その理由、注意事項などをご紹介したいと思います。地域選びで失敗して後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

マレーシア留学の主要な都市

クアラルンプール

クアラルンプールは東南アジアで有数の観光都市です。KLと省略され、豊かな緑と高層ビルが立ち並ぶ東南アジア有数の近代都市の1つです。マレーシアの経済の中心で、行政政治の中心プトラジャヤ特別行政区とは高速鉄道で結ばれています。

多民族国家マレーシアの首都らしく、平和で多彩な文化が混ざり合う魅力的な街です。東南アジアの大都市には珍しく、市街地が清潔で治安がいいことも特徴的で、最近では短期の語学留学先としても人気です。

コタキナバル

コタキナバルは、東マレーシア最大の都市です。海に面した開放的な街で、マレーシアを代表する観光都市として世界的に知られています。

高級ショッピングモールや高級ホテル、地元民でにぎわう市場などが共存している活気に満ちた都市です。コタキナバル国際空港は、マレーシア国内で2番目に利用者が多く、世界中の主要都市とも直行便があるのでアクセスも大変便利です。

その他の人気都市

その他の有名な都市としてはペナン島があります。マレー半島の西方、マラッカ海峡に位置する島で、住民は華僑が多く住んでいます。街並みも中国文化の影響を強く受けていて、中華料理や飲茶の店があちこちに立ち並んでいます。

「東洋の真珠」とも呼ばれるマレーシア随一の観光地で、世界遺産に登録されているジョージタウンと、島の北部に高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチがあり、島の中に新旧の文化が調和しています。

マレーシア留学のメリット

近年、マレーシアを語学留学先として選ぶ人が増えています。留学先選びは重要なので、後悔することのないように、メリットとデメリットをしっかりと考慮しましょう。

マレーシア留学センターやマレーシア留学ネットといった、マレーシア留学をサポートする機関も存在するので、迷った時は相談してみましょう。

費用面

マレーシア政府の厳しい審査や大学間の激しい競争によって、大学の教育レベルは世界でもトップクラスであるにも関わらず、学費は欧米留学の半分以下です。

物価も安く、特に野菜や果物などの食料品はかなり安いので、かなり生活費を抑えることができます。学校に通うのであれば、 観光地やレストランで学割が使える場合があります。このように欧米への留学と比較して、費用面では大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

実践的な英語環境

マレーシアの公用語はマレー語ですが、マレーシア人の英語力は、英語を母国語としない国々の中で上位に入るといわれています。マレー系や中華系、インド系など、多くの民族が共存している多文化国家であり、共通言語として英語が話されているからです。

一方、デメリットとして英語ネイティブの国ではないので、発音も欧米のものとは異なることがありますし、文法があまり守られていないところもあります。

しかしアメリカとイギリスでも異なるように、英語もそれぞれ異なった特徴を持っているので、マレーシアの英語もそのうちの1つなのです。

多様な文化との交流の機会

多民族国家であるマレーシアでは、民族ごとに信仰している宗教が違い、社会の中で共存しています。そのため、お互いの文化、宗教、生活様式を尊重し大切にしています。こうした多様な文化に触れることができるのも、マレーシアを選ぶメリットでしょう。

食文化も豊かで、アジアらしい食材や中華料理、インド料理など、バラエティ豊富な料理も楽しむことができます。もちろん日本食も人気で、マレーシアに進出している有名チェーン店がいくつもあります。

マレーシア留学にかかる費用

欧米と比較して費用の安いマレーシアですが、具体的にはどのくらいかかるのでしょうか。ここでは1ヶ月ほどの留学と、大学に留学する際の費用について見ていきましょう。

短期留学と長期留学の費用目安

マレーシアに1ヶ月の語学留学をする場合、一般的に航空券や保険などの移動にかかる費用が約10万円、学費が約10万円、宿泊費や生活費などの滞在費用で約10万円、合計30万円ほどと言われています。もちろん航空会社や宿泊のグレードにもよるのですが、欧米と比較すると格安での留学が可能です。

またマレーシアの大学への留学費用は、私立大学で年間100万円前後、国立大学で約30万円とこちらも非常にリーズナブルです。欧米では年間約250万円かかることを考えると安く抑えることができます。

もちろん大学の質は高く、充実した環境でグローバル社会で通用する教育を受けることが出来ます。滞在費を含めてだいぶ安くなるので、予算の問題で留学を諦めていた方にも可能性があると思います。

生活費やその他必要経費

マレーシアではホーカーと呼ばれるフードコートがあちこちにあり、1食300円程度でサテーやチキンライス、麺などを食べることができます。毎日外食でも飽きることがなく、特に贅沢をしなければ、1ヶ月3万円程度で済ますことが出来ます。

また、必須アイテムの携帯電話ですが、毎月1,200円ほどでデータ量無制限プランを利用出来るので、日本のキャリアよりもだいぶ安価な設定です。

さらに公共交通機関も日本と比べると約5分の1程度です。MRTやモノレールなどの初乗りは30円ほどですし、タクシーも初乗りは日本円でおよそ100円と安く、生活費もだいぶ抑えることが出来ます。

留学に必要な手続きと注意点

マレーシアに留学する際はビザが必要ですが、ビザの種類は通う学校や留学期間によって異なります。こちらのページでは、留学の際に必要となるビザに関して説明します。

ビザの要件

90日を超える留学の場合は学生ビザの申請が必要です。学生ビザを取得すれば、勉強だけでなくアルバイトも可能になります。学生ビザは、原則的に通学の期間に合わせて期間が決められ、最大滞在期間は1年間、延長手続きをすれば最長2年間の滞在が可能です。

治安情報と安全対策

東南アジアの中で、マレーシアの治安は良い方ですが、外国人がタクシーに乗る場合ぼったくりなどにあうこともあるようです。日本人や外国人が大勢住むエリアは安全性が高く、日本人向けのお店も集まっていて便利です。

しかし、その分家賃は高く設定されています。安全といっても、外国なので、当然最低限の防犯意識をもって生活する必要があります。

現地でのコミュニケーションや生活のヒント

マレーシアは多民族国家で、民族ごとに信仰している宗教が違うため、お互いの文化や宗教、生活様式を尊重し大切にしています。例えばイスラム教寺院を訪れる際には、肌の露出を抑えた服装を用意します。

また左手は不浄なものとされているので、現地の人に物を渡す場合などは右手を使います。また食事もイスラム教では豚肉が、ヒンドゥ―教では牛肉がタブーとされていますので、マレーシアのレストランは、宗教の食に関するタブーに配慮したメニューを提供しているところもあります。日本ではなかなか気にすることはありませんが、マナーやタブーなどには注意が必要です。

まとめ

マレーシアは長年移住先として人気がある国で、最近では留学先としても人気を集めています。物価の安さだけでなく、温暖な気候、多様な民族と文化、英語の普及率など、魅力がたくさんあるので、語学留学先として検討してみてはいかがでしょうか。

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